ice cream山下智久 | 山下智久 | 七尾旅人 | Jerry Abbott・Andrew Jackson・Natalia Hajjara | Andrew Jackson・Jerry Abbott・Natalia Hajjara | すぐにゆくよ そこへゆくよ 君のもとまで 季節外れの切ないアイスクリーム 僕だけのひと ブルーバニラとブルーブルーシナモン&ブルーチョコレイトミント ヘーゼルナッツまぶした君はまるでプリンセス baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも君は照れ屋で 冷たくも見えるよ 勇気だして言うよ くちづけをさせてよと 街の片すみ ちいさなパラソル 君は人気者 でもなぜか最近では ひとりぼっちだね ブルーな夜を breakthrough しきれずただブルーにからまって 正直さがますます君をひとりにさせる baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも僕は少しも 上手に言えなくて 胸のなか叫んだ“I wanna kiss you, baby ice cream!” ブルーバニラとブルーブルーシナモン&ブルーチョコレイトミント ヘーゼルナッツまぶした君はまるでプリンセス もしも君が寂しくて 夜の屋根に涙こぼしても ひとりだと思わないで 君を見てる僕がいるからね baby ice cream 悲しみをとかしたい baby I scream 抱きしめてとかしてあげたい でも君は照れ屋で 冷たくも見えるよ 勇気だして言うよ くちづけをさせてよと |
I Wanna Be A Rock Star七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | イエー ご機嫌だぜ Baby 会社に辞表をたたきつけ 女の格好で帰宅して かみさんと子供寝かしつけ 真夜中の部屋に 俺ひとり アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby そっとね 言わせやしない 寂しいなんて 言わせやしない 未来はないだなんて 寝顔にちかう そんな夜 あ・あ・あ・あ・あ・あ アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby そっとね ギターはあんまり弾けないが、おまえのハートを歯で弾いちゃう、 ビーバーみたいなゴージャスガイ Baby! what you gonna do? Oh Baby 君はどこにいる? この歌は 届いてるかな? Oh Baby 傷つきはぐれても 気高きまま 君のままで アイワナビーア ロックスター それ以外ないぜ! アイワナキスユー Baby はげしく! (その時、おっさんの脳内にスタジアムがひろがった。 ステージでおっさんは輝いてた。 世界の誰よりもな! ピース!) fin. |
蒼い魚七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 泣かないで ひとりきり 夜通し雨がふる時は 泣かないで 雨雲の下 夜通しあなたを思う 心は飛ぶよ かの島へ 涙の雨が降れば 雨つぶ 木の葉に揺れ 河から海へそそぐ ヤマトの岸辺へ 誰かが眠る場所へ 笑ったよ あのひとが 生まれたまんまの顔で 笑ったよ みんなつられて 生まれたまんまのおかしさで 心は呼ぶよ 君の名を その手のひらのなかに見つけたよ 涙の雨がやんで あの子が晴れてゆけば 涙の雨は河にそそぎ 海まで流れた 蒼い魚となって 泣かないで 泣かないで 蒼い魚はまだ泳いでいる 泣かないで 泣かないで 蒼い魚がまだそこに 泣かないで 泣かないで あした またね あした またね 泣かないで ひとりきり |
Across Africa七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 君はあの大地をゆく 爆風にあおられて しかばねを踏み越えて 恐れを噛み締めながら 幼い手で 掻き分けながら 渡りきれよ このまま 銃弾を かいくぐり Little Lion 風をきる ひろがる炎より はやく はやく かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa 君はまた 荒れ野をゆく 争いのない 場所を探して 渡りきれよ 谷底も この果てなき夜を どうか どうか かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa 子供の頃の君に会えたら やっぱり僕ら歌うのかな 互いの違う言葉で やっぱり君と歌うのかな 国境線の裂け目で 誰も知らないあの場所で 君と歌いたい Nadja アフリカの夜 闇に溶け込んで 声だけを頼りに 誰かが 呼び合う かすかな月を目印に変えて Across Africa 必ずもういちど 抱きしめさせて Good-bye Africa |
あたりは真っ暗闇七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう ただ暗がりに手をのばすけれど もう 恋した女さえ 見わけられない 恋した女さえ 見わけられない ほんの一息のうちに夜が来て 俺たちの小さな家 浮き舟みたい ガキらを外に出すなよ どんなところだって 行きたがるやつら どんなところだって 行きたがるやつら hey こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 風の歌が少しおかしすぎても ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう この暗がりに灯したいけれど そう 少しでも 旅する人たちから見えるように 旅する人たちへのめじるしに hey こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 風の歌が少しおかしすぎても こらえて 長すぎる道の途中 hey こらえて 君の地図を少し外れすぎても 手を伸ばす 闇の向こうへ ほんの一息のうちに夜が来て あたりは真っ暗闇 おまえはどこだろう ただ暗がりに手をのばすけれど もう 今じゃ 恋した女さえ 見わけられない 恋した女さえ 見わけられない |
荒れ地七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 今日も 立ち往生してる 今日も諍いあってる 今日も誰かが死ぬ 今日も誰か生まれる 荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 昏い森を 枯れた砂漠を 灼熱の空を 道なき道を 今日も 絡まり合ってる 今日も 疑いあってる 今日も誰かが泣き 今日も誰かが笑う 荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 十字路で 道は別れて 君が遠のく 地平線まで YEAH 声を枯らして 君の名を呼ぶ YEAH 声を枯らして 荒れ果てた道の真上に 轍は続く 明日を目指して 昏い森を 枯れた砂漠を 灼熱の空を 道なき道を 生きている ただ生きていく ただ生きてきた わけも知らずに 十字路で 道は別れて 君が遠のく 地平線まで YEAH ただ生きていく わけも知らずに YEAH 轍は続く 明日を目指して YEAH YEAH 明日を目指して 今日も 立ち往生してる 今日も諍いあってる 今日も誰かが死ぬ 今日も誰か生まれる |
1979、東京七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 1979年 東京 僕が泣いている 若い若い親父とお袋 突然親になってしまって 大変そう 心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと 誰かが言う 1989年 また東京 弟の手術のため ふるえる街 色とりどりの人々 はぐれそう はぐれそう 飛びだしてはいけないよ 妹はびっくり顔 騒音とカルキとスモッグ 豊かな街 飴玉あげるわ ぜったい治るで 心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと 言えたなら 1996年 またまた東京 戻って来てしまった 戻って来てしまった ふるさと捨てて 泥の中に埋もれてゆく 泥の中に埋もれてゆく 2009年 今も東京 大事な人間がいっぱい出来た 心配要らないと 星をごらんと 綺麗だよと あなたに言う |
いつか七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | いつか 手にしていた かすかに輝くもの これは どこから来たの 遠い彼方 それとも いつか あなたがくれた ちいさな微笑みは ぼくを 変えていった 二度とはもう 引き返せぬほどに いつか 樹々はのびて 新しい実をつけると あなたは 言葉を使わずに 手のひらだけで 教えた いつか 夢見たこと もういちど夢見たなら けして 手遅れじゃないと あなたは 手のひらで 宙に 扉を描く 月明かりのその下を 二匹の犬が歩いて行く どこへ行くの? どこまでも どこへ行くんだ? どこまでも どこまでも どこまでも 横切って消えた いつか 晴れた朝に あなたは ふいに目覚め 初めて 世界を眺める 赤子のように 驚く これは どこから来たの 遠い彼方から それとも 近くから |
if you just smile(もし君が微笑んだら)七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | if you just smile if you just smile 運命がどれほどきみを打ち据えたとしても もしもきみが ほほえんだら 古びていた世界が 息を吹き返す気がする if you just smile 星影をたどり 長い長い夜を行く 誰かが気づくまで ここにわたしが居ることを もしもきみが ほほえんだら 古びていた言葉が 息を吹き返す気がする if you just smile どれほどきみが ひとりに思えても 運命がどれほどきみを打ち据えたとしても もしもきみが ほほえんだら ひびわれた道端に 蜜蜂が飛んで 眠る種を編み 雨がなぜてゆき 陽の光そそぎ 瓦礫の欠片を 押し上げるように 頼りないつぼみ 笑いかたを知るまえの子供のように if you just smile |
「思いつき!思いつき!!」なに?「キャトル・ミューティれるの。」七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | ぼくらは陸を目指した。ひくい鼻、ひくつかせ ぼくらは声にならない悲鳴を聞きとるためだけに 耳鳴り機能付きの小さな耳をして そっと立った。 こわれた空想で包囲してみたい。 ちょっと言うね、 ぬるい絶望はとりあつかって無あな 恐怖にしか興味無い 笑えよ。もっとだ。 “ぼくらは人を愛した” ねぇ...一緒に行けるかな? 悲しい夢を見た。 悲しい娘とくらした。 悲しい声聞いた。 悲しいふりをした。 手のばす 届かない。 リーチがね、短いの。 「歌なら....」走査せた そっと触れた。 ぼくらの炎症は消えないから さらされヒビ割れたら時々なめながら 今すぐ笑わなきゃ チョーエキ12秒だ! 僕のウデの中に閉じ込めてやる。無茶。 でも、ちょっといいかもね。(...笑えた! いいんだな。) てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 てのひら1個、てのひら2個 忘れない様に、歌っとこう。 |
Almost Blue七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | Almost Blue 夜更けには 蒼くなる こんなにも愛した こんなにも愛した 場所なのに Oh blue blue 本当に 消えてゆくの? こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Almost Blue Almost Blue 近すぎて 見えないよ こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Oh blue blue 本当に 失うの? こんなにも愛した こんなにも愛した 君なのに Almost Blue no no no yes yes yes no no no yes yes yes Almost Blue |
音痴の聖歌御手洗礼(七尾旅人) & 小塚路花(矢山花) | 御手洗礼(七尾旅人) & 小塚路花(矢山花) | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 祈りは丸めた紙のように ゴミ箱に入り損ねて 窓辺を抜けて 空へ登っていくよ まだここにいるよと 紙屑の星が 誰かを照らす まだここにいるよと 街角で すれ違うだけの背中は まるで切り絵のようで もしも歌えたら きみのことを歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな 流れ星 この夜に片隅を横切る きみのかげ 電車に乗って 見知らぬ誰かの街で また働くだけ もしも歌えたら きみのことを歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまた音痴だよ 優しい夜 きみはどこまでも歩いていく 大人になるまで 悲しい夜 きみはどこまでも歩いていく 大人になるまで もしも歌えたら きみのこと 歌にするよ 歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな |
オーギュ、空を撃つ。七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 煙突の上から 「工場を起こさない様に...」 水平線をタテに見てた。 僕とオーギュ。 マントがなびいて さらわれそうな僕らのカラダ。 すすけてしまった オーギュご自慢のヘンプ製猟銃ケース。 メロディ...あ。 横ぶれメロディライン。 「水平線が溶け合う...」 出ないはずのケムリ。 僕らは一瞬、どうでもいいやって思ってしまう。 地球に向かう。 オーギュ、空を撃つ。 撃ちつくす。 顔見合わせ、スマイル。 カーテンフォール。 |
ガリバー2七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | でかい音でレコードかけた。ねぼけ眼で君が起きた。 わかっちゃいない。わかっちゃいない。なんにも。 君がじゃない。君がじゃない、僕が。ダッセエな。 触れたならこわれそうだった。触れたならこわれそうだった。 君がじゃない。君がじゃない僕が。 僕の指が。 僕の指が、ねぇホラ ブッ壊れ。 「ひどい?」最後のやつを、僕は使う。使ってしまう。 灯りを...そう。 消そう。 延滞したビデオを見よ。医療の最先端てやつはすごいね、僕を見ろよ。 こう...。 『プーティウィッ?でしょ?』 もう、2度と言うなよ、おまえは鳥じゃない。 ...僕もね、鳥じゃない。 君がからだをsellことを、僕が悲しまないわけを。 春が来て、春が来て、僕ら目黒川沿い。 桜に埋もれてしまう。 なあ...! おれら、間の超微細な時差が サビシサやカナシサやウレシサの うっせぇなうっせえよ 僕はなんにもわかってない。 自分のファンタスティックなからだのみを信じる。 歌を。詞を。書くとき発汗するんだ 心配しないで。平気だよ 色んなヤバやつ 見てきたんでしょ? ごめんな。テグジュペリ読んだ? 海底に住んでんの。 おれが震えたくらいでそんな泣かないで...。 泣かないで 泣かないでよ...。 泣かないで 泣かないで。 ねえ。 心配症 すぐよくなる。ぜったいな。 灯りを…そう。 灯りを…そう。 灯りを…そう。 消そう。 延滞したビデオ、ビデオ見よ。 医療の最先端てやつはすごいぜ、ホラ。 泣かないで 泣かないで 泣かないでよ。 泣かないで 泣かないで もう 言いたいな おれ おまえの声が おまえの目が おまえのアイディア、本名、しぐさ、料理が本当。 うまく言えない。 一緒なんだ そうだった。 僕は大丈夫さ、どこも痛まない。 僕は大丈夫さ、どこも痛まないから。 そばにほら、そばに。 最低か?ってなワケ無え。 最低か?ってなワケ無え。 君のからだに歌を描こう。 君は綺麗で、僕も綺麗だから。 知ってた? あ、待ってて。 爪短いんだよ。プルタブ開けらんない。 僕らの恐怖を混ぜ合わせよう。 体温だけは、信じてられるかな。 こわばる。冷たい汗。 |
崖の家七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | いつか 大きくなって 俺の代わりに どこでも行けよ Little House on the Cliff ここを出るのさ 旅人になれ 親父は そう繰り返してた それなのに 僕は今でも Little House on the Cliff 崖の上の 小さな家 夢は すこしだけあるよ いつかは 叶うといいけど Little House on the Cliff 崖の上の 小さな家 でも ここから離れられないさ あなたを 失った日から Little House on the Cliff 崖の上から 飛び降りて いつか あなたのような 優しい 父親になって Little House on the Cliff 子どもたちと ここで暮らす 夢は そんなのもいいけど そろそろ 旅をしてみるのも Little House on the Cliff 一緒に行こう ドアを開けて アメリカより遠い場所を 東京より遠い場所を アジアの高鳴りより遠い場所を 僕らは歩いて アフリカより遠い場所を ミドルイーストより遠い場所を ロシアやユーロより遠い場所を 僕らは歩いていた |
きみはうつくしい七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | いつかきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風にふかれ 果てない壁に 阻まれても きみはうつくしい そしてきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風に吹かれ 果てない壁に 阻まれても 折れた翼で 煽られて 夜の彼方に さらわれても 微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは? 泥にまみれ あざけられ 焼けつく痛みに震えても きみはうつくしい きみはうつくしい ゆれるかげ 夜更けのベル 真夜中のワーニングベル ああ気づけば途切れて 誰かが最後に遺したフレーズ 読まれぬまま 流れるメール 誰かが最後に あれから迷子に そう 見逃される 無数のトレイル どこに居たって同じさ いつまでたっても暗がり なにをしたって同じで やり損ね ぎりぎり 気づけばもう引き返せぬ場所 永遠に無駄に見えるトライアル でも ありえない言葉も ありにできる 望めない景色も やがて見える そう思いたいから 息することをやめないで きみがいなけりゃおれは 生きてくことをやめないで きみがいなけりゃまるで 太陽が ぎらぎらと この荒れ野を照らす時 ずっと見ていたいさ ここで 眼の前で いつかきみはたちあがる どんなに道は険しくとも 雨にうたれ 風に吹かれ 果てない壁に 阻まれても 影に追われ 声におびえ 荒ぶる波に さらわれても 微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは? ぼくを忘れ 嵐に呑まれ 崖の上で 揺らいでも きみはうつくしい きみはうつくしい 微かなchanges ゆっくりと でも確かに Great little changes 変わってくのは? 世界よ やがて おしみなき ひかりを Great little changes きみはうつくしい |
ぎやまんクラムボン | クラムボン | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 呼び声がした 社を抜ける 結界を踏んで 垣根を越える 真夏が嘘のよな 雪化粧の庭 あやかしの雪 鬼にも見える 香の木々や 白白白 膨れ上がって 声が聞こえるんだ ぎやまんのよう 透き通って 『絹雪洞の灯が落つる 硫黄の湯気が忍び込む わたしの閨までいらっしゃいな 絹雪洞の灯が落つる』 灯が、垣根を越えて来る 結界を踏んだ しては、ならぬこと わたしはうたってる うたうたびに わたし 鳥になれた 灯が、垣根を越えて来る 結界を踏んだ しては、ならぬこと 雪を踏みわける音が 少し怖い 少し、嬉しい 音がきこえるんだ 足音にあわせ うたいましょう 『絹雪洞の灯が落つる 硫黄の湯気が忍び込む わたしの閨までいらっしゃいな 絹雪洞の灯が落つる』 灯が落つる 落日のよう わたし、鳥になれた 切り捨てようか 連れてゆこか 切り捨てようか 連れてゆこか 切り捨てようか 連れてゆこか 声が聞こえるんだ ぎやまんのよう こっちにきや |
crossing七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | ひと気のない街を走っていく 君の小さな車で 横浜横須賀道路~首都高湾岸線(よこよこ、しゅとこうわんがん) もうすぐ橋に差し掛かる 横浜ベイブリッジ 横浜ベイブリッジ 東京は目の前 仕事は飛んでしまったけど 密室のなか船旅は続く いつでも不完全なふたり いがみあいながら愛し合う 家を知らずに 家の絵を描く 子供のように 言葉が尽き果てた世界で それでも君となら話せる気がする 橋の真上から 電飾で光り輝く船が見える ダイヤモンドプリンセス ダイヤモンドプリンセス 長すぎる船旅 |
ココロはこうして売るの (2)七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | ジュンスイバイヨウノアクイカンチガイナラ イロンナタイイデナイテイタオマエラタイヨウダ 「僕は僕を肯定する」って朗らかに侵入! ダイタ イアイマ イカイタ イダ (もう、それっきゃねえんだってええぇ) ドーナンサイテ エ?スットロインダァ (なんだかんだ言ったって もう...) 想像力が欠けたワケじゃないんだ 無いんだ! また、侵入! あなたにココロの売り方を教えたげる いいかい? 意外とテクが必要なんだって 僕だって結構 苦労したんだからららら 1つめ... 2つめ... 何となくわかる様な気はする? なんだあせるな これ慣れだって 僕だって結構 順応おそいんだからららら ラジオから流れる講義を頼りに売りまくったるのココロ! 「笑いたいんだ」 ゾンザイナンダウザインダ サビじゃあ振り切れんな オシャマサンヤネエエエ...ブッとんだ“昼”に引いちゃうんだ ヂンゾヲ1個ねんだ だけど言えねぇんだ 俺 超シャイ?! あなたにココロの売り方を教えたげる いいかい? 意外とテクが必要なんだって 僕だって結構 苦労したんだからららら 1つめ... 2つめ... 何となくわかる様な気はする? なんだあせるな これ慣れだって 僕だって結構 順応おそいんだからららら 折り紙であんたを8体つくった もう、2度と笑わないって、誓うよ ねえ、誓うよ |
コナツ最後の日々。七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 鈴木正人・七尾旅人 | 4000のジョークと12の銃弾を受けながら、 それでも兵士は、 我が家と、彼は、そう思い込んでる。 娘たちに、彼は、そう思い込んでる。 再会しました。 僕は、“それから”のことを、歌いたいんです。 この、コナツ最後の日々に。 顔あげて。 よく見えない。 最後の日々に。 上へ。なお上へ。ただ上へ。なお上へ。 空へ。ただ空へ。 はー、 あああ あ ..... ダウン... 「いろんな液が... そう、体液の混ざったものが 目一杯入ったペットボトルみたいな声だね。」 そう言われた...。 「喋んない様に。喋らずに、歌うんだよ。」 これからのことを歌おう。 この、コナツ最後の日々に。 手、握ってて。 震えが止まらない。 最後の日々に。 見せたいな... 走る。走ってる。 「バラバラで?」 ♪ドレミ。「ドレミ?」アドリブだって。 ゆれて。「揺れて?」1人黙って。 ひらって。「拾って?」また失って。 歩って。「歩いて?」たまに走って。 昨日は。「昨日は?」昨日は。「昨日は?」 昨日は。「昨日は?」昨日は。「昨日は?」 ねぇ! 今日は。「今日は?」 朝に、震えない。震えない。触れないで? 朝に、震えない。震えない。触れないで? 朝に、震えない、震えない、震えない。 朝に、震えない、震えない、震えない。 朝に、震えない、震えない、震えない。 |
Confused baby七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | ああ どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて こんがらがってるbaby 抱きしめてあげたいけれど きみは遠すぎる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど 僕は遠すぎる きみに遠すぎる とんがりまくってるbaby 根っこは優しいcow girl でも 時々こうなる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど きみは完全に メビウスの輪でloopしてる loopしてる Oh! Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me Confused baby Come back to me 夢をひとつ叶えたら Come back to me どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて どこにもない どこにもない この愛は どこにもない きみの代わりなんて こんがらがってるbaby 抱きしめてあげたいけれど きみは遠すぎる からまってるbaby 助け出したいんだ けれど 僕は遠すぎる きみに遠すぎる 都会がきみをハイにする? でもあんなふうにならないで Oh! Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me Confused baby Come back to me 夢をひとつ叶えたら Come back to me ショウウインドウが照り返すたびに その姿を変えてゆくきみ まるでキツネか可愛いオバケ “Don't let me go… Don't let me go… Don't let me go…” 揺れっぱなしのハートで Confused baby Come back to me どこへ消えるつもりなの? Come back to me こんな雨のなかを 爆弾のなかを 傘もささないままで きみは消えていくんだ Come back to me Come back to me Confused baby |
コーナー七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 灯りが綺麗だった。灯りは嫌いだった。 夜景の下ノヒメイノウズに 耐えきれんし目痛えしブレるし 灯りが綺麗だった。 灯りは嫌いだった。 昨日、昨日、昨日までは。 蘭曜日の昨日までは。 色々でつないだもんでツギハギなんだ。いいだろ? ねえ!来ない?今すぐ、そう。 終電に飛び乗り、僕のこの基地へ。 テンパってなきゃ息も、君はできないから。 問題だった40の事柄から 逃げちゃいないけど、今ちょっと距離とった。 だから今のうち これから僕らだけの パーティをやろうよ。 気だるくてそんでアレなやつを。 灯りが綺麗だった。 灯りが綺麗だったんだ... こんな日に限ってヨケイなことおぼえるんだ... アドリブがきかないもんでカンペ握っていいだろ? 暴こうか? しゃべり好き 君が父親に何をされたかなんてことは聞かないよ。 精いっぱいの笑顔が。精いっぱいの笑顔が、ほら 精いっぱいの笑顔、精いっぱいの笑顔がくずれたならば 君をベランダから ひっぺがせないままなら...そう、 “帰る場所を” 全ての君のとなりの部屋で パーティをやるんだよ。 パーティをやるんだよ。 色んな音。 知ってた?振動はいつだって。 そう... 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 迷子の衝動徘徊中 コーナー コーナー |
最低なれピンクパンク...!七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 雨に撃たえば さぁ? 最低なれピンクパンク 誰? 何? 何処? それ 雨に撃たえば硝煙につつまれて 水滴は広角レンズ 「読んで読んで」 「僕たちは…」 トウメイな存在 好都合じゃないか 肯定 侵入 ひたせ...! ああ... 優しい涙目で見透かせ。 ヒョウメンチョウリョクで留まるそいつは 全ての時と場所をえぐりとるだろう。 レンズ レンズ レンズ … |
サーカスナイト君島大空と塩塚モエカ | 君島大空と塩塚モエカ | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | Oh baby 今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ ここは 楽園じゃない だけど 描ける限りの 夢の中 目の前で 魔法が解けてゆく 焦る気持ちだけが 言葉つなげ 君を抱きしめるたびに 綱の上で揺れる Circus Night Tight rope dancing Baby 今夜だけ 辿り着きたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ Baby 今夜だけ Baby Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Oh baby 魔法が解けてゆく 宵闇が 僕らを包んで 天幕の中みたい 僕は冴えないピエロであなたはFearless Girl Circus Night どんなにそれが絵空事でも 飛ぶしかない夜 君がほしい 口づけてしまいたい 幕があがる Circus Night Oh baby 今夜のキスで 一生分のこと 変えてしまいたいよ ここは 楽園じゃない だけど 描ける限りの 夢の中 目の前で 魔法が解けてゆく 焦る気持ちだけが 言葉つなげ 君を抱きしめるたびに 綱の上で揺れる Circus Night Tight rope dancing Baby 今夜だけ 辿り着きたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Tight rope dancing Baby 今夜だけ Baby 今夜だけ Baby Tight rope dancing Baby 今夜だけ 生き延びたい ピエロ Oh baby 魔法が解けてゆく |
シャッター商店街のマイルスデイビス七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | シャッター商店街を抜け、歩行者天国へ… 悲惨な事になってる ニッポンは、溶けてしまった? 巨大ショッピングモールに、火を放て、火を放て なんてね 心はサバンナに飛ぶ… ああ、コヨーテ… コヨーテよ、湿地帯に行け とじぶたを開ければ、あのふたを開ければ、なにもかもが蘇える ほら!あけろ マイルスのように あけろ マイルスのように 歩行者天国を抜け、シャッター商店街へ チャリーン マネーが近づいてくる 真っ暗な道を チャリーン、チャリーン 昔ながらの歌い方で チャリーン、チャリーン 今じゃもう歌わなくなってしまったはずなのに 無言のまま 増えたり減ったり伸びたり縮んだりして この世の景色を次々に変えてしまう そのはずなのに マネーが近づいてくる チャリーン、チャリーン 歌いながら チャリーン、チャリーン、チャリーン、チャリーン チャリーン、チャリーン、チャリーン、チャリーン ああ、マネーが集まって 人間の形になった 美しい美しい 女の子 チャリーン なんてことだろう 僕はやりたくて仕方なくなった やりたくて やりたくて 素敵な女の子 チャリーン 恋した その時、シャッターをこじ開けて、マイルス・デイビスが現れた 「マイルス!」 死んだはずの男が、いなくなったはずの男が、歯を見せて笑った そして聴かせてくれたんだ ああ、音楽を信じ続けてきて、よかった なんていい日、最高の日 それにしてもさっきから、時が乱れるたびに、そのたびに、 やりたくて、やりたくて 最近増えてる偉そなやつら 評論家、アマチュア投資家、マダム、猿、おまんこ野郎 セレブ公園にて、マダム、歌い始める AHHHHH マダム AHHHHH スカートをひっぱる AHHHHH マダム AHHHHH スカートをたくしあげる AHHHHH マダム、マダム、やりたくて、やりたくて、ね 俺の子を産んでみないか 十人、百人、千人、万人‥‥1億人‥‥10億人‥‥ 65億人 そんだけいればなんとかなるさ 万人に一人、名案の持ち主 ああ... 心はサバンナに飛ぶ 大自然とカフェが大好きなわたし コヨーテよ、コヨーテよ 帰りたい... 帰りたい... あの大地へ...帰りたい 大自然とカフェが大好きなわたし大自然とカフェが大好きなわたし 帰りたい帰りたいわたし帰りたい 帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい 帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい しかし………忙しい |
スロウ・スロウ・トレイン七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | I'm still waiting for you. Slow Slow Train. 最後の電車が去ったこと どこかで信じられぬまま 待ち続けてるホームは 閉じられた水族館のよう ひとりずつ消えてく 酔いつぶれた人たちも もういちど走ってきて 誰もいなくなった この場所へ もし無人島で逢えたなら本音が言える ずっとずっと君を待っている なのにどうして 方舟は来ない 誰かのソングライン 胸をしめつける 逢いたい 真夏のシンフォニー すべて君の胸に 捧げたい 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 列車はもうやってこないと 諦めていたはずなのに 満ちてゆく夜のなかで 初めて言葉を見つけて いつでも肝心なことを 言い損ねた 悲しませた もういちど走ってきて 誰もいなくなった この場所へ いま無人島で逢えたなら本音が言える ずっとずっとここで待っている なのにどうして 方舟は来ない 誰かのソングライン 胸をしめつける 逢いたい 真冬のモノフォニー すべて君の胸に 捧げたい 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 果てしないソングライン どこへ連れてゆく 逢いたい 季節 途切れて 空っぽの心は 君を呼ぶよ Over the borderline 闇を切り裂いて 走れよ 湘南新宿ライン 闇を切り裂いて 切り裂いて つり革は揺れ 電車はカーブする 街の光が 窓辺を横切る テールライトは 線路を照らして 離陸してゆくんだ 君のもとへ |
Sailing Dayssalyu × salyu | salyu × salyu | 七尾旅人 | 小山田圭吾 | | oh sailing days 小さないかだで oh sailing days 帆をたなびかせてる ねえ あなたどこにいるの? oh sailing days 海賊みたいに oh sailing days 帆をたなびかせてる 宝物は 地図では探せないわ うたよ わたしの本当だけ 無人島につく前にね この船をみつけて misty sea... oh sailing days 海賊みたいに oh sailing days 帆をたなびかせてる 銀のドラム 打ち鳴らす ディディ ダダダ うたよ わたしの本当だけ 一羽のかもめのように そう あなたへ うたう わたしの本当だけ 無人島につく前にね わたしをみつけて misty sea of my house.. |
C'est la vie feat. 七尾旅人Kan Sano | Kan Sano | 七尾旅人 | Kan Sano・七尾旅人 | | これが人生だ なんて… 君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように 何をすれば こんなに 悲惨な毎日 壊れた車が なんども 止まってしまうように 何をすれば ここから 抜け出せるかも わからなくなって このまま 沈みこんでくようで 今夜で 人生が 終わるなら baby 何をして すごそう? 君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように (今夜は) 遠回りも C'est la vie C'est la vie (ねぇぼくらに) 星はかえすよ do re mi 何をすれば ぼくらは わかりあえるの 不器用な犬が なんども 転んでしまうように 何をすれば もういちど 笑わせられるかな わからなくなって このまま 進んでしまうようで ひらめきが 運命を 変えるなら baby 何をして すごそう? 君は言うよ C'est la vie C'est la vie (小さな子が) おまじないを 唱えるように (今夜は) 遠回りも C'est la vie C'est la vie (ねぇぼくらに) 星はかえすよ do re mi どんな日々も どんな声も どんな夜も どんな涙も あー baby これが人生だ なんて… |
ソウルフードを君と七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | クリストファー・コロンブス 15世期の半ば、ジェノバで生まれた探検家 大航海時代の高揚は彼を 未だ見ぬ新大陸へといざなった 過酷を極めた船旅の中で、空腹を満たせないとき、 コロンブスは架空の卵にひびを入れ、船室のテーブルに立ててみせた。 遥か海の向こうでは、 やがてインディオと呼ばれることになる赤い肌の人々が、 岩壁のコンドルたちの卵の表面に、すこしの異変を見つけた。 果てしない暴力や、疫病の兆候を。 コロンブスの上陸後、1492年からのたった 4年間で、 彼らの3分の2が殺された。 1619年 最初の黒人奴隷が新大陸アメリカに降り立った。 奴隷船の船底は苦痛に震える黒い肌で満たされ、 時々誰かが瞬きすれば、宇宙空間に灯る生死不明の星々が織りなす、 数千光年前の約束のよう。 荒波に激しく揺らされるたび、もろい卵の殻のように船体はきしんだ。 しかし故郷を奪われ、言葉を奪われ、名前を奪われても、 彼らのリズムを奪うことは出来なかったという そしてそのフレイバーも SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど ホワイトの農場主が 放り捨ててしまう手羽を 煮立った油のなかで踊らせる ディープフライ それを今じゃ、フライドチキンという SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルケミストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど 甘いな もうすこし 辛めで 甘いな もうすこし 辛めでいいかな 都会育ちのあの娘のスープ 今日はなんだか懐かしい味 忘れようもない この酸味 悦びと哀しみ 遠い故郷の景色 SOUL FOOD コンクリートのうえで フライパンを揺らす 喜びに火を注いで SOUL FOOD アルピニストのように フライパンを満たす 悲しみに塩をふる もういちど 甘いな もうすこし 辛めで 甘いな もうすこし 辛めでなければ 越えられない この分かれ道 臆せば 越えられぬ あの鉄線の向こう 21世紀のパンデミック 地球儀を塗りつぶす ミネアポリス I can't breathe 無人だったはずの街を、埋め尽くしていく人々 「鍋を出せ」「フライパンを、キッチンナイフを」「もっと強火で」 「ブラックペッパーを」 ああ、そんな声に、海の向こうで誰かが呼応して さあ、食料を運び続けよう SOUL を運び続けるんだ、誰かのもとへ 僕の小さな友だち、アフリカンの父親と生き別れ、 日本のママと暮らすあの子は エリザベス マイディア エリザベス マイディア 君の涙をあっという間にとめる 魔法のひとしずくをスプーンに垂らして フライパンの上の輝く卵にさっと一振り SOUL FOOD 夢にまでみた味 |
DAVID BOWIE ON THE MOON七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | 七尾旅人 | | 携帯は 大気圏外 きみとしか 話したくない 青い星を 抜け出してきたよ 遠く遠く 抜け出してきたよ DAVID BOWIE ON THE MOON DAVID BOWIE HE IS GONE TO HEAVEN I'll be there for you 永遠をみせるよ I'll be 超えてゆく この全てをあげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに この命をあげるよ 携帯は 大気圏外 きみとしか 話したくない これからは二人きりだね 邪魔者は もういない DAVID BOWIE ON THE MOON DAVID BOWIE HE IS GONE TO HEAVEN I'll be there for you 経験はうすれて I'll be 忘れてゆく この全てをあげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに その魔法をかけるよ I was a Starman, a Doggies' Diamond, and a Scary MONSTA, but I'm your Man now 何度でも 何度でも言う(ねえ きみがすきさ) 何度でも 繰り返す(ねえ きみがすきだよ) 何度でも 信じてくれるまで(ねえ きみがすきさ) 何度でも 繰り返す(ねえ きみがすきだよ) I'll be there for you 永遠を 見せるよ I'll be 超えてゆく この全てを あげるよ I'll be there for you 何度でも I'll be きみだけに この命をあげるよ two of us two of us in Galaxy just two of us two of us in Milky Way hey... shooting stars flash by hey... shooting stars fall hey... shooting stars dance by hey... shooting stars glow I'll be there for you |