ハイウェイ・クラブDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 甘い味だけ していた 夜は まるで隠し事 雨が言葉も奪って ワイパー 右へ左へ動いた 浮かびあがる 鉄塔の影 突き刺す カミナリ 飛んで消える ライトの声 形もないまま 頭の中 誰かの指 オルガン弾いてた 飛びこむ トンネルの手前 手招きしてるよ スピードは切り離され まばたきさえ忘れる しびれる夢の先は 光の墓場さ おいでよ ハイウェイ・クラブへ スピードは切り離され まばたきさえも要らない 溺れるように うっとりと ハンドル 離して おいでよ ハイウェイ・クラブへ |
NANANA FLAGDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 血の気ない荒れ地に いつだって ひとりきり 容赦なく 吹く風 砂ぼこりの中に 見えない敵にらむ その目は 生きてた 握りこぶしは 空を切るだけ 倒れこんでも それでも確かに NA NA NA 信じるものは ひとつ 自分の旗を 立てろ! NA NA NA 果てしない荒れ地に 灼熱の太陽 もう 笑うしかないぜ 立ち上がる 傷だらけでさ のたうち回り 涙も枯れて それでも確かに NA NA NA 風の中で美しく 翻る旗を立てろ! NA NA NA 本当の声がたとえ 誰にも聞こえなくても 歌いつづけろ! NA NA NA Oh Yeah! |
ドーナツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 甘いもの いま 食べてやりたいのさ 自転車ぶらぶら 波をうつ 悪いこと いま してやりたいのさ どきどきするような ひみつの ねぇ 終わりのない 夏休みみたい なんとなく つまらない どうしたらいいの? わたしはドーナツ からっぽなだけの ドーナツ さみしがり屋 ぽっかり 穴のあいた 体を だきしめて そのときの 涙だけが わたしなの 水玉の模様 夕方から夜へ 放り投げた 言葉たち キスしてる間 うしろでぼんやりと 浮かんでる 雲のこと 一秒前は もう化石になった でもどうして 旅に出たいなんて 思うのかしら わたしはドーナツ 甘ったるいだけの ドーナツ うぬぼれ屋 あちこちつけた 飾りをとって まっすぐ 見つめていて そのときの 涙だけ 本当なの そう わたしは ドーナツ |
泥んこベイビーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ぐらぐら 渦巻く 誰の街? だらだら 風吹き 歩くだけ 歩道橋から風船とばして 泥にまみれた気分で 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー ふらふら 太陽 にじむ街 乾く目を 細めて 歩くだけ 鉄の階段にただ降る雪 悲しむなんて出来ない 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー ぐらぐら だらだら ふらふら ゆらゆら ぐらぐら だらだら ふらふら ゆらゆら 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー 何もかも わからない わからないから 踊るだけ 踊るだけ 踊るだけさベイビー |
ドラキュラ・サマーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Yeah! 凍てつく夜に 白いけむり吐いて うごきだしてる ドイツの車でゴロゴロ 夏の太陽 見に行く旅へゴーゴー・ゴー 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ Oh Yeah! 錆びつく銀の メロディー溶かす カーステレオ トマトジュース 空き缶ゴロゴロ サングラスはとびきりでゴー・ゴーゴー・ゴー けむり 太陽 それだけがロマンチック 旅は おわらない ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ 天国なんてありはしないよ 見せておくれよ しあわせ燃やして 欲しいものは どうしてなくならない? 灰になるまで ドラキュラ・サマー! ハウ・ハウ・ハウ |
DRY DRIVEDrop's | Drop's | 中野ミホ | 荒谷朋美 | | クリスマスみたいな スカートはいて こわれたロボットの レコードをまわすモーニング かわいたハート あのこが鳴らす エレキギターは車みたいな音 どうしても戻れない どうしても あの場所へは ひどい天気ね うんざりしちゃうワ だから気取って 大きな帽子でもかぶろう 夜になったら あきれるほど ハッピーな 電話をちょうだい 3、2、1で一斉に 青いロウソク吹き消して かわいた ドライブの はじまりさ それでかまわないから スピードを上げてよ じゃあね ベイビー ゆるして ベイビー 白い帽子 うしろへとんでゆく 緑のアイ・シャドウ 無敵の気分 ハーモニカ鳴らそう どうしても戻れない どうしても あの場所へは たのしくて つめたいの ふりむき言うわ さよなら 3、2、1で一斉に 青いロウソク吹き消して かわいた ドライブは とめられない! カーブを曲がる度に 一つずつなにか落としてくよ じゃあね ベイビー ゆるして ベイビー 白い帽子 もう どこにも見えない |
どしゃぶりDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路上を うつろう 灯りは キャンディ色に ぬれてまた 傘をひらくわ 雨のなか 聞こえる オーケストラ! 絶え間なく すべて平等に 降りそそぐ 遠いところで海になる 「ああ がんばれなんて 言わないでほしいの だけど めいっぱい 褒めてよ」なんて ゆうべ 書いたけれど ざぶり ざぶり 鳴りやまない どんなふうに 言えばいいの? ひとりきりの まんなか それは 雨のなか 通りのタクシー! 水しぶき ぜんぶぜんぶ 隠してしまう 行方知れずの 音符がとびちる ああ 気づいてよ 壁のいろ 靴のいろ だけど この街に あなたは いないの そう はっきりわかるわ ざぶり ざぶり 鳴りやまない 誰にも聞こえない口笛 吹きならし せめて気取らせてよ わたしだけ ざぶり ざぶり 鳴りやまない まだ聞かせて オーケストラ! このままどこへも帰れない 雨のなか |
どこかへDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | もし 世界中を敵にしても かまわない 寒い日にみた夢の 話をしよう ほおづえついて どうして見つめる間 宙ぶらりん くすぐったい 誰も知らない言葉 交わすふたりは ふたりだけ もし 今日 目の前が まっくらでも 味方するよ もらった手紙は全部 引き出しにしまってる でも やっぱりすこし 温度をわけてください 途方に暮れるほどに 晴れた空 わたしの心 風に吹かれて もし どこにも 永遠がなくても 今は 知らないふり 最終電車 飛び乗り 行くからね ドアを開けたら ぎゅっと だきしめて ねぇ すこし笑って 明日出かけよう どこかへ |
トラッシュ・アウトDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜の奥で 待ってる魂 ギラつく両目あけて そいつに火をつけるのさ 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる 優越感 劣等感 絡みついて離れない でも 今だけは そうさ 脳みそを解放したい! ギリギリのところを いつでもさまよってる 全てかかえたままで ダンス ダンス ダンスするのさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない 見たことない場所へ 行きたいと思ってる 終わりは今だけは ない ない ないことにしてさ はじまりは今 何もかもを捨てたなら どこへだって行けるさ 嘘も本当もとびこえる はじまりは今 何もかもを捨てちまえ どこへだって行けるさ 嘘も本当もありゃしない |
天使の雲Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | つめたい床寝ころび そのままで床になったのさ 甘いにおい 炭酸の泡 遠く すべりこんだ地下室 輝いてた言葉を見たよ それ以上はなんにもなかったけど どうして こわしたくなる? わからないんだ 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして 終電車のむこうに 知らない国があると思ってた 国境にはなぜか さみしい歌 どうして 答えなんかは ほしくないのに 天使の雲 世界は むずかしいから めちゃくちゃにしたあと やさしくさせて 天使の雲 おしえて 心のゆくえ 今夜 一度だけさ ウインクして |
天使とラストシーンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 遠い国の そのまた向こう 涙する 甘い ラストシーン エンドロールが 終わる頃に 思い出す あぁ 自分だった 電源入れ直して 息を吸う 街 暮れかけて 帰りたくないよ こんな気持ち せめて今すぐ あなたに話したくて とべない羽根 ぶら下げて Sweet swinging darling あらわれて これだけは 本当 あなたがわたしの 天使なんだよ 遠い国のヒロインみたく 堂々と あぁ 歩けたらね 寒空 喫煙所であなた ちょっと 笑ってる 急に ひらめいて わざと遠く 駆け出すから 追いかけて 赤いマフラー 見えないドレス ひらめかせ Sweet swinging in the night 踊るように クリスマスが終わっても 悲しまないように つかまえてほしい 息を切らし たどり着いた 屋上は あぁ なんてきれい ふたりの このシーンよ 終わらないで 願うけれど とべない羽根 やさしくて Sweet swinging darling 見つめてる これでやっと気づいた どんなラストシーンより 今が好きよ 見えないドレス 抱きしめて Sweet swinging in my life まっすぐに 明日から また このわたしを生きるのは わたしだけだから |
テキサスの雨Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 何もない それが見たかったの 白いサテン 砂の花模様 あいつもきっと ここまでは 追っては来れないでしょう 裾を踏み ゆがむ地平線 焦げつくハート 横たえて たずねても 答えはないの 空はいま ただ四角 それでもまだ あこがれたテキサスの雨 砂の粒 すべり落ちてゆく 目を覚ます あいつが来る気配 本当に大事なことは しまっておくのよ 誰もさわれない ざらざらの破片をにぎって 焦げつくハート 抱きしめて 走りだす 四角のなか 空がいま 雨おとす 踊り踊らされ また踊ればいいよ 捕まりや しないわ ぬかるんだ 足もとだって 少し笑って たずねても 答えはないんでしょう 降りそそぐテキサスの雨 |
Tシャツと涙Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | いまは涙 こらえないで わたしのTシャツで ふいてね こわれかけた ビニール傘ひとつ うまく 言葉 見つからなくて 遠まわりしよう わたしがさすから 紺色 夏のはじっこ 甲州街道は ビー玉のかけらの雨 忘れてた波がふと バス降りたとこで 押し寄せても いまは涙 こらえないで どこにも 行けずに 下向くまつげ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね ねぇ ふたりの ベランダ咲いた 花も いつか 懐かしい こわれかけた ビニール傘どっかに 置いてきたみたい 手を取るよ いまは涙 こらえないで 何より つよいよ 信じておくれ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね |
DIRTY SmokeDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, アイム・ウォーキン ぐるぐる つぎはぎだらけのメタル・シティ 狂気も正気も ビルも団地も 宙に浮いて どこかで ギラリと光るナイフ 暗闇で 絶え間なく 燃え尽きる煙草 知らないことが多すぎるよ 舌打ちばかり 「全然たりないよ」 けむるダーティーな夢とリアルをおしえて どこまで行っても なにかもの足りないのさ 本当はなにが欲しいの? わからないわ 今すぐ ダーティーに染めてみせてよ ダーティーに染めてみせてよ |
ダージリンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ある朝 天気雨 まぼろしに過ぎて 風は十月の絵の具を たっぷり含んだ 絵ふでね 一幕のお芝居 わたしはいるみたい あなたの部屋 きっとまだ カーテン閉めたままで つぎのシーン 台詞は 「さよなら」 どうしてだろう 言えそうもないのにね あの日のハートは 三拍子 枯れ葉がスローモーションで 降った 窓ぎわに ダージリン 向かい側の椅子を ながめてた 「さよなら」 つぶやいてみた 坂道くだるバスで もうすぐきっと ラストシーン ひとすじの涙が こぼれた |
ダンス・ダンス・ブラックホールDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 真っ黒い夜が今日もやってくる ブーツの縫い目はどこまでも続く ステップ踏んで階段を降りたなら さぁ出掛けようよ 素敵な星のライト 行き先は宇宙の果て いかしたダンスホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール アタマの中のごちゃごちゃの場所から 手足が生えて 掻き鳴らしてるギター 走る電車のリズムに乗ったなら 銀河の渦に巻き込まれればいいのさ 行き先は宇宙の果て 漆黒のダンスホール くだらないことは全部 吐き出していくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 終わりのない ブラックホール くだらないことは全部 吐き出してしまうのさ あなたとわたしで 踊ろうよブラックホール くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊り狂う 朝は来ない くだらないことは全部 飲み込んでいくのさ あなたとわたしで 踊ろうよ ブラックホール |
誰も知らないDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 居眠りしてる間に なんだか 世間は遠く ココアの缶 飲んだっけな 口の中 甘かった どこで線を引いたろう 考えたくないね でも 笑ったあと さみしいのは 何もないからだろうか だからさ 遊びにゆこう 白くとがった 木々の森を抜けて 夜の両手 幕をひろげ ちりばめた 電飾の星くずになるのさ 壁にもたれ もう 一日過ぎてゆくよ 捨ててしまうのは こんなにも 簡単なのかい だからもう 遊びにゆこう 羊の毛のマフラー 顔をうずめて ダイヤモンド 粉々になって 眠る街 どこかにあるかも なんてね ああ 目をつぶって 流れてゆくのを 感じる 自由も永遠も なくていい でも 光を見たいよ 今からさ 遊びにゆこう 銀色に凍る ビルの森を抜けて 恋は燃えて 誰も知らない 知るはずない 電飾の星くずになるのさ |
ためいきDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ためいき 夜霧をすべるリズムで ひとり 黒いドレスで 踊るの さみしさは ピアノの音 白と黒の階段を 順番にのぼってゆくのよ ぽつり照らす 街灯のスポット・ライトで 甘いターン かけだすステップ エナメル・シューズで なにひとつ 要らないわ こんな気分だけで 心のなか 拍手喝采! そして ためいき 数えきれない 星だけがきらめいて 名前のない夜 手のひらにのせて 針を落としまわすの 誰ひとり 聞こえない言葉 交わすよ 夢のように 拍手喝采! 甘い ためいき なにひとつ 要らないわ こんな気分だけで この夜へと いつかあなたが 迎えに来て |
太陽Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 心のなかは いつでも変わりつづけてる ぐるぐるしている 傘をひらいたりとじたりして 陽の光が影をつくる 信号が変わって 電話が鳴るよ みんなどこへ行くの? 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ 時間の流れと 人の流れに のまれて ゆれて やりすごして 正しさはいつも すりぬけていく この街の中 涙はどこへゆくの? 暮れゆくビルの影がうかびあがる時 どこかの砂漠の 夜を想うよ 風が生まれる場所をさがしに行くのさ 飛びたつことはできなくても 自分はいつでもずっと ここにいるのさ 何気ない あなたの言葉が たぶん愛なんだと思うよ 夜が明けても降り続ける雨が 行けよ と静かに言うのさ この心も この体も どこかへつながっている 未来とよばれる どこかへ 風が生まれる場所をさがしに行こうよ 地下鉄の駅 涙がでるけれど すべてはきっとつながっているのさ 何気ない あれやこれやが たぶん愛なんだと思うよ |
空はニューデイズDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | たいしたことじゃない 思えば思うほど 堂々めぐってしまうよ 通りを渡れば 季節がふりむいて 「きみのビートは どこいった?」 いますぐ 電話するから さよなら 風船を 全部とばして 逃げだそう たどり着いたら そこでキスしたい 空はニューデイズ たいしたことじゃない あなたがそう言えば そうだね サンドイッチでも 買いにゆこう 新しい靴 笑っちゃうね 誰にもじゃまはできない さよなら 息を吸って ふたりで逃げだそう たどり着いたらまた始めよう このビートで 1, 2, 3, 4 さよなら 風船を 全部とばして 逃げだそう たどり着いたら そこでキスしよう 空はニューデイズ |
STRANGE BIRDDrop's | Drop's | 中野ミホ | 荒谷朋美 | | ヘイヘイ 派手な色のシャツ着てウォーキン (ウォーキン) 重たい曇り空だけつづくウォーキン (ウォーキン) 今日も明日も働きたくない レモンジュースの缶がまぶしい シュワシュワ チカチカ してるぜ 見たこともないあいつが飛ぶ まぼろしみたいにビルのあいだ 羽をひろげ ギラギラギララ どこへともなく消えていったわ ヘイヘイ ありとあらゆる動物たちのダンスホール (ダンスホール) なんにもやる気がおきない昼間のソファー 夢のダンスホール (ダンスホール) 今日も明日もずっとねむたい ねむたいな はやい車でどこかへ連れていってよ ドライブしたいわ! Oh Yeah! た・い・く・つ から ぬけだして チープなおもちゃに 囲まれてあそぼう いつのまにやら 夢からでてきて どこ行くの 誰にも気づかれず 虹のなかへ ついてゆきたい 跳んではねて わけのわからない 色を ぬるのよ |
Stage DogDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 目がさめて 何か足りない ああ 焦げついたように 光るのは カミナリ ぐらぐら 何か起こりそう? 頭上切り裂く風 暗闇のジェット機 ハイヒール 走る音 握りしめて どこへ行こう ギラギラ 夢がある 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ 白い声 息をしてる どこかで信じてる つめたい道路にたおれても その先で 光るよライト ざらつき走り去る 苛立ちのメタリック 這いずり回るだけさ むきだしの犬のように くらくら 牙をむけ 夜がはじまる音がする スピードに気をとられ 見えなくなるその前に 思い出してよ あのときのイメージ ギラギラ 夢をみてる 全てひっくり返すのさ 今すぐに やらなくちゃ あんたにしか出来ないって そう言っておくれ 震えてるステージ |
SWEET JOURNEY BLUESDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ 時は白い胸 窓の光 そう いつもの部屋 燃えているストーブ とまらない季節と ひとつの心臓をにぎりしめ そのままみつめて 書くよラブレター テーブルの上 どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 恋するように ずっと スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース 駐車場 見上げた 星はひとつじゃなかったよ やっぱり連れていこう ポケットの中 笑えるような思い出を どこへ行こうか マイ・ソウル あめ色の風にのって 沈黙 うつくしい この街をあとにして どこへでも行こう もうドアはとっくに ひらいているってわかるよ 口ずさむのさ スウィート・マイ・ジャーニー・ブルース |
十二月Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 息を吸えば 肺が凍りそう 透き通るガラスの にぎやかな街 頭のなかに ささくれた優しい ハーモニカ聞こえて 道路をわたるよ 覚えているわ 写真にはうつらない かけおりた階段 西陽のカレーライス あのとき 何を話したんだろうね 今はきっと誰にも わからないでしょう テレパシーはもう たしかめるすべも消えてしまった ねぇ どうして 変わってゆくの? どれだけ考えても わからないの もうぎゅっと抱きしめても すり抜けてゆく 十二月 夜を横切る 急行は雨 流れてく点線 降りてゆく人 あのとき 書いた 歌だけが なぜかしら あざやかで うつむいて しまうのです そうねきっと 私はあなたで あなたは私だったね ねぇ どうして 変わってゆくの? 少しだけ笑って 手をはなした もうきっとかえらないと 言えないけれど わかっていたの きらめく街の流れ そのどこかでそっと 立ちどまっても どうしようもなく すべては 過ぎ去ってゆく 十二月 |
JET SPARKDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 天気がよければ気分はいい 小さめのジェット機でとぶ つまらないことはしたくないのさ! Yeah 気にしないで 新しいとこへ行こう 重たすぎる 鉄のブーツ おもいきり ふみならして あふれだす自由が 瞬間をみたしてる スパークして とめられない 宇宙に骨を撒いてほしいって 真面目な顔で言うけど それはちょっと さみしいって思わないの? Yeah 笑っちゃうくらい 痛快に 今までにないくらいハッピー 右も左もわからない 黒いギターも白いギターも 電気ビリビリさえてるぜ スパークしてやってくる Yeah しびれる 楽しくってしょうがない! エネルギーがふしぎとわいてくるのはなぜ 昼だか夜だか何曜日だか わからないくらいキラキラしてる スパークして目がくらむ |
C・O・F・F・E・E・EDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 屋根裏部屋のネズミが ホットケーキかじってる お気に入りの喫茶店 こんど連れて行ってあげるわ あっちこっち ぶらぶらと 知らない道 たのしいね 扉のむこうはクラシック マダムのおしゃべりなんか聞きながら あなたはいつも カッコつけて だけどとっても 寒がりね ベイビー まっくろい コーヒー 気取ったふたり お似合いね 味なんか コーヒー 本当はちっとも わからない C・O・F・F・E・E・E ぴかぴかの革靴 お揃いで道に迷ったら 何周でもぐるぐる ちょっと不思議な裏通り 白黒映画にあこがれて マッチ擦ったら 市松模様 ベイビー まっくろい コーヒー のぞくよまんまるの闇 冷めないで コーヒー ふたりほおづえついてる まっくろい コーヒー クラシックに飽きたなら 飲みほして コーヒー さあ どこへ行こうか C・O・F・F・E・E・E C・O・F・F・E・E・E いつも こんなのがE・E・E あなたと散歩とコーヒー |
三月のブルーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 帽子 なおして ひとり 汽車を降りた ふいに あざやかな 三月の潮風 あの日 あなたが 写したポラロイド 色あせてたはずの 海猫 呼ぶほうへと ひろがる 深いブルー 涙まで さらって 遠ざかる 船のきらめき いつまでも 見てるの 白い貝がら どこへ なくしただろう 耳をあててみても もう 何も聞こえないけれど あなたの笑顔の その奥 深い場所へ どうすれば 届いたの? 強い風 帽子が舞い上がった とんでけ どこまでも 涙まで さらって 遠ざかる 小さな恋に さよなら つぶやくわ |
さらば青春Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | 冬の光 窓から こぼれる午後 ほおづえついて ララララ いつの間にか 時間は流れて いろんなことに 慣れてしまった 大好きな 冬のにおい 街へとけてく とけていく さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人になるのさ 十二月は あまりにも きれいで ポケットに手を入れて ララララ 何億年も前の 星の光が またたいて 何も言わず さらば青春よ どうか許しておくれ 連れてゆくわ 光と影のブルーズ さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 大人に さよなら あの日のわたし さよなら 透明な時間 じわじわと でも確かに 変わってゆくのさ |
コール・ミーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を渡るよ とまらない波のなか 消さないでおくれ 呼んでおくれ この名前 こなごなにくだけて しまいそうな夜 どうしてあなたは こんなとき居ないの? 流れてどこへ行く 銀色のつめたさ 流線形のやさしさよ けむりの速さで沈むとき きれいなさみしささえも 奪われてしまうの? だから コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの ざらつく温度だけが たしかに胸を撃ち抜く 夢をみせてよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけてよ 抱きしめにきてよ 赤・青・黄をくり返し 変わり続けるけれど 時計も砂漠もビルもすべて飛び越えて 涙がこぼれる ばらばらにちぎれて しまいそうな すべてをかかえて きらめく 歩道橋を越えるよ うごきだす波のなか ひとつずつ輝く いちばん早い バスで行くよ すぐに コール・ミー・ベイビー コール・ミー・ベイビー 一度だけでいいの 踊りだす 欲望だけが たしかに何か動かす 夢をみようよ いつでも すべて吹き飛ばすような 輝きで すぐに見つけるわ 抱きしめにゆくわ |
コーク・エイジDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh Baby 新しい時代 目の前なのさ コーク・エイジ Oh Baby 転がり続ける そうさ時代の風のなか 叫べ Oh Oh Baby 転がる街で 夢は見ないのさ今日も Oh Baby 道路 白線の上 流れるコーラの味 叫べ Oh Oh Baby 飛び込む地下で 両目をみひらけ さあ Oh Baby 擦れたタイヤの 真っ黒い跡みたいに 叫べ Oh Oh Baby 何をしたって 結局はひとりなのさ Oh Baby ゆく道はひとつ それしか見えないんだ 叫べ Oh Oh Baby 新しい時代 目の前なのさ コーク・エイジ Oh Baby 転がり続ける そうさ時代の風のなか 叫べ Oh |
こわしてDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 意味なんてないような プラスチック・ネオンの あふれる夜の底 しめりけ含んで ぶら下がる じりじり削られる 呼吸を見つけて 何にも言わずに お願い ベイビー、明日をこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ 振り向かず ぐさり刺す 月はナイフ ちゃんと血が流れだしてる 答えを探しても 電車は走りつづけ どうしようもない熱で ベイビー、わたしをこわして 朝のない国までゆこう 誰にも知られないで 時間も距離もなくて 地平線 あつく 流れ 嵐を抜けてゆこう 誰にも知られないで 目を見て そのまんなか ふるえるよ 沈黙 ただのふたりだけ ベイビー、明日をこわして |
荒野のビートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 映画のような三日月だけが 空にはりつき見下ろす こわれそうな暴力 握りしめた手のひらに 街に吹くのは からっ風だけ さみしさを連れて 旅にでるのさ ガラス瓶砕け散って 光がさしこんでる もう戻れないってことは わかっているよ その目の色が 焼きついている 信じてる そう口に出して言うのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと 真夜中の窓をあけて においをたしかめてみる さむいのはもうそろそろ 終わるって思うよ 蹴っとばしてるビートは いつだって自分のなか 踊りだす 好きなように 落ち葉みたいに しあわせがほしい いつもそう願うだけ 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる しがらみ抜けて まっさらで Yeah いま 踏み出してよ ビルディングの荒野へと ふるえている 夜から朝へ ピストルが撃たれる みじめな気分はもうおしまいにしよう 見えないものが 砕けて はじけて また始まるのさ しあわせがほしい いつもそう思うだけ 少しずつ 見えてくる いこうぜ 夜明け前 しあわせがほしい ただそれだけなのに 本当もうそもきっと 出会うのを待ち焦がれてる 風のむこうに ひろがっている いま 踏み出すのさ ビルディングの荒野へと |
恋は春色Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | Drop's | おろしたての陽ざしが よく似合う白い靴 駅までののぼり坂も なんだか今日は軽いわ あなたはそう 決まって 急ぎ足 遅刻する 上着はもういらないでしょう どこへ行こう 歩きだそう? ねぇ 調子がいいね キザな台詞 手をつないだら魔法の レコードまわりだす ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 でたらめ ステップ それは ぴったりね ディン・ドン・ダン なんだって 出来るわ ふしぎな ふたりのロマンスなのです はりきり投げる ボーリング 何度やっても同じで 結局勝つのはわたし 悪気はないの ごめんね だけどあなたは言うのよ 「わざとなんだぜ、ベイビー」 そうよね わかってるわ くすくす笑い 隠せない ねぇ こっち向いて 好きだと言って いつまでも この魔法が とけなきゃいいのに ディン・ドン・ダン 踊ろうよ 恋は春色 レコードひっくり返して もう一度 ディン・ドン・ダン 誰にも うたえないのが ふたりのメロディーなのです 重たい雲がのぞいて 予報ははずれどしゃ降り 白い靴は台無しよ ためいきついてみせるのに ねぇ もう なにか言ってよ ディン・ドン・ダン 突然 あなたは手をひき 雨の大通り かけだして ウインク ディン・ドン・ダン 踊ろうよ とびきり素敵な ふたりのロマンスなのです |
月光Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 肌 近くなる 夜で出来たカーディガン 弧を描く灯り ずっと ここで見てた 通り過ぎる花のにおいが 小さな宇宙をぎゅっと 刺す どうしようもなく襲う 碧い波にのまれて もう歩けなかった そのとき なんにも無くてもいいよ と その手を 沈むビルのすきまへ さしのべて 私のこころを たぐりよせに来てね 強く 月の光が歌うから あなたをどこかに 見つけられる そっと触れた 肌 あたたかい きっと |
G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G.Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 路地 曲がる その手前あたり かみ砕いた チョコレイト 真っ赤な目じり 月のまばたき マイナス夜の 静けささえ 予感のなかに ふるえる 目ざめたとき 絨毯 ひろがる 頭の中で 色を垂らして けむりの中で 靴をならせば 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. 連なるビンの山脈地帯 紙きれでできた部屋を越えて つまりは欲望 それだけが 光ってる 浴びるように こわすように 渦の中 とびこむんだ 合図はいま 一度きり つかまえたら わかるよ 顔も 名前も 帰り道も 忘れたよ 果てなく あたらしい 続きは君のものさ G.O.O.D.F.E.E.L.I.N.G. |
グッド・バイDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 朝は白 青い青 いま私 クリスマス ぬけがら 背すじはピン レコード おわったあとの 部屋のなか 染みていく あぁ からっぽ 赤いりんごかじったら さみしいね 笑う 愛ってさ なんだろね これからの旅を おもうよ 好きなもの 似たとこ かばんの底 そのまま 出かけるけど 遠い朝 寒くて うれしそうな ふたり あぁ 陽ざしは やさしい通りにあふれて 赤い屋根の上 とけてった さいごのキスなんてさ しないでよBaby ハッピーエンドだけが しあわせじゃないよ きっと 生まれたての白 乱反射の海のようで しずかに 言うよ グッド・バイ |
黒いシャツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 何か起きそうな夜へ いま 飛びだして そっと つぶやくよ 間違ってないって 光も闇もすべてが まざりあう 今 スピードを頼りに どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 風に染まりはじめる やみくもに時代をあれこれ嘆いては 全部投げ捨てて 踊り踊らされたい! どうにもこうにも 知らないことだらけさ お願いだから信じさせてよ あぁ自分を Yeah! だけど! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ 何か起きそうな夜だね そっとつぶやくよ 間違ってないってね 光も闇も すべてまざりあうのさ 夢だけみたままで どこか 知らない場所へ Yeah! 見てよ! 黒いシャツ 限りなく 深い宇宙さ |
CLOUD CITYDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | きのうから くしゃみが とまらないんです 信号待ち すれ違う ピザ屋の配達 いいにおい 午後から晴れだっていうから お気に入り スニーカー 誰かにほめてほしい ちょっとそう 思っているのさ そう グッドとバッドは 繰り返すよ いつだって 気になってる マガジン気取って 歩いても ひも ほどけた あらわれては 消える矢印 明日はどっち? 今どこ わたし 追いかける 雲のシティ Hey! 平気かい? ひとりで 本当は 誰のものでもないのさ ためいきの分 ちょっと 浮かべばいいね たばこは 喫えなくて けむりを見るのは 好きだよ ほおづえばかり ついてないで そろそろ また 行かなくちゃね ドアを開ければ うねり 吹き荒れる 紙切れの嵐 カミナリが落ちる その時を待っている 乗れないスケボー ひっくり返して 明日はどっち? 見つけてわたし! 追いかける 雲のシティ Hey! 建てものこわしたって 青い空は 誰にもさわれないぜ 追いかける 雲のシティ Hey! 平気さ 駆けだして 本当は 誰のものでもないのさ ためいきの分 ちょっと 浮かべばいいね Oh,Cloud City. |
CookieDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | ねぇ 市ヶ谷の空 豪華客船 ニューオリンズまで連れてってくれるって ふたりでジャズ・バンドを 組んだなら乗れるね あなたは笑ってうなずいた ねぇ たまに いろんなこと複雑に 思えてしまう どうしたらいいの? 地図ばっかり見ているうちに 夢の船は 遠くへ行ってしまった みたいだ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 一緒にさがしてくれるのは あなただけです ねぇ 本当はわたしだって やさしくしたい だからチョコチップの クッキーなんて焼くんだよ ごめんよ、ダーリン 浮かんでは沈む こころはちぎれ雲 あつめて小さな船にして どこ行こうね ジャズ・バンド そんな話と 形はイマイチのクッキー すてきだって 言ってくれるのは あなただけです |
くだらないブルースDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 頭がいたい 鉄塔がみえる 真っ白い空に 滲んでる太陽 結局のところ そうさ 気づいてしまった はじめからさ からっぽなのさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ 優越感 劣等感に いつも振り回されてる 本当のことなんか どこにもありゃしない 鏡をのぞいたって 自分なんか どこにもいないよ ばからしいぜ 悲しいふりがしたいだけなの 感情のトゲが たくさん降ってくる 雨の日の街角 見え隠れしてる みんな誰かの“その他大勢” エゴイズムの海に 溺れてるだけさ くだらないぜ 悲しいふりがしたいだけだろ |
カーテンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 夜と朝のさかいめで 息をしてる 砂あらしのTVがないてた からだは 深い深いプールの底 さめきったコーヒー そろそろねむりたい (かもしれない) ゆうべの月は へんに黄色かったね どこかのお菓子みたいだった だれかが電話を鳴らすのを ずっと待ってるみたいな気持ち だけどさゆっくりと 過ぎ去ってゆくの この気持ちもだんだん 薄くなってゆくでしょ? いいような よくないような わからないけど 後ろのほうへ流れていく 景色みたいに 宙に浮いたような 季節の変わり目には さみしさが なにもかも覆いつくして 食いつくしてゆく 目にみえなくても 少しずつ 変わってゆくの 失われて 生まれて また ゆくのさ うすあかりのカーテンのむこう 雨上がりの街が呼吸をはじめる これから どうしようか |
カルーセル・ワルツDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 明日の朝には全部消えていたとしても レコードがまわる グラスのコーク ストローで飲んでいるだけ 楽しいときに終わりがくるなんて 知らないよ くらくら 踊るよ 煙草のにおいのマフラー きれいな色した空きびんならべて 鼻歌うたうよ 夏のアメリカ 背の高いビル 冬の新宿 うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの 言葉に火をつけて びんづめのジャムになる 青いワンピース 言葉のないラジオつけても コーヒーには何も入れないで まっくろなままがいいよ 重いカバンをひきずって バスに乗りこむわ さよなら 焦げ茶色の街が 遠ざかる うそでもいいから もっと私を ほめて欲しいの なにが本当かなんて どうでもいいの 溺れていたいだけなの 明日の朝には消えていても 今だけ ワルツを踊るよ ああ 消えていても |
からっぽジャーニーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Oh なにもなくて それでも行かなくちゃ からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 窓あけて 風が吹いた きのうと ちがう気がする ためいき 袋から逃がしてみるよ 花を積んだトラックが 首都高 走っていく それだけで なんかちょっと 大丈夫さ オーケー シンプルなことかも この 日々を どんなときでも 信じていいかい? からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 階段のうえ聞こえる ピアノに耳をすまして 誰かに会えそうだから もう少し歩こう さみしいばっかじゃ いられないよ Yeah! 見えないスピードですべては 出来ていて 絶望してる ひまはないのさって 思うんだ さあ出かけよう Oh なにもなくて それでも 行かなくちゃ からっぽの分だけ 吸い込む空気を Oh!過ぎてゆく日々を 信じていいかい? からっぽを連れて 続くよ わたしの旅 あなたの旅 |
かもめのBabyDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | レモン色した 夏が過ぎて 帰りみちは 忘れてしまった 目が覚めても 何も 変わっちゃいないのに 都会のかもめは恋をして 砂ぼこりと踊ってみせるよ そんな曲線が どこかにあるのに いらないもの ポケットにつめこんで 宙ぶらりんで 重たくなるよ わからないし わかりたくもない 走ってにげるよ どこまでだってね 地球が丸かったとしても 公園 横切って 愛を おくれよ 歌いたいよ ラララ ララララ ふりむくスピードも追い越して 糸はぐるぐる からまってねじれる それでも渚は きらきらとゆれている 大事なもの 靴下の中にかくして 思い出したら そっと合図する わかりたいよ わかりたいさ ほんとはね かもめのBaby どこまで とんでゆくの 水平線を 夢にみてるの? 走ってにげるよ どこまでだってね 地球は丸くて ぐるぐると 地図もぜんぶ 横切って 愛を さがすよ 合図するんだ ララララ 走ってにげるよ どこまでだってね 捕まえられるもんなら 捕まえてごらんよ! なんだって どこだって 愛がなくちゃ そうでしょう? 歌いだすよ ラララ ララララ |
エレクトリック・ブギーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | Yeah, もうどこにも帰りたくない! ベタベタの床 ブーツで蹴りつけて 踊りたい いろんなことから 逃げて 逃げて 逃げて 逃げて 逃げてきたけれど これからもずっと 逃げ続けるのさ Hey! 気が狂うほど 夢中になって 夢中になって 夜を走り抜けたい Yeah, 今まさに何か起ころうとしている! 頭はガンガン痛いけれど 平気さ 泡と消えてしまうパーティーで 踊って 踊って 踊ってきたけれど そう その感覚 きっと嘘じゃない(嘘じゃない) 気がふれるほど 夢中になって 夢中になって 意味のないステップ踏みたい 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー ついてこれるかい? ベイビー 夢中になりたいのさ もっと 動物的にうねるブギー 地下室揺らして 跳ねるブギー 夢中になりたいのさ もっともっと エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー エレクトリック・ブギー |
ウォーキンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待つ足元みてる 右から吹く風につつまれて オレンジ色に染まっていくビルディングは 黙ったままで目を閉じてた どうしようもないようなことが 山ほどあるよ ほんとにさ 過ぎ去ってく車の音は 灰色になって流れてた 世界はいつも ぐちゃぐちゃで きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ シャッター閉まった夜のアーケード 歩きながら 冬の星座を思いうかべてた 押しつぶされそうな電車の中で イヤホンで聴く 爆音のロックンロール くだらないことが多すぎて わけがわからなくなりそうさ あぁ だけど どれだけ誰かを憎んでも 見上げた空は 青いだけ あぁ本当のことなんて 誰にもわからない きれいなものと汚いものの区別も 難しいから ただまっすぐに 泥だらけになって歩くのさ 世界はいつも ぐちゃぐちゃで そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は あぁ本当のことなんて 誰にもわからない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を あぁ本当のことなんて 誰にもわからない、わかりたくもない そんなものは どこにもないのかも知れない だから今は そう今は 毎日を歌うのさ |
EAST 70Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらは いつもの席 イヤホン分けあってた 窓の外の景色 なんとなくずっと 続くような気がしてた サマー・デイ どんな 未来かなんてさ わかんないままで 刺さった あの一つの シャウト おなじ 気持ち きみは 知ってたんでしょう ねぇ、友だち とけそうな星 抱く グラウンドの空の下 ひんやりしたフェンスに もたれ いつまでも 話してた なにも 起こらなくて でも なんだってさ 笑えたあの日々は 遠く サマー・デイ 今も 本当のことなんて わかんないままさ 走っては転ぶ日々に 胸をノックする 宝もの どこかで 思い出して きみも またゆけるから くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらのいない窓際 もうすぐ 夏が来る |
雨粒と街Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 染みわたる雨粒 アスファルトの匂い 見慣れたはずの街は いつもより寂しげ 灰色の路地を 憂鬱にまみれて歩く 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 静けさの波が 夜に押し寄せる 花たちは届かぬ星に おやすみを告げる 私は目を閉じて 灯りを感じて歩く 街は時代の風に吹かれて 錆びついたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ 風よ 鳥たちよ 空よ そのままでいて 私はいつだって無力で 上手に悲しむことも出来ない だけど陽は昇って また落ちる 雨が降る ただそれだけが全て 街は時代の風に吹かれて 錆び付いたビルは いつまでもそこに 立っているだけさ ただそれだけさ ただそれだけさ |
A Place In My Heart feat. moumoontricolor meets Koichi TABO | tricolor meets Koichi TABO | 中野ミホ | tricolor・Koichi TABO | | ガラスの窓 写った街が からっぽに見えて ふと立ち止まる 色をどこか 忘れたような モノクロの空 見上げてみる いつか笑って 歌いあった メロディーを思いだして 口ずさんでみようとするけど うまく歌えない (どうしてだろう) Somewhere, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまうような 渦の中でも 探している ひとつだけ 愛の場所 降り出す雨に打たれないように 急ぎ足で横切った 駐車場に小さな花 白くまっすぐ咲いてたんだ きっと誰にも 気付かれなくて でもここで 高らかに 生きているよと 確かに歌ってる 聞こえたんだ (頷いたよ) Somewhere, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまうような 渦の中でも きっとあるよ ひとつだけ 愛の場所 ふいに 流れる 雲の切れ間 太陽が手を差し伸べる あったかい色 頬にふれて 明日はきっと 晴れるだろう あの日のメロディー 続きを 探して 新しい歌にしてみよう どこでもなく ここにあったんだ 歩き出すよ (どんな道でも) Always, a place in my heart 世界がまるで 変わってしまっても 心の中に きっとあるよ 大切な 愛の場所 Always, a place in my heart 涙こぼれ くじけそうでも 心の中に 消えない炎 大切な 愛の場所 心の中に ちゃんとあるよ 大切な 愛の場所 |
新しい季節Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | たとえば 部屋をあとにして 通りへすべり出す 午前10時 光がどきどきして きのうと違うって わかるかい? ちっぽけな 私は誰だろう 叫びたい 嘘なんて つかないで 涙はきっと 新しい季節 ハロー ハロー 風が吹いているわ 大丈夫 たとえば 卵ひとつで まるくて やさしい ホットケーキ ギターが髪をなでるの 隣にいるあなたもきっと感じてる なんのため 明日へゆくのか わからずに でも信じて やめないよ 涙はきっと 新しい季節 ハロー ハロー つぶやけば ゆける気がして きっと 大切なものは ハロー ハロー いつもちゃんとあるわ 大丈夫 |
赤のブルーズDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 湿った風がひゅるりと吹いて 赤いライト走り去ってく きれいだろう 水しぶき 赤いライト走り去ってく 何も起こらない街 ギラつく夜の匂い 嘘っぱちの煙に巻かれてる 今見えてるものは何? 今行きたい場所は何処? 頭掻きむしってるだけで ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえにゆこうぜ 全て飽和する街 響く地下のノイズ 足音さえも掻き消されてく 今足りないものは何? 今いらないものは何? 頭掻きむしってるだけで ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を ビルの陰 赤く燃え上がる太陽だけが ただ照らすのさ この毎日を 手の平の中捕まえにゆこうぜ ああだから火を放つのさ 今この瞬間に 駆け出す夜に燃え上がる真実だけが ただ欲しいのさ その情熱を 手の平の中捕まえに ああだから転げまわるのさ 今この瞬間を 手の平の中捕まえにゆこうぜ |
赤い花Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あぁ ぐちゃぐちゃしている こんな気分はいったい何色? 風が吹いている もう何も考えたくないよ 好きなように やれば良いよ こころは 限りなく自由に 風のにおいに溺れたままで ヘリコプターの音だけ聞いている あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける 今から なにかを 探しに行くのさ あぁ しがらみに からまる糸の中を泳ぐよ 青い空に すべて ゆるされてしまうような気がして 好きなように やれば良いよ みじめだなんて 思いたくはないぜ 花のにおいが 夏をさそうよ ラララ どこか遠く 連れ出して あぁ 赤い花の色 街は静かに 変わりつづける これから なにかを 探しに行くのさ 好きなように やれば良いよ こころは 限りなく自由に 風のにおいに溺れたままで ヘリコプターの音だけ聞いている あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける ずっとずっと なにかを 探しているのさ あぁ 赤い花の色 街は今日も 動きつづける 今から なにかを 探しに行くのさ |
アイラブユーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待っているわ ジュースひとくちずつで 来なくたっていいね 歩いてゆけるから 気がつけば夕暮れ 明日なんのゴミの日? 虫めがねの中の暮らしです 東京 とまらない流れに押され ため息も 居場所がない あなたのやさしさだけたよりに 帰るから ねえどうか おだやかに そばにいてよ できるだけ こうしてきっと 日々になってゆく アイラブユー 頬にそっと口づけ 風を待つ部屋 春はバタークリームの味だって そう思ったの ベイビー ときどき堤防がこわれ あふれそうな 涙を その手で 受けとめてほしい ちょっとでもいいから 会いたいよ 少しずつ 見渡せばひろがる この街で 初めてのような なつかしいような 夕やけ 忘れないわ おだやかに そばにいてよ できるだけ 変わりゆくなかで今 かたちを 確かめたいの かがやいた ひとつずつを 抱きしめて こうしてずっと 日々をうたうよ アイラブユー |
アイスクリーム・シアターDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 「アイスクリーム!」 とびきりの ショウ・タイム 「アイスクリーム!」 そう 叫べば はじまるの あ・ま・い 予感 「アイスクリーム!」 特別な夜へようこそ 「アイスクリーム!」 トッピングはお好みで つ・め・た・い 疑惑? ヘイ、忘れちゃいけないよ これはただの アイスクリーム よければ さあ、 合言葉をどうぞ! |