外間隆史作曲の歌詞一覧リスト  38曲中 1-38曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
I Still See遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史大口俊輔・外間隆史・遊佐未森不意に流れてくる誰かのピアノ 歩道橋の上で  上水の小径 見上げる冬木立 同じこの時代に出会えたこと 分かち合えた その眸で 聴こえるでしょう 茜色の武蔵野の空に 声を合わせて 笑い合って歌ってた  I believe あのとき見たまなざしに 真っ直ぐな光 (the lights in your eyes) I believe 描いた未来はここに that we'll never leave 変わらない I still see... I still see... I still see...  今も抽斗には小さな文字の白い箱  I believe いつの間にか遠い場所で はなればなれでも (the lights in the night) I believe 笑顔はカセットの中 歌声と約束と I believe あのとき見たまなざしに 真っ直ぐな光 (the lights in your eyes) I believe 描いた未来はここに that we'll never leave 変わらない I still see
BALCONY遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史大口俊輔・外間隆史・遊佐未森午前4時の窓辺 夜の粒を見てる 微かな気配が充ちてくる  雨のあとのにおい 海に降りたリボン 小さな命の声がする  いつかしら胸のどこかで かなしみは星になるから  誰のものでもない空へ この手ひろげ 夢の波間身をまかせて もういちどふたりで  おぼえてる星のバルコニー いつまでもいついつまでも  これはきみあれはあなたと 星をあつめ ひとつまたひとつ夜空へ もういちどありがとう
Tell me why遊佐未森遊佐未森遊佐未森外間隆史渡辺等離れてた 二人の道 思い出が じゃまをしてた 見えなかった 道が今は もやの向こう 見えはじめてる  もう一度あの丘の上に 登ってみよう かすかな痛みもいつか 消えてた 新しい風に  Tell me why we met, why we met on this trip 君と会った その理由に とどきたくて Tell me why we met, why we met on this trip そして今も 君の声がしてる  喜びを 結んだり 悲しみを ほどきながら  分かちあうこの場所で 空を眺めていると 聞こえる明日の歌が 小さな希望(きぼう)の歌が  Tell me why we met, why we met on this trip 君と会った その理由に とどきたくて Tell me why we met, why we met on this trip そして今も 君の声がしてる
Diary遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史外間隆史・冨田恵一明日のシャツに迷ってるだけで もう 夜は深くなる たとえば 逢えない日のことも たいせつに 綴ってゆこう  朝になれば 窓を開けて ひとりぶん 林檎をむいて 動きだした 町の声に すこしだけ 時計を気にしながら  はねてる前髪を直してると もう 空が明けてゆく たとえば どんな遠い場所に 生まれても 逢えたと思う  日曜には 鍵を開けて ふたりぶん お茶を沸かして ゆるい坂を 登ってくる 靴音に 胸はずませる  ひとつの朝 ひとつの季節 いくつ語り終えても 花は開き 青い実は生まれ 日々は綴られてゆく  夜になれば 灯を点して 読みかけの本を開いて 誘われてく 夢の中で 新しいページをめくる  春になれば 林檎の樹に 白い花 まぶしく咲いて 時は今日も この手の中 紅い実を乗せて過ぎてく  朝になれば 窓を開けて ひとりぶん 林檎をむいて 動きだした 町の声に すこしだけ 時計気にして
ONE遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史外間隆史・中原信雄夜明けのバスの窓辺 もたれて瞼閉じてる 流れる匂いだけで景色が判る  あの人のあの場所から初めて一人の旅 優しさに埋もれたら明日が見えなくなる  スピード上げて走る 消えてく月の真下を 遠くに見える夢を追いかけてゆく  本当は悲しいほど誰でも知ってるけど  人は一人きりで 生まれて来る事を 人は一人きりで 帰ってゆく事を だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる  失くした時間だけが永遠になる  あの人の居ない世界 陽射しは何色だろう  人は巡り合って いつか好きになって 時は短すぎて だけど止まれなくて だから一緒にいた 二人で歩いてた とても愛しかった とても大事だった 人は一人きりで 始める旅がある 人は一人きりで 見つめる夢がある だから淋しくなる だから逢いたくなる とても愛しくなる とても大事になる
クローバー遊佐未森遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史・冨田恵一東のはて 西のはて それぞれの島で 水の音に守られて ひびきあう ふたり  ああ エメラルドの手紙が着く 波のようなその文字の 淡いインクに  静かにあふれてくる こぼれていた時間が 花を見て 月を見て まよわずにほほえんで  部屋の隅で曲がる陽だまり 遠い写真  白ツメクサ 咲く道で うつむいたあなた あの日のまま その意味を 見つめてたわたし  ああ カーディガンの季節は過ぎ つぼみがまたふくらんだ 細い枝にも  新しい恋人に よろしくと伝えてね 花を見て 月を見て かわらずにほほえんで
ハモニカ海岸遊佐未森遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史・冨田恵一貝殻の朝 あなたと歩く 砂に残った足跡はずっとつづくの  二人でいても 一人になれる 静かな時間 それぞれの場所で  お互いの胸のなかにある 大切なものは みがいて そっと てのひらにのせよう  ハモニカ海岸 いつもここで ふたりの和音に耳をよせる ああ くりかえし ああ 波に乗る 少年たち 見てた  手に入れた幸福も夢も すべて投げ出して 迷ったときは この海に帰ろう  ハモニカ海岸 いつかここで ふたりの和音を波にとかそう ああ 空に舞う ああ 水しぶき 両手で受けとめて ずっと そばにいて
午後のかたち遊佐未森遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史・冨田恵一もう少し近づいたら あなたは どんな顔見せるの? 防波堤 春のベンチ 海風 シャツの背中で笑っている  なんでもない話と缶ジュース 微妙な気持ちが ほら 生まれてる  午後のまるい永遠 ふくらんでる そっと持って帰ろう このまま てのひらで包むように あなたに気づかれないように  今までは見えなかった 誰かとこんなふうにいる場所 ゆきすぎて またもどって 素直の芯がどこかで 傾いてた  岩場の水たまりでゆれている ガラスのかけらが ほら 光る石  午後のまるい永遠 ふくらんでる そっと持って帰ろう このまま 光る石は水辺に返してゆく きっと ふりかえったら きらめく 水の中で光るように 私らしくいられるように
小鳥遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史トニー・マンスフィールド傷が治ったら 飛び立ちなさいと 鳥カゴの鍵をそっと あなたは開いた ずっとこの部屋で 歌わせたいなら この羽根切ってくれたら いいのに さよなら もう (I've got to say good-bye) さよなら 青く青く 空がどこまで 続いているのか 誰もわからない 高く高く ひとりどこまで 飛んだらいいのか 誰のために Love is a cage  傷ついた翼 抱き上げてくれた あなたの淋しさ誰が 癒してくれるの おんなじ痛みに 気づいてくれたら その手を離さなくても いいのに さよなら もう (I've got to let you fly) さよなら 青く青く 空がどこまで 続いているのか 誰もわからない 高く高く ひとりどこまで 飛んだらいいのか まぶしすぎて Love is a cage  青く青く 空がどこまで 続いているのか 誰もわからない 高く高く ひとりどこまで 飛んだらいいのか 誰のために 青く青く 空がどこまで 続いているのか 誰もわからない 高く高く ひとりどこまで 飛んだらいいのか 離さないで  Love is a cage   (All you need is a cage…)
Floria遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史外間隆史・冨田恵一Ah…  やがて雨の庭に 光が射して 鳥がつどう 朝の窓に浮かぶ 舟が出てゆく 花の島へ あなたへと続く 道をたどる 懐かしい潮の道を  wind blows 紅い花舞う風が踊る wind blows それはあなたのやさしいあの歌声 ずっと待ちつづけていた  ふたつのシグナルが ひとつに出会う 時は満ちる 聴こえない音が 聴こえてくる 柔らかな波にのせて  wind blows 鳥たちがほら 風に踊る wind blows そしてあなたの声をてのひらにのせ そっと耳をちかづける  wind blows 紅い花舞う風が踊る wind blows そして胸のもやもやが 晴れてゆくよ  wind blows 鳥たちがほら 風に踊る wind blows それはあなたの やさしいあの歌声 ずっと胸に響いてた
恋かしら遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史外間隆史・冨田恵一夏も秋も春も 友だちのままで またひとつ 年をとるの 昼に夜に朝に 君を想うとき 地球の上には 私ひとり  晴れた空に隠れて 月は巡ってる 足を止めて見上げてみたけど  恋かしら 空がにじんでくる あの笑顔 遠く遠く離れてゆきそう 恋でしょう うなずいてしまったら 明日から どんな顔を見せたらいいの  ある日 晴れの日 花は 匂う 春の日  ずっとずっとずっと 友だちのままで どんな未来が 見えるかしら  君の屋根のパラボラ 眩しい銀色 いつも遠い宇宙を見てるの  恋かしら 街がにじんでくる 逢うたびに もっともっとさみしくなるのね 恋でしょう うなずいてしまったら 明日から どんなことを話せばいいの  ある日 晴れの日 花は 匂う 春の日 ある日 晴れの日 人は 青い 春の日 ある日 晴れの日 花は 匂う 春の日 ある日 晴れの日 人は 青い 春の日 ある日 晴れの日…  
虫の話遊佐未森遊佐未森遊佐未森・外間隆史外間隆史夜。 しきりに砂糖をはこぶ蟻や、 石の隙間で合唱の練習をするコオロギたちも、 やさしげな羽音に、少しばかり手を休める時。 今宵は、螢たちの最後の晩。  光のワルツに生命を捧げて、 闇のなかに弧を描きつづけた螢たちの、 今宵は最後のダンス。 月も雲にかくれて、 その時を待つ。  手をのばしても 声をからしても 時はいつのまにか 流れてゆく ひとつひとつの瞬間 たいせつに抱きしめ 輝くほど自由に 心のままに 歩いてゆこう  あなたたちはとてもきれいだった。 最後の晩にとても立派なダンスを踊った。 虫たちも満足そうに仕事に戻った。  わたしはずっとここから見ていた。 あなたたちのように踊れたらいい。 かすかに淡く、光をまとって。 わたしに羽根はないけれど。
土の話遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史ときどき um 聴こえることがある 土の声 なんだか um あたたかなかんじで 笑う ha ha ha ha ha ha…  夕暮れの空が桃色に染まる頃 裸足になって 耳をすましたら  feel me, feel me かかとに届いた フカフカなあいさつ feel me, feel me 草に寝ころんで 頬よせてみる  誰にも um 信じてもらえない 土の声 それでも um 君はまわる 歌う 笑う ha ha ha ha ha ha…  ほのかに光る夜明けの靄のなかで ふるえていた 君を見つけたよ  心に水を撒きながら 歩いたら 聴こえる heal me, heal me 少しさみしげに つぶやいた 君  feel me, feel me かかとに感じた サクサクのささやき feel me, feel me 風も木も雨も 君の頬に kiss
瞳水晶遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史成田忍虹色のアスファルト 水溜り覗いたら ボクの心の空模様 どうだろう?  暮れてゆく坂道を なだらかに時は往く ボクは遠まわりしたくなる 独り  雨あがりの街と うらはらに涙色 嘘なんてつけないね くちびるが震えたよ  あした青空の下で 打ち明けたいよ瞳水晶  夜になる少し前 あいまいな気持ちのままなら 帰らなきゃよかったよ 家(うち)へ  灯りを追いかけて 逃げてゆくシルエット ささいなあやまちに 三日月もにじんでた  あした青空の下で 打ち明けたいよ瞳水晶  あの空にボクはいつも 憧れ映す瞳水晶  あした青空の下で 打ち明けたいよ瞳水晶
東京の空の下遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史外間隆史・中原信雄もう帰ろう 日暮れてゆくよ 何度も呼んでみたけど 返事がない  十数えて 目を開いたら 知らない景色の中で 風が前髪を巻き上げた  遠いビルの窓が 明かり灯してる 人の欲望(ゆめ)が 高く高く 空を突き上げる  もう帰ろう 振り返ったら 大人になったあの子が 駅の人混みに隠れてた  緑色の電車 街を駆け抜ける 耳の奥で ずっとずっと 歌が続いてる  街は大きな手拡げて 人の限りない夢を抱(いだ)くよ みんな眠らせて 今夜も 深い悲しみも忘れさせて  もう帰ろう いつもの道 もう帰ろう 日暮れてゆく
0の丘∞の空遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史外間隆史・中原信雄二人を追い越して 雲が行くよ 時間の軸の上 走り続ける  ずっと抱きしめた 大事な日々 追い風に 飛ばされそう  ガラスの青い地球(ほし) 光浴びて 二人の爪先で まわり続ける  ずっと好きなのに 見ていたのに すれ違う 夢の座標  0の丘に立てば どこまでも ∞の空 見えるよ  最初遭えた場所で もう一度 過去と未来 作ろう  ずっと離さずに 泳いでゆく 草の海 光の海  0の丘に立てば どこまでも ∞の空 見えるよ 最初遭えた場所で もう一度 過去と未来 作ろう 0の丘に立てば 果てしない ∞の夢 叶うよ
風の吹く丘遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史君は空に憧れて 飛び交う鳥の行方見つめた 君だけを(僕は) 信じてたあの頃  僕は街を見おろして 君との夢想いめぐらせた いつからか(君は) 大人びて笑うよ  時は過ぎ やがて君は 空へと出かけてゆく 僕はまだ 丘の上で 膝を抱えているのに  風は生まれ旅をして いつかは同じ場所へ戻ると 話してた(君を) 憶えてる 今でも  君は往く 空の地図を 瞳に描きながら 風向きが変わればすぐ 見知らぬ街めざして 君は往く 空の地図を 瞳に描きながら 「何もかもうまくゆく」 と君 いつもの口ぐせ  風向きが変わる前に 走ればまだ間に合う どうしても言えなかった 言葉を君のもとへ 風向きが変わる前に 走ればまだ間に合う 胸の中しまいこんだ 想いを君のもとへ
旅人遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史君はまるでシャボンのような 夢を話して歩く旅人 道に腰をおろしほほえむ その鞄の中身は何?  集まる子供たちの目は とても輝いて見えるよ 風は色を変えてゆく 君の手のひらで  よそみしてた少しの間に 背中向けて歩きはじめた 舗道にきらめく光は 鞄をこぼれ落ちた言葉  群がる子供たちの手は 夢のかけら拾いあつめ 僕は急いで駈けだす 君を追いかけて  いつかきっと会える日を信じてた 僕はずっと君について行こう 街から街へと旅をつづけて 君を待つ子供に会いに行こう  壊れかけた地球に 君のつけた足跡 つづく  サヨナラと手を振る君 北風に連れ去られてく どんなに追いかけても 君は遠ざかる  いつかまためぐり逢うその時まで 僕はずっと君を待っているよ 鞄にあふれるほどの物語 世界中の僕が君を待ってる  壊れかけた地球を 君は地図を拡げて 歩く  世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる 世界中の僕が君を待ってる
星屑の停留所遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史柱時計はもう鳴らないね そっと目配せ交わして 階段きしませながら 屋根裏のあの部屋へ 天窓にあの日も見てた月の光  息をひそめて開けてよ 鍵の壊れたトランク  君と二人で隠した 夢が眠っているはず 褪せた地図を 指でなぞって  ハッカ煙草は目に沁みるよね 君は涙で笑った ポケットを確かめながら 真夜中の停留所へ 流れ星左の肩をかすめてゆく  耳を澄まして聞いてよ 時が過ぎてく靴音  風も眠った時間に 誰も知らない町から 鋼色の バスが近づく  町は眠ったふりして 落ちた星屑数える 君と僕の バスが近づく
日曜日遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史空まぶしい日曜日 あてもなくていつもの公園 もう緑の広場は はしゃぐ声が光にさざめくよ  白いベンチ誘ったら 笑うかな 僕の事 いつか君を ああでも  今半分しぼんだ 茜色の風船みつけた 胸溢れる溜め息 少し早い夕日に吹き込もう  君の屋根に届いたら 叶うかな 願い事 青い風に さあ乗って  広場を抜けて 自転車止めて ルララ 花屋の前の 舗道で弾む リルル  君の屋根に届いたら 叶うかな 願い事 見えなくなる ああもう  また一人の日曜日 鳥の声が眠りに誘うよ あの小さな夕日と 夢の町をふたりで歩きたい  子供達も恋人も 街角の楽隊も 手を伸ばすよ ほらごらん  人混み抜けて 店先かすめ ルララ 交番前の 信号渡る リルル  街路樹越えて 裏道抜けて ルララ 草むら転げ 川辺り滑る リルル  大きな夕日に 手を振りながら ルララ 小さな夕日と ふたりで歩く リルル  大きな夕日に 手を振りながら ルララ 小さな夕日と ふたりで歩く リルル
きみのなかに遊佐未森遊佐未森井上妙外間隆史淡い光を越えて 時間を滑り出してく すみれ畑のむこう ひろがる街が見える  言えなかった気持ち この空にほどこう せつなさを願いにかえて 探し続けている 響き合う心を 素直なまなざしを抱いて いつかたどりつく きみのなかに  遠い記憶の岸辺 聞こえる水のせせらぎ 祈るように静かに ほほえみかわしている  生まれたての風と はしゃぎながら泳ぐ 新しい予感を連れて 大切にしている 清らかな心を 空も風も恋も花も みんなここにある きみのなかに いつもここにある きみのなかに
窓を開けた時遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史朝もやの街角に 鳥たちが啼きはじめたら 目醒めかけた瞳に 記憶のフィルム廻りだす 今も君を 忘れられない 画用紙に描きつけた 夏はきのうを駆け抜ける 時の糸を たぐりよせても 窓を開けた時 空は僕の朝を告げた  白い煙のこして (僕を独りのこして) 君をのせたバスは走る ガラス越しのくちびる 確かに君の声がした いつかふいに 帰る気がして 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ  僕に気づいたら すぐに微笑みで答えて 窓を開けた時 空に君が浮かぶよ 窓を開けた時 すぐに僕に気づいて 窓を開けた時 僕の朝がはじまる 窓を開けた時 僕の朝がはじまる
地図をください遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史雲のない青空は 高く 風もないこんな日は 独り 住み慣れた町の真ん中で 悲しい迷子になれそうで  夢はただ遠すぎて 僕は 街角に立ち尽くす 一人 君が歩いてく後ろ影 通りの向こうに見失う  あの角曲がればきっと 見知らぬ店立ち並ぶ 市場へと迷い込む  賑やかな店先に 眠る ガラクタにつまずいて 歩く 歌声が聞こえたよ 君の 懐かしいあの歌が 遠く 錆びた想い出を売りさばき きらめく銀貨を手に入れる  見えては隠れる君の 踵を目で追いかける ひしめくテントの隙間 記憶の彼方に続く 小径へと迷い込む  汗ばむ掌の中 小さなコインはひとつ どの店覗いてみても 捜していたものばかり  汗ばむ掌の中 小さなコインはひとつ  その地図を一枚ください 朱く夢の場所を印した その地図を一枚ください 帰り道の破れかけてる その地図を一枚ください
Forest Notes遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史あなたの瞳にその家を見つけた 昨日と明日がテーブルはさんでる 初めての道歩いてそこへ帰ろう  木洩れ日の中で歌を思い出すよ 風を解き放つ小さな笛になる 梢に残る時間が目覚めてゆくよ  初めての町 初めての風 昨日に出会う道 懐かしい窓 懐かしい歌 明日に帰る道  この指先にひそむ遺伝子のメモリィ 羊歯(シダ)のジャングル 三葉虫のためいきも セラミックの街角 根づいた種子のときめきも  昨日は明日 闇は光 偶然は必然  初めての道 懐かしい道 いつもあなたに続く道  森の言葉 樹々の想い 胸に溢れてくる 水のように 息のように 空に溶けてくメロディ  初めてのドア訪ねてただいまを言おう
野の花遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史風吹けば君を想うよ いつでも 早過ぎる季節の丘に 生まれた花びら  差し出した僕の指先に 顔そむけて 吹きつける砂に散りそうな 薄紅色  時はいつも伝えきれない 想いだけを残して  春風が吹き始めるね もうすぐ 丘の上みんな目覚めて 寂しくないよね  空っぽの花瓶が窓辺で 影のばして 変わってく陽射しの角度を 眺めてる
雨あがりの観覧車遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史雨あがりの夏空 雲をひとつ残すよ 涙にさえなれない 気持ちひとつ残るよ  観覧車が上ってゆく 青い胸の中を  待ち合わせが流れた にわか雨の休日 受話器置くとあの日も 雨はすぐに止んだね  観覧車は回っていた 光るしずく乗せて  だからまだ約束は 晴れた空浮かんでる いつだってゴンドラは 僕を乗せ上ってく  町角歩く僕の姿を見つけたよ あんなに小さい 人混み迷う僕の心を見つけたよ あんなに小さい  観覧車が回ってるよ 青い胸の中で  だからまだ約束は 晴れた空浮かんでる いつだってゴンドラは 僕を乗せ上ってく いつまでも約束は 晴れた空浮かんでる いつだってゴンドラは 僕を乗せ上ってく
夏の日渡辺満里奈渡辺満里奈井上妙外間隆史夏の風が誘う 頬(ほ)に触れて 青い草の揺れる 橋のむこう 赤いリボン 麦わら帽子 ひとり歩くの 瞳 そよぐ 景色 くぐって 空に近づく  素足 水にひたす 川のほとり 頬を染めて ずっと見ていた 夏の夕焼け 空に溶けた恋は いつでも こんな 気持ち  静かに 胸の奥で 感じて ゆっくり 空が 朱く 染まるね せつなさ 胸の奥で 感じて こんなに 空が 朱く 染まるの  静かに 胸の奥で 感じて ゆっくり 空が 朱く 染まるね
グラヂオラス渡辺満里奈渡辺満里奈井上妙外間隆史日曜日は いつでも ふたりで 遊んだ庭 まぶしい 光のなか お気に入りの花を 一緒に育てていた 願いをこめ 水を あげたね  遠くの街 届いた絵はがき 海のむこう 手を振る 君が笑う 見なれた文字 いつも思うよ 君のことを こんなふうに 空が 続いて  小さな想いが 胸を しめつける やわらかな痛みを 感じながら グラヂオラスを 見ていた  胸のなかに いつも 聞こえる 君の声は 笑ってるよ すぐに 会えると  君の住む街へ 花を届けたい うずまいた陽射しに さらわれても  朝露にぬれた 花びらが揺れる やわらかな痛みを 残しながら グラヂオラスが咲いてる
夏草の線路遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史夏草に埋もれた線路は錆びた陽射しを集めて 立ち止まる踵を知らない町に誘うよ 霧の朝いちばん最後の貨物列車に託した 僕たちの遥かな未来は走り続ける  何時までもこの場所で 同じ夢見てたはずなのに 君は今靴紐気にして  枕木は季節を数えて蒼い土へと帰るよ 少しずつほどけるあの日の遠い約束  ポケットに忘れてた 石ころを高く投げてやろう 赤茶けたレールの向こうへ  何にも気づかずに 通り過ぎてしまえそうで 何処まで歩いても 終わりのない夏の線路  夏草に埋もれた線路は低く陽炎揺らして 七色にさざめく小さな風をはじくよ  僕のこと想う時 目を閉じて汽車を走らせて 聞こえない汽笛を聞くから  このまま気づかずに 通り過ぎてしまえなくて 何処まで歩いても 終わりのない夏の線路 いつでもまなざしは 眩しすぎる空を越えて どんなに離れても 遠く君に続く線路
山行きバス(道草ノススメ)遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史晴れた空の下を バスは山へと向かって走るよ 窓を開けて僕は 木々の匂いの光を浴びるよ  アスファルトもう見えない坂道  カバン下げたままの 君も誘って来れたらよかった 森に向けて投げよう いつか舗道で拾った木の実を  土曜日は心いつも揺れて  午後の高い陽射しが 僕を道草に誘う  砂利道を曲がりくねる風に  青い草が歌うよ 空に両手を伸ばして  バスは地球の形 僕に刻んで揺れるよ
M氏の幸福遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史樹々に隠れた大きな家に 一人で彼は住んでる 何やら妙な研究してる そういう噂 中折れ帽子金ぶち眼鏡 懐中時計ぶら下げ くねくね道を口笛吹いて てくてく散歩  風が吹く 坂道に風が吹く  研究室の隣の部屋の 窓にいつも見えるのは 暖炉の上の古びた写真 笑顔の人は誰ですか  腕に銀猫肩に黒猫 ぎらぎら瞳光らせ 二匹の猫は他の誰にも なつくことない  光差す 中庭に光差す  草に埋もれた郵便受けが 月に一度音たてる 白い船便小さな手紙 差出人は誰ですか  クリスマスにもお正月にも 散歩の後のお茶にも 誰も招(よ)ばない招ばれていない 招んでも来ない  星が降る 木の枝に星が降る  窓に並べたフラスコ瓶に 月の雫集めてる 青い雫のお茶が沸くころ ベルを押すのは誰ですか
時の駅遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史今その目の中 見えるよ輝く無数の星が 遥かな宇宙(そら)から 届くよ小さな秘密の言葉  最終電車も眠った駅には二人だけ 同じ時代(とき)の中生まれてきたよ いつか出遭うために 君のそばに  無人のホームには 時計のギリシャ文字 夜空のジオラマに 描くよ未来都市  今この手の中 包んだ体温(ぬくもり)探していたよ 悠かにたゆたう 時空の海へと体を投げて  同じ地球(ほし)の上墜ちて来たんだ まるで宇宙(そら)のしずく 君も僕も  二人の手のひらで 秘密が解けてゆく 一億光年の 想いが甦る 夜空のジオラマに 浮かぶよ月の駅 レールのその果てに 銀河の灯がともる
ふたりの記憶(Man & Iron)遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史広い空を駈けめぐる 飛行機乗りの若者がいた 下に続く草原を 彼は眺めて思い出したよ  空き缶蹴りながら 遊んだ幼い日を 空き地の周りには 同じ草が揺れてた  低く風を切りながら 右の翼は思い出したよ  蹴られて転がった 草むらの夕暮れを  時は流れてく (Young man's Memory Iron's Memory) ふたつの記憶をのせて ゆるやかに流れてく  重いオイル差しながら 彼の作った錆びたロボット 草が揺れる丘の上 ふたり座って思いめぐらす  大空駈けめぐる 自由だった若い日を 大きな風を切る 翼だったあの日々を  時は流れてく (Old man's Memory Iron's Memory) ふたりの記憶を (Old man's Memory Iron's Memory) のせて流れてく (Old man's Memory Iron's Memory) 時は流れてく (Old man's Memory Iron's Memory)
暮れてゆく空は遊佐未森遊佐未森工藤順子外間隆史石を投げたくなって川原に下りたら 君が橋の上を自転車で過ぎて行く 追いかけたりしたら夕暮れの空に 君がそのまま吸い込まれてゆきそう  そんな気がして声を飲み込む そんな気がして声を飲み込む  暮れてゆく空は 戻らない季節のようで 淋しいけれど いつもきれい  橋の向こうに見える小さな鳥居の 風が吹いて草が揺れているあのあたり 子供の頃の君がひざを抱えているよ 笑いこらえじっと隠れてる  そんな気がして僕も笑った そんな気がして僕も笑った  流れてく川は 振り向かない心のようで 淋しいけれど いつもきれい  暮れてゆく空は 手離した言葉のようで 淋しいけれど いつもきれい とてもきれい
虹の少年渡辺満里奈渡辺満里奈川村真澄外間隆史遥かな虹を見た 白い 入り江の午後 何故だか あなたのことが とても 気になる 瞳を細めては 遠くはかないもの 愛してしまったようで 不安になる  まだ 夢を見てるの 草の青で シャツが 汚れても 気にせずに  いつもの花屋にも寄らず 逢いにゆこう あなたに聞かせたいこと 数えながら  すりきれたジーンズが ほっとさせる わたし いつまでも そばにいる  この指で約束するよ たとえ どんな時も 世界一 勇気を出して きっと めぐり逢える  たそがれ 街灯の下で 涙ぐめば 前ゆく あなたが 急に見えなくなる  せつなくて 泣くのは きっと これが最後 すばるの空に誓う  この胸に約束するよ どんな悲しいことも 世界一 勇気を出して 二人 越えてゆける  この指で約束するよ たとえ どんな時も 世界一 勇気を出して きっと めぐり逢える  この胸に約束するよ どんな悲しいことも 世界一 勇気を出して 二人 越えてゆける
カナリヤ遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史失くしたものを探しに行くよ いつか二人で歩いた道を  時の隙間に忍びこむ いたずらな風 懐かしいあの人の声に聴こえる  胸躍らせた春は駆けゆく 移る景色をささえきれずに  言葉なくして眼を伏せる あの日の二人 見つめてたカナリヤは今も歌うよ  雲は往く 空の果て 遥かな記憶をさまよう あの日に誘うよ あの日に誘うよ  失くしたものを探しに行くよ 錆びた時計の針に触れても  指の隙間に確かめた 穏やかな日々 夢に咲く花のように淡くはかなく  遥かな記憶を あの日に誘うよ あの日に誘うよ あの日に誘うよ
水夢(すいむ)遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史水に踊るサカナ 陽差しを浴びながら 揺れる波のドレス 花びらを添えよう  遠くで君を 眺めていたら 眠たくなって  ボクは泳いでる 君と泳いでる  夢の中… いつか君と出かけよう 生まれた場所へ戻ろう  水に遊ぶサカナ 行くあてのない朝 水辺の恋人に 告げる言葉もなく  光の粒を 追いかけてたら 知らないうちに  ボクは泳いでる 君と泳いでる ボクは泳いでる 君と泳いでる
Happy Shoes遊佐未森遊佐未森外間隆史外間隆史真夜中に青い靴 ボクは走って 風たちと口笛を吹きながら 石を蹴る 金色の光放って 何処までもこだまする 午前2時  かかと鳴らしてみたんだ 夜の彼方へ 耳をすませば ほら 聴こえる星のオーケストラ  ハッピーシューズ 街角に ハッピーシューズ 響かせて  街路樹が揺れている夜に限って 地下鉄のきしむ音懐しい 真夜中に青い靴 ボクは走って 気まぐれなトキメキを探してる 魔法を信じていたいよ 朝がくるまで 鼓動をおさえながら 見知らぬ道をアン・ドゥ・トロワ  ハッピーシューズ 街角に ハッピーシューズ 響かせて ハッピーシューズ 願い事 ハッピーシューズ かなえてよ ハッピーシューズ 街角に ハッピーシューズ 響かせて
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