LIVE REPORT

音速ライン ライブレポート

音速ライン

音速ライン Shibuya E-EAST

2008年11月04日@Shibuya E-EAST

撮影:あさみあやこ/取材:土内 昇

2008.11.20

昨年復活した『ビール☆ナイト』が今年も開催! 会場に足を踏み入れるとBGMに演歌が流れいて、すでにゆるい空気が漂っている。まずは、主催者である音速ラインのふたりが登場。もちろん、片手にはビール! ふたりは挨拶代わりのトークを繰り広げ、さらに場の空気をゆるくさせると、開演の時を告げたのだった。 一番手は藤井敬之(Vo&Gu)の地元である福島県を拠点に活動を行なっている、その名も“いわき兄弟”。郷土ソングをコミカルに披露し、次の出演者にバトンを渡すと、アットホームな空気が張り詰める中、GO!GO!7188が哀愁あるメロディーとパンチのあるバンドサウンドで観客の気持ちをロックモードに切り替え、続く曽我部恵一BANDがピースフルでハッピーな楽曲でもって会場を熱く盛り上げた。 トリは音速ライン。「六本木?GIROPPON?」をSEにステージに姿を表し、瞬く間に和み系の空気が場内に広がったが、「WWG」の切ないメロディーとセンチメンタルなサウンドがロックな空間に変えた。その後は“激しさの中に切なさ”と称される彼らの独断! MCで再び空気がゆるまるも、それを「旅ガラス」の重厚なバンドサウンドで一掃し、最後にハードロックばりの「ロレッタ」が客席の興奮度を沸点にまで高めた。そして迎えた、出演者全員&観客で記念撮影したアンコール。印象的だったのは、音速のふたりの満足げな表情である。それは彼らが来年も『ビール☆ナイト』が開催することを期待させる満面の笑顔だった。
この歌手の歌詞一覧 この歌手の動画一覧

関連ライブレポート