轍天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 並びあうふたつの踵は サンダルとヒール うずくまり見上げた夜空は一面曇り ハローハローハロー 言葉にしたら晴れる気がしてた ハローハロー スキップしながら パンクしてはちきれた所 ガタついた道 砂煙 足跡掻き消す それもいいかな さらさらさら 流れ流れて辿り着く先で あなたを愛していけたら ひとつひとつ 色褪せるほどに わたしに欠けていたパーツも見えなくなる 角が取れてくたびれはじめる あなたのTシャツのように 並びあうふたつの踵はサンダルとヒール 疲れたとわたしに投げ出す重たい躰 ジュテーム ジュテーム ジュテーム くりかえすほど臆病になった まあるいあなたの笑顔も 一秒ずつ 積み重ねるほど すべてがあたりまえに変わり埋もれていく 芽生え出した香しい花の息吹も 気付かないほど ひとつひとつ 色褪せるほどに わたしに欠けていたパーツも見えなくなる 過ぎ去る日々 ほどけていくありのままを 吸い込めるように |
虹天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | せいくらべ 公園の柱 あなたを越せなかった頃 大きくて 取れないもの欲しがってた 高い木に登ってた 憂鬱な授業を蹴って 七色の麓を目指した ねぇ 迎えなど来なかったね 手を取って逃げ出すことだって出来た はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄 空飛ぶ車に乗って ふたりで宇宙旅行しよう ねぇ どれくらいで気付いた 空高く架かった虹の仕組みを はみだす大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 デッサンよりも細やかな夢と 溢れ出しそうな鉛筆の破片 行方知れずのタイムカプセル 橋を渡れず泣いてる 地平線沈む太陽の下まで わたしを連れ出してよ はみだす大きな言葉で 答え写しながら書き綴ったノート 方程式より確かな夢に 膨らんでみえたからっぽの鞄 はみ出す大きな景色を 答え探しながら書き殴った画用紙 あの日のあなたを追い越し 頭ひとつ突きだした不自然なライン |
天天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | かぜにのって とんでいく あなたのはねがはためいた そらが たかくて こわくなっても ひきかえしたりしませんように わたしはふうっとろうそくをけす わたしはそっとひをけした なみだはしんじゅに しんじゅはうみに うみはあらしに あらしはそらに そらはおちて はなにかわる あなたというはなにかわる そらはおちて はなにかわる あなたがくれたいちりんのはな |
龍 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 眸を閉じて 見たくないものなど見なくていいから 言い聞かせて心を削ぎ落とした 眸を閉じて 鋭くなる躰で両脚で この手に馴染む武器を集めた しあわせという名のパズルの絵柄は あなたの型を失って崩れ落ちた 忘れてしまえと 忘れてしまえと 幾つ想いを馳せても 散りゆく流星を貫いて願い果たせぬ 海底に沈む真珠になれずに 浮き上がるこの想いは 躓く足下を漂って きらきらひかる 日は昇る 幾千の涙を痛みを知らずに わたしは灰の海を泳いだ 宿命は閑かにふわりと近づき あなたはひとり燃え尽きて天に消えた 噛み砕きなさい 呑み込みなさいと 何度口を塞いでも 唇 灼け爛れて通らず 戻し続けた 雷を落とし雨雲を裂いて あなたの元へ運んで 躓く現実を彷徨って足掻いてた 龍よ 舞い戻り 大地へ誘い 罅割れたわたしを元に戻せ 龍よ 古の泉へ誘い 枯れたわたしの瞼を戻して (×2) 目を醒ませ わたしの獣 |
骨天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | もしもあなたが死んで 皮と骨だけになったら あなたの背中を隠す コートを作ろう にきび潰した跡や 背骨沿いにあるほくろは 教科書捲り眺めた 星座のよう なぜ近くにあるものほど置き忘れて 取りには戻れぬ距離になり ただ諦めたのだろうか It's a beautiful day くりかえす過ちを犯した罪さえも It's a beautiful day 洗い流せる術をくれた人 もしもあなたが死んで 白い灰だけになったら 綺麗な絵の具と混ぜて あなたを描こう なぜ近くにあるものから処分をして わたしの眠れるスペースを ただ守ってくれたのだろう It's a beautiful day くだらない冗談をつまらない話を It's a beautiful day おなかを抱えながら笑う人 暴力的な寝相 高らかな鼾 あなたを呪う夜だってあった It's a beautiful day くりかえす過ちを犯した罪さえも It's a beautiful day 洗い流せる術をくれた人 It's a beautiful day くだらない冗談をつまらない話を It's a beautiful day 柔らかな木もれ日を受けながら |
恋天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 今日は燃えないゴミの回収日 朝の7時に目覚ましリンリンリン シャワーを浴びて薄化粧する 何食わぬ顔して挨拶しよう 鍵穴の音に耳を澄まして(深呼吸 深呼吸) ドアノブを回す指を感じて(エスパー エスパー) 3秒後からこっそりつける(ミステリー ミステリー) 10秒だけのランデヴー ゴミ捨て場までのランデヴー 「おはようございます」 センチメンタルな恋は卒業しなきゃ あなたに似合う女にならなきゃ 預かっていたペリカン便 配達しなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます あなたは駅に わたしは部屋に 降りそそぐ太陽が目に痛い 実は夜型 血圧80 朝に弱い質です 鍵穴の音に耳を澄まして(深呼吸 深呼吸) ドアノブを回す指を感じて(エスパー エスパー) 3秒後からこっそりつける(ミステリー ミステリー) 10秒だけのランデヴー 週に2日だけのランデヴー 「今日は晴れましたね うふふ うふふ」 ひきこもりがちな恋は卒業しなきゃ あなたのためにスキル上げなきゃ 今年こそはセクシーなビキニ買わなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます センチメンタルな恋は卒業しなきゃ あなたに似合う女にならなきゃ 間違って来た請求書 お届けしなきゃ 「このままではダメよ」 分かってます あなたは隣人 立派なサラリーマン 去年越してきた男 |
劔 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 何が正しいのか判らず立て籠もり 描き上げた理想郷をただ眺め 扉を強く叩きながら思い知る 救世主など ドコニモイナイ まだ上手くやれるだろう 明日には晴れ間が戻って 何事もなかったように 君は笑うのだろう わたしを裏切るのなら 正面から太刀合い勝ち取ってごらん 君を奪う劔なら いつだってこの手に持っているから 毀れた刃振り翳し君に向ける いくつもの螺旋描きながら 情報は飛び交い嘘は真実に変わる 信じれるものなど ナニモナイ また上手くやるのだろう 次の決戦が来るまでは 何事もなかったように 恥しく笑うのだろう わたしを騙せるのなら 作り上げた「本当」を守ってみせて 君を裁く劔なら いつだってこの手に持っているから 見せ掛けだけ小手先だけのsoldier このわたしを踏み躙る時には 手加減などしなくていい 本物でいて わたしを裏切るのなら 正面から太刀合い勝ち取ってごらん 君を奪う劔なら いつだってこの手に持っているから わたしを騙せるのなら 作り上げた「本当」を守ってみせて 君を裁く劔なら いつだってこの手に持っているから |
イデア天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 空を裂いて光が落ちてく 凍りついた海底から 顔を上げて 呼吸する 取り乱すことなら簡単だった捌け口さえあれば 空はなぜ高くあるかを あなたは教えてくれる バラバラになった糸を束ねて わたしの礎を描く 小さな拳をかまえて 明日を睨んだ Stand Out 尖っていく 粗く削り込んだ心のまま Hang On 巡り会えるやわらかな笑顔を 舞い降りる光を この手で掴むために 祈り続けるのは誰でも出来る 停まる屋根があれば 鈍く畝る雲を裂けて 来ない「瞬間」を待てばいい ポケットの中 詰めた過去より 変わりゆく今を愛そう 日記の文字眺めてても 明日は見えない Stand Out 大地を踏む 高鳴るステップを聞いていたい Hang On 擦り切れてく萎びた靴底に 乱れてく吐息に 心を染めるように 誰かの胸を汚すことない 凛と佇む光を射そう 低く留まる影の隙間を泳いで Stand Out 尖っていく 粗く削り込んだ心のまま Hang On 大地を踏む 高鳴るステップに耳を澄ましてく Stand Out 止めてごらん 走り去る稲妻よりも速く Hang On わたしは行く 萎びた靴底に 乱れてく吐息に 心を染めるために |
ID天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 「ほら、そこ、うるさいわ! グランド3周してきなさい!」 今日もまだご機嫌ナナメの担任 突き出る釘を打つ 金槌振り翳すあなたは その手で未来を潰す ―正しい眼を持たなければ、指導者にはなれないわ。 なら先生 書き順を間違うことは罪ですか? ストライキ起こしてみせろ 白紙のテストを出そう ストライキ起こしてみせろ 健闘を祈る 「時速5キロで行くAさんの20分後は 出発地点から何mですか」 信号無視をする 使命感帯びたAさんの 孤独な胸を誰が癒すの? ―ゲーム感覚でいいの、楽しく学べるのなら。 でも先生 人生は電源オフに出来ないわ クーデター起こしてみせろ 朝礼台を乗っとれ クーデター起こしてみせろ 校長は君だ 教室では溜息さえ封じ込めて 威厳のあるオトナを演じる 先生も大変さ ストライキ起こしてみせろ 白紙のテストを出そう ストライキ起こしてみせろ ID戻す その時は今 クーデター起こしてみせろ 朝礼台を乗っとれ クーデター起こしてみせろ 健闘を祈る |
翡翠 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 河野伸 | 軋む音の奏でに耐え切れず 距離を作るわたしを許さないでいい あなたのやり方でいい 膨れあがる上辺だけの嘘で 誇り庇うあなたと分かっている 今はそのままで悪戯に生きて 何を葬り 手にして 残せる わたしの腕がもう少しだけ長く すべてを包めたなら 不安を焦りを痼を取り去る 魔法を掛けてあげる事も出来た 遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ あなたは出ていく 眩い季節の中へ 揺るぎのない まっすぐな視線で 獲物を待つ鋭いあなたの姿を わたしは目指して追いかけたけれど 枝に岐れた旅路の向こうで 沈んだ心 繕いながら笑う あなたの痩せた頬に 戸惑い 眸を逸らして置いてく 諦めてしまったのは わたしだった いくつの出会いを さよならで塗り替えるのだろう 小さく頷く わたしはただ無力で 遠くへ翔び発つ 新しく開いた扉へ 別れの痛みを 輝く宝石へと変えて ふたりが重ねた日々を失くさないでいて あなたが消えてく 眩い季節の中へ 軌跡を描くために |
聲 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | たとえば海の底で あなたが生きてるのなら わたしは二本の足を切って 魚になろう 深みへ堕ちるほどに あなたが近づくのなら 果てない闇を彷徨う陰になってもいい 艶やかに漂うわたしの陽炎 叶わない現実に溺れていただけ あなたはいない わかっている わかっている 昇る昇る太陽が わたしの場所を浄化する 青く刻む刻印を 温い温い風がさらっていく たとえばこの言葉が あなたに届くのならば わたしの声帯を取り上げて 捨ててもいい 鮮やかな傷を失くした現在を 何もかも奪うあなたの温度を 求めていた 求めていた 幻でも 消える消えるぬくもりが わたしの場所を連れていく 罰を拭うその腕に 抱かれながら眠りにつきたい 昇る昇る太陽が わたしの場所を浄化する 罰を拭うその腕に 抱かれながら眠りたい 消える消えるぬくもりが わたしの場所を連れていく 青く刻む刻印を 温い温い風がさらっていく 蝕んでいく 記憶の破片 わたしを塞ぐピアスが足りない 忘れてしまう ぼやけてしまう あなたの聲が雑踏に消える 蝕んでいく 抜け落ちていく わたしを塞ぐピアスが足りない 跡形もなく 忘れてしまう あなたの聲が雑踏になる |
花冠 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 船は出て行く 憂愁の調べを聞きながら 敗れ去り 立ち尽くす者の心を知らず 静まり返る広大な大地に刻み付く かなしい爪痕が この胸に沁みる ちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に 戦いを終えた砦は 晒されてゆく 流れる白い砂に埋もれてく躯 花は落ちて殺伐とする無人の城砦 あの日わたしが他の選択肢を切り捨てて 君を選んだら 変わったというの? 正しいのは 自分の方だと 強く信じてた 固く繋ぎ合った手を すべて失くすまで 踏み外すこの足を許し合えないなら 何の為 門は開いて 招き入れるの 流れる白い砂に埋もれてく花は 主を失くした 荒廃の海に沈む城砦 この胸に咲いた 一輪の花が 音もなく崩れ 叫び上げている 温かく揺れている 君の面影も このわたしを呼び戻す ベルにならない 愛しい人よ せめて わたしを切る時は 瞳開けて 滅びゆく瞬間まで 看取って ちぎれた黒い雲に 祝福の賛美に 戦いを終えた砦は 晒されていく 愛しい人よ 君に出会えた喜びに 花咲かせた 穏やかなわたしはもういない |
博士と孔雀天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き 嗜みを整えては 夢見がちにchirping song あの人にアクセスするパスワードが分からないの 古ぼけた機械の前 首傾げた 真っ赤なビーカー 放置されてる液体とマドラー 曇った湯気に揺れてる 沸騰点の恋心 どうか見捨てないでよ もっと近くに伸ばしてよ 「愛するヒト」にはなれないけど 君にずっと触れていたいよ その口にキスしたいよ 尖る嘴 地面突き ダダを捏ねてる 軒先の小屋に住まうピーコックは博士が好き 虹色の羽を広げ 今日もハミング 黄色くなった白衣 微かに白髪混じりの髪 時折吐く溜息は どんな人に届けたいの? その眉間の皺に 微風を運びたいよ 「愛するヒト」にはなれないから 君の名を呼んでみたいよ 最後まで見ていたいよ 虹の翼は 待ちくたびれ まだらに透ける ひとりの夜を 雨の午後を そっと暖める暖炉のように 静かに立って 見守るから 閉じた扉を開けて欲しい どうか見捨てないでよ もっと近くに伸ばしてよ 「愛するヒト」にはなれないけど 君にずっと触れていたいよ その口にキスしたいよ 尖る嘴 地面突き ダダを捏ねてる |
パレード天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 横殴りの嵐に吹かれ お祭り騒ぐ一番を競う船 最後尾が誰かは問題じゃない 口開けて観る オーディエンスの群れ 乱れる息を押し殺し投げキッス 彼方御座しますのは お偉いさんのcrocodile-bag パレードは続く 歪む街を灯すネオン 弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ 君を見失い沈む月に吠える犬 流れに身を任そう 風化するまでどれくらい 手渡されたガーベラ一輪 バトンに重ね振り回し首が折れる 列に連なる一人 此の花は誰の手元に行ってもいいんだろう 手当たり次第 入店するselect-shop わたしが欲しいものは 描いた夢を食べる獏 パレードは続く リズミカルに均す群衆 踏み潰されていく夕刊の誌面 タブロイド これ以上は無いと 終わりを告げた恋も 破り捨ててしまえ 風化するまでどれくらい 君がもし泣いたりしたら 駆けつけたくなるだろう 切り刻んだ受話器のコードも 鍵を掛けて縫い込んだ想いも全部 掘りおこして 繋げたくなる パレードは続く 歪む街を灯すネオン 弾け飛ぶ歓声に熱帯びた都会 パーク・シティ 君を見失い沈む月に吠える犬 流れに身を任そう 風化するまでどれくらい |
砂糖水天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 沢を辿って 大きな幹を目指す 微かについた香りを頼りに 麦藁帽子 乾いた西瓜の芯 わたしを入れて運んだ木の虫籠 壊れた夏 置き忘れたあなたの七つ道具 捨てずにとってる わたしを褒めてほしいよ I'm in truly lovin' you そっとわたしを誘う 甘美な蜜のその味を忘れてしまっても Why can't you say to me“HELLO”? 狂おしいままに浮遊していく夢事 砂糖の香り 散々だった 最終章の台詞 タイムマシンがあったらいいのに 濡れた髪を拭いてくれた あなたの指の記憶 なくせるものなら 誰か奪ってほしいよ I'm in truly lovin' you まだ「ただの遊び」と始末出来ない 思い出を食べ残してしまう Why can't you say to me“HELLO”? 立ち入り禁止のゲートを越える泡沫 あなたの雫 街路樹を抜けた先 森へと帰る途中で 冷たい眩暈に襲われ倒れた わたしの黒い羽根は 粉雪に埋もれてく このまま氷になったら 怒る? I'm in truly lovin' you そっとわたしを誘う 甘美な蜜のその味を忘れてしまっても Why can't you say to me“HELLO”? 狂おしいままに浮遊していく夢事 砂糖の香り 砂糖の香り |
1/2 -a half- 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | Dearness 頑に耐える泪はここに吐き出しなよ Pureness 真っ直ぐすぎる君へと投げ出すカーヴ 君が北を向いたなら わたしは南を眺めよう 微かに震える君の 吐息が届く位置に きつく繋ぐ糸や約束は要らない 磁力はなくならないかどうか 君を試したい 愛してる 言葉にしたなら君は近くなるの 何一つ 纏まりきらない ひとつにならない a half and a half 壊れた球体のfidgety addicted to you 君が顔を伏せるなら わたしは流星を探そう 曇った瞳の奥を 彩る花火になろう 欠けた心の壁 塞ぐ番(つがい)もない どれほど間違い起こせば この穴は消えるの 愛してる 言葉に出来たら心軽くなるの 捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら a half and a half 溢れた感情のfeel dizzy correct my soul 気が付いてわたしの事 嘘でいいから 都合のいい存在ならば 捨てて欲しいから 愛してる 言葉にしたなら君は近くなるの 何一つ 纏まりきらない 早く繋げて欲しいよ 愛してる 言葉に出来たら心軽くなるの 捩じれてく 君との架け橋 見失うのなら a half and half 壊れた球体のfidgety addicted to you |
Stone天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | あたしのズルイとこを 見逃さないでいてほしいの 白く潰したかった くすんだ未来も アリバイも嘘も さかさまの位置に あの青空が落ちてくるなら あたしは誰よりも 飛んでいれるのに しみったれたふたりを笑えるのに Everyday Like a sober little stone 輝ける明日が待つわけでもなく Every way 綻んでく 褪せゆく光を ただ眺めてるだけ 掴まるのが厭で 自由人を気取っていたけど 誰の腕も取れず息絶えてくのは 怖かった ひとりはいやだった Everyday Like a sober little stone 我が儘に振る舞う 夢の在処も Every way 転げ落ちる 繋いだその手を 強く束ねるほど このまま緩い日々を生き存え ヤワな思い出浸り 笑うだろう 自由で満たされたlonely life この骨を埋めてくれるのは あなたじゃないなら 誰がいるだろう Everyday Like a sober little stone 輝ける明日が待つわけでもなく Every way Only passes vaguely days 繋いだその腕を束ねていても Everyday 綻んでく 色褪せた石を ただ眺めているだけ |
JOKER JOE天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 変幻自在のstyle いい奴か悪人かは 使う方の腕次第 気をつけろ He is magic star 選んでよ Trick or Treat 今日は何を遊戯するの? 「Joker抜きにしよう」 ベンチ入り unlucky-man その面を騙すstrangeなナイトキャップ (Old Maid-Sevens-Poker) その手に持つ杖はViolence? Justice stick? Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼 終身雇用のWorker Joe 幸せはいつでも 一時の気休め程度 些々暮れ立ったHeart 運命にHe say“NO NO” その鍔の奥のdangerousな空想を その杖の先いたぶって スパークしたい Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト 問題児Joe 小さな瞳で下克上企んでた 川辺で泣いていたあの日には さよならさ その面を騙すstrangeなナイトキャップ その手に持つ杖はViolence? Justice stick? Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 巡回しては集団を掻き回すサディスト Joker Joe 52人の軍団に入れなかった男 Joker Joe 身の丈揃う集団を食み出した狼 終身雇用のWorker Joe |
Devil Flamingo天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 軽快なサービストーク 恥じらいはどこへ追い殺った ブラウン管に唾を吐く 曖昧に相槌 かったるい恋路話は 右から左へThrough-ly 計画通りに上手くいってよ 平和な奴らに泡吹かせたい 満ち足りぬ現状の末路を コノ目デシカト見届ケル迄 この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 片足で踊る 拘束されたピエロ 片足で踊る 拘束されたピエロ ストレス溜め込んで狂う現代人の 拓かれた道は何処だ 暴力的なフェイク咬まして 胡座かくなら 気が済むまで殴ちなよ 計算通りに事運んでも 横槍から逃げる術はない 満ち足りた幸福の糸目を コノ目デシカト見届ケタイ この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 桃色を纏い 毒牙隠すDevil 桃色を纏い 毒牙隠すDevil 痺れた腕を伸ばして 確認していた ココが何処で 君がダレで ワタシの領地が何処カを この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 片足で踊る 拘束されたピエロ Lie Lie Lie “There's no one as beautiful as 〇※▽◇!” この世界はまるで 果てなき空中サーカス この世界はまるで 果てなき空中サーカス 桃色を纏い 毒牙隠すDevil 桃色を纏い 毒牙を隠すDevil |
硝子天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | お天気野郎に用はないわ あたしは曇ってる人が好きなの 擦れて汚れた瞳を 輝かせるのが快感なの お掃除は少しずつやるより 溜め込んだ方が気分いいわ 君の濁った硝子を一気に磨きたい 寂れたハート抱えて 尻込みしてるLooser 切れなかったカードは 何処に仕舞い忘れてきたの ここへおいで 楽園は君の傍で眠っている 食わず嫌いに その腕が戸惑いはじめたなら 心守る 厚い壁吹き飛ばして 創始になれ すべてが欲しい そう企んでいたあの日のように 溜息吐いて白く濁った 窓辺ならばこの腕で拭って 君が見逃してしまう 風景を見せたい 疲れたふり続けて 立ち止まっているなら その背中を伸ばして 何が掴めるのか試そう ここへおいで 楽園は君の傍で手招いてる 頭抱えて ひとつの回答を出せないなら 真面目すぎる頑な誇り捨てて裸になれ 傷跡隠す 鋼の鎧などいらないでしょう? 壊れ物取り扱う やさしい手を望むの? 弱いとこすべてを壊せば楽になるのに ここへおいで 楽園は君の傍で眠っている 食わず嫌いに その腕が戸惑いはじめたなら 心守る 厚い壁吹き飛ばして 創始になれ すべてが欲しい そう企んでいたあの日のように |
烏 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 逞しくダイヴ見せなよ 血気盛んなDirty-Crow 無い物強請りのこの世で 根刮ぎ食らってくShadow 次のバイパスを抜けたら 君に聞かすよLooter Show あどけない目で笑っててよ 負けちまいそうなんだHoney この仕事終えたら何処か遠くへ向かおう 誰一人 顔も知れないとこ こんなちっぽけな魂で 君を守る事は出来る? 今は臆病を騙し込んででも 空虚吐き出す 何ものにも染まらないステータス 鈍く輝くDirty-Crow せせら笑ってる奴らに 白目剥かせようかPoochy キレイゴト塗れの世の中じゃ 嘘も挨拶代わり 成れの果て 君がやさしさを欲しがり 白いツバサを呼ぶ時は いつかはじまりを告げたあの日まで 君をさらうよ 仮初めの城の中 白昼の光に晒され 何処へ行ける 君の惑う手と逸れずに こんなちっぽけな魂で 君を守る事は出来る? 今は臆病を騙し込んででも 空虚吐き出す 君がやさしさを欲しがり 白いツバサを呼ぶ時は いつかはじまりを告げたあの日まで 君をさらうよ |
かぼす天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 君を引き立てるため 今日も搾られたよ 君はとんがっている 濃ゆい刃だから ただ隣に 並べられて 使い捨てられてく だけどぼくは信じている その豪腕も 君のしあわせそうな 顔を見ていたくて 今日も頑張っていきます青い房 君がなくちゃぼくの生きる意味なんてないさ 強い筆で描く未来 共に見たいな かなしい出来事は全部 ぼくが引き受けるよ 君はとんがっている牙でいて 君のしあわせそうな顔を見ていたくて 今日も搾り取られます青い房 |
混沌 -chaos- 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 流れる砂時計は やがて終わり向かう 限られた空間で 悶えて尽きる 静かに壊される 過去の跡地 昨日の宴 新たに摺り替えて 骸にする 滅びの雨 ああ 止まない豪雨に逆らいながら がむしゃらに放つ弾丸で 何を貫ける Rain わたしは果てない混沌の海で どれほどの 紛う偽物 吐き出すだろう 視界を遮ってく 人の群れの中で わたしを知るものなど いないと気付く 目指した入り口は 右と左 どちらが近い わたしが手に入れた 鍵は何処のドアを開ける ああ かじかむ両足引きずりながら 流されてしまう追憶の在処を探した Rain わたしは果てない混沌の海で 沈みゆく四肢を預ける場所探す 足りないもの 満ちては欠けてく希望 歪んでいく あなたを連れてく領地 望むものは たったひとつだけなのに 目移りする 伸ばす腕を背いて ああ 止まない豪雨に逆らいながら がむしゃらに放つ弾丸で 何を貫ける Rain わたしは果てない混沌の海で どれほどの 紛う偽物 剥がせるだろう |
ウララカ天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 今年の年始は風邪ひく夢で目覚めたんだ ひとりぼっちで 目覚めて気付いた 節々痛くなってやがる 夢じゃなかった ウララカな春は来るのか 花粉はあたしに優しいか 節分の大豆旨いな もう2月か 桜 あたしを待ってろよ その蕾タワワに 知らぬ間に はらはら散るんじゃねーぞ 桜 ゴールテープは まだ先の方かい あたし追い越して あんたが咲いちまうのかい 次の晩見たのは メンバーから曲のダメ出し受けてる夢 微熱で寝込んだ身体に鞭打つ仕打ちさ 泣きそうだった ウララカな春を迎えたい 記念日にはケーキ食べたい やりたいゲームもあるんだ 予約してんだ 前に餌を垂らして走る競走馬は どこがカーブかちゃんと見えてんだろうか 桜 あたしは行けるか 春の雪の中に よそ見してても こっちだって招いてくれ ウララカな春は来るのか 花粉はあたしに優しいか 雛祭り人形恐いな 3月ですか 桜 あたしを待ってろよ その蕾タワワに 知らぬ間に はらはら散るんじゃねーぞ 桜 ゴールテープは まだ先の方かい あたし追い越して あんたが咲いちまうのかい 前に餌を垂らして走る競走馬は どこがカーブかちゃんと見えてんだろうか 桜 あたしは行けるか 春の雪の中に よそ見してても こっちだって招いてくれ |
ウタカタ 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 白く明けてゆく空に浮かぶ不知火 陽気な夢に灯された赤い幻 選ビ損ネタモウ片方ハ アナタガ笑ウ ヤワラカナ旅路 今コノ総テ置イテイッテモ 届カナイ夢ノ果テ 教えて あてどもなく踏み出した足はどこへ続くの あなたを沈めていく虚の淵 ウタカタ揺れる 甘い攪拌に浮かび踊る想いは 小さな叫び声上げて淡く弾けた コノママフタリ繋イダ腕ヲ 切ラズイレタラ何ヲ見タダロウ ワタシノ足ハ 在リシ場所カラ ドレクライ離レタノ あなたが望むのなら 微塵に砕いて忘れてもいい 遠くへ霞んでいく想いの粒を 探さぬように 光溢れる 出口の先へ 舵手にした方舟は漕ぎ出す 封じ込めていく 落とし込んでく 帰る場所などここにはないから 光溢れる 出口の向こう 舵手にした方舟は漕ぎ出す 封じ込めていく 落とし込んでく 帰る場所などありはしない 教えて あてどもなく踏み出した足は何処へ続くの 遠くへ霞んでいく そのすべてを覚えてる 再び出会えるなら 1からわたしを見初めて欲しい あなたを沈めていく虚の淵 ウタカタ揺れる |
国道天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 毎晩あなたを思ってるわけじゃないけど ダーリン 時々 横にいたらいいのになって ふらっと揺らぐよ だってさ 空模様も分からないほど 離れてるから つまらなかった社長のお小言に しかめた眉毛 伸ばせないよ 国道いくつ抜けたら あなたの頬に触れるだろう 真っ赤に染まる信号睨んで 止まる足は泣いてる 最近は 何の情報だって ネットで探せるけど あなたの横で笑う友達の ひとりも分からない いつから あなたじゃなきゃ ダメになったろう 高く伸ばした鼻を手折って プライドを剥ぎ取り 衝突し合った出会いなのに 国道いくつ抜けても わたしの場所手探ってた 隣が青に瞬いても 曲がってしまわないでね 国道いくつ抜けたら あなたの頬に触れるだろう 真っ赤に染まる信号睨んで 止まる足は泣いてる 国道いくつ抜けても わたしの場所手探ってた 隣が青に瞬いても 曲がってしまわないでね |
梟 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | ゴロスケホッホー 君の街へ ゴロスケホッホー 歌うよ 月がそっぽ向くこんな夜だから 期待はしないよ 調子乗って はずれクジ引いた時でも 泣いてごまかして忘れられるように いつまでもコドモじみてても こんな風に笑っていようよ ずっと 醜さをちりばめて 嘘をもっと 愛をもっと 頂戴 溢れるほど 四方八方 逃さないで 見ていてあげるよ 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ さみしいレンジャー はしゃいだストーリー 揺らめく青空 ゴロスケホッホー 流れ星を ゴロスケホッホー 取れない時は 寝室の番人してあげよう いつの日か運命なんていう響きに嫌気さして ふっと わたしから逃げる日も 上手だって 利口だって なだめて欲しいよ ヘマしてきた 膝小僧に 埋まった小石も 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ 歪んだ午後 赤いスカート 歩いた坂道も 君に撃てない標的は 合図送るよ 見える? 嘘をもっと 愛をもっと 頂戴 溢れるほど 四方八方 逃さないで 見ていてあげるよ 覚えても 覚えても 足りないのはなぜ さみしいレンジャー はしゃいだストーリー 揺らめく青空 |
光線天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | のらりくらりしてる生活のフーテン 君の眼差しから出てんだ光線 バッドニュースばっか垂れる ブラウン管よりずっと 君の見つめる瞳に溜息さ 空に帰路を描く青い飛行船 君を独り占めした今宵は晴天 いつまでだって傍で佇んでいてあげる 君が望んでる未来を越えて 曇った空から天使が降りてきたんだ 君の頬染められる 必殺技をおくれよ 目と目で伝心 そんな歌もあったけど 慰めにもならない いたずらなYOUは STRAY CAT 君のために認めてきた便箋 言葉少なに書いた想いを放電 転がり墜ちていく最終章は破って ふたり笑ってる未来を書こう たとえば挫けて迷子になった夕暮れは 霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ 足りない威力も そっと補ってあげるよ 君に捧げた魔法 幻にならないで 曇った空から天使が降りてきたんだ 君の頬染められる 必殺技をおくれよ 目と目で伝心 そんな歌もあったけど 慰めにもならない ミラージュのSWING たとえば挫けて迷子になった夕暮れは 霧の中照らし出す 必殺技をおくるよ 足りない威力も そっと補ってあげるよ 君に捧げた魔法 いたずらなYOUはSTRAY CAT |
風船天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 小さい頃は 指から抜けて浮かんでいく風船が好きで 両手いっぱいの きらめくおもちゃを 一斉に放した いつの頃だろう 大事なたからを失くしていくのが怖くなってた 片付けられずに 溢れかえるのに 君と歩こう ひしゃげてる鞄持って ありったけの夢をぶら下げて行こう 星くずが泣いてまっくらになる時も わたしには聞こえる あなたの呼び鈴 時々萎んでためいき吐いて しわくちゃになっていく顔 逃げてしまった しあわせの分を 吹き込めばいいのに わたしは下手で 思いきり吹いていくつも破いた 大きく破れた風船かかえて 後悔するのに 君と歩こう ひしゃげてる鞄持って ありったけの夢をぶら下げて行こう もしもあなたから遠くはぐれた夜も わたしには聞こえる あなたの呼び鈴 星くずが泣いてまっくらになる時は あなたへと運んで わたしの風船 |
箱庭 ~ミニチュアガーデン~ 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 欲しい物など手に入れたら ただのガラクタになり 忘れられてゴミと化す お気に入りを集めて組み立てて殻を作るほど 不安ばかり消せなくて 空回る無器用さもあなたはほほえむから 探してた答えなどもうどこにもないから 嘘を吐いてこのまま騙していてね 髪を撫でる指の先から もしあなたと始まることになっても かまわないと今なら強く言えるの ヴェールを脱ぐ生まれたばかりのわたしの姿は ただ小さく無防備でも あなたと知るいろんなわたしの局面に触れたい 築き上げた過去を捨て 生き急ぐ足音もわたしはほほえむから 探してる答えなどもうどこにもないから 永遠とは何かを感じさせてね 頬を寄せて吐息を合わせて もしあなたと始まることになっても かまわないと今なら強く言えるの 嘘を吐いてこのまま騙していてね 髪を撫でる指の先から もしあなたと始まることになっても かまわないと今なら強く言えるの 繋いで繋いで 揺り籠に揺られ わたしとあなたを わたしとあなたで 許して許して 殺して 柔らかく抱いて 繋いで繋いで 揺り籠に揺られ わたしとあなたを わたしとあなたで 許して許して 殺して 柔らかく抱いて 繋いで繋いで 揺り籠に揺られ わたしとあなたを わたしとあなたで 許して許して コロシテ 柔らかく誇らしく抱いて 扉を開け手に入れたすべてを置いて出て行こう |
白い華~White Garden~9nine | 9nine | 山下知恵 | 天野月子 | | 降注ぐ白い華 ひらりひらり舞い踊る 涙も傷も 強さに変えて 目覚めるように 肩越しから 眺めてた いつか見た景色は 小さな頃 聞いていた おとぎ話のよう 記憶の深い森の奥に 迷い込んで あなたまでの道標を果てなく探した 降注ぐ白い華 ひらりひらり重なって 立ち尽くしてた想いを 白く染めてゆく 届かない言の葉をこの空へ還したなら 痛みも傷も 強さに変えて 目覚めるように その手に触れていなければ 温もりも孤独も 知らないままなら 未だ 眠り続けただろう 光をただ待ち続けてる程時間は ただ長くて 凍てついてく 弱さを抱いてた 降注ぐ白い華 ひらりひらり重なって 一人 空白の時を 埋め尽くすように 戻らない永遠を この空へ還したなら 痛みも傷も 強さに変えて 目覚めるように あなたが残した赤い嘘を 静かに飲み干したら あの場所に戻れるの 降注ぐ白い華 ひらりひらり重なって 立ち尽くしてた想いを 白く染めてゆく 届かない言の葉をこの空へ還したなら 痛みも傷も 強さに変えて 目覚めるように |
恋花9nine | 9nine | As | 天野月子 | | 色んな事、話したいのに あなたは居心地があまりによく 浸りすぎている私がいて ふと我に返って言葉探す 話はむちゃくちゃ… ただあなたは笑って そして優しいその左手で私を抱き寄せる キスしてハグして 照れ笑いしながら 知らずに知らされぬまま 大人へとなるのだろう キスしてハグして 色づいてく私 胸の奥、咲いてる一輪 私の『恋の花』 今まで晴れていた空が 急に黒く鈍い雲をまとい 雨に変わってしまったのは 「また明日ね。」と言葉交わした後 こんなに寂(さび)しい思いをするだなんて 夢にも思わなかった事で誰にも話せずに キスしてハグして あなた感じている 全てが全てがとても 愛しく感じるんだ キスしてハグして 色づいてく私 雨の中、咲いてる一輪 みつけた。『恋の花』 キスしてハグして 照れ笑いしながら 知らずに知らされぬまま 大人へとなるのだろう キスしてハグして 色づいてく私 胸の奥、咲いている一輪 あなたの『恋の花』 |
Cherry9nine | 9nine | As | 天野月子 | | なんだか美味しそうです。赤い魅力的な実 食べちゃダメだって言われたのなら…モチロン!! 味わってみたいものなのです。 Cherry あなたを口にしてからなの 微熱が続く毎日です。 助けてCherry あなたを食べ過ぎたようです。この微熱は下がるのでしょうか? こんなにクセになるとは予想外の味です。 誰かにおすそ分けしたいけれど…ゴメンネ 独り占めさせてもらいます。 Cherry あなたナシではもうダメです。時々見える幻覚も あなたよCherry 私を乱す罪な味。あなたの罪はかなり重いわ Cherry あなたを口にしてからなの 微熱が続く毎日です。 助けてCherry あなたを食べ過ぎたようです。この微熱は下がるのでしょうか? |
MONSTER9nine | 9nine | 天野月子 | 天野月子 | | 理解出来ないなら忘れればいいのに 真ん中抜かれたピーマン あいつが消えない ハートの矢を撃ち損ねたキューピッド その背中の羽で あたしの中を 心の奥を 掻き荒らして行った YOU ARE THE MONSTER ちょっと通り過ぎただけで首ったけ 罪なもんさ 当の本人は素知らぬ事情 YOU ARE THE MONSTER こっち向いてよ おあずけはイヤだよ 残酷なKEEP ON無邪気なCRIMINAL BOY 今日はフレンチかな アメリカンかしら 貴族めいた服で 出迎えもいいわ あいつは街じゃ知れてるスーパーマン その瞳で以て 多くの女性(ひと)を釘付けにした評判なんです YOU ARE THE MONSTER 嵐のようにこの心奪って 絡み付いた ガードレールも飛ばしてしまう YOU ARE THE MONSTER もっと優しく 手招いて欲しいよ 傷心な気分 果敢ないBRILLIANT LOVE YOU ARE THE MONSTER ちょっと通り過ぎただけで首ったけ 罪なもんさ 当の本人は素知らぬ事情 YOU ARE THE MONSTER こっち向いてよ おあずけはイヤだよ 残酷なKEEP ON 無邪気なCRIMINAL BOY |
砂の城9nine | 9nine | 山下知恵 | 天野月子 | | 手探りで歩いてた あなたの欠片を掻き集めて 象った幸せは 渦巻く風が掻き消す 揺らめいては 遠く波打つ 妖しく誘う(いざなう)蜃気楼 さよなら消え去った 探してたはずの場所 確かにあなたを抱きしめたのに 崩れてゆく身体 風化してゆく想い連れて 何処までも進もう この大地の果てへ 乾ききっていた眼に あなたが一筋の光刺し 歩いてゆく 道筋 静かに照らしてくれた 閉まっていた 孤独裏切り 纏った全てを脱ぎ去ろう さらさら舞い散った 二度と戻らない場所 何度もあなたを呼び続けてた 喉は焼けついてく 弾け散る涸れた叫びは 辿り着くのだろうか あの空の彼方まで さよなら消え去った 探してたはずの場所 確かにあなたを抱きしめたのに 崩れてゆく身体 風化してゆく想い連れて 何処までも進もう この大地の果てへ |
ゼロの調律 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 戸倉弘智 | 壊れた機械は夢を見ている 永遠に醒めぬ時間を奏でて あとどれくらいの夜を紡げば あなたを照らす ひかりになれる 手を解かないで あなたを追って 逃げたくなるから せめてやさしい そのぬくもりに 抱かれて 咲かせて Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆくひとひらを (After a while, I get worn down down down) 結んで下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその腕で(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでいられる? Could you get me out of this cipher? 無数に響く音色の中で わたしの声は ちゃんと聞こえる? 目をそらさないで あなたの想う わたしじゃなくても 空白から 未来へ綴る調べを捉えて Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆくひとひらを (After a while, I get worn down down down) 数えて下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその胸で(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでありたい Could you get me out of this cipher? Just call my name (I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) 散りゆく ひとひらを (After a while, I get worn down down down) 結んで下さい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその腕で(After a while, I get worn down down down.) Just call my name(I wanna be there with you) So call my name (I wanna be free so free.) この目に焼き付けて (After a while, I get worn down down down) 沈んでいきたい(I wanna be there with you. I wanna be free so free.) あなたのその胸へ(After a while, I get worn down down down.) わたしはまだ わたしでいられる? Could you get me out of this cipher? |
Jam Tomorrow天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | Your voice is low 'Cos I always ask back I beg your pardon? Please say to me again Remember I love you more than anyone I wanna share your view and more If there's a FADER in your mouth, I could adjust volume You seem feeling low I try to shut all hum You have an option that you don't hear anything Remember I like your smile like a blooming flower I wanna you to show your smile If there's a ZIPPER at your lobe, I could shut it sometimes We are pears and strawberries that been packed in the pack Do not care Though we can't deep breath and look around in the JAM Jam tomorrow and jam yesterday, but never jam today But we still believe that we can see the blue sky on the toast Remember I love you more than anyone I wanna share your view and more If there's a FADER in your mouth, I could adjust volume We are pears and strawberries that been packed in the pack Do not care Though we can't deep breath and look around in the JAM Jam tomorrow and jam yesterday, but never jam today But we still believe that we can see the blue sky on the toast We are grapes and pineapples that been packed in the pack Do not care Though we can't find own way for such a mixed JAM Jam tomorrow and jam yesterday, but never jam today But we still believe that we can see the blue sky on the toast |
Hello天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | たったひとつの願いを 神様は赦してはくれないの まるであたしにはその資格がないと言うように 訪れるべき春は木枯らしにさらわれ消え失せる 霞がかる追憶からあなたを描いた この腕があなたを綺麗に忘れ去っても 過ちに誰かをなくしても かなしみがあたしの羽根を引き裂いても 身体中の軋む音を鳴らすよ そこで聞こえるでしょう? I say Hello 追われるような日々に 落ちてゆく想いは切り捨てた 未解決な心のまま明日へ急いだ 幾度もあなたに疑問をぶつけるだろう 飲み込めぬ事実もあるだろう 間違いがあたしの道を正すのなら 胸を張って間違えていきたい そこに届くように I say Hello 過ぎていく時間の中であたしがいつか 身動きが取れなくなってもあなたは 歩いてくれるの? 真っ白い未来のあたしと並んで この腕があなたを綺麗に忘れ去っても 過ちに誰かをなくしても かなしみがあたしの羽根を引き裂いても 身体中の軋む音を鳴らすよ そこで聞こえるでしょう? I say Hello |
Polar Bear天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | My shoes are made by a Polar Bear Suddenly his store's closed Even if I've knocked the door, rung the chime I'm waiting for you on the ice field My shoes are made by a Polar Bear Where you've gone alone? The snow is still falling and fading your footprints How can I find a way? Your big the tip of fingers had a lot of funny magic You had worked on the piece of mine's for I'll be able to walk alone You and I've not taken a pledge 'Cos I can't disturb your freedom But please don't forget if you could not come back I'm wearing your special The dazzling light is shining And it makes to sink the castle So I should decide to leave from my dear place My shoes are made by a Polar Bear Suddenly his store's closed Even if I've knocked the door, rung the chime I'm waiting for you on the ice field My shoes are made by a Polar Bear What do you watch from there? But please don't forget if you could not come back I've worn these 'cos they've made me special I'm wearing yours that made me special one |
KITCHEN天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | Sunday ママが作るスペシャルモーニングセット 欲張り過ぎたわ あとひとくちが入らない こんなに小さな皿 満たせないようでも あたしに見合いの 器だったと気付くの 飲み込めずにいる君の病んだ想いも 残飯みたいに流してしまえたらいいのに Tuning on Tuning on Daddy Mommy Stop the TV show Tuning on Let's listen to the radio Tuning on My kitchen will bring you happiness and sorrow of my way Tuning on Darling Honey Dancing in the rain Tuning on Let's sing the praises all of lives Tuning on My kitchen will bring you happiness, baby 焦げた黒い鍋は その場で磨かずに 付け置きしながら 剥がれるのを待つでしょ? 心焦がしきって かさぶたになっても 触らずいれたら 綺麗に剥がれてくのに 使わないでいる君の冷蔵庫では 捨てられない想いが氷柱になってた Tuning up Candy Kathy Are you ready now? Tuning up Let's hold the party in my house Tuning up My dishes will suit your gourmet taste and tickle you pink Tuning up Darling Honey Don't cast down your eyes Tuning up Let's sing the praises all of lives Tuning up My dishes will bring you happiness, baby 作り方ひとつ間違えただけで そんなにしょげないでよ あたしなら平気よ Tuning on Tuning on Daddy Mommy Stop the TV show Tuning on Let's listen to the radio Tuning on My kitchen will bring you happiness and sorrow of my way Tuning on Darling Honey Dancing in the rain Tuning on Let's sing the praises all of lives Tuning on My kitchen will bring you happiness Tuning up Candy Kathy Are you ready now? Tuning up Let's hold the party in my house Tuning up My dishes will suit your gourmet taste and tickle you pink Tuning up Darling Honey Don't cast down your eyes Tuning up Let's sing the praises all of lives Tuning up My dishes will bring you happiness, baby |
HEAVEN'S GATE天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 傾き出した廃れた窓に赤い虹が揺れてる 飛行機雲は消えてしまった テールランプも見えない 同じカーブを切り損ねてた 君の部屋が遠のく 飛行機雲は消えてしまった 君は雨を嫌った うなだれた頭上げて楽園のドアを叩け HEAVEN 鳥たちは明日へ向かう小さなホシを見てる さあ爪先から空へ踊れ サザナミを飛ばして コンドルはまだ背中合わせに合図を待ってる シビレきらした強者どもがマシンガンを鳴らした 飛行機雲は掴めなかった 青写真のままだった トンネルに佇んでも太陽は見えやしない HEAVEN 鳥たちは明日へ向かう小さなホシを見てる さあ躊躇いから自由になれ ハジマリを感じて カナリアはまだ美しいその音色で囀る HEAVEN 鳥たちは明日へ向かう小さなホシを見てる さあ爪先から空へ踊れ サザナミを飛ばして コンドルはまだ背中合わせに合図を待ってる |
糸電話天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 夕凪を抜け出し 醜い雨が降る わたしの心から 悲鳴が聞こえる こんなときあなたは 住み着いた悪魔を 両腕に抱えて連れ運ぶの ないものねだりを重ねて 壊してしまった いくつもの破片を繋ぐ糸を あなたは持ってた その手が その髪が わたしを引き止める糸で 行ってはいけないと 越えてはならぬと 何度も振り向かせた 緩んだ糸の先で ささやくあなたの言葉が もう聞き取れないの 濁った景色を 濾過した紙コップ あなたの指先がかさついた夜には 耳に当てた紙を少し遠ざけた わたしの指先が余所見をする時も 聞こえない声などあるはずなかった 近づきすぎてた二人は 気付いてしまった もう少し離れて歩いて行ける方が 楽だと その手は その髪は 躓き転んだわたしを 泣いてはいけないと ひとりじゃないよと 何度も立ち上げてた 緩んだ糸の先で ささやくあなたの言葉が もう聞き取れないの 濁った景色を 濾過した紙コップ その手が その髪が わたしを引き止める糸で 行ってはいけないと 越えてはならぬと 何度も振り向かせた 結んだ糸の先で ささやくあなたの言葉は 光にあふれてた 濁った景色を 濾過した紙コップ |
HANDS天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | 緩やかな坂を登れば あなたに会えるような気がしてた 小さな鞄に詰め込んだ地図と 遠き日々のカケラと 形ある物は壊れて 形なき物ほど鮮やかにわたしを包んだ 晴天の淵に追いやった影も Nothing in my hands There's nothing in my hollow I've glared at my gun's bullets missing all of targets Nothing in my hands 偽りで結い上げた飾りを 今 大地まで還すの Nothing in my hands わたしはまだ行ける 何にも 何にも持たずとも どこにも向かえない踵を 無様だと詰ってた日もあった 途中で途絶えたあなたの軌跡に ツバを吐き責めた Nothing in my hands There's nothing in my hollow I've glared at smoke of powder missing all of targets Nothing in my hands 産声を上げている心に 今 太陽を翳すの Nothing in my hands わたしはまだ歩ける 誰かが 誰かが待たずとも 理由のない徘徊を繰り返した ココを満たせる言い訳を欲しがってた 見渡すほど遠くなったあなたが ただ怖くて Nothing in my hands There's nothing in my hollow I've glared at my gun's bullets missing all of targets Nothing in my hands 偽りで結い上げた飾りを 今 大地まで還すの Nothing in my hands わたしはまだ行ける 何にも 何にも持たずとも |
Howling 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | どうしようもない災難が君の目を曇らすから トボケた夢話すんだ 掴めやしない事を 欲張って手放せないのは 諦めちゃないから しなければよかった経験も 明日には報われてる Howling あたしの無惨な穴へ 君の光が射し込み続けて 正しい呼吸をしていれる Howling 何度重ねてみても君は忘れるから あたしの手口を叩き込んであげるよ 何度でも 夕焼けが眩しいから 君は目を細めている 怒ってるわけじゃないんだと しかめた顔が喋る 会わなけりゃ捨てずにいられた宝物もあった たくさんを空っぽにするほど 叶えてこれたのかな こぼれ落ちた光の粒はこの手で拾い上げて ずっと先まで 朽ちゆく先まで ちゃんと飾っていてあげる Howling 上手く騙せない日はあたしと吠えていこう 君の失くした未来を組み立てるよ ひとりでも あたしに足りない器は 君の中に預けてある 独りきりでかなしむなら あたしを消してからにして Howling あたしの無惨な穴へ 君の光が射し込み続けて 正しい呼吸をしていれる You know? My soul, there's only to howl with you 君が忘れるなら あたしの手口を叩き込んであげるよ 何度でも |
Primal Scream天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | 天野月子 | | Bad city Bad city Yeah There's no corner that I should turn Right, baby Bad city Bad city Yeah I've gotta go straight Okay? Rude city Rude city Yeah There's no gas station I'm running out of the gas Rude city I can't do anything but come to standstill No way! Jesus Set me free like wind Talk about dreams, laugh and scream on my own way You can rip off my surface I'm sticking on the surface Bad city Bad city Yeah There's no shop though I would like some coffee Bad city Bad city Yeah I've gotta stand it Okay? Rude city Rude city Yeah My cell-phone has a poor signal around here Rude city I can't call my client We'll break up this deal No way! Venus Let me go safety Talk about past, laugh and cry on my silly way You can rip up my story I'm standing on the hell I have always done following to your orders Just like a singing bird in the narrow cage Let's try seeing the sky through the eyes of a needle It is the time of playing the game Jesus Set me free like wind Talk about dreams, laugh and scream on my own way You can rip off my surface I'm sticking on the surface Venus Let me go safety Talk about past, laugh and cry on my silly way You can rip up my story I'm standing on the hell |