誰だっけ?ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 改造した脳を積んだ男が一人 俺のヘッドの中のあんたっていったい誰なんだっけ? 昨日ステージで何してたっけ? で、ステージにそもそも何で立ってるんだっけ? 名前すら持たずに 鏡にうつってるあんたっていったい誰なんだっけ? 大変だ ちょっと待った 今気付いた 俺のベッドで寝てるあんたっていったい誰なんだっけ? だって変だろ? 家があるんだろ? 家!家!家!家!家! こんなゲームにそもそもなんで参加してるんだっけ? 速すぎて困るぜ 正確にジャッジを下すあんたっていったい誰なんだっけ? 誰だっけ? 夜中に化粧して何処行くの? 自分の亡霊が やけにめかしこんでるね 俺のヘッドの中のあんたっていったい誰なんだっけ? 昨日ステージで何してたっけ? こんなゲームにそもそもなんで参加してるんだっけ? 名前すら持たずに 鏡にうつってるあんたっていったい誰なんだっけ? |
でっかいクエスチョンマークゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 眠れないぜ今夜 目を変えて 振れないぜもっと 腕を変えて 心臓が倍になった 苦痛が快感になった 細胞が騒ぎだした 今夜 飛び回るメッセージ 彼の上 足りないぜもっと でかい頭 妄想が入りこんだ 頭痛が信号になった 細胞が感じだした 今夜 浮かんだ彼の上 巨大なクエスチョンマーク 浮かんだ彼の上 巨大なクエスチョンマーク 眠れないぜ今夜 目がさえて 止めないでもっと 夢の続き へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって 一瞬で灰になった 全部 浮かんだ屋根の上 巨大なクエスチョンマーク 浮かんだ屋根の上 巨大なクエスチョンマーク 埋めこんでるチャンネル全てマンガ 読み込んでる信号全てキャッチ 単純で ごめんよ 巨大なクエスチョンマーク 眠れないぜ今夜 目がさえて おいなんだよ このムード うしろまえ へえそういう感じなんだ 右脳が戦場になって 一瞬で灰になった 心臓が倍になった 苦痛が快感になった 人間はそう でかくなった 浮かんだ空の上 巨大なクエスチョンマーク 浮かんだ空の上 巨大なクエスチョンマーク クエスチョンマーク クエスチョンマーク クエスチョンマーク クエスチョンマーク |
やさしい動物ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | おー行き場のない行き場のない衝動 おー行き場のない行き場のない感情 おー行き場の おー行き場のない魂よ 叫んでくれ 歌ってくれ 叫んでくれ 歌ってくれ おーい 角のない爪のない動物よ おーい 牙のないつながれた動物よ おー行き場の おー行き場のない悲しみよ 叫んでくれ 歌ってくれ 叫んでくれ 歌ってくれ ドラマーが むんずとバチを握った カミナリが ドスンと真上に落ちた 森の洞穴の 動物が ドキンとあせって飛び起きて また眠った なんだ 踊ってくれ 歌ってくれ 踊ってくれ 歌ってくれ 振り上げた こぼしを固く握った ブラバンが プーとラッパを吹いた 墓にうめられた 先人が たまらずむくっと起きだした 肉体がない だがまだ死んだわけではない 肉体がない だがまだ死んだわけではない 踊ってくれ 歌ってくれ 踊ってくれ 歌ってくれ おー行き場のない行き場のない衝動 おー行き場のない行き場のない感情 おー行き場の おー行き場のない魂よ 叫んでくれ 歌ってくれ 叫んでくれ 歌ってくれ 叫んでくれ 歌ってくれ 叫んでくれ 歌ってくれ |
いたずら小僧ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | おでこ殴られて 目玉飛び出して あいた二つの穴に 俺は二本のシールドぶちこんで 何をするでもないけど 目が見えないから手さぐりで 心の中にいる友達三人グループの一人に 右手まかせて もう一人に 左手まかせて もう一人に 耳かたむけて メッセージを聞いた 歌唄った 赤いギター 弾いて このまま夜は明けるんだ あれをそれにして それをこれにして これのここだけかえて それでどうなるわけでもないけれど 夢を見るならでかい夢 でもみえないなら目をとじて 心の中にある三つの扉を開くのさ 一つは 二つめに続く 二つめのは 三つめに続く 三つめのは 最初のに戻る ただそれだけだった 同じだった わらっちゃった 別にどこへも行きたくないけど 別に 行きたくないけど おでこ殴られて 目玉飛び出して あいた二つの穴に はやくふたしめなくちゃ 頭の中にはいつでも いたずら小僧が三人で 手をつないで 輪をかいて 手をつないで 輪をかいて まわってる まわってる まわってる…… |
頭炭酸ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 短時間で 君と最高コミュニケイション 感じただろ? 俺の空洞 腹の中に 病気なのか 頭炭酸かなりポップ 陽気なのか 俺は風船または風船ガム うーうー頭炭酸 頭炭酸 勘違いで鳥と最高コミュニケイション 鳴いてただろ? 昨日ずっと楽しそうに 病気なのか 頭風船だれか持って 陽気なのか 風で飛んでっちまいそうだ うーうー頭炭酸 頭炭酸 うーうー頭炭酸 頭炭酸 3時間で月に3回目のバケイション 呼んでただろ? 俺を最近君はいつも 病気なのか 頭炭酸かなりポップ 平気なのさ 俺は風船または風船ガム うーうー頭炭酸 頭炭酸 |
学校へ行ってきますゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 行ってきます 玄関を一歩外に出れば そこは森の中 学校へ行ってきます 森の中は危険がいっぱい でもぼくは大丈夫 学校へ行ってきます 森の朝は早い いろんな動物 いろんなうるさい鳥 いろんなくさい草 へんなきのこ 刺す虫 わな 夜行性の生き物は寝床へ おやすみ ぼくは学校へ行ってきます いろんな奴がぼくに話しかけてくる いろんな花がぼくを誘う 森の中の一本道は長い 学校へ行ってきます 森の中は危険がいっぱい でもぼくは大丈夫 学校へ行ってきます 森の中は危険がいっぱい でもぼくは大丈夫 ぼくは大丈夫 大丈夫 学校へ行ってきます 学校へ行ってきます 行ってきます |
太陽の白い粉ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | うつろな目で 何度目かの朝 歩道を歩く 水たまりをさけて いろんな人が いるよね いろんな事が あるよね 海辺のカフェ 瞬間の恋 光のシャワー 点滅する景色が 心臓の音と 重なる時 いろんな事が 一瞬で蘇る 太陽の白い粉 海の色 青い空 途切れた声 聞こえないよ 光のシャワー 反転する過去 ささやいておくれ 好きだと 視界は青い 包まれてうけとった 太陽の白い粉 海の色 青い空 |
まだ生きているゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 僕は 今凄く 感動している 僕の 手は動く 目もまだちょっと見える 僕の 心が 反応している 君の 声に まだ生きているようだ 俺は 何か聞こえる 言葉 に 似てる 意味は 多分無い 全てがよくわかった 僕は 今凄く 興奮している 僕の 足は立つ まだ生きているようだ 俺は 僕は 今凄く 感動している 僕の 手は動く 目もまだちょっと見える 僕の 心が 反応している 君の 声に まだ生きているようだ |
ザ・コミュニケーションゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 思いきって僕の先端が 君までのびたら最高だ それは魔法じゃなくてメッセージ 裸できれいな人間さん いがみあっていたくはない 喜んで一人にもなる 驚いた? ほら武器ではない ただ普通に話しがしたい 普通に話しがしたい 普通に話しがしたい 普通かな?もしかして 使いきった僕の試験管で 調べてみる世界中で 君は最高だ ただの人間さん 受け止めてよ僕の先端を 色のついた きれいな窓 エレベーターで地下に降りて楽しんだ 彼氏と彼女の 憂鬱はくりかえした 憂鬱はくりかえした 憂鬱はくりかえした 普通かな?もしかして 思いきって僕の先端が 君までのびたら最高だ それは魔法じゃなくてメッセージ 裸できれいな人間さん いがみあっていたくはない 喜んで一人にもなる 驚いた? ほら武器ではない ただ普通に話しがしたい 普通に話しがしたい 普通に話しがしたい 普通かな?もしかして 世界中でくりかえした 普通に話しがしたい 世界中でくりかえした 普通に話しがしたい 世界中でくりかえした 普通に話しがしたい 世界中でくりかえした 普通に話しがしたい |
男は不安定ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | おつむの部屋で 今夜2時から おつむの部屋で パーティーがある 奥の部屋で 今夜2時から 奥の部屋で ずっと待ってるんだって ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 夜の一部 密度の濃い 夜の一部 遺伝子の恋 ドアはカギを さしたら開く さすまでもなく ずっと開いてるんだって ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 おつむの部屋で テレビを見る 夜の一部 密度の濃い ガムは味が 消えるまで噛む 奥の部屋で 今夜パーティーがあるんだって ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは裸 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは裸 だれか僕を君の部屋に入れてくれよ ファンタスティックな夜だぜ 一人考えこんでたって 何もでないんだったらやめちまって 遊ぶなり寝るなりする 不安でスティックが折れたぜ 夢は考えこんでたって 何も出ないさ 別に仲間なんて 一人か二人いればたくさんだ 完成する前に壊したくてしょうがないような奴らばかり 完成する前に壊したくてしょうがないような奴らばかり 完成する前に壊さなくちゃ気がすまないような奴らばかり 完成する前に壊さなくちゃ気がすまないような奴らばかり これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない (ヘイ ボーイ) 迷宮に迷い込んだままで (ヘイ ガール) 永久に出れる気配はない (ヘイ ボーイ) 巨大なメスと目があった夜 (ヘイ ガール) 身長は俺のざっと2倍以上ある (ヘイ ボーイ) 巨大なメスがこっちをみている (ヘイ ガール) 心臓が止まり戦慄が走った (ヘイ ボーイ) 俺はそいつに食べられてしまうのか 頭からいくか足からいくか考えていやがる おつむの部屋で 今夜2時から おつむの部屋で パーティーがある 奥の部屋で 今夜2時から 奥の部屋で ずっと待ってるんだって ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは不安定 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは裸 ヘイ ガールはいつも元気 ヘイ ボーイは裸 だれか僕を君の部屋に入れてくれよ これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない これはパーティーじゃない |
アイドルゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 生まれた時に 最初からもう かんじんなもの 忘れてきた 男は育つ 女も育つ かんじんなもの 忘れたまま 2人は出会い そして気付く かんじんなもの たりないもの ちっちゃな頃の事は 何にも覚えてない でっかいギターの音 おかしくなりそうな音 男は歌い 女は踊る かんじんなもの たりないもの ちっちゃな頃の事を ぼんやり思い出した 夕焼けの空の下で もう帰らなくちゃ 男は歌い 女は踊る かんじんなもの たりないもの 2人は出会い そして誓う 決して2度と 離れはしない |
ラメのパンタロンゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | ひとつ君に 言っておくことが あったのを 思いだした パンタロンの ケツが破けそうな ハイテンションの 君が踊りだした 瞬間に恋は 始まってたんだ 瞬間に恋は 始まってたんだ 大きなヒップ 今夜は1個 ピカピカのラメのパンタロン 問題児たちは 家に帰りだした なんでなんだ? 金曜日の夜 退屈ってやつか? クソが飛びでそうだぜ ハイテンションの君とすれちがった 瞬間に脳が 揺れたんだぐっと 瞬間に脳が 揺れたんだぐっぐっぐっと 大きなヒップ 今夜は1個 大きなヒップ 今夜は1個 ピカピカのラメのパンタロン 問題児たちは 家に帰りだした それぞれの 家に帰りだした パンタロンの ケツが破けそうだぜ 退屈で クソが飛びでそうだぜ 大きなヒップ 今夜は1個 大きなヒップ 今夜は1個 ピカピカのラメのパンタロン ピカピカのラメのパンタロン |
アーモンドのチョコレートゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした 眠れない時一つ 動けない時一つ 奮わない時一つ つまらない時一つ あいつは今日も帰らない 友達少しいればいい あいつは今日も帰らない 友達いればそれでいい アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした さあみんなで乗ってこう俺の車の後ろへ さあみんなで乗ってこう俺の車の後ろへ 一でキック 二でハイ 三でモーターの軸がバーン 四でカーブ 五で君がバーン 六、七、八、九で四人バーン あいつは二度と戻らない 友達少しいればいい あいつは二度と戻らない 友達いればそれでいい さあみんなで乗ってこうぜ さあみんなで乗ってこうぜ |
つぎの夜へゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 痛みは いえるか 心は どうかわすか 束の間 うかれた あそびは もう終わりか 街にで てみるんだ 残り香 をさがして 並んで揺れるネオンが にじんでみえる夜さ みんな悲しみを つれていこう そのつぎへ つれていこう 悲しみを つれていこう そのつぎの 夜へ 真夜中 に彼は 一人じゃない気がした なめらか に世界が 光り出すのを感じた 街にさあ 消えるんだ 鎖は もうはずれた 踊ってすりぬけるさ 歌ってすりぬけるさ みんな悲しみを つれていこう そのつぎへ つれていこう 悲しみを つれていこう そのつぎの 夜へ 痛みは いえるか 心は どうかわすか 真夜中 打たれた 楔は もうはずれた 街を歩きまわるんだ バラでも くわえて 踊ってすりぬけるさ 歌ってすりぬけるさ みんな悲しみを つれていこう そのつぎへ つれていこう 悲しみを つれていこう そのつぎの 夜へ |
うそが本当にゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | 彼の砂漠の中に そっと山を作る そこにひとさし指で 小さな川をひくの 一粒の涙が海にとどくかも とどかないかも 明日雨がやんだら どこかに出かけようか 雲が切れたらすぐに そこまで駆けて行こうか バラの花捧げるような はずかしいこともできるし 好きな人裏切るような 残酷なこともできるし いつの日か うそが本当に なるように なりますように |
おはようまだやろうゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | ぼくらが起きる と彼らは眠る ぼくらが眠りだすころ に彼らは起きる 地球の裏にはいる 友だち たくさん 夜空をかざる 星たちが消える 朝日がまたのぼるころ に彼らは眠る 地球の裏にはいる 友だち まだ見ぬ 夜をさがして ときめきを越えて すべてをあきらめたあとで かすかに響く ビートがノックをする 君の窓を さあ おはよう まだやろう おはよう まだやろう 誰かが笑う 誰かが悲しむ どこかで笑いあう声 どこかで悲しみ 地球の裏にはいる 友だち ああ もう 何も求めず 何も期待せず 全てをあきらめたあとで まだまだ続く ビートがノックをする 君の窓を さあ おはよう まだやろう おはよう まだやろう |
ソフトに死んでいるゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | いいたいこともない つたえたいこともない やみもない ひかりもない ましていたみもない いっけんやわらかい すごくなまあたたかい おわらない にげられない わすれたふりは もう やめよう よう よう よう よう やめよう よう よう よう よう やめよう よう よう よう よう やさしげ ぶきみに いっぱいものもらい つかえないほどもらい ことわれない おきばもない つかいたいものもない いっけんなにもない さしてふまんもない やみもない ひかりもない ましていたみもない ねむろう ろう ろう ろう ろう ねむろう ろう ろう ろう ろう ねむろう ろう ろう ろう ろう うつくしげ ぶきみに まるがくるってしまった 円心がずれてしまった まったくまるがかけなくなってしまった いっけんやわらかい すごくなまあたたかい いっけんやわらかい すごくなまあたたかい |
タコ物語ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | ぼくは磯に住むタコだよ 君の背後にそっと近づいてポツリ 「ラヴ」君は逃げだね 君は敏感な二枚貝だなあ だけど ぼくは君に恋してる ゆれるワカメを分けて近づいて ポツリ 「ラヴ」君に恋してる とても織細なぼくの吸盤で 君の真珠をなでてあげたい うそ ほんとは 食べてみたい エイ 生き物さ 生き物さ 生き物さ 生き物さ ぼくは磯に住むタコだよ 穴場珊瑚の奥の隙間で潜み 「ラヴ」君を見てたよ 君は満開に咲くイソギンチャク 今 ぼくは君に恋してる ヒマじゃないのにわざと近づいて ポツリ 「ラヴ」君に恋してる とても濃厚なぼくのスミで 君の触手を黒く染めたい うそ ほんとは 食べてみたい エイ 生き物さ 生き物さ 生き物さ 生き物さ ぼくは磯に住むタコだよ そこに迷子になったウツボが逃げろ! 「ラブ」君はウニだよ 君は新鮮な真珠貝だなあ ポツリ 「ラブ」そこのサザエ 「ラヴ」ホタテ「ラヴ」クラゲ ワカメ「ラヴ」イカも 「ラブ」みんな大好き とても織細なぼくの吸盤で みんなやさしくなでてあげたい うそ ほんとは 食べてみたい エイ 生き物さ 生き物さ 生き物さ 生き物さ |
悪魔がぼくをゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | 悪魔がぼくに 会いに来るけど 悪魔がぼくの家のドアたたいても あけちゃだめだよカギは あけちゃだめだよカギは 悪魔がぼくを、、、、、 あいつは 抜かれた 真ん中 大玉 あとは何もない もうない そいつも抜かれた こいつも抜かれた 悪魔がぼくの家のドアたたいても あげちゃだめだよ玉は あげちゃだめだよ玉は 悪魔がぼくを、、、、、 会いたくなれば 会いに来るけど 会いたくなくなったら すぐ消えちまう あのこは今いない あのこは今いない 悪魔がぼくを、、 悪魔がぼくを、、 |
星になれたゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 偶然こぼれた 涙を見てしまった 夕べ 見たくはなかった 急に 言葉が 無力になってしまった 流星ひとすじ 夜空に 羽が生えた 人達は とうに飛び立ってしまった 星になれた 綺麗な もう 触れはしないような だけど今も 側で 羽を磨いてるような 急に心が 浮力を持ってしまった 流星 ひとつ消えた 羽があれば 彼女は とうに追いかけていただろう 星になれた 綺麗な 今日は見当たらないような だけど今も 側で 羽を磨いてるような |
ひとりぼっちの人工衛星ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 無線が切れた さよならをした 君の上で 今日まで 見て いた 静まれ 嵐 静まれ 暴力 静まれ 意味のない 争い 好きな 人 好きな 場所 好きな 星 役目を終えた さよならをした 軌道をそれ さあ行こう 果て まで さよなら 緑 さよなら 引力 さよなら 海 野 谷 山 丘 好きな 人 好きな 場所 好きな 星 つぎは 月 つぎは 火星 つぎは、、、 無線が切れた さよならをした 君の上で 今日まで 見て いた 静まれ 嵐 静まれ 暴力 静まれ 海 野 谷 山 丘 好きな 人 好きな 場所 好きな 星 好きな 丘 好きな 山 好きな 谷 好きな 川 好きな 人 好きな 場所 好きな 星 |
できないゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 今この界隈は泥沼 地獄巡りの運搬船だ 1,2の3でトラウマ捨てた もう時間だ 行こう 笑顔で最高っていえるか? むだな美学も売り渡した 適度にフリーな奴隷が 俺だよ お前だってそう 道化だろうが 捨てたら大変だ もうないよ どうしたらいいんだ 捨てたら完全な死だ まだこの界隈はうだうだ いまだ無邪気な神経戦だ 1,2の3ででプライド捨てた もう なんだっていい 笑顔で最高っていえるか? 地獄の釜も定員オーバー 激務でダウンの釜の番 並べ さあ 人間よ 道化だろうが 捨てたら大変だ もうないよ どうしたらいいんだ 捨てたら完全な死だ できない できない できない できない |
無い!!ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | びんずめ のためい きがうみ にながさ れたよ きのうが じどうて きにけさ につなが れたよ こきゅうが うただ こどうが りずむだ ほんのち いさなあ きらめが あつめら れたよ びんずめ のためい きのふた があけら れたよ じかんの うただ とけいが りずむだ 最終回の 再放送は 最終回の 再放送は 最終回の 再放送は 最終回の 再放送は 無い!! |
美しいゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 上品なクソがいい 素敵なクソがなおいい 出てこい出てこない だけど それはクソだ 同じさ みんな同じさ 純粋なクソがいい おしゃれなクソにジェラシー クソに魂込めた リボンを結んでみた 同じか? みんな同じか? 完璧なクソか、、、もう終わりか終わりか終わりか俺 最高のクソか、、、もう終わりか終わりか終わりかお前 美しい ああ 飛んで行けばいい 風にのって行けばいい 見た事無い世界 意味なく踊りたくなる ところへ そんなところへ 何万ものメロディ 素敵な男と女 良く無いところが無い 全てが輝き出す ところへ 飛んでいければ 完璧なクソか、、、もう終わりか終わりか終わりか俺 最高のクソか、、、もう終わりか終わりか終わりかお前 美しい まぶしい まぶしい まぶしい まぶしい 上品なクソがいい 素敵なクソがなおいい 出てこい出てこない だけど それはクソだ 同じさ みんな同じさ ああ 飛んで行けばいい 風にのって行けばいい 見た事無い世界 意味なく踊りたくなる ところへ そんなところへ 完璧なクソか、、、もう終わりか終わりか終わりか俺 最高のクソか、、、もう終わりか終わりか終わりかお前 美しい まぶしい まぶしい まぶしい まぶしい |
グレープフルーツちょうだいゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | さっきからあなたの目の前でおとなしく座っているだけのぼくだけど 頭の中では今たいへんなことがおこっています。 手と足と胴体がそれぞれバラバラに動きだしそうで それを押えつけてジッとしているだけでやっとの状態です。 空想の川のむこう側からときどきこちらを確認している あなたが私のここ十年間のシンボル 言葉はなくましてさわることもできないけど あなたが変わらずそこにいればそれだけで安心する 馬みたいな車と 車みたいなギターと ギターみたいな女の子が欲しい さっきからあなたの目の前でおとなしく座っているだけのぼくだけど 頭の中ではいよいよ大変なことがおこっています あと10秒数えるあいだにここからどこかへ消えてくれないと お前の大事な冷蔵庫の中身を全部食っちまうぞ グレープフルーツちょうだい グレープフルーツちょうだい グレープフルーツちょうだい おねがいしますもう一度ここへやってきて 好きだとか嫌いだとかそういう話をして下さい あなたが私のシンボル 馬みたいな車に乗って 車みたいなギターを弾いて ギターみたいな女の子のヒザの上にいたい。 グレープフルーツちょうだい グレープフルーツちょうだい グレープフルーツちょうだい |
あえて抵抗しないゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | さしずめ俺は一件の空家さ 垣根も鍵もついていないつもりさ 住もうが 焼こうが 好きにしなもししたいのなら さあ やるがいい さあ やるがいい さあ やるがいい さしずめ俺はちょっとしたくぼみさ 特別邪魔になっていないつもりさ 掘ろうが 埋めようが 好きにしなもししたいのなら さあ やるがいい さあ やるがいい さあ やるがいい さしずめ俺はかつてつくった傷さ 忘れるほど目立っていないつもりさ でも 拭こうが こすろうが 確かにまだそこにある さあ やるがいい さあ やるがいい さあ やるがいい さあ やるがいい |
待ち人ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 汚れた胸の中には悲しい者や 邪悪な者がいるけど 扉をあけて奴らを追い出すことは もう諦めてしまった 氷の中で出番をまってるベビー つぼみの中で春が近づくのじっとまっている 者達 まだかな 咲くかな まだかな 赤土色のバスには昔の君が 昔のぼくを誘って 遠くの町へ 微かな記憶の町へ フラッシュバック 恋の国へ 後ろの席で出番をまってるギター 音符の中で夜があけるのをじっとまっている 者達 まだかな 鳴るかな まだかな 氷の中で出番をまってるベビー つぼみの中で春が近づくのじっとまっている 者達 まだかな 咲くかな まだかな 鳴るかな まだかな 咲くかな まだかな |
ドックンドールゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 彼の頭の中誰がさわったの? トロトロのバターのようだわ 彼は夢の中で遊んでくらすの 争いや憎しみもなく 最後のリボンが指を使わずほどけたの あぶくのように 彼の切れた回路誰がつないだの? 一言のことわりもなしに 彼は夢の中で踊り続けてるの ゼンマイのオモチャのように 彼は私に聞こえない音楽にあわせて クルクル踊る 大切なものが音をたてずに壊れたの シャボンのように 彼の頭の中誰がさわったの? ツルツルのゼリーの 彼は夢の中で踊り続けてるの 争いや憎しみもなく 最後のリボンが指を使わずほどけたの あぶくのように シャボンのように |
EVIL CARゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 丘を越えて 行こうぜ子供達 いやなことは なにもかも忘れて 悲鳴を上げて 走るこの車で でかけようぜ なにもかも忘れて 妖精たちと話しちゃいけないと 鳥の気持ち分かっちゃいけないと おまえは夕べ 神様に言われた でかけようぜ 走るこの車で 魔法は一度 解けたら二度と かかりはしない わかっているから 子供はそれが 終わらぬように 遊び続ける 走るこの車で 丘を越えて 行こうぜ子供達 いやなことは なにもかも忘れて 悲鳴をあげて 走るこの車で でかけようぜ なにもかも忘れて |
恋がしたいゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | なぜ鳥が歌を唄わないの? 今恋をしてるのに その目はほら どうして花や草がおどらないの? 今恋をしてるのに その目はほら 見つめているよ 繋がれてるよ あの飼いならせない白馬が 格子のなかで 閉じ込められてるそいつの鎖を ほどいて 鍵をはずしてほしい とめられないよ 恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい なぜ星が道を照らさないの? 今恋をしてるのに その目はほら どうして子供たちが笑わないの? 今恋をしてるのに その目はほら 探しているよ 溺れているよ あの童話の海で人魚が 氷のなかで 閉じ込められてるそいつの鎖を 解かして 鍵をはずしてほしい とめられないよ 恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい |
すべるバーゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | ちょっとの穴でもOK 俺はすべりこむ 小さなミゾでもOK 俺はすべりこむ ロックしたドアの隙間 俺はすべりこむ ノックはしないぜOK お前の中にすべりこむ チェックのズボンにネクタイ 俺はすべりこむ ビンに差しこんだストロー 俺はすべりこむ ジュースで髪をぬらして 俺はすべりこむ ノックはしないぜ だって すべりこむようにしのびこむ すべるバー しめるバー すべるバー ぬめるバー すべるバー しめるバー すべるバー ぬめるバー |
昆虫ロックゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | SHINTAROU SAKAMOTO | Yura Yura Teikoku | | ぼく本当はいろんなこと いつも考えてたのに なぜか最近頭の中 誰もいない部屋の中 雨が降る日は何もしない 髪がベタベタするから 風が吹く日も何もしない どこか消えたくなるから ぼくは綺麗な虫のように 生きたいんださりげなく ただそこにある物のように 生きたいんだ意味もなく 頭振っても楽しくない 腰を振ってものれない ぼく本当はいろんなこと いつも考えてたのに 悪霊どもをおっぱらって 透き通る体を手に入れろ 湿った肉を削ぎ落として 乾いた骨でかっこつけろ ぼくは綺麗な虫のように 生きたいんださりげなく ただそこにある物のように 生きたいんだ意味もなく 雨が降る日は何もしない 髪がベタベタするから 風が吹く日も何もしない どこか消えたくなるから 頭振っても楽しくない 腰を振ってものれない ぼく本当はいろんなこと いつも考えてたのに |
ズックにロックゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | 真っ赤な空 風ひとつかみ でっかい雲 飛び散る汗 ちっちゃな窓 光りの束 でっかい嘘 忘れた涙と汗 じゃまな涙 じゃまな汗 じゃまな涙 あの娘は口でバナナむいて 食べたらすぐ涙ふいて 消えちまったよすぐに 消えちまったよどこかへ 俺はいつもの靴を いつものはいてた靴を 無くしちゃったよなぜか 無くしちゃったよなぜだか だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ いつものズックでころんだんだ 派手に目の中火花飛んで 忘れちゃったよ誰か 忘れちゃったよ誰だか あの娘の家のネコが ぼくの黒いちっちゃなヘビくわえて 逃げちまったよすぐに 逃げちまったよどこかへ だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ 真っ赤な空 風ひとつかみ でっかい雲 飛び散る汗 ちっちゃな窓 あけて大きな 光りの束 飛び出すんだ ズックはいて バナナむいて すぐころんで 火花飛んで 目がまわって 誰か呼んで 行かなくちゃ 行かなくちゃ あの娘は口でバナナむいて 食べたらすぐ唾をはいて 消えちまったよすぐに 消えちまったよどこかへ 俺は小さな星を 目の中の黒い星を 無くしちゃったよなぜか 無くしちゃったよなぜだか だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ だめだ 俺はもうだめだ 俺はもうだめだ |
発光体ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | ゆらゆら帝国 | 搾って ぼくの真っ赤な血を全部 乾かして汗も涙も血も全部 もう一度 頭搾ってにじみ出てきた緑の液体が ぼくの全てさ バカだろ? 搾って ぼくの真っ赤な血を全部 飲み干して君はうっとりしたような目で ゆるんだ頭ゆらしてる だけどリズムを倍の倍できざめ バカだね 耳の中では光るちっちゃな粒が増え続けてゆく 凄い速さで倍が倍になって また倍になって また、、、、、 搾って 君の真っ赤な血を全部 乾かして汗も涙も血も全部 もう一度 頭搾ってにじみ出てきた緑の液体が 君の全てさ ぼくの全てさ 君の全てさ 悲しくなるけど じいっと見てると なんだか光って すこし奇麗な気もしてきただろ? |
夜行性の生き物3匹ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | 頭上で暗い雲 というか真夜中だから真っ暗 夜行性の生き物がおよそ3匹 地上はむちゃくちゃだ でも悪ガキどもさえ寝床で 楽しそうな夢を見させてくれる 3分間の この曲が 最先端の 君の感性を 3分間で 錆びつかせる 交差点 繁華街 公園 だれかのアパート 夜行性の生き物がおよそ3匹 線路沿い 映画館 公衆電話のゴミ箱 夜行性の生き物がおよそ3匹 3分間の この曲が 最先端の 君の感性を 3分間で 錆びつかせる 頭上で暗い雲 というか真夜中だから真っ暗 夜行性の生き物がおよそ3匹 事情はいろいろだ まして素性なんてわからない 夜行性の生き物3人組 |
ゆらゆら帝国で考え中ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | だいたい夜は独りで家の中でろくでもない事 考えてるあいだに終わっちゃうね 何時電話しても居ないって言うけど 頭の中で爆音で音楽が鳴ってるから聞こえねえよ 迷子になった覚えはない スピードに乗ってる実感もない でも最後に飛び乗った わけもないぜ それは単純だけど少しの目の位置で何にでも変われるって 馬に変身 盛り上がってないときもなんらかの楽しみかたがあって 迷子になった覚えはない スピードに乗ってる実感もない でも最後に飛び乗った わけもないぜ クレイジーワールド マンガの世界で クレイジーワールド これからやっていくわけなんだけど クレイジーワールド マンガの世界も 本当は楽じゃないぜ だいたい俺は今3歳なんだけど2歳のときにはもう分かってたね それは単純だけど少しの目の位置で何にでも見えるってことを 迷子になった覚えはない スピードに乗ってる実感もない でも最後に飛び乗った わけもないぜ クレイジーワールド マンガの世界で クレイジーワールド これからやっていくわけなんだけど クレイジーワールド マンガの世界も 本当は楽じゃないぜ クレイジーワールド マンガの世界で クレイジーワールド 遊ぶ クレイジーワールド マンガの世界も 本当は楽じゃないぜ クレイジーワールド 遊ぶ クレイジーワールド 踊る クレイジーワールド 歌う 本当は 俺も 君も そしてみんなも このへんてこな世界でこれからやっていくわけなんだけど |
空洞です ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | ぼくの心をあなたは奪い去った 俺は空洞 でかい空洞 全て残らずあなたは奪い去った 俺は空洞 面白い バカな子どもが ふざけて駆け抜ける 俺は空洞 でかい空洞 いいよ くぐりぬけてみな 穴の中 どうぞ 空洞 なぜか町には大事なものがない それはムード 甘いムード 意味を求めて無意味なものがない それはムード とろけそうな 入り組んだ路地であなたに出会いたい それはムード 甘いムード 誰か 味見をしてみな 踊りたい さあどうぞ ムード ぼくの心をあなたは奪い去った 俺は空洞 でかい空洞 全て残らずあなたは奪い去った 俺は空洞 面白い バカな子どもが ふざけて駆け抜ける 俺は空洞 でかい空洞 いいよ くぐりぬけてみな 穴の中 さあどうぞ 空洞 空洞 空洞 空洞 空洞 |
3×3×3 ゆらゆら帝国 | ゆらゆら帝国 | Shintaro Sakamoto | Yura Yura Teikoku | | デーモンはたいがい犬のふりをして近所の子供達を見張っているんだ 木や草と話しをする子は大人になる前にどこかへつれていかれてしまう 公園を主人と散歩するでかい犬のふりをしてデーモンは子供達のこと 見張ってる 調べてる あぶない子供をさがしてる 見張ってる 調べてる あぶない子供をさがしてる 東京都国分寺市在住S本さん家の長男けずる君 5歳の誕生日を直前に控えた1972年9月2日午後 家の前でタンポポの茎を裂き 開き 乾かす途中で行方不明となる 6時間後無事発見されたものの 彼の変化に気付いた者は誰もいなかったという そして5年 そして10年 そして15年 おでこ殴られて 目玉飛び出して あいた二つの穴に 俺は二本のシールドぶちこんで 何をするでもないけど 目が見えないから手さぐりで 心の中にいる友達三人グループの一人に 右手まかせて もう一人に 左手まかせて もう一人に 耳かたむけて メッセージを聞いた 歌唄った 赤いギター 弾いて このまま夜は明けるんだ そう 夜は明けるんだ あれをそれにして それをこれにして これのここだけかえて それでどうなるわけでもないけれど 夢をみるならでかい夢 でも みえないなら目をとじて 心の中にある三つの扉を開くのさ 一つは 二つめに続く 二つめのは 三つめに続く 三つめのは 最初のに戻る ただそれだけだった 同じだった わらっちゃった 別にどこへも行きたくないけど 別に 行きたくないけど おでこ殴られて 目玉飛び出して あいた二つの穴に はやくふたしめなくちゃ 頭のなかにはいつでも いたずら小僧が三人で 手をつないで 輪をかいて 手をつないで 輪をかいて まわってる まわってる まわってる 、、、、、、、、、、、、、 |