彩光寝息を立てる小さな赤子 無邪気な少年少女 颯爽と駆ける青年たちと 手をつなぐ老夫婦 がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 胸の奥が締め付けられた 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ涙が流れていた 風にその身を任せてただ揺れている緑たち 春はまだかと夢を見てる小さなつぼみたち がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 言葉なんていらぬみたいだ 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ 涙がまた流れていた 私はただ 感じていた 私はただ 生きていた | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 寝息を立てる小さな赤子 無邪気な少年少女 颯爽と駆ける青年たちと 手をつなぐ老夫婦 がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 胸の奥が締め付けられた 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ涙が流れていた 風にその身を任せてただ揺れている緑たち 春はまだかと夢を見てる小さなつぼみたち がらんどうのその瞳で私はただ見つめていた 言葉なんていらぬみたいだ 何かがまた溢れ出した 嗚呼 あの日指で描いた あたりまえはそこにあったんだ 嗚呼 なぜかしら 嗚呼 なぜかしら 気づけばただ 涙がまた流れていた 私はただ 感じていた 私はただ 生きていた |
この海を越えて行け嫌いになった人がいる 殴りたかった人がいる 殺しちまったことがある 誰かじゃなくて自分である 止まない雨に打たれて 濁流に飲み込まれ それでも舵をとる 舵をとる 船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて 救えなかった人がいる 見殺しにした人がいる 守りきった人もいる 誰かじゃなくて自分である 孤独な夜に逆らって 真っ暗闇の中で それでも舵をとる 舵をとる 船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて 息を飲むような朝焼け 飛び跳ねる魚たち そこには何がある 何がある 船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて 船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて この海を越えて行け | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 嫌いになった人がいる 殴りたかった人がいる 殺しちまったことがある 誰かじゃなくて自分である 止まない雨に打たれて 濁流に飲み込まれ それでも舵をとる 舵をとる 船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて 救えなかった人がいる 見殺しにした人がいる 守りきった人もいる 誰かじゃなくて自分である 孤独な夜に逆らって 真っ暗闇の中で それでも舵をとる 舵をとる 船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて 息を飲むような朝焼け 飛び跳ねる魚たち そこには何がある 何がある 船よ涙の海を行け 憎しみも引き連れて 船よ涙の海を行け 悲しみも引き連れて この海を越えて行け |
恋の穴汗ばんだ君の横顔は 朝露に濡れた花のよう 伸びた前髪を風が通り抜けた あの時 聞いたことのない音がして 赤い実がパチンと弾けて 眩しい光が心臓のど真ん中 突き刺した ああまた 落っこちてしまった この穴は とても深いや 何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの 噂話に耳を立てて そのたびいちいちうなだれて 風邪でもないのに頭が痛くなる つらいね ああでも 抜け出せないんだ この穴は やっぱ深いや 何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの 何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの 何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 汗ばんだ君の横顔は 朝露に濡れた花のよう 伸びた前髪を風が通り抜けた あの時 聞いたことのない音がして 赤い実がパチンと弾けて 眩しい光が心臓のど真ん中 突き刺した ああまた 落っこちてしまった この穴は とても深いや 何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの 噂話に耳を立てて そのたびいちいちうなだれて 風邪でもないのに頭が痛くなる つらいね ああでも 抜け出せないんだ この穴は やっぱ深いや 何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの 何をしてても 夢の中でも 浮かんでは離れない君の顔 膨らんで行くばかりの妄想を 抱きしめながら 瞳を閉じるの 何をしてるの 考えてるの 気になって仕方ない君のこと きっと言えるはずもない言葉を つぶやきながら 今夜も眠るの |
きんぎょの夢ゆらゆら揺れて 綺麗でしょ 気楽でいいねと 笑うけど お馬鹿な人ね あなたって なんにもわかっちゃいないのね ぷかぷか浮かぶ 泡沫は 声にならないため息よ 強がりだって気づいてよ こんなに近くにいるのにね きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか きらきら光る 鱗はね もろい心を守るため いつの間にやら 増えちゃって あたしもあたしがわからない ぱくぱく口は開くのに 言葉が上手に出てこない かわいいなんて言わないで なんにも届いちゃいないのね きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか きんぎょの夢よ 本当のあたしを その手で触れて抱きしめて 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか あたしを愛してくれますか | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | ゆらゆら揺れて 綺麗でしょ 気楽でいいねと 笑うけど お馬鹿な人ね あなたって なんにもわかっちゃいないのね ぷかぷか浮かぶ 泡沫は 声にならないため息よ 強がりだって気づいてよ こんなに近くにいるのにね きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか きらきら光る 鱗はね もろい心を守るため いつの間にやら 増えちゃって あたしもあたしがわからない ぱくぱく口は開くのに 言葉が上手に出てこない かわいいなんて言わないで なんにも届いちゃいないのね きんぎょの夢よ ここからあたしを その手ですくって連れ出して 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか きんぎょの夢よ 本当のあたしを その手で触れて抱きしめて 息も絶え絶えな姿を見ても あなたは愛してくれますか あたしを愛してくれますか |
休日のすゝめ休もう 休もう ぜんぶ休もう 考えることやめにしよう いいんだよ いいんだよ べつにいいんだよ たまにはそんな日があっても テレビ見て 飽きたら消して 恋人と抱き合って眠ろう なんにもしないを 今日は楽しもう 毛玉だらけの部屋着のまんまで どうでもいいこと いっぱい話しましょう なんでもないけど 大事なことだから 出かけよう 出かけよう どこか出かけよう 行き先とかは特にないけど 川沿いを歩いてみるだけ 疲れたら適当にお茶でもしよう なんにもしないを 今日は楽しもう 携帯電話はお部屋に置いといて どうでもいいとこ ちょっと行ってみよう なんでもないけど 大事なことだから なんかしなきゃを いったん忘れよう きっと時々そわそわしちゃうけど なんにもしないを ちゃんと楽しもう なんでもないけど 大事なことだから | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 休もう 休もう ぜんぶ休もう 考えることやめにしよう いいんだよ いいんだよ べつにいいんだよ たまにはそんな日があっても テレビ見て 飽きたら消して 恋人と抱き合って眠ろう なんにもしないを 今日は楽しもう 毛玉だらけの部屋着のまんまで どうでもいいこと いっぱい話しましょう なんでもないけど 大事なことだから 出かけよう 出かけよう どこか出かけよう 行き先とかは特にないけど 川沿いを歩いてみるだけ 疲れたら適当にお茶でもしよう なんにもしないを 今日は楽しもう 携帯電話はお部屋に置いといて どうでもいいとこ ちょっと行ってみよう なんでもないけど 大事なことだから なんかしなきゃを いったん忘れよう きっと時々そわそわしちゃうけど なんにもしないを ちゃんと楽しもう なんでもないけど 大事なことだから |
君の住む街なんでもないのに 朝早く目が覚めた なぜだろう なぜだろう 疲れてるはずなのに なんだか無性に 声が聞きたくなった なぜだろう なぜだろう 話すことなんてないのに 深呼吸してみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 言葉よりも確かな 胸の高鳴りなんだ 羽の生えた背中で 今すぐに飛べそうだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ なんだろうこんなに キラキラしていたっけな なぜだろう なぜだろう 見慣れた景色なのに 瞬きしてみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 昨日よりも確かに 世界は色を増したんだ はみ出しそうな気持ち 絵の具にしちゃいたいな 下手くそな絵描くから 君が笑えばいいな 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 野村陽一郎 | なんでもないのに 朝早く目が覚めた なぜだろう なぜだろう 疲れてるはずなのに なんだか無性に 声が聞きたくなった なぜだろう なぜだろう 話すことなんてないのに 深呼吸してみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 言葉よりも確かな 胸の高鳴りなんだ 羽の生えた背中で 今すぐに飛べそうだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ なんだろうこんなに キラキラしていたっけな なぜだろう なぜだろう 見慣れた景色なのに 瞬きしてみたけど 変わらないのは そういうことなんだろう 恥ずかしいけど 多分きっと 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 昨日よりも確かに 世界は色を増したんだ はみ出しそうな気持ち 絵の具にしちゃいたいな 下手くそな絵描くから 君が笑えばいいな 跳ねるようなステップで 君に会いに行くんだ 目指すは遥か彼方 君の住む街だ |
季節のように季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい 花のように強く優しく いつの日も凛と咲き 海のように揺れて輝く 光をそっと目に宿し 季節のように生きる人でありたい 気まぐれな心に耳をすまして 色とりどりの今を ただ感じて 変わりゆく私を愛し続けたい ラララ... 燃えるように赤く色づく 情熱を忘れずに 雪のように静かに積もる 思い出を抱きしめて 季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい 変わりゆく私を愛し続けたい | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい 花のように強く優しく いつの日も凛と咲き 海のように揺れて輝く 光をそっと目に宿し 季節のように生きる人でありたい 気まぐれな心に耳をすまして 色とりどりの今を ただ感じて 変わりゆく私を愛し続けたい ラララ... 燃えるように赤く色づく 情熱を忘れずに 雪のように静かに積もる 思い出を抱きしめて 季節のように生きる人でありたい 流れゆく時間にこの身をゆだねて 去りゆく雲は追わず ただ風を待ち 変わりゆく景色を愛し続けたい 変わりゆく私を愛し続けたい |
汽車のうた海のように広い心のあなたに 一つだけお願い聞いて欲しいの あの山のむこうに汽車が来るから 一度だけお願い見せて欲しいの 村のむこうからは子どもたちが こぞって見に来るの 連れて行ってよ ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ 川を三つ超えて峠を挟んで 五つ目の岩を超えて来たけれど 何一つ聞こえない何も見えない 本当に汽車はここにやって来るの? 少し疲れたから休むとしよう きっと今は遠<にいるだろうから ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来たよ | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 海のように広い心のあなたに 一つだけお願い聞いて欲しいの あの山のむこうに汽車が来るから 一度だけお願い見せて欲しいの 村のむこうからは子どもたちが こぞって見に来るの 連れて行ってよ ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ 川を三つ超えて峠を挟んで 五つ目の岩を超えて来たけれど 何一つ聞こえない何も見えない 本当に汽車はここにやって来るの? 少し疲れたから休むとしよう きっと今は遠<にいるだろうから ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来るよ ハーイヤー ハーイヤー ほら汽車が来たよ |
考えるだけああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える どんな部屋に住んでるかな 料理とかするのかな 休みの日は何してるかな 恋人はいるのかな ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える 毎日電車で見てるのに なんにも知らないな 今度こそはと思うけど やっぱりできないな ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える どんな部屋に住んでるかな 料理とかするのかな 休みの日は何してるかな 恋人はいるのかな ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える 毎日電車で見てるのに なんにも知らないな 今度こそはと思うけど やっぱりできないな ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 君の横で 考える 考える ああ 僕は 今日も 君のことを考える 考える ああ 僕は 今日も 名前も知らない君のこと 考える |
カメラを止めろ!ちょっと待って 一瞬待って 一枚写真撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 後でいいだろ! (後でいいだろ!) お願い もう少し待って 違う角度も撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 変わんないだろ! (変わんないだろ!) いいか カメラじゃなく箸を持つんだ 記録じゃなく 記憶するんだ わかるだろ なあ 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に ちょっと待って アップだけさせて 一分で済むから許して 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) だいぶ待ったぞ! (だいぶ待ったぞ!) ちょっと待って イライラしないで みんなやっていることだって 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 俺はやらんよ! (俺はやらんよ!) いいか 画面越しじゃ伝わらないんだ 旨味 それは 色味じゃないんだ わかるだろ さあ 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 俺の気持ち(俺の気持ち) 熱いうちに 冷めちまう前に ラララ… | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | ちょっと待って 一瞬待って 一枚写真撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 後でいいだろ! (後でいいだろ!) お願い もう少し待って 違う角度も撮らせて 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 変わんないだろ! (変わんないだろ!) いいか カメラじゃなく箸を持つんだ 記録じゃなく 記憶するんだ わかるだろ なあ 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に ちょっと待って アップだけさせて 一分で済むから許して 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) だいぶ待ったぞ! (だいぶ待ったぞ!) ちょっと待って イライラしないで みんなやっていることだって 馬鹿言うなよ! (馬鹿言うなよ!) 俺はやらんよ! (俺はやらんよ!) いいか 画面越しじゃ伝わらないんだ 旨味 それは 色味じゃないんだ わかるだろ さあ 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 肉の脂身(肉の脂身) 熱いうちに 冷めちまう前に 早くしようぜ! (早くしようぜ!) 飯食おうぜ! (飯食おうぜ!) 俺の気持ち(俺の気持ち) 熱いうちに 冷めちまう前に ラララ… |
カッコーあの子に好きだと言ってみた 聞こえないふりしてごまかされた 別れ際あの子こう言った 「また明日ね大事な友達」 カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと 気付けば大人になっていた あの子は今日街を出て行った 別れ際僕はこう言った 「またいつかね大事な友達」 カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと カッコー カッコー カッコーは知っているよ カッコー カッコー 括弧で閉じた思いを 過去になったこの恋を | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | あの子に好きだと言ってみた 聞こえないふりしてごまかされた 別れ際あの子こう言った 「また明日ね大事な友達」 カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと 気付けば大人になっていた あの子は今日街を出て行った 別れ際僕はこう言った 「またいつかね大事な友達」 カッコー カッコー カッコーが笑ってるよ カッコー カッコー 格好悪い僕のこと カッコー カッコー カッコーは知っているよ カッコー カッコー 括弧で閉じた思いを 過去になったこの恋を |
風よ伝えて出せない手紙を握りしめたままで チクタクと過ぎた 月日はどれくらい ひとつふたつと歳をとり 変わっていった街並み それでも今年もあの花は咲く やあ やあ 聞こえるかい? 元気でやってるかい? 返事はなくていい 風よ伝えて 下手くそな笑顔と淡い夢を乗せ ガタゴトと揺れた 列車はいまどこに ひとつふたつどころじゃない 涙も流したでしょう それでもあなたはきっとこう言う やあ やあ 聞こえるよ 元気でやってるよ 心配いらない 風は吹いている やあ やあ たまには 帰っておいでよ 返事はなくていい 風よ伝えて | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 出せない手紙を握りしめたままで チクタクと過ぎた 月日はどれくらい ひとつふたつと歳をとり 変わっていった街並み それでも今年もあの花は咲く やあ やあ 聞こえるかい? 元気でやってるかい? 返事はなくていい 風よ伝えて 下手くそな笑顔と淡い夢を乗せ ガタゴトと揺れた 列車はいまどこに ひとつふたつどころじゃない 涙も流したでしょう それでもあなたはきっとこう言う やあ やあ 聞こえるよ 元気でやってるよ 心配いらない 風は吹いている やあ やあ たまには 帰っておいでよ 返事はなくていい 風よ伝えて |
オールライト世界はこんな鮮やかな色々で溢れてるのに お決まりの色で塗り分けて 「はい、おしまい」ってやつがいる 新しい色で明日を描く君を 変わり者だと 誰かが指さして笑っても オールライト オールライト オールライト 君は 何も間違ってないよ 大丈夫だよ 時代は常に軽やかに滑らかに動いてるのに お堅い辞書の上に乗って あぐらかいて動かないやつがいる 新しいページを作り出す君を 決して受け入れるまいと 誰かが両手で押さえつけても オールライト オールライト オールライト 君は 胸を張っていいんだよ 大丈夫だよ オールライト オールライト オールライト 君は 愛されるべき人だよ 大丈夫だよ | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 世界はこんな鮮やかな色々で溢れてるのに お決まりの色で塗り分けて 「はい、おしまい」ってやつがいる 新しい色で明日を描く君を 変わり者だと 誰かが指さして笑っても オールライト オールライト オールライト 君は 何も間違ってないよ 大丈夫だよ 時代は常に軽やかに滑らかに動いてるのに お堅い辞書の上に乗って あぐらかいて動かないやつがいる 新しいページを作り出す君を 決して受け入れるまいと 誰かが両手で押さえつけても オールライト オールライト オールライト 君は 胸を張っていいんだよ 大丈夫だよ オールライト オールライト オールライト 君は 愛されるべき人だよ 大丈夫だよ |
女の子はそうやって泣いても 泣いても 涙が止まらない そんな日は 好きなだけ 枯れるまで泣けばいい あんまり無理やり 前など向かなくていい 今はただ 気が済むまで 自分と話すがいい 髪の毛を切るのもいい 化粧を変えてもいい 思いつく限りのことを たくさん試せばいい そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く 待っても 待っても なかなか現れない そんな時もあるだろう タイミングってやつだろう まわりが眩しいと 焦っても仕方がない 今はまだふさわしい相手がいないだけ 旅に出かけるのもいい 本を読むのもいい 一人でしかできないことを たくさんやればいい そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 悩んだり考えたり 寄り道をしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く そして誰かが君を見つけて 新しい春が来る | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 泣いても 泣いても 涙が止まらない そんな日は 好きなだけ 枯れるまで泣けばいい あんまり無理やり 前など向かなくていい 今はただ 気が済むまで 自分と話すがいい 髪の毛を切るのもいい 化粧を変えてもいい 思いつく限りのことを たくさん試せばいい そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く 待っても 待っても なかなか現れない そんな時もあるだろう タイミングってやつだろう まわりが眩しいと 焦っても仕方がない 今はまだふさわしい相手がいないだけ 旅に出かけるのもいい 本を読むのもいい 一人でしかできないことを たくさんやればいい そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 悩んだり考えたり 寄り道をしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く そうさ女の子はそうやって もっともっと綺麗になるんだ 傷ついたりつまずいたり 遠回りをしながら そうさ女の子はそうやって もっともっと強くなるんだ そして自分を好きになれた時 満開の花が咲く そして誰かが君を見つけて 新しい春が来る |
親知らず言えないことが増えるたび 大人になれた気がしてた 嘘が上手につけるたび 賢くなれた気がしてた なにかを抱えていなきゃ 不安で仕方なかった 満たされないふりしたかった あの頃 真っ暗闇の奥に隠してた 痛みがありました あなたの知らないうちに あなたの知らないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたのせいにしたくなり 扉の鍵を閉めました 人気者になりたくて 外面ばかり良くしてた 家に帰ればホッとして 当たり散らして喚いてた 大丈夫と聞かれては 放っておいてと言った 知らないくせにと突き放した あの頃 それでもいつもあなたに見透かされてた 痛みがありました あなたに言えないうちに あなたに言えないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたの顔を思い出し 夜に紛れて泣きました 素直になれないくせに 優しくなれないくせに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくのは あなたに言えない言葉を ぎゅっと噛みしめるからでした | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 言えないことが増えるたび 大人になれた気がしてた 嘘が上手につけるたび 賢くなれた気がしてた なにかを抱えていなきゃ 不安で仕方なかった 満たされないふりしたかった あの頃 真っ暗闇の奥に隠してた 痛みがありました あなたの知らないうちに あなたの知らないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたのせいにしたくなり 扉の鍵を閉めました 人気者になりたくて 外面ばかり良くしてた 家に帰ればホッとして 当たり散らして喚いてた 大丈夫と聞かれては 放っておいてと言った 知らないくせにと突き放した あの頃 それでもいつもあなたに見透かされてた 痛みがありました あなたに言えないうちに あなたに言えないうちに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくたび あなたの顔を思い出し 夜に紛れて泣きました 素直になれないくせに 優しくなれないくせに 大きく育ってしまった 親知らずが ズキンズキンとうずくのは あなたに言えない言葉を ぎゅっと噛みしめるからでした |
黄金の海で逢えたなら掲げろいざ こぶし ジョッキ お疲れさんでした 渇ききった心と体 潤してあげましょう 弾ける白い波 掻き分け海賊の如し すみませんおかわり お残しは許しまへんで! 黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ 腹のたるみ足のむくみ 決して気にするな 思ってるほど 誰も見ちゃいない そういうのなしだぞ 迫り来る睡魔に 打ち勝て武士の如し すみませんおやすみ 居眠りは許しまへんで! 黄金の海で逢えたなら どんな苦しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ 黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ ラララ… | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 掲げろいざ こぶし ジョッキ お疲れさんでした 渇ききった心と体 潤してあげましょう 弾ける白い波 掻き分け海賊の如し すみませんおかわり お残しは許しまへんで! 黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ 腹のたるみ足のむくみ 決して気にするな 思ってるほど 誰も見ちゃいない そういうのなしだぞ 迫り来る睡魔に 打ち勝て武士の如し すみませんおやすみ 居眠りは許しまへんで! 黄金の海で逢えたなら どんな苦しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ 黄金の海で逢えたなら どんな悲しいできごとも きっと忘れてしまうから 今日は 今日は 無礼講だよ ラララ… |
美しいひと鏡を見つめては泣きたくもなるけど 心の奥までは映らないから 誰かと比べたりするのはもうやめて そのままのあなたをじっと見つめて 金色の宝石は輝いて見えるけど あなたにはもっときれいな瞳があるから あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから 変わり行く流れに追いつけなくてもいい 変わらないところに らしさは育つ 完璧な物語が羨ましく思えても あなたにもきっと素敵なことは起こるから あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから あなたがあなたを愛せるような 明日は必ずやってきてくれるから あなたは あなたは 美しいひと | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 鏡を見つめては泣きたくもなるけど 心の奥までは映らないから 誰かと比べたりするのはもうやめて そのままのあなたをじっと見つめて 金色の宝石は輝いて見えるけど あなたにはもっときれいな瞳があるから あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから 変わり行く流れに追いつけなくてもいい 変わらないところに らしさは育つ 完璧な物語が羨ましく思えても あなたにもきっと素敵なことは起こるから あなたはあなたのままでいい 誰かになろうとしなくていいんだよ あなたがあなたを愛せた時 夜空は優しく微笑んでくれるから あなたがあなたを愛せるような 明日は必ずやってきてくれるから あなたは あなたは 美しいひと |
動けない君に出せない手紙で 溢れかえった部屋の中で 気づいたらいつも 倒れこんで 眠ってるんです それでいいんです たとえ世界から 置いてかれてしまったとしても 僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように 君がいなくなってから 随分時間が過ぎたようで 窓からの景色も もう何度も めぐったようです だけどいいんです どんなに世界が 輝いているとしても 僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 抱きしめて 抱きしめて あげることができなくてもいい その声を その匂いを 僕だけでも覚えてたいです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 神谷洵平 | 君に出せない手紙で 溢れかえった部屋の中で 気づいたらいつも 倒れこんで 眠ってるんです それでいいんです たとえ世界から 置いてかれてしまったとしても 僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように 君がいなくなってから 随分時間が過ぎたようで 窓からの景色も もう何度も めぐったようです だけどいいんです どんなに世界が 輝いているとしても 僕はまだここにいたいです ひとりぼっちだっていいんです 抱きしめて 抱きしめて あげることができなくてもいい その声を その匂いを 僕だけでも覚えてたいです 色あせて 色あせて ただの思い出にならないように |
今をください手を繋いで見つめ合った その一瞬たしかに ああ 時計の針が止まったの 神様の気まぐれって そんなの知っているけど あの時だけわたし 信じたの このままどうか 夢を見させて いつかとけちゃう魔法でもいいから 今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい ただ黙って空仰いだ 揺れるガラスの瞳に ああ 忘れないように焼き付けた 奇跡なんて嘘っぽくて あんまり好きじゃないけど あの時だけわたし 願ったの このままどうか ここにいさせて 他には何もなくたっていいから 今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい 今を 今を 今をください やっと見つけたわたしの光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 手を繋いで見つめ合った その一瞬たしかに ああ 時計の針が止まったの 神様の気まぐれって そんなの知っているけど あの時だけわたし 信じたの このままどうか 夢を見させて いつかとけちゃう魔法でもいいから 今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい ただ黙って空仰いだ 揺れるガラスの瞳に ああ 忘れないように焼き付けた 奇跡なんて嘘っぽくて あんまり好きじゃないけど あの時だけわたし 願ったの このままどうか ここにいさせて 他には何もなくたっていいから 今を 今を 今をください やっと見つけた小さな光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい 今を 今を 今をください やっと見つけたわたしの光 今を 今を 今をください ただそれだけで それだけでいい |
愛しのローレンス青い空 白い雲 並んだ赤い屋根 あの頃世界は僕らのもので ワンツースリーで駆け抜けた 路地裏 黒い猫 手と手をつないで追いかけてたんだ またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス カタコト言葉で紡いだ赤い糸 あの頃の僕らは怖いもんなしで ワンツースリーで飛び乗った ゴンドラ漕ぎ出し 愛とか夢とか語り合ったんだ またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス またいつか さようなら また会う日まで 忘れてく 少しずつ 消えて行く 愛しのローレンス | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 青い空 白い雲 並んだ赤い屋根 あの頃世界は僕らのもので ワンツースリーで駆け抜けた 路地裏 黒い猫 手と手をつないで追いかけてたんだ またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス カタコト言葉で紡いだ赤い糸 あの頃の僕らは怖いもんなしで ワンツースリーで飛び乗った ゴンドラ漕ぎ出し 愛とか夢とか語り合ったんだ またいつか さようなら また会う日まで 離れてく 遠くなる 君と僕 愛しのローレンス またいつか さようなら また会う日まで 忘れてく 少しずつ 消えて行く 愛しのローレンス |
いつかねいつかひとつになれたらね 思い出めぐる旅に出ようよ かばんの中にアルバムを 一冊ずつ詰めて それぞれの過ごした日々を ただ辿るだけの旅だよ ガイドブックには載らない ふたりだけの地図で はじめて自転車に乗った ライン川のほとり 野うさぎに出会った帰り道 雨宿りをしたバス停 いつかひとつになれたらね 思い出の場所まで連れて行くよ わたしの大好きな景色 あなたにも見せたいの 走り回った芝生 フレデリックの風に 合わせて奏でた口笛の メロディーを聴かせて いつかひとつになれたらね 思い出の場所に連れて行ってよ あなたの大好きな景色 わたしも知りたいの ふたりの大好きな景色 もっと増やしたいの | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | いつかひとつになれたらね 思い出めぐる旅に出ようよ かばんの中にアルバムを 一冊ずつ詰めて それぞれの過ごした日々を ただ辿るだけの旅だよ ガイドブックには載らない ふたりだけの地図で はじめて自転車に乗った ライン川のほとり 野うさぎに出会った帰り道 雨宿りをしたバス停 いつかひとつになれたらね 思い出の場所まで連れて行くよ わたしの大好きな景色 あなたにも見せたいの 走り回った芝生 フレデリックの風に 合わせて奏でた口笛の メロディーを聴かせて いつかひとつになれたらね 思い出の場所に連れて行ってよ あなたの大好きな景色 わたしも知りたいの ふたりの大好きな景色 もっと増やしたいの |
石段のワルツタン タン タン 旅立ちの朝 君と二人石段の上で いつものようにワルツを踊った カン カン カン 旅立ちを告げるベルが 鳴り響く君といた黄金色の街をはなれ 変わらない景色に色をつけたくて 荷物も持たぬまま 灰色の街に行く 列車の窓の外 揺れている雲と緑を 背中で受け止めて別れを告げるのさ 隙間を吹き抜ける風の音に耳すまし 口ずさむのはそういつものあの歌さ タン タン タン 革靴は知らぬうちに あのリズムを奏でては列車中に空しく響く 茜色の空と手を振る君の姿を 振り返ることなく列車は走り出す 頬を濡らしながら口ずさむのはあの歌 心はいつまでもいつもの石段の上 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | タン タン タン 旅立ちの朝 君と二人石段の上で いつものようにワルツを踊った カン カン カン 旅立ちを告げるベルが 鳴り響く君といた黄金色の街をはなれ 変わらない景色に色をつけたくて 荷物も持たぬまま 灰色の街に行く 列車の窓の外 揺れている雲と緑を 背中で受け止めて別れを告げるのさ 隙間を吹き抜ける風の音に耳すまし 口ずさむのはそういつものあの歌さ タン タン タン 革靴は知らぬうちに あのリズムを奏でては列車中に空しく響く 茜色の空と手を振る君の姿を 振り返ることなく列車は走り出す 頬を濡らしながら口ずさむのはあの歌 心はいつまでもいつもの石段の上 |
家路窓の外からビルが消えて 少しずつ空が広くなってく 久しぶりに今日は実家に帰る 土産になるような話はないけど 母は今ごろ台所 どうせ食べきれないほどの ご飯作って待っているんだ 慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら 風の中揺れる緑を 僕はただただ眺めている 窓の外では赤い夕日が すべてを懐かしい色にぼんやり染めてる 父は今ごろテレビの前 どうせいつものあの姿勢で ソファの上で待っているんだ 慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら ひとつだけはぐれた雲を 僕はただただ眺めている 慌ただしい日々で忘れたものが何かもわからないまま 音もなく滲む景色を 僕はただただ眺めている | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 窓の外からビルが消えて 少しずつ空が広くなってく 久しぶりに今日は実家に帰る 土産になるような話はないけど 母は今ごろ台所 どうせ食べきれないほどの ご飯作って待っているんだ 慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら 風の中揺れる緑を 僕はただただ眺めている 窓の外では赤い夕日が すべてを懐かしい色にぼんやり染めてる 父は今ごろテレビの前 どうせいつものあの姿勢で ソファの上で待っているんだ 慌ただしい日々で忘れたものが何かを考えながら ひとつだけはぐれた雲を 僕はただただ眺めている 慌ただしい日々で忘れたものが何かもわからないまま 音もなく滲む景色を 僕はただただ眺めている |
安心したい丸くなったら負けだと思い 一生懸命とがってきたけど 油はきつい 酒もいらない たばこの煙じゃ明日は見えない 安心したい あなたの腕で カステラみたいなダブルベッドで 小鳥の声と 朝の光に 透けるカーテン なんて幸せ ここで一生暮らしていくの 傷つくことなどもうないのよね かさぶたとれた ゴミの日捨てた 痛みも涙も燃えてなくなれ 目を瞑りたい あなたの横で クリームみたいな布団の中で あたたかい手に 包まれながら 優しい優しい夢を見たい よくやったでしょ 頑張ったでしょ ねえもういいでしょ わたし わたし 安心したい あなたの腕で カステラみたいなダブルベッドで 小鳥の声と 朝の光に 透けるカーテン なんて幸せ | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 丸くなったら負けだと思い 一生懸命とがってきたけど 油はきつい 酒もいらない たばこの煙じゃ明日は見えない 安心したい あなたの腕で カステラみたいなダブルベッドで 小鳥の声と 朝の光に 透けるカーテン なんて幸せ ここで一生暮らしていくの 傷つくことなどもうないのよね かさぶたとれた ゴミの日捨てた 痛みも涙も燃えてなくなれ 目を瞑りたい あなたの横で クリームみたいな布団の中で あたたかい手に 包まれながら 優しい優しい夢を見たい よくやったでしょ 頑張ったでしょ ねえもういいでしょ わたし わたし 安心したい あなたの腕で カステラみたいなダブルベッドで 小鳥の声と 朝の光に 透けるカーテン なんて幸せ |
あの子はいいなあの子はいいな あの子はいいな 高い部屋 高い服 高い飯食って 満たされてんだ 満たされてんだ なんでそんな金持ってんだ 見てりゃわかるさ 身の丈以上だ 持て余してるから絶妙にダサいな なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか あの子はいいな あの子はいいな ぱっちりなお目目 細い顎 高い鼻 お人形みたいだ お人形みたいだ どうしたらそんな顔になるんだ それにしたって 会うたび違うな 勘違いだったら申し訳ないが なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか あの子はいいな あの子はいいな もっといろんなこと知りたいんだ 話がしたいな 話がしたいな 一杯おごってくれないか | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 関取花 | あの子はいいな あの子はいいな 高い部屋 高い服 高い飯食って 満たされてんだ 満たされてんだ なんでそんな金持ってんだ 見てりゃわかるさ 身の丈以上だ 持て余してるから絶妙にダサいな なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか あの子はいいな あの子はいいな ぱっちりなお目目 細い顎 高い鼻 お人形みたいだ お人形みたいだ どうしたらそんな顔になるんだ それにしたって 会うたび違うな 勘違いだったら申し訳ないが なんか臭うな 内緒にするから 一杯飲みに行かないか あの子はいいな あの子はいいな もっといろんなこと知りたいんだ 話がしたいな 話がしたいな 一杯おごってくれないか |
あなたがいるから夕焼けが綺麗だと 見せたくなる人がいる 夜の星をなぞりながら 思い浮かべてる名前がある どんな些細な出来事も 分け合いたい人がいる 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて おはようとおかえりを 言ってくれる人がいる どんなに帰りが遅くても 窓から漏れ出す灯りがある ありがとうとごめんねを すぐに伝えたい人がいる 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな今日も 愛しくて嬉しくて ずっと探していた たった一つの宝物 決して失くさないように この胸に抱きしめよう 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 夕焼けが綺麗だと 見せたくなる人がいる 夜の星をなぞりながら 思い浮かべてる名前がある どんな些細な出来事も 分け合いたい人がいる 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて おはようとおかえりを 言ってくれる人がいる どんなに帰りが遅くても 窓から漏れ出す灯りがある ありがとうとごめんねを すぐに伝えたい人がいる 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな今日も 愛しくて嬉しくて ずっと探していた たった一つの宝物 決して失くさないように この胸に抱きしめよう 当たり前にそばに あなたがいてくれるだけで ありきたりな僕の 毎日は輝いて |
新しい花あなたしかいないと 思い込んでいたけど そんなことないって ようやく気付いたの 思い出はたしかに うしろ髪引くけど 時が経ってしまえば 笑い飛ばせるはず 幸せの形は ひとつではないなら 今からでも遅くはない 何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの まだ残ったまんまの かさぶたはちょっと痛いけど その下で脈を打つ 明日が待っている 確実な未来など ないってもう知ったから 今さら何も怖くはない 何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を ありがとうといつか あなたに言ってみせるわ 見違えるような姿で 何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの 何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | あなたしかいないと 思い込んでいたけど そんなことないって ようやく気付いたの 思い出はたしかに うしろ髪引くけど 時が経ってしまえば 笑い飛ばせるはず 幸せの形は ひとつではないなら 今からでも遅くはない 何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの まだ残ったまんまの かさぶたはちょっと痛いけど その下で脈を打つ 明日が待っている 確実な未来など ないってもう知ったから 今さら何も怖くはない 何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を ありがとうといつか あなたに言ってみせるわ 見違えるような姿で 何度でも 何度でも 何度でも花は咲ける もう一度ここから始めるの 何色の 何色の 何色の 花を咲かそう まだ誰も知らない私を |
朝重いまぶたこすって 無理に起き上がって 夢から覚めた 何かはじまりそうな こんな素敵な日を ずっと待ってた ひとりぼっちで 温めてきた思いが 徐々にうずいて やわらかく動き出す 聞こえる おはよう おはよう 朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ 変わってゆくことって とても怖いことって 思い込んでた 何か壊れるなら そのままの方が 良いと信じていた それでもいよいよ 隠しきれない思いは 殻を破って 美しい羽になる 聞こえる おはよう おはよう 今なら やれそうだ 小さな 魂が 大きく 震えるんだ おはよう おはよう 朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ どんな昨日だって 超えて行けそうで どんな私にだって 生まれ変われそうで | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 野村陽一郎 | 重いまぶたこすって 無理に起き上がって 夢から覚めた 何かはじまりそうな こんな素敵な日を ずっと待ってた ひとりぼっちで 温めてきた思いが 徐々にうずいて やわらかく動き出す 聞こえる おはよう おはよう 朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ 変わってゆくことって とても怖いことって 思い込んでた 何か壊れるなら そのままの方が 良いと信じていた それでもいよいよ 隠しきれない思いは 殻を破って 美しい羽になる 聞こえる おはよう おはよう 今なら やれそうだ 小さな 魂が 大きく 震えるんだ おはよう おはよう 朝日を 浴びたら 小さな 背中で 大きな あの空へ 飛べそうだ どんな昨日だって 超えて行けそうで どんな私にだって 生まれ変われそうで |
青葉の頃誰かと誰かの触れそうな 手と手の隙間に透けるのは 僕と君との影です 重なり合わずに離れてった 壊れちゃいそうな青空を ただ眺めていました 15の頃に君に会って 鏡のように笑い合った 時々聞こえた胸の音 冗談でいつもかき消した 時にはそれぞれ恋をして たまに夜更けに語り合った 満月の中に思うのは いつだって君でした 誰かと誰かが手に入れた 木もれ日みたいな幸せは 僕が欲しかったすべてです よそ見をしてたら消えていた きっと最後にはなんてなぜか 安心していました 15の頃に君に会って 近づくたび触れたくなった そんなこと言えるはずもなく 強がって背伸びばかりした 大事なものは傷つけずに 早く大人になりたかった 今ならちゃんとわかるのにな 欲しいのは君でした 揺れる青葉は色褪せず 今も胸の中 15の頃に君に会って 少しずつ意味を知った言葉 言いかけてはまた飲み込んで 気付けば大人になっていた あれからいくつも恋をして それなりの愛も手に入れた それでも夢で微笑むのは やっぱり君でした 僕には君でした | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 誰かと誰かの触れそうな 手と手の隙間に透けるのは 僕と君との影です 重なり合わずに離れてった 壊れちゃいそうな青空を ただ眺めていました 15の頃に君に会って 鏡のように笑い合った 時々聞こえた胸の音 冗談でいつもかき消した 時にはそれぞれ恋をして たまに夜更けに語り合った 満月の中に思うのは いつだって君でした 誰かと誰かが手に入れた 木もれ日みたいな幸せは 僕が欲しかったすべてです よそ見をしてたら消えていた きっと最後にはなんてなぜか 安心していました 15の頃に君に会って 近づくたび触れたくなった そんなこと言えるはずもなく 強がって背伸びばかりした 大事なものは傷つけずに 早く大人になりたかった 今ならちゃんとわかるのにな 欲しいのは君でした 揺れる青葉は色褪せず 今も胸の中 15の頃に君に会って 少しずつ意味を知った言葉 言いかけてはまた飲み込んで 気付けば大人になっていた あれからいくつも恋をして それなりの愛も手に入れた それでも夢で微笑むのは やっぱり君でした 僕には君でした |
青の五線譜昨日見たテレビ番組 この前見たいやらしい夢 最近ハマってるお菓子 あいつとあの子の恋の行方 何かしなきゃと思うのに それが何かはわからないから 僕らはただたわいもない話を並べては笑ってる 残りの少ない炭酸 まだ飲み干したくはないと ぼんやりしてる間にも時は過ぎて行く 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く 夜の海に飛び込んだり 意味もなく髪を染めてみたり はたから見たらくだらないことをしては今を刻んでる ペットボトルの向こうには それっぽい未来が透けてる なんとなく目をそらすけど もうそこまで来ている 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に歌っていた僕らは 春風に乗ってどこへ行く ラララ… | 関取花 | 関取花 | 関取花 | 會田茂一 | 昨日見たテレビ番組 この前見たいやらしい夢 最近ハマってるお菓子 あいつとあの子の恋の行方 何かしなきゃと思うのに それが何かはわからないから 僕らはただたわいもない話を並べては笑ってる 残りの少ない炭酸 まだ飲み干したくはないと ぼんやりしてる間にも時は過ぎて行く 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く 夜の海に飛び込んだり 意味もなく髪を染めてみたり はたから見たらくだらないことをしては今を刻んでる ペットボトルの向こうには それっぽい未来が透けてる なんとなく目をそらすけど もうそこまで来ている 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に流れていたメロディが 春風に乗って消えて行く 青空に描いた五線譜を 次の季節がさらって行く 当たり前に歌っていた僕らは 春風に乗ってどこへ行く ラララ… |
会いたくて優しくなれないわたしたち 噂話に精を出し 退屈しのぎをしてるのさ 本当のことから逃げながら 人の生活を覗いては ああだこうだと石を投げ 自分はここだと叫んでる 手首に傷をつけるように ああ 愛しておくれよと ああ 言えたらいいのにな ああ 誰かに会いたくて 会いたくて 会いたくて 黙っていたっていいんだよ そばにいてくれりゃいいんだよ 特別なことはいらないよ 話を聞いてほしいだけ たった一人の恋人と 片手で足りる友達と なんでもないようなことをして 笑ってみたい 笑いたい ああ 愛する人たちは ああ 今どこにいるのだろう ああ いつか会いたくて 会いたくて 会いたくて ああ 愛しておくれよと ああ 言えたらいいのにな ああ 誰かに会いたくて 会いたくて 会いたくて | 関取花 | 関取花 | 関取花 | | 優しくなれないわたしたち 噂話に精を出し 退屈しのぎをしてるのさ 本当のことから逃げながら 人の生活を覗いては ああだこうだと石を投げ 自分はここだと叫んでる 手首に傷をつけるように ああ 愛しておくれよと ああ 言えたらいいのにな ああ 誰かに会いたくて 会いたくて 会いたくて 黙っていたっていいんだよ そばにいてくれりゃいいんだよ 特別なことはいらないよ 話を聞いてほしいだけ たった一人の恋人と 片手で足りる友達と なんでもないようなことをして 笑ってみたい 笑いたい ああ 愛する人たちは ああ 今どこにいるのだろう ああ いつか会いたくて 会いたくて 会いたくて ああ 愛しておくれよと ああ 言えたらいいのにな ああ 誰かに会いたくて 会いたくて 会いたくて |