君がいない Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 寝苦しい夜に茹だる僕 滲む白シャツ 暑がりな僕と寒がりな君 騒がしい夜はもう夢の中だけ 触れ合ってすごい汗だって笑って 夏になったらどうなんのよって乱れて 「愛してる」って バイバイ 君を幸せにするのは 僕に任せてくれないか?なぁ はいはい。思い上がり上等 「じゃあその時はよろしくね」 って期待させないでよ 絶対や永遠なんてさ 存在しないような 気がしていたけど “本当にあった〇〇”って幻の放送回 特番で僕らを使ってもらおうぜ きっと 「アホみたいだね でもそうなったら最高だね」って 君が笑ったら僕らに不可能はない気がしてしまうんだ バイバイ 君を幸せにするには 役不足かい?あぁ聞きたくない はいはい。思わせぶり巧妙 「まだ好きだよ」って振り回して また奪っていくんだ 隣で君の声 少しだけ聞けたら すぐに眠れてしまう 単純な僕は どんな夜でさえも こんなに辛いと思った事がない 音がしない、味がしない、君がいない バイバイ 君を幸せにするのは 僕に任せてくれないか?なぁ はいはい。思い上がり上等 「じゃあその時はよろしくね」 責任とってよね |
シンデレラボーイ Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 頭じゃわかっていても 心が追いつかない カラダは単純なのね 男なら尚更ね あぁあ 夜な夜なゆらゆらいでも 未だに君がいちばん 最低で大好きだった なんでかな ムカつくわ。もう 忘れちゃいたいのに ずっと傷つけられてばっかだったのに シンデレラボーイ 0時を回って 腕の中であたしを泣かせないで 気づかないふりをしてそのまま つけるタバコが大嫌い 濡れたままのバスタオル 浴室にかけた8時 散らかった部屋にはひとり またカラダ許してしまったな あなたがいなくなっても あたしは平気そうです 連絡はたまにするね 意地悪くらいさせてよね 嘘くらいせめてちゃんと 次は上手につかなきゃね あたしの前だけで弱さを見せて 無邪気な顔で呼んでみて あなたの瞳 独占させて 誰も見ないでいて欲しかっただけ 死んで シンデレラボーイ 0時を回って 腕の中であたしを泣かせないで 気づかないふりをしてそのまま つけるタバコが大嫌い 好きって言わんでよ 愛しても無いのに 瞳の奥、あたしを捕まえて 気づかないふりをしてそのまま 騙されてあげていたの |
東京Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 起き抜けの街はね まだ青く光ってて 静かな世界には僕ひとりが 息をしているように感じていた 通り抜ける空気はどこか寂しそう もうすぐだね、さよならまで。 どこにいても変わらないでね 思い出すのはきっと大人になってさ 今の僕は上手くやれているのか 不安で丸くなるつま先 汚れていく心の所為 東京。 大丈夫僕は。上手くやれているよ 諦めることにも麻痺してきたから はじめて正しい事ばかりが 正義じゃないのが分かってきたんだ 五線譜に留まったカラスを追いかけて 急行、すれ違う音に何度も 驚いては俯く都会の朝にも 最近は随分慣れてきた気がするよ 失ってさ、得たものがなんだか 割に合っていないんだ 黙ってそっとしといて 吐き出した黒い言葉 過ぎ去っていった今日に くたばってしまいそうなんだ あぁ焦ってたんだ きっと でも繋がってたんだ ずっと 不確かでも僕の選んだ道は 東京。 大丈夫。僕は上手くやれているよ 諦めることにも麻痺してきたから はじめて正しい事ばかりが 正義じゃないのが分かってきたんだ |
わけあってSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 隣でソファーに沈んで本を読む 君は呼吸をする事さえも 忘れるくらいに真剣な顔で まるで部屋に溺れているみたい じっとしていられない僕はいつも君の 邪魔をしては怒られたね そんな事まだ思い出してしまうんだ でも君はもう違うんだろ? お揃いのピアスも 耳付きのカチューシャも 今じゃただ置いているだけ 忘れるくらいさ 余裕だなんて思ってた もう全て手放してしまうよ ずっと僕ら 間違いだらけで 曖昧だらけで 不器用なだけで 向き合うのが怖くて 愛はきっと呆れて僕らを見放して 君とのあれこれもはじめから 無かったみたいに なんとなくつけたテレビは寂しさ 紛らわす為のおまじないみたいな 日当たりの悪いこの部屋もお別れ ただ逃げているだけなのかも なんにもない日常に、探してもないのに 君を見つけてしまうよ ソファーの右側 凹んだ跡が化石みたいに今でも ちゃんと覚えているから捨てちゃったよ? 窮屈だとか文句は言うけど あーだこーだで訳あって なんだかんだで分け合って 机もベットもソファーも半分ずつ 綺麗さっぱり 嫌いやっぱり 強がりなだけ 会いたいだなんて 曖昧な嘘で 酔っ払った勢いで連絡して来るなよ 浮かれちゃったり もう疲れちゃったよ ほらそんなんだからずっと僕は ずっと僕ら 間違いだらけで 曖昧だらけで 不器用なだけで 向き合うのが怖くて ふたりがちゃんと前に進む為さ忘れてくれ 僕の事だれそれ?ってはじめから 無かったみたいに すればいいのに |
リスポーンSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | すれ違いばっかりモヤモヤ 心に空いた穴がぽっかり 疲れちゃったの 嫌いじゃないけど 好きじゃなくなりそうで そっとしといて今は 余裕がないの どうして? 向き合っているのに伝わらないの 暗い部屋ひとりで待っていたのは私の方 「疑うよりもっと愛してよ」 君の心に耳を傾けていられれば もしあの頃に戻れるなら もう二度と君をひとりにはしないよ ずっと 君とのLINEで遡る 僕はタイムリーパーみたいに あぁ 返ってこない返事は既読。 待ち続ける今日も後悔を両手に 余裕がないや どうやら どこかで道を間違ったらしい 不安も焦りだって僕のエゴの塊 “信じる事が怖かった”なんて 君に押しつけて 壊したのは僕だったのに 悲しむ事で流そうとした もう一度君と笑えたらなんて 甘さも 優しかった君も今はただ 心を留守にしているだけ 帰って来てくれると願ってるから いつまでも待ってしまう今日も 押し付けるのが『愛』じゃなくて ちぎれないように引き寄せあえていたなら 追い詰められて崩れていった 行き場を失くして 消えるしかなかったのさ 「疑うよりもっと愛してよ」 君の心に耳を傾けていられれば もしあの頃に戻れるなら もう二度と君をひとりにはしないよ ずっと |
なつやすみSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 蚊取り線香がジリジリと 白く燃えて落ちていく 僕は縁側、蝉の大合唱聞きながら “あぁ足が痒いな” スイカの種を空に飛ばして 午後は何をしようかな 特に予定があるわけじゃないけど 今夜も課題は後回し 誰かのデータなんかじゃないよ チートも魔法も使えない どこか遠くの街で 独りで生きながら 愛する事を学んだり そんなありふれた日々に 抱いた憧れも 当たり前じゃないと知った 痛みも悲しみもリアルで もっと上手に生きていたい 瞼を閉じて開いたらもう 夕焼けのチャイムが鳴り “あの夏の日にはもう戻れない” そう言われた気がしたのさ 時間が無いなんて言い訳さ 僕がよく分かってるよ 思い描いた日々が眩しすぎて 今が真っ暗に思えてくる “ああだったこうだった” って悩んでいたら勿体ないぜ そうモノクロだったコントラスト 色付けしていくこれから そこが天国だって地獄だって もうどうせ後には戻れない だからどうやって どうやって生きて行くのか 死に方は選べ少年 遠くの街で 出会った人達や 愛する人と笑ったり そんなありふれた日々が 堪らなく愛しいって なんか泣きそうになったり 酸いも甘いも噛み締めて シナリオなんてひとつもなくていい |
魔法が解けたら梶原岳人 | 梶原岳人 | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog・原田アツシ | あなたが好きなものは 私だって全部好きになりたいの あなたがしたい事は いつだって隣で見ていたいの 助手席で歌う君 ふたりだけの夢の国へ 連れて行くよ きっと運命とはもっと単純でさ 占いも赤い糸もあてにならないよ なんて僕が言えばどうせ笑いながら 「どうしたの?頭打ったの?」ってからかうんだ そんな時間が、好き。 あなたの隣にいれば 私も少しだけ強くなれるんだ あなたの歌を聴くと どんなに落ち込んでたって忘れちゃうわ そんな日々もさよなら 笑い話くらいになれば よかったのに 「もっとあなたと一緒に行きたいところ あったのに、それなのに…」って泣かせてばかりだ ほんとに約束も守れないでごめんな 夢の国 幻になってしまったみたいだ こんな自分が、嫌。 あぁこの曲まだ覚えてた 口ずさんでしまったりして “もう他の誰かとは歌えないや”って知ったんだ ふたりだけの時間も、魔法が解けたら もう僕は、君は、行かないとね グッナイ愛しい日々。僕の中でおやすみ 悲しいも楽しいも許されぬように どうせならこのまま、君の方はこれから。 『幸せに』って他人事みたいだ。でもそれで良いんだ こんな僕で、ごめんな。 |
あぁ、もう。 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 思わせぶりな態度 「声が聞きたい」とか本気にしちゃって 真夜中の通話で一時間半 でもLINEは渋滞 もう。 あぁ、浮ついて打つけた 小指すらも何故か愛しいよ まるで脳内麻痺したような 今しっかりしないと 十二月の溜息踏み出せずに じっとしていたらすぐ春が来て そのまんま別々だなんて 想像するのもイヤ ひび割れた画面なぞって 嫌われた?って被害妄想 ウザいよなぁ。とかそんな事ばっか 考えてしまうんだ 溺れてしまってから気づいて 求めてしまったから傷ついて しまうなら、もうこれ以上は 期待はしたくないしもっと強くなりたい うだうだしてたら 『もうちょっと。』 抜け出せない毛布に包まるみたいに ぬくぬくしてんだ、優しさのベットで もうダメになりそう あぁ。 こんなはずじゃなかったの 同じ目線、フェアじゃないよ。これじゃあ 連絡しないと終わっちゃいそうで またあたしばっかり きっと他の人達も同じように 勘違いしてしまうんだろうな 無意識ってところがまた 君の悪いところ あたしじゃないの?なら優しくせんで。 もう変に期待したくない 冷たくて 優しくて 卑怯で 残酷な人 依存の創造主 もう、引き返せないや あぁ、浮かんで沈んで忙しいわ 潔く溺れてやれ [玉砕覚悟+捨て身の攻撃] どっから見たって無謀な挑戦 猫被り、撫で声はもうやめたい 本当の自分を見て 伸ばしてた髪を解いて こんなに長くなっていたのか 恋は盲目、気が付いたあたしは 鼻歌でも歌って髪を切りに行くの |
ノンフィクションSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夢から覚めてゾッとする 今日も新しい日々の幕開けだ 仮面をつけて準備は完璧 鏡に写った僕は誰? 溜息は部屋に置いて行こうな 雨上がり湿った空気 懐かしい金木犀とペンキの匂いが 鼻につんとくる あぁ、僕は何をやってるんだろう。 ツギハギだらけの脱殻なの 自分を殺し続けて 期待外れのロクデナシだと 言わせない為生きてきた 仮面の中で泣いているんだ 誰も本当の僕を知らない SNSで知った友達の結婚 置いていかれてる様で焦ってしまう 羨ましくは無いけど別に寂しくないけど ヤキモチみたいな感じだわ 僕の知らないとこでお幸せに あぁ自分がいなくなったって いくらでも代わりが効くんじゃないか?なんて もちろん弱気にもなるさ あぁ。君は上手くやってるんだろ? 追い剥ぎに遭えば本当の僕を 隠さないで生きれるかな 全てを今曝け出して フィクションの渦から逃れたら 今よりももっと自由に 自分らしくなれるんだ。きっと どうでもいい事で笑いあった後に 急に寂しくなって 不安に駆られて毎晩アルコールを浴びる習慣 今がリアルなんかフィクションなんか わからなくなってなんかもう。 倒れるように眠りに就くのさ今日も、昨日も 最近の夢は大体 高校か中学の同期だ。痛いや。 嫌々今を生きてんのは俺だけ? 時代は有耶無耶になっていく 舞台裏で泣いている 腐敗すら願っている でも誰もが解かっている 踏み出した足、ドアの向こう側へと まるごと愛せばいいのさ 期限付きの悲しみに 浸るのはもう辞めてしまえ 止まない雨もいつか止んで 乾いた場所は誰も知らない |
魔法にかけられて Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 逢えない日はね 僕ら テレビ電話で夜な夜な 君が眠れるその時まで 話題が尽きてしまえば今日は 無言で良いさ 夜が更けてく 君の話を聞こうか あの嫌いなやつの話 意外と毒舌なとこも好きだよ 「なにそれ褒めてるの?」って笑い合える事が 僕らにとって 良かったりする 今日がどんな嫌な日でも忘れてしまうよ 君の魔法にかけられて 涙が出るほどしょうもない どうしようもないふたりを くだらない話で溢れさせて 不器用なふたり しょうがないよね 言葉じゃなくたって 分かっていればそれで良いや 敢えて言うならふざけながら自然に それでも少し照れくさいけど 愛してるよ、おやすみ。 痺れた右手そっと うなじ抜け出して ちょっともうお昼過ぎだよ、まだ寝てるの? 僕らお家で時間潰しながら のらりくらりと また繰り返し 凍りつくような喧嘩も 数えきれない程したって 真剣な顔に堪えきれずに 吹き出した君に甘えてしまう それで良いのか 分からぬまま 高級な店じゃなくても 綺麗な夜景があっても 「ふたりじゃなきゃダメ。」僕もそう分かっているけど 見栄っ張り 意地っ張りが 僕の悪い癖 「大丈夫、大丈夫。」 いつも君は頷いて笑う 「私ね、きっといつまでもね」 僕が不安な時はちゃんと瞳を見て言ってくれる いつもみたいにふざけながら普通に それでも少し照れくさそうに 「愛してるよ、おやすみ。」 |
優しさに溢れた世界で Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 寝起き頭に飛び込んだ画面 今日の魚座は最下位だね 別に気にしちゃいないけれど なんとなくブルーのシャツを着て仕事場へ 今度の休日は君とダラダラ過ごしたいや 改札の前でいつもそんな事考えてる。 積み上げた一瞬はきっと 報われない事もさ、多分あるんだろうけど 踏み出した一歩は今日も 大切な誰かを思い浮かべていた それだけでいい そのままがいい 僕だけが知ってれば良い 流行りの優雅なモーニングルーティン とか柄にもない事しないで良いよ ドタバタって忙しないくらいが丁度いいけれど まだ眠たい目を擦って「おはよう。」 の挨拶くらいはちゃんとするんだよ はじまりは僕たち いつだってゼロから どこにも行けないし どこまでだって行けるのさ! それとひとつだけお願い 僕ら大袈裟な事じゃなくて もっと優しさに溢れた世界で 笑ってたいと思ってるだけ 積み上げた一瞬はきっと 報われない事もさ、多分あるんだろうけど 踏み出した一歩は今日も 大切な誰かを思い浮かべていた 託された“それぞれ”の思いを いつからか自分の夢と重ねながら それだけでいい そのままがいい 僕だけが知ってれば良い |
Be yourselfSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 「それなりに生きるくらいなら、かっこよく死にたい。」 「普通で良いからさ、もう少し正直に生きたい。」 ココロとアタマが昔から噛み合っていないのさ チグハグな僕を見ないでくれ 君にだけは知られたくない Don't let it get you down 君は君らしくいてよ Don't worry about it 自分の為に生きて良いんだよ 間違えていこう! 君がくれる言葉には 不思議な力があると思うんだ 明日ももう少し 頑張ってみたくなる Don't let it get you down 君は君らしくいてよ Don't worry about it 自分の為に生きて良いんだよ 間違えていこう! Don't let it get you down 君も君らしくいてね Don't worry about it 自分の為に生きて良いんだよ 間違えていこう 何度も何度でも |
君ト餃子Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 真っ白で雲みたいにふわふわと 優しい君の事だから 灰色に溶け込んでしまうんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 ねぇ、そっちはどうしてる? また天気予報は君の街の分まで 頭に来るような事もまぁまぁ 酒のつまみにすれば良い ひとりで抱え込んでいるんじゃないかと ちょっとだけ心配になる 包んで 焼いて 食べちゃいな 晴れ間に咲く向日葵みたいに 見上げて眩しくなったら 下を向いたって良いんだよ 迷子だって良いんだよ 君の街で待ってる 枯らした花 種になって さぁ、じゃあ次はどうする? 今週の空は思ったよりもずっと雨模様 でも君の性格だし 無茶しちゃうんだろうな ちょっとだけ心配だけど 君の街で待ってる |
404.NOT FOR MESaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夕立みたいなふたりはじっと終わりを待っていた 甘い匂いを置き去りに君は走り出す 虹がかかった空を眺めて 大きなため息をついて 「きっと明日は晴れるよ」 いや僕の心は雨模様 履き潰したスニーカーじゃ この嵐の中は走れないよ なぁ僕は君にとってそんなにもつまらなかったかい? あぁやっぱこのままじゃ 自分を嫌いになってしまいそうだからさ 履き替えて終わりにしよう 君を好きだった僕はもういない アマレットの匂いがちょっと嫌いになったんだ 君からもらったスニーカーはどこへ行ったんだ 寂しくなるほど優しくないよ? 君はお互いを知るよりも早く居なくなったのさ 未練なんてさ、これっぽっちも無いから 「寄りを戻したい」とか 勝手な事言うなよな また僕の心を惑わせて 消えないでくれ 立ち尽くして『くだらねえな』って 笑えるほどどこがよかったんだ なぁ僕は君にとって最高に都合が良かったかい? とかちょっと強がった 僕をみて開き直るくらいで良いんだぜ 吐き出して終わりにしよう 君を好きだった僕に悔いはない 僕を好きだった君はもういない |
紫苑 Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | Saucy Dog・永澤和真(agehasprings) | いつのまにか。僕らはこんなに傍に居たのにね 時間を戻せたら、違った運命だったかな。 いくつになっても。奇跡なんかを信じていたかった しわしわのヨボヨボになっても必ず迎えに行くから。 もしもの話ならもう嫌と言うほどしたよな 「どうせ」より「きっと」その方がずっと 楽だと思っていたかった 涙の所為だねさよならが苦しいのは いつもみたいにさ笑って「じゃあね」 今日からひとりずつ。でもどこかで また会えるような、そんな気がしてる。 思い出した。あの夏僕らは風を追い越して まだ見ぬ未踏の地へ、ふたりだけの未来の為。 変わってしまう事。何をしたってもう変わらないモノ 時間を戻せたら、違った運命だったかな。 夜の帳に沈んでいくのは 未来を見つけ出したくて ほら僕らどうせもう後戻りはできないんだ 掴み損なった未来を迎えに行く 涙の所為だねさよならが苦しいのは いつもみたいにさ笑って「じゃあね」 今日からひとりずつでも、どこかで また会えるような、そんな気がしてる。 世界が全てを忘れても迎えに行くよ 初めから全部が繋がってるんだ 今日からその日まで。きっとどこかで また会えるように、そんな気がしてる。 思い出話はその時にしよう。 |
現在を生きるのだ。Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。今日も 弱さと向き合う度 僕らは強くなったよな 「楽しい」だけじゃなくなってきたのは 本気で愛してたって証拠だよな 許し合う事で学んだ 愛はもっと自由で形がないから 悩ましいのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 繋げるのさ苦しくても 話し合っていけ 話し合っていけ 「大丈夫、大丈夫」 って言い聞かせて 出来れば笑ってこのまま最期まで 挫けそうな時でもあなたがいた ありがとうを伝えたい 照れ臭くて言えない 間違いを許し合うたび終わっちゃいないのだと知り あとどれくらい残ってんだ?ってライフを数えてたっけなぁ 振り向くな綺麗じゃなくていいよ 傷だらけでも「僕ら」は美しい! 奇跡や運命に未だ見ぬ未来を託すなよ 残された最後の時間でアニメやマンガじゃない 僕らは現在を生きるのだ さぁ自分らしく 走り出して行け 走り出して行け 限界を超えてまた しがみついていけ しかみついていけ 出来れば笑ってこのまま最期まで 積み上げた日々には間違いはない 僕らを信じていたいと思える。 今日も。 |
怪物たちよSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | だらしのない生活に息を潜める怪物達よ なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ! 穏やかな夜に乾杯 しけたツラした僕にジャスハイ 幸せの価値観なんて人によって違うもんなのさ 定規で測れるような生き方はひとつもない 僕らの明るい未来に乾杯 もう嫌いなやつらはバイバイ 耳元で聞こえた誹謗が消えてくれない 忘れる為また飲んで後悔を繰り返す 見えないやつの視線に怯えて 夢の中で号き疲れて壊れてしまいそう 全てが黒く見えてしまうけど 麻ロープで首を括り手にする自由よりも 僕らはきっと強くなれるはず こんな世界でもまだ 人を傷つけて嬉しそうな愚かなる怪物達よ 出来ることといえばせいぜい陰口くらいだもんな 可哀想な君に乾杯 もうそのままでいいよララバイ 気に入らない事を取り上げて叩いてみたり 誰も幸せになれない気がすんだ。もう気が済んだ? 言葉はピストル引き金を引けば 当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの? そんなやつらに耳を貸さなくていい 「だから何?」と微笑ってやれ 遇らってしまえばいい 嫌いで良いからもう 関わらないでくれよ 雑音に怯えながら生きる事は難しい 誰かの所為にしたい でも全部自分の決めた道ならば 悩みながら生きることも素晴らしい 「これが僕だ」と言えなくなるような 世界なんて変えてしまえ心まで渡さないで 嵐の中に星を探すような 生きている意味を越えていく日々 枯らさないで 「これが僕だ」って自信がなくたって らしさなんてきっと死ぬまで判らないもんなのさ 「それが僕だ」って答えはなくたって 悩め、生きて。怪物達よ |
魔法が解けたらSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | あなたが好きなものは 私だって全部好きになりたいの あなたがしたい事は いつだって隣で見ていたいの 助手席で歌う君 ふたりだけの夢の国へ 連れて行くよ きっと運命とはもっと単純でさ 占いも赤い糸もあてにならないよ なんて僕が言えばどうせ笑いながら 「どうしたの?頭打ったの?」ってからかうんだ そんな時間が、好き。 あなたの隣にいれば 私も少しだけ強くなれるんだ あなたの歌を聴くと どんなに落ち込んでたって忘れちゃうわ そんな日々もさよなら 笑い話くらいになれば よかったのに 「もっとあなたと一緒に行きたいところ あったのに、それなのに…」って泣かせてばかりだ ほんとに約束も守れないでごめんな 夢の国 幻になってしまったみたいだ こんな自分が、嫌。 あぁこの曲まだ覚えてた 口ずさんでしまったりして “もう他の誰かとは歌えないや”って知ったんだ ふたりだけの時間も、魔法が解けたら もう僕は、君は、行かないとね グッナイ愛しい日々。僕の中でおやすみ 悲しいも楽しいも許されぬように どうせならこのまま、君の方はこれから。 『幸せに』って他人事みたいだ。でもそれで良いんだ こんな僕で、ごめんな。 |
そんだけSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 打ち上げられたクラゲにはもう行くあてはないのさ どうせなら砂浜よりもあの空が良かった どっか遠くの星を見つけて行ってみたい ゆらゆらと君を少しずつ忘れさせて 傷つくくらいならこのまま揺れてたいよ もう空っぽになって どうせ嘘ならそんなふざけたキスでいい そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからないよ もうええわ 井の中の蛙 僕は大海は知らない でも大体家に帰るのが現状 もう大概蛙化現象 「自分でもわかんないんだもん」って 何で君が泣いてるんだろう? どうせならケロッと早く忘れてやる! 見たいのは君のハダカ じゃなくてハダカのココロの方 とか言っては見たけどきっと 君にはバレバレだったよな~ (いややっぱどっちもか)そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからない 『拝啓、暗闇の底から君へ皮肉と悪意を込めて。 おかげで僕は少しだけ、また嫌味な大人になれました。 止まった時間を有効に使えてとても幸せです。 ありがとう。でも本当は……』 そんだけ 口先だけの一生よりも ウンザリするくらいこの一瞬だけを まぁ 取り返しつかんくなってから おい誰に歌ってるんだか わからない わからない わからないよ もうええわ |
サマーデイドリームSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 8月の喧騒と干からびた僕達 暑さも忘れて走る 誰にも止められない あどけない横顔と 滲む首筋の汗 張り付く髪の毛と蝉の声が 鬱陶しくて愛しくて 夏の空に溺れそうな程 僕らは青すぎて でもまだ幼くていいよね 世界が縮まってふたりの 居場所が無くなろうと くっついてもっと近くに 居たいと思うよ 大袈裟だって笑いながら 赤くなる顔は太陽の所為かな 秘密で良い 8月の幻想と干からびた僕達 乾いた空へダイブして 君を連れ去り見知らぬ街へと もっと遠くまで行けるかな僕達 当てもなく漕ぎ出して アスファルトの熱に溶けそう 自転車のサドル熱くなってる 「火傷しちゃうかな」 立ち漕ぎで心配そうにおしりを見つめて こっちを見て吹き出す君 少し歩こうか たわいも無い会話も ふたりならそれが良い ひとつだって逃したくない 今を見ていたい 命をそっと分け合えれば 明日が来る事も歳を取る事も 怖くはない 夢を見ていたよ 君といた夏の 暑過ぎたあの日の事 未来の事なんてさっぱり 分からなかったふたりも こうやってずっと近くに いるのは分かってた 大袈裟だって笑いながら 繋いだ手のひら 冷たくなっていく その時まで |
夢みるスーパーマンSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 夢の墓場で羽ばたいて 今日も朝まで働いて あぁ、もうやんなっちゃったよ 悪魔が横で嘲笑ってる 明かる過ぎるこの世界の 影で踏ん張る人がいた 褒めてもらう訳でもなく その人生に疲れてた スーパーのバイトじゃなくて スーパーマンになりたかった。とか 憧れだったり戯言だったり カゴの中に入れといて ヒーロー ねぇお願い!僕をここから出してよ ひとりぼっちで泣くのは もうウンザリ腐っちゃいそうだ あいつら言いたい放題 振り回してやかましいな 怒りも悲しみも押し殺して今日も朝まで働いてんだ ヒーロー 俺いい奴だって思ってた 超性格良いとか思ってた どうにかなるとか思ってたんだ 神様だって怒ってた 行き場の無い悲しい涙が 地球を青く染めたなら 丸ごと飲み込んでしまう前に 助けてよヒーロー みんな人任せ 俺たちは待ってたんだきっと 誰かが変えてくれるのを 大人になるのが怖いよ 理想と現実のギャップ認めたく無いし 誰かに縋っていたい ヒーロー ねぇお願い!僕をここから出してよ 一層壊して常識を あと僕の腐った性根を ねぇお願い…お願い…!じゃいつまで経っても変われない 怒りも悲しみも押し殺して今日も朝まで働くんだ ヒーロー |
ころもがえSaucy Dog | Saucy Dog | せとゆいか | Saucy Dog | | もうこんな時間だね 遅くまでありがとね 大きな手 頭を撫でて そのまま手を振る君 終電に間に合う様に ちゃんとお別れをする 真面目なフリして踏み出す勇気もないくせに かっこつけんなよ l wanted to be with you 君の嘘に疲れてしまったら 手を離すよ、ばいばい。 何となく気づいてた きっと 私はお気に入りのTシャツくらいで 今だけ大事にしてくれてること ありがたく思っとくね 街の匂いも もうすっかり 秋に変わってしまって 私の出番も もうそろそろ終わりかな タンスの中でしおしおになっていくんだろうな I wanted to be with you 君のずるさ もうかわいくないから、 さよなら。 I wanted to be with you I do want to leave you 君の嘘に疲れてしまったよ もういらない。ばいばい。 |
いつもの帰り道Saucy Dog | Saucy Dog | せとゆいか | Saucy Dog | | 窓の外 流れていく景色は 優しくて 色褪せないなあ 子供のまんま 大人になったみたいに どこか変わって 何も変わらない 大切なほど 会いづらいこの時代 もう嫌だな なんて思ってたけど 帰っておいで そんな強気な母親と 愛しいペットの写真を送る父 あなたがいてくれるこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね 何にもない 何にもないな わたしには 生きたくない 消えてしまいたい その度に あなたの顔が浮かんで まだ死ねない 死にたくないって思うの あなたがいてくれるこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね わがまま 意地張って 傷つけたあの日々を 無くしてしまえるわけじゃないから 笑って諦めて許して抱きしめてやれる あなたのようになりたいと思えた わたしが生まれたこの町はいつでも 優しく待っててくれるから 小さなお菓子とくだらない話を リュックに詰めて帰るね あなたに会いに帰るね |
寝ぐせSaucy Dog | Saucy Dog | せとゆいか | Saucy Dog | | ねえ君はダメな人だね 朝寝坊してばたばた 忘れ物はないかな ねえ今日もダメな人だね つい飲みすぎちゃうお酒で もう眠っちゃったね 不安も知らぬふりで いつものように君はすやすや 朝になったら君が突然 もう会えないや 会えないや ごめんな ごめんな 甘い匂いと 行き場のない想いだけ残して 消えていくんでしょう ねえ君は誰を好きなの 言葉はいつもふらふら眩しい笑顔で 眠そうな寝起きの君に あと何度くらい言えるかな「おはよう」の言葉 くだらないことが 愛しく思える日々が 終わらないような 素敵なふたりじゃないでしょ 雨が降った日君が突然 現れたんだ ずるいね ずるいなあ 甘い匂いの罠にかかってしまった私の負けだね 朝になったら君が突然 もう会えないや ごめんな ごめんな 甘い匂いと行き場のない想いだけ残して 消えていくんでしょう |
この長い旅の中でSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 愛を探しに旅に出た僕らの幸せは 案外なんでもない日々だったりして 海底から掬い上げてくれたのはきっと 大抵くだらない会話や泳げない君だったりする 誰にも届かないSOS 透明人間な僕は 君の笑顔の裏側 知るのが怖くて 不安を押し込めて笑う今日も 君がいれば問題はない そんな人いないって思ってたんだ 喉に痞えてた言葉が そのまま命の叫びだ 心が軋む音がしたら クジラの声さ君に届くか ほんの少し信じてみたい この長い旅の中で 愛を探しに旅に出よう 君に言われるがままに 新しい世界へ飛び出した 素晴らしい命と思えるように 綺麗さっぱり 片付けてしまえよほら もう「後でやろう」って言葉の魔法 使わないように 君が居ればどんなに痛い 終わりのない悲しみも 存在しない?冗談じゃない 乗り越えていける気がする 例えば君がペテン師でも 君を信じて後悔したいや そばにいたいぼんやりしたい この長い旅の中で |
poiSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 羽を伸ばしてふらふら うつけてみたいや 何も考えたくない 疲れてしまったよ 羽目をはずしてぐだぐだ 流石に昨日はちょっと 遊びすぎたかもな カァカァ烏合の衆 文句ばっかりじゃない? で何?やっかみ?優雅に壊してくる 平気な顔で躊躇いなく嘘をつく 騙し合い 悲しくなった まだ青く不確かな 飾らない僕にも変わらない愛を 目的地が分からない 運命的な出会いがしたい どうせなら遠回りもしたい ちょっと待って この星から言葉が消えたら ムカつくあいつを許せる? んなわけねえだろ どうしようもなく殴って殺してしまいそう え?なんて物騒なの! 違う!俺じゃないの! 俺じゃないんだってば! 利用されていい使い捨てでいいよ 思い通り一生虜にほら望み通りっしょ? 「期待してる」とか「愛してる」って綺麗な言葉に 惑わされたいよまた美しい言い訳 現実逃避全部が 疲れたよちょっと眠ってもいいかい? 全てが夢ならばいいのに 僕の未来は まだ明日も不確かな それでもどこかに光を探して 目的地は分からない 運命的な出会いはしたい どうせなら遠回りもしたい |
馬鹿みたい。Saucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | いまさら本音がどうとか 聞きたくないよ どうせなら墓場まで 隠してみせてよ 上手くやれないんなら 半端な優しさも しんどいわ 気づかないふりしてあげてんだよ 季節の変わり目に喉がカサついて 上手く言葉にできないや 意味もなく悲しい顔をみせたい 困らせてみたい 自分だけじゃイヤ ほらキミの化けの皮剥ぎ取ってあげる 怖がらないでね あたしだけにそっと秘密教えてよ どこか期待しているの 馬鹿みたい 「またね、会えたら会おうよ」 って歩き出した君に “もう、会う気ないなぁ?” ついつい本音が飛び出しそうだ まるでこの恋愛自体 なんか人違いみたい? 君の気持ちが聞きたい そんな勇気はないけどね 生まれ変わってもまた ふたりは出会ってしまうなら この気持ちはいつまで経っても終わらないかな 君への想いも後少し もうどっか行ってしまうけど どこか期待していたのが 馬鹿みたい 「どっちでも良いよ」 「あったら食べるよ」 優しいつもり? そういうところが嫌い 会いたいじゃないなら会いたくないよこれ以上 黙らせてみたい 自分だけじゃイヤ ほらキミの化けの皮剥ぎ取ってあげる もう好きでもないから あたしについた嘘も全部可愛く思える |
くせげSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 埃に塗れた日記 あの頃の僕は未熟だった 霧雨にうねる前髪を押さえながら 何を見ていたんだっけ 下ろしたてのスニーカー 私服がなんだかぎこちないな 鏡に映る自分の影、恥ずかしくて 目を逸らしてたんだっけ 街角で流れる大人びた歌 愛を語るには若過ぎたよな 過ぎ去っていった春に甘えて 癖毛が気になりだしたのは 紛れもなく君に逢えたから 思い出す事は殆どないけど 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けてしまった ところであなたはどんな 生活を誰と過ごしたんだ 寂しさを埋めるだけの日を 堪えながら何をしていたんだっけ あれから月日が経って 色褪せた過去になりやがって 正確に思い出す事も 出来ないくらいぼやけてしまったじゃないか 凍った手と手がゆっくり 溶けてしまう程今でも いまさら 突然日記を読み返したのは あなたを感じたくなったから そんなに急に遠くに行くとは思ってないから 癖毛が気になりだしたのは 初めて乾杯をしたのは 誰かの為に泣いたのは 冷たい手を握ったのは 誰かを愛す事でしか まともに成長できないから 今ではそれで良かったなって思ってる 記憶の端に折り目を付けて仕舞った |
コーンポタージュSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 雪の降る間に 浮き足立つ街を抜けて 早足で帰ろう 心のまにまに くだらない言葉を交わした 僕らもちょっと浮かれてんじゃない? ほら待ってそこの角まででいいよ 退屈な日々でも 今ならクリスマスイブ よりコーンポタージュで乾杯 あの寒い夜を思い出すんだ 「オレの家には いつまでもサンタが来てくれるんだよな ホントだよ。」 最近どう?っていつもの調子で お前に送ったLINE ah 「プレゼントを買いに行く。」と立派な サンタになったみたいだ あの頃からずっとこっちはコンポタの季節に 取り残されてちょっと恥ずかしくなった 大切な日々だと 思えるクリスマスイブ 守りたい笑顔が出来たら いつか僕にも分かるかな 雪の降る街を走って 帰りたいクリスマスイブ 僕にはまだだけどそれまで あの寒い夜を思い出していたいんだ |
よくできましたSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | まだまだ明日には生きたくないよなぁ 夢の中で気が済むまで暮らしたい 目が覚めたけどまだお昼前 てか休日なのに偉いっしょ? ご飯作るのもなんか面倒 じゃあもう出前とかで良いでしょ? 取り敢えず付けたTVワイドショー 美味しそうなグルメの情報 今夜はちょっと贅沢しよう 昨日までは外に出ようとしてたけど なぜかソファーから動けないでいるの 特に何もしないが自分へのご褒美なの 昨日までの私よくできました 夕方17時過ぎ太陽が沈みそう 「行かないで!行かないで!」 またしても何もせず今日が終わった 素晴らしいそれでいい 傷が癒えるまで かけがえのない毎日だから 自分の為に使うが◎ 無駄がない≒つまらない くだらないけど面白い 誰もが皆【同じ】じゃない だからこうやって生きてみてる まだまだ大人には成りきれないよな 明日に夢を乗せて |
おやすみSaucy Dog | Saucy Dog | 石原慎也 | Saucy Dog | | 蚊取り線香の煙が見る見るうちに 空を満たしては消えて 香りだけが残ってる 鈴虫の鳴き声が夜風に乗り 囁くおやすみの合図 時間が焼けて白く落ちていった 真夏の空気と首を振る扇風機に 咥えたスイカのアイスを 溶かされぬように 必死な顔を見て笑いあったのも 随分昔の話に思えてきた 八月の蛍のように 消えそうな光のように 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に 擦れ違う愛に苛立ち怒鳴り合った事 これでも愛していた事 伝えられてたら 転がる蝉を避けながら歩いては 誰にも見つからぬ様に 声を殺して泣いてるよ 毎日が雨でいい 降っては乾いてまた泣いて 無かった事になるみたいで怖い 暖かい太陽に身を委ね うとうとしてそのまま横になる 待ち合わせは夢の中 君に会いに行く 帰り道なんかもう分からないでいい 君と生きていく 当たり前が 今 奪われて 永遠に おやすみ。 |