モスキートTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 始まりは 蚊の鳴くような声で カタチになっていった 指でツンと押せば 倒れそうに儚く 慣れ過ぎた手さばきで捕らえた 僕を笑うように ひび割れた関係が 月夜に映えていました 誰を求め 何を描いて この先 どこへ向かうの? もう どうなったって 無くなったって 構いはしないけど やけに羽が騒ついて 抱き合うようにして 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな 「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だろう それはまた格別な匂いで 誘いに乗っていた 待たされた分だけ 執拗に吸い付いた 繰り返す定めかのように 僕を襲っていた 懐かしくもある胸の動揺が切なくて 引き出しの中 空っぽになった 言葉なんてどこにも無かった 胸をあさって 一難去って 後悔はしないけど それでも僕は騒ついて 絡まり合った線で結ばれていて きっと もう 離れはしないなんて お伽話じゃあるまいしって笑った 「もっと」って顔が愛しくて 何度だって羽ばたけそうだった 束ねた愛などはいらないよ 冷めた「ごもっとも」って顔が綺麗で ずっと ずっと 見つめていたかった その目には どんな僕が映っている? 少しだって 良かれと思って 真っ当ぶって 明日を語っていた まだ逢えないのかい? それもありだろう 眠っていたダメな心が 何処までもいっちゃったら 連れて来て 僕のところへ ずっと ずっと 抱きしめよう また ふっと 消えたくなれば 二人だけの酸素の上 夢をプカプカと浮かべてさ 幸せになろうよ 抱き合って 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな 「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だ 馬鹿げた 世も末のこんな歌なんて 千切って捨ててしまっても構いはしない 君がいない僕なんて なんなんだ? どうやったって 君が欲しくて 今夜だって 眠りは遠そうだ またいつ逢えるの? これも愛だろう |
幸福論TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「もう限界です」深々と頭下げて 眩いライトの中 何を思ってマイクに向かう 引き際の美学か こんな地位なんじゃ元も子もないが 窓の外 広がる大海 次から次へ向かい来る波に おセンチなメロディーラインで トドメを刺されて もうノックアウト 敵わないと分かってたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ 気も小さいの 人目ばっか気にしちゃって ブレるんだ でも プライドは高いの 言い訳ばっかりしちゃう 息抜きも必要なんだって デカい胸に顔を埋めて フロント側のホックに 手間取って シラけて でもイッちゃってる 必要ないと分かってたって 食いしばって生きるっきゃない 家に帰りゃ 指を加えて 女房と子が待つ 媚びもせず へつらいもせずに 奪い合う事もしないで どっからか降って湧いた 居場所なんてありゃしねぇさ 掌の上 デカい花火を打ち上げるんだ 朝陽が差し込んだ 冷たい布団の上 口開けて寝息を立てる君 愛してるよ 思わずその手を握る 敵わないと分かっていたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ |
雨降りの日曜日TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 止まっているままの心の中を切り裂いてみた しゃがみこんで涙を流していた 君の姿が写っていた 華々しく告げられた別れの言葉ぶら下げながら 笑い合ってふざけていた通りを 意味もなく歩いている 曲がり角に並んでいた 花屋と古いコインランドリー 穏やかな日曜日は君と 手を繋いで 雨に打たれていた 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 誰かの為に笑えていますか 殺伐としている街は 心の奥を見透かすように 立ち止まって 傘を差す僕に 冷たい風を当てる 怖気付いて手を離した 身軽な僕には 何が見えた? 子供じみていた言い訳にも 君は既に限界になっていた 戸惑いも 嘘も 変な弱さも 全てを抱き締めて 君だけが いつも 本当の僕を見つけくれた 霧雨が急に強さを増す 虹の橋もここには来ない 予定通り 君の気配さえもない 僕の知らない世界で 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 何処かに君の温もりを感じて また 雨を待っている |
one dayTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | すさんで枯れ果てていた心に 苗木を植えるように 水をやりながら 少しずつ育てて 呼吸を整えて お天道様に顔を見せる いくつも乗り越えて来た 気の遠くなる悲しみ絶望も 消えない事は知っている それでも 笑っていたい そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと ペンキの雨が降って 消しゴム片手にふためいて 山びこに投げた誓いのカケラを 胸にぶら下げて 偶然にも僕らは今日を生きていた 静まり返ったトンネルを抜けて 五分五分であっても そんな毎日が あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと |
RookieTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 決めていない 決めていないままの 明日の事も この先の事も 忘れたい 忘れたい過去を 繰り返す今を 生きるアイロニー 高めたい 自分の生き様を 噂や評価を ケチなプライドを 傷付けない 何もしない だから今夜一緒に 裸を擦り合わせて 心を灯し合おう 全てを消し合って ホワイトバックの世界へ 魂も肉体(からだ)も放り投げておくれよ ひび割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで 求めない 求めないものを 知りたくもないもの 非情な真実を 気にしない 気にしない強さを 受け流す愛嬌を 陰で泣く度量を 負けていない 枯れていない 花はまだ咲いていない 夜を彷徨い続けて手にした セカンドオピニオンみたいな 怠惰な答えにぶち当たるよ 架空でも いつの日か 現実を飛び越えよう 恥じらって閉ざしたドアを開いて 夢や理想を謳おうぜ どうせ誰かの二番煎じだと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで さざなみが無数に毛羽立った水面の上に ポツンと落ちた擬音のように 善も悪も良も識も皆無なんだ 人生なんて所詮は ABボタンと十字キーで操って行くだけ 割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで |
アンセムTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 高速で通過して行く日々 流されていった 温度と僕と残像 繰り返し繰り返しの毎日 終わりのない夢 それだけを頼りにしていた 繊細で かよわくて 後ろ向きで 臆病な自分を 何よりも大切なのに 余裕がなくなって 手放してしまいそうになったりね だけど こんなにも前を向いていられている そんな自分が 誇らしくもあって 「無限」と強弁した 可能性が 日々 僕を断念へと誘っても 「まだまだやれるさ」「これからさ」 そんな 勧誘に易々と乗って 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような悩みで溢れて騒がしい そうやって僕らは回っている 昨日までは 確かにあった胸の痛みが 一晩寝て 消えていた 「ほら 結局大したことないんだろう」って 大袈裟なやつと言われて 落ち込んだりして それなのに 夜の闇に紛れて また そいつが襲って来て 漠然とした希望でさえも 追い剥ぎのように奪って行くんだ 名前のない不安は誰もが背負っている そんな時代さ 俯いてんな 未完成の情熱で踏み出した その足を正当化してくれるのは 誰かの教えじゃない お手本もない そう 自分自身だと 気付いているよね スレンダーにしていった でっぱりや「らしさ」を さぁ いざ取り戻そうと足掻いても 何処にもない そもそもなかったと 開き直っていたんだ 時計の音が 耳障りに弾んでいる 誰かの輝きには 辟易して目を伏せる それでも 僕らには明日がある だなんて あぁ 野放図なもんだ 真実なんて 誰も手にしてはいないから 「まだまだやれるさ」「これからさ」って たわ言を高らかに鳴らして 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような 悩みで溢れて 騒がしい そんな時代だ 似たような歯車で 僕らは回っている |
ミルクTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 街道沿いの秋風に パラパラと散らばっていた 色の葉に呼ばれるように 記憶の世界が開いた 夢ばかりを追いかけて 誇らしげに話す僕を 嬉しそうに見つめながら ティーカップを両手で持っていた 「好きだよ」 そんな風に 僕らは 笑っていた… 置いてあるだけの看板も 時が止まったままの時計も 君の顔が浮かんで来るよ いつも聞いていた君の声が ましな顔して僕も居るかな 君に逢って何を話そうかな 僕の大切な君のこと もっともっと話したかった ちゃんと伝えておけば良かった 大学の道に敷き詰まった 鮮やかな落葉樹の葉 拾い上げた指先に 君の涙が落ちた 「ゴメンね」と溢れたように聞こえた 最後に 多分 そう聞こえた 傷だらけの古いテーブルも まるで無関心そうな猫も 出来上がった名もないサウンド 意味などない言葉並べて 片っぽずつイヤフォンで聴いた 君にだけ 渡したかった歌 戻れないよ 君は居ないよ 僕にも もう 違う僕があるから 君が知っている僕じゃないから 苦いコーヒーと焼けたトーストの香り パリンと割れたみたいな思い出と この先 何処までも歩いては行けないよな 仲間の夢を乗せていたフライヤー 白髪頭の静かなマスター 不意打ちみたいによみがえる サヨナラのまま止まった景色 忘れたよ なのに 涙が出た ミルクが僕を僕に戻した 君と僕は もう 居ないから 今の僕がここにあるんだ ラララ... 僕らは きっと これで良かったんだ |
君もいますかTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 前を向いたまま これまで歩いて来た そうやって言い聞かせて 自分をぶつけながら 建て前を塗り替えるように 「もう少し」と言われても いったいどれだけ 越えるものがあるんだろう? 知る程に ぼやけて 煙に巻かれていた 大事なものは 最後に 手元に残っていますように そんな願いを込めながら あと どれだけ 進んで行けるだろう 今も 迷ったまんま走っているって 君もそうやって生きているって そんな気がして また前を向けた 孤独の中 自分を試したりして 余計な妄想が降って来たって もっと 自分が 輝いた場所を探せるように 笑いたいって気持ちには なれていないな 最近は特にそうかな くすぶった火を灯し それで良しとしちゃいそうで 振り返っても そこには 埃を被った僕がいて 忘れていないような 捨てたような そんな記憶が ぼんやりあるだけ ギリギリで笑って過ごしているって 君もそうやって生きているって そんな気がして 少しだけ和んだ 傷付いて 悔やんでばかりだって それでも 未来は きっと もっと ずっと 輝いて見えるって信じていた 未解決と 蓋をして逃げた そのままにして 放って置いた 自分の意思を 今更 どんな顔して 迎えれば良いんだ そんな悩みが 君にもあるのかな もう どんな風に走って良いか 分からなくて 止まったりしてさ 辛い方が少なくはないと感じたり だけど 迷ったまんま 走って行くよ 多分 君もその道の上にいて 背中を押してくれる 降り注ぐ希望の光の方へ 握り締めた願いを持って きっと 僕らの明日があると信じて |
Magic DrivingTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 眉間の皺に難しい話を閉じ込め 上手く受け流して日々を過ごしている 都会も随分と住みやすい街になった 時折何故だか僕がぼやけそうだけど 人混みの中に飲まれて行くように 僕の自由を失わぬように 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら 失敗など恐れる事はないぞって 突き進むその足も 最近空回っているな 一つ たった一つでさえも成し遂げられずに 終わって行く 終わって行くのか 何をしていたんだよ 懐かしい歌を聴いて僕を洗うように 抑えていた感情に耳を傾けて 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 水面に優しさを散りばめながら 沈んで行く夕陽は心を何処へと誘う 君の街はどんな顔しているかな 逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら |
冬の街TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 雪は空から 直線を辿り 群れをなすように 大地に煌めいた 朝焼けの街を吸い込みながら 僕らも静かに ジオラマにとけた マボロシを絵に描いたような 眩しい世界で 乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 形になれず はぐれていた 僕の素直な言葉を 君へと運ぶよ 手を繋いで歩いた道 忘れない思い出と これからの僕らを 刻むように 強く握りしめて 離れないように 僕が これまで 惑わされてきた 感情全てが ちっぽけに見えた 寂しさの意味を その本当の意味を知った時 僕は こんなにも 大人でした どれだけの安堵を その笑顔から もらえているんだろう 時を止めて 透き通る香り 僕を育てた 冬の街が 追いかけてた理想を また僕の胸の奥に打ち付けてくれるよ 上手くいかない その苛立ちで 削り合う優しさも 僕らを奏でる その為に 必要なスパイスだったねと 笑えるから あどけない 僕らが ほら そこにいるよ 乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 例えようもない強さと優しさで 僕らを また 包んでくれるよ 手を繋いで歩いて行こう そのままの僕らで ささやかな日々を刻むように どんな未来だとしても 君と手を取って 冬の街の風に僕らを乗せて |
東京TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | どれだけの背伸びをしていた? 鏡越しの僕が問いかけた うなずけるような それなりの理由を 探してみるけれど どこにも落ちていやしないな 口笛なんて吹いてみたのさ 雑音の街に吸い込まれた 霞んでいくゴールライン 諦めを諭す声を掻き消せ まぶたの奥にある 未熟な理想に導かれた そのままで 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて 漏れ聞こえて来る誰かの凱歌を 妬む癖も抜けず 身がもたないや 虚勢のポーカーフェイス 歯痒さで また未来を照らせ 急かしてる正体は 時を刻む音じゃなくて 僕だと 本当は気付いているのなら 吹き飛ばされぬように 流れてしまわぬように 東京というこの街を追いかけて 歩いて行けるかい? 有耶無耶にされそうで 踏み締め直したこのアスファルトが 何処へと続くか 僕のこの目で見届けるため 大事なもの探して 選別を繰り返す 陽炎のように揺らめきながら 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて たった一つの 居場所を探して行くんだ |
アオイハルTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 眩しいくらいに 疎ましいくらいに 忙し気にきらめく青春は 僕の記憶の中の何処にあるのやら 忘れていたのに 隠していたはずなのに 永遠の眠りを覚ますように 巧みなまでに僕を揺すり起こした もう二度とない 100年に一度ってくらいの 恋を 君がくれた それとなく いつからともなく 僕には 君が必要でした 真っ赤な影を伸ばして歩きながら 初めてみたいな顔して 何度も呼び合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 当たり前みたいに 決まっていたみたいに 敷かれていたレールを辿るように 君を求めて 欲しがって 追いかけていた 見苦しいけど どうしようもない 抗っても無駄ってくらいの 恋を 君がくれた いつになく 何の迷いもなく 心は 君で埋まっていた 真っ赤な鼻を互いにくっつけながら 君の笑顔の先へ 今にも手が届きそうなのに ぎこちなくて また妙な感じで 夜が終わって行く こないだ誰かと連絡していたみたいだから また変な時間に 変な夢で目が覚めたんだ 何もいらないって 真顔で言えてしまうくらいの 恋を 君がくれた 今日でさえ ままならない程に 僕には 君が必要でした 明日が連れて行ってくれると信じながら 君の手を掴まえて 何度も抱き合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 青春もどきの このノンフィクションが 明日も続いていますように |
サイボーグTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 半分眠ったままのルーティーン まだ寝ていたいや 「風邪引きづらくなるから」って 強要されていたヨーグルトが 今日は何だが酸っぱくて まとめきれていない感情が だらしなくパラパラと テーブルの上を散らばった 喜びも僕の分しか無い 君は誰と分け合うの? 手に付いていない 独りの日々は 何の色も音も匂いも無い Ah, まだ隣で君が笑っている そんな空虚なリマインドしてる 指切りして夢を誓い合った あれは何処のどなたでしたか 僕はチャージ機能さえ無い出来損ないさ 人様の笑顔を妬み マイナスだけ吸うサイボーグだ 明日は晴れるってウェザーニュースで 宝物手にしたみたいな顔で はしゃいでいた君を それが全てと 今は思う すれ違う日々の中に潜り 突然顔を出す 争いの罠にハマって 大切なものが 本当は何かさえも見えずに Ah,「ごめんね」 たった一つ言えたなら 今日の世界も違っていたかな どうせスペックも低い頭なら 洗いざらい全部を消してよ ある日から この身体が 僕のものじゃないみたいで 不思議で でも胸は痛いから まだ生きている Ah, 神様の胸に飛び込んで 今すぐ君を連れ戻してと 泣いて済むものなら すぐにでも 全てを懸けて なんて戯言はどうでも良いからさ 君が 出来るだけ 笑顔でいられますように 燃え尽きたサイボーグの願いを 最後に叶えて |
シンボリックTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | いざ手を取り合え 新たな価値へ 旅立ちの朝 共に踏み出す足並みに 先人の確かな声 折り重なる日々の繋ぎ目に旗めく希望 灯し続けた期待の炎 明日への糧に 混沌の中 今 広野を渡れ 懐かしいような 昨日の事のような 君に逢うまでの僕は 本当の僕なのかと 問い掛けながら いくつ季節を越えたのだろう 呼び覚ます余韻と 色褪せない感動のリフレイン 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 差し替えなどはきかない日々を どんな自分で描けば良いんだ 引き返せない怖さと 無限の自由を持って たった一つだけ 与えられた このライフにしがみついて 未来へ何を残して行けるの? 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕を照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 忌わしい過去と繋いだ手を放して 綺麗に見える姿は本当の僕なのかと 問い掛けてみても 返事なんかは無いけど 目を閉じれば いつも ここに甦る感動 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ |
おーないろんTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 先月はちょっと遣い過ぎましたので 即席の麺で済ませて寝転んでいます 天井の傷を眺めていました 贅沢などは言えませんが 君に逢いたいや 安定のスレッド 未知の倦怠感 また過去最高です 沈没は目前です ハァ 嫌々付き合ったようなさ そんな顔はしないでよ 愛し合っていてよ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ジャストアイデア 天晴れさ 気鋭のビジネス 報酬は倍増です 特別な待遇です イェア 立法府は狂気 烏合の衆のステージ ヒエラルキーの妙に投降致します 騙される為の僕ら 其々の道に光を グッドラック 強弁な知者面した リーダーでいーじゃん ため息しか出ないよ ジーザス 昨日くらいの今日が続くなら この命など捧げます その辺に 僕の幸せは 転がっていないですか? 帰り道のソサイエティ 群像劇バラエティ 有象無象のヒーローとヒロインの ノンフィクション ご機嫌なローテンション 堅物なハイテンション お疲れ様 お互い様 ご褒美の酎ハイボール ストロングにしました 朧月 また明日 君に見えました やってらんないや いや こんなはずじゃないや どっかで聞いたような笑い話だ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ラララ... 消えないように想い飛ばして あと一押しですか? |
brunchTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | カンカンと鳴る踏切の音 商店街を行く人々 僕は自販機でタバコを買い 線路沿いの街 君が浮かんだ 昨日の残業は応えた 寝てない日が続いてこじれた 「今年の風邪」って名の付いたいつものそれ 君はどうしてるかな ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のこんな感情を いとも簡単に君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ 柔らかな陽が射す昼下がり でも気持ちは少しも晴れてない かと言って雨の日に泣けるでもないよ って「なんてね」って笑った 見え透いた嘘 偽り 強がり 優しさも冷たさも半端な僕 多少君も気付いてた 少しだけ怒って許してくれた うっかりと置いてけぼりになって 泣いていた君のそんな感情を 試行錯誤して僕が掘り出して 笑って君に差し出してあげるよ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ 僕の夢を語った 君の暮らしを知った 未来の話もした 街はただの昼下がり 温めのカップティーを持って 二人寄り添って ただベンチに並んで ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のそんな感情を 何故だか今頃君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何の確証もないけれど でもちょっとだけわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいる それだけで良い |
帰ろうよTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夕暮れの街は 僕らを上手に騙して 一日 また一日と終わらせた 予定と言えば それらしいものだけに 振り回されて 息をしてる また嘘ついて 笑顔を振り撒いてしまえば 今度こそ 心は死んでしまうのかな 他所行きのジャケット しまってた紙袋を覗いたら やけに小さく畳まれた いつの日かの僕がいた 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 何も無いけど ただ笑えた そんな世界へ 閉じ込められて泣いてた 君の笑顔も連れて 色々と変わったろう? そんな話をゆっくりと聞かせて 重力のままに 体を投げ込んで眠る マイ・スイート・ホーム 起きたら 誰かに成っていたい なんて言いながら 明日になれば また僕をやりますから 今は少しだけ 子供みたいな夢でも見させて 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 古臭いけど あったかい匂いがする世界へ ため息ばかりで俯いてた その泣き虫も連れて 焦らずに 猛スピードで 未来へと僕らを戻して 戸惑いや不安がスローモーションでよぎる 心に余裕も無いのに 時の流れは重い 単純な感動 目で追える程度の娯楽 涙とセロトニンで ほんの少し満足して また明日の準備をする 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 夢に見てた「当たり前」の待つ世界へ 心がやつれた棘ばかりが ひしめき合う世の中を 笑い飛ばす強さなんて 僕も持っていないけど 帰ろう 帰ろう 僕らだけの場所へ 何もかも忘れてさせてくれる世界へ 「またね」って手を振った あの日の君も連れて きっと何も変わってない 懐かしい そんな声を聞かせて |
boundlessTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 想像と現実の壁を敢えて取っ払って 変幻自在のフォームでボールを放つよ 讃美と背中合わせの誹謗でさえも背負って 翼は耐え切れずに 幾度となく折れかけた それでも 割れんばかりの歓声に 押されながら アップセット 揺らすネット 時を止めて 鳴り響いて行く音 間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ 蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう 地平線の先を望むような広い気持ちで まっさらなスコアボードに明日を描くよ どっかで掛け間違った ボタンは無いかと探して 慌てふためいた日々も 今 やっと 全部笑えた いつでも漠然としたプランで 切り落とされた火蓋に あくせくと乱して 取り止めもなく漂っていたんだ 不確かに暮れて行く毎日だって良いさ 止めどない情熱は 胸の熱い部分に仕舞っているんだ 下を向かず走り続ける勇者の影に倣え 汚れたシューズをすり減らして 苦難も超えて ひたむきで 前のめった夢を 灯して行こう それぞれの今日がboundless 待ち焦がれた明日もboundless 喜びの数はboundless 流す涙を超えたboundless 間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ 蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう |
冬休みTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 長靴の中の感覚も無いのに まだ遊んで 日は暮れても また明日だって 同じ無限の自由が広がるのに べた雪の丹前にくるまって 仰いだ空が あまりに広くて 吸い込まれそうで 怖くて べそかいたのはいつの日か あっと言う間にこんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ 屋根にぶら下がる 氷の剣を取り合って 無我夢中で闘って 折れたら 舐めて かじって不味くて ただ笑って ふとした時そんな風に 僕らは子供に帰って行くよ カラカラと音を立てながら 巻き戻しをするみたいさ あっと言う間に こんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ ほんの少しの一休みさ |
one,twoTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「左だよ」って誰かが言う 迷いもせず右を選んでみたんだ 「疑ってんじゃないか」って だって 信じたって 答えとか無いんで 独り善がっちゃいけませんってヘタり でも「人って誰だってそんなん」って 強がってないんだって だから 待ってよ って 気付いたら一人 瑠璃だって玻璃だって照らせば光る って 僕はじゃぁ何でここに居る? またディテール掘り返しては 眠れない夜を過ごすのさ 不安なんてどっさり抱えたまんまで 僕は大人って言えんのかい? 全て「何となく」で済まして来たツケに 脅えながらも走んだよ 今更何処に逃げ場があるでも 誰が助けてくれるでもないんだけど one,two で生まれて それで one,two って息をしてんだ 触って 傷付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って決めたって また one,two って変わったりして one,two ねぇ one,two 遠回りして僕を見付けてよ 乗り越えるべきは高い壁か 目の前の現実か その前に自分をまだ続けるってな意思を いかに かくなる上は「繋げろ」って言う? 大掛かりな夢も希望も 棄てちゃえば楽になった気がして んで喉から手を出しては 熟れたノルマが欲しいんだよ 右へ倣えで笑顔を讃えて 争いは悪だとも洗脳されて one,two で始めて なのに one,two って終わってくんだ たまには怖気付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って習ったはずが one,two って履き違えたりして one,two ねぇ one,two 近道して僕を見付けてよ 誰かの不幸を犠牲にして 僕ら 名ばかりの平和を手にしてんのに 「それが当然」と慣れ過ぎちゃって 寄って集って 鳴りを潜めんだよ でも知ってんだよ みんな知ってんだよ 無理して笑ってんだよ 陰で泣いてんだよ one,two で生まれて 今日も one,two って息をしてんだ 触って 傷付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って奪われて また one,two ってやり返したりして one,two ねぇ one,two 遠回りして君が見付けてよ one,two で支えて すぐに one,two って離れてくんだ 「検討中」とか「そのうちに」とか まやかしだって 誰かが言えよ one,two で生まれて いつか one,two って消えて無くなんだ one,two ねぇ one,two もう裏道使って僕を見付けてよ |
セーターTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「大切なものを手に入れた」って僕は幻想を伝えて 情熱の前じゃ出せない憂いを どこまでも小さくたたんで針の穴さえも通る程にまとめたら 空に向かって投げかけたこの歌を あなたのせいだとでも言えるその気になれば 離れた後でも消えない思い出 そうやってまた何かを傷つけて進むこの道が 環状になって抜け出せないけど苦じゃないよ 少年のような心で歩いてく街の真ん中で 浮かび上がった思い出の餌食の歌 あれはただ「セーターとでも寝れる」とムキになって 離れた後でのつたない想いです 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら weightをかけたものが消えない… 大切な何かを手に入れた僕は何もかもが見えなくなって 心は閉ざされたまんま冷たくなったまんま 右へ左へ揺れるように… 今はただセーターとでも寝れるその気になれば 離れた後でも消えない想いで 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら waitをかけて消えないまんまだ そう僕らは帰りたい場所などを決して隠しはしないけど 一人くらい「このままで…」と聞かせてよ |
シナリオTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 現実と照らしながらシナリオ描いて 主演を全うして来たのは まぎれもない僕らだ 無邪気に風と走ったのは序章だなんて 僕はまだ手に汗握ったまま 夢ってやつを連れてるんだ 時に心折れちゃいそうさ マイナスはプラスだ 叶うはずだって 他の誰でもない僕を 自己暗示にかけながら 鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ 何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が 僕の中心を 揺さぶってくれるよ シナリオと照らしながら現実を描いて 主演を全うして行くのは紛れもない僕らだ 「こんなはずじゃない」と立ち止まる時 マイナスはプラスの布石なんだって 背中を押してくれるのは いつだって あの輝きの中に その歓声が聞こえるから 決められた場所などないし 何を未来と呼べるのだろう 求めては 塗り替えた今を ただ目の前の 今と寄り添うんだ いつまでも続くかな 閉ざされても こじ開けるのさ 胸に灯った光が消えないうちは このストーリーを 僕の前進を 見守ってくれるかい? 喜怒哀楽が何の足しになる されどそれが全てなのかも知れない 僕らは無知で 全ては未知で 粗削りのままの本能を むき出しのままの生きざまを 鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ 何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が 僕の中心を 揺さぶってくれるよ 君の中心を 揺さぶってみせるよ |
distanceTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 人混みを掻き分けるように 君を見つけ出したわけじゃない 君じゃなきゃダメだったわけでもない ただの偶然なのさ そうなのさ 綺麗ごとを言うつもりなど無いし お世辞なんて歯が浮いて言えない でもたまにちょっと思うんだ 君はそれで良いのかな どうなのかな 伸ばしてた髪を切っていた時 少し派手な色の服を着て来た時 それは何かのメッセージかサイン 気付くべきだったかも知れない 僕が躊躇したその先に 寂しげな顔の君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに すべて順調なようで 何一つ前に進んでない そんな時は決まって君が励まし 僕はうつむいて口を塞ぐだけ 君には君の社会があって でも僕はそんなの顧みる事無くて 欲のままぶつけて わかってるつもりが そうも行かなくて でも僕を癒すように その度に 大人の顔した君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに 夢を追うように 君だけ見てたら 幸せの意味も 愛ってものの価値も わかったりするかな 優しくなれるかな わかったりするかな 僕にも行けるかな 君の待つ場所へ 今も躊躇してるその間に 寂しげな顔の君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に それでも閉ざしたこのドアノブに 優しく手をかける君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前 朝になる前に 静かに |
風TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 新しい扉の前で 何か忘れ物をしたような気持ちになる 道端の草木を揺らす風が 僕の進む道を教えてくれる 愛は育ち過ぎて未練も残るけど 君無しで生きて行く決意を告げた拍子に 笑って見せるから 涙こぼれた 作り笑いじゃない本物の笑顔なら いつまでも“大切”と呼べる また一つ大人に近づくことが何も頼らず歩くことと言うなら 僕もまた少しずつ大人に近づいて 途切れない想いは鼻唄にでも乗せて 風に委ねれば君に聞こえる とりあえず僕は夢を叶えて見せよう それが報いとなる 部屋の隅に落ちていた一枚の絵葉書の裏 六時台の空虚な時間を埋めるように その言葉をのみこんだ 君に宛てた歌も届かないまま サヨナラを言うことになろうとは知らずに 淀んだ空気に体を投げ込む前に 泣きじゃくっている君を強く抱きしめる 作り笑いじゃない本物の笑顔など 見せてくれなくたっていいよ 強がりはいらない “大切”と呼べるから… 風に飛ばして… |
キミのうたボクのうたTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 晴れた日にも 雨降りの日にも 僕らは緑と大地を望んで 辛いことや悲しいことも 同じ星見上げて忘れたふりした うまく行かない日々の 願いや夢を託して ラララ…君のうた ラララ…僕のうた 希望に疲れて 夢に振り回されて このまま静かに消えちゃったって良いや 折れた心の奥から 救いのその声が 聞こえている ラララ…君のうた ラララ…僕のうた 力一杯漕ぐブランコ 遠くまで靴飛ばして泣いた 独りぼっちを抱き締めて 寝付けない夜に このうたを 君のそばに 僕のそばに ラララ…君のうた ラララ…僕のうた ラララ…君のうた ラララ…僕のうた ラララ…みんなのうた |
妖花TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | あの日遠い街の影の中で 揺れてた光 それが君だったなら あのね大きな声じゃ言えないけど いまだに夢で見るよって 笑えたかな それは遠ざかる雲にあずけた 他愛もなく ほんの小さな種 どうして 僕らは離ればなれを選んだの? 絵に描いた妖花は今も咲く そう 急かすように 優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り言 名も無いフレームの中のあの妖花が 何故だか薫りを放つ 手招くように 「おいで おいで」って僕を誘うけれど 心は鍵を掛けて閉ざされたまま 愛は消えた 僕の手の平で ずっとずっと君を愛し通してみたって 何の価値も無いと言い聞かすけど 花は依然と僕に促す そう 歌うように 優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り 夢の中へ 優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り 誰かの元へ |
lightTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | うだる感情と 冷めた情熱を繋ぐ パイプライン 泥臭い 16ビート 閃光の sequence 満たされてました 網膜の痺れる残響 言わなきゃ良かった 知らなきゃ良かった 答えなんて 後戻りなんて 無い ふしだらなチークダンス お見それしました 時間を止める 全てを動かす delight 飽和して目眩がしてきた 苦い回想と煩悩の meet&greet 百八つの mistakes 笑えてきました 如実に狂いだした BPM 更々なかった そんな気じゃなかった 恥も外聞も知らぬ間に影を見ない 延長はもう良いです 眠くなりました 終わりを告げる 明日へと誘う relight 不意に舞い込んだ 胸を扇動した 君の flash light 青臭い 16ビート 言わなきゃ良かった 知らなきゃ良かった 答えなんて 後戻りなんて 無い 神様のせいです 失望しました 深い痛い闇で僕を踊らす 抱きしめよう 澄んでいる虚像 多面の実像も 全部束ねて照らす未来 |
パラダイスTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 回転ドアから抜け出せる未知の世界 僕はツバ吐いて投げ捨てるnippon 何処か遠くまで誰かを連れて行けるなら 僕は迷わず君だけ選んで 絶対 君だってハイテンションだろ? 僕にとって最高の人 「これだ」って いつだって君だけ 何処か遠くまで君を連れて行きたいな 僕はいつだって君だけ選ぶよ 回るドアから抜け出せる未知の世界 君も少し迷って投げ捨てるnippon 絶対 冬だってハイテンションだよ 僕にとって最高の人の 君にだって最高の場所へ… 想像つかないだろう? いつだってハイテンションでいよう 僕にとって最高の人 「これだ」っていつだって君だけ選んで行けそうだな あるがままで いればいい 僕の行く場所に 君も着いてくれば良い 誰も知らない回転ドアの向こうへ 絶対君だってハイテンションだろう 僕にとって最高の人の 君にとって最高の場所で 想像つかないこと いつだってハイテンションでいよう 僕にとって望みだったんだ 「これだ」っていつだって君だけ選んで行けそう 君とパラダイス pa・la・la・pa・pa・la! 君とパラダイス YEAH! pa・la・la・pa・pa・la! |
未来TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 何も償えぬまま 同じ事を重ねて 他人(ひと)を傷付けながら 「大人」になるけど 君にまた逢う度に 年甲斐も無く満たされ まるで子供のように 無邪気になれるんだよ 矛盾した脳の回路図は混迷してるんだけど 閉ざしていた心のドアに掛けたロックを こじ開けるような 百年先の愛も誓うポーズで 笑いかけてくれるから 「愛してるよ」なんて僕も言ってみたくなるよ 寝転んで手を繋いで 吐き気のする蒸し暑さ ビーチサンダルも転げてる 夏が好きなんだよ また 君によって僕が上書きされていく 甘んじている場所から出る勇気も無いまま 恋に落ちていた それでも 君は向こう見ずの優しさを 惜しげも無くくれるから 愛していく自分を思い知ってしまうんだよ 一歩ずつ前に進んでいるのに 別々のゴールへ向かうのかな そんな不条理も やるせない感情も 笑い飛ばしてくれるかい あらゆる君の未来を受け入れるから 今を生きていたい 何秒先も知れぬこの断末魔を 噛み締めるようにしてさ 「愛してるから」って響きに酔い痴れるんだよ もう少しだけこの手を繋いでいよう |
North Road~夕陽を集めて~TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 春はやって来る 耳を澄ませば 足音が ほら聞こえる ハルニレの森を抜ける風に包まれながら 夕方の北大通りをふわりと歩いて行く 例え一秒後だって先の事は知らないから 誰もが不安と期待とを抱えてすれ違う ヘマをやらかして 落ち込んで 逃げ出したい日もあるけど 良い事も転がっているさ そう遠くない未来で 春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて 黄昏を胸に集め 深呼吸をしてみたら 家路を急ぐ人波も スローモーションに見える 愚痴を転がして 管巻いて 癒されているようじゃダサい そんな自分はヤメにして さぁ 前を向け 春はやって来る 選りすぐりはせずに 同じだけ手を広げ 笑い声の源(もと)をちらつかせながら 花が咲くまで歩みは止めずに 広い大地を踏みしめよう それぞれのセンスで 自分なりの大志を抱いて 悲しみに暮れても 消え去りはしないから 胸の奥へと押しやって ほんの少し 忘れた振りするのかな 春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて 春はやって来る 顔を上げれば 目の前に |
フェイスオフTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 乱雑に脱ぎ散らかした 昨日の一部始終を知ってる お気に入りのジーンズ 夕方からのコンパはキャンセルして 今更焦って仕事に手を付けるんだ 何処まで続いてんだろう この迷路 もう一度だけ 僕らの飛び込んだこの世界を 受け入れてみよう 信じる事が まだ 良い事を生む プラスの連鎖を期待して 後ろも向かずに飛び回って 新しい自分と出会うまで もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ レンタルショップで借りた 洋画の結末がくどくて ブルーな日曜日 最近は体脂肪を気にして カテキンの入ったお茶に変えてみたり 何処かに落ちてないかなイチオクエン ぼーっとしている間に 僕らを取り巻いたこの世界を 受け入れてみよう 真実などは 知らぬが仏 案ずるよりナントカって言うじゃん 相思も相愛も気にしないで 新しい自分と出会う為 もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ Mukashi yoku miteita,“oji” to “KOKUDO” no nessen wo omoidasu.Hanattare no hitomi ni hebaritsuita STAR no hikari.Yume wa katachi wo kae,michi no STAGE ni tatta ima,boku wa alone… Ikari wo koroshite,“OSHAKASAN” ni nattemo, kawarazuni hitorikiri. もう一度だけ 僕らの飛び込んだこの世界を 受け入れてみよう 信じる事が まだ 良い事を生む プラスの連鎖を期待して 後ろも向かずに飛び回って 新しい自分と出会うまで もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ 常に脅威の僕が待ち受けてりゃ良いな |
クランクインTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 真夜中 1人で もがいていた暗闇は 迷路でも 森でもない 僕自身の胸の中 悩める少女のような 淡く儚い想い 君に届けたい なんて 言えない 黙っていた 本当の気持ちを並べて どっから どこまで 打ち明けたら良い 言葉数の割に中身が伴っていない 夜明けはまだ来てくれないんだ どうりで 空前絶後 超絶怒涛の 恋とは出逢って来なかったわけだ 遂に その予感が 今 僕を サプライズして出迎えている 繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ 人様の前では 見せる事のない 本当の君を 醜いありのままを 僕にだけはください 全てを乗り越えたい 壮大なストーリーを望むよ あちこちで 出来上がったサンプルのような 恋だとか愛が歌われているけど 存在感を消しながら そっと 君にだけ囁くように 迷わずに 怯まずに 一世一代の決心で 大切な人の前で この想いは届くかな 全身で真に受けてくれるなら 君を世界一のお姫様にしてあげるよ 軟弱な感情が時として僕を襲ってくるけど 動き始めたまぼろしに 息を吹き込むから 受け取って 土下座だってするから ずっと隣にいて下さい 君無しじゃ もう 僕は笑顔にさえもなれないよ 君の名前を呼んだ その時の 響きでさえも幸せ 繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ 真っ白なタキシードも着てみるから こんな僕と笑って暮らしてよ |
ヨワキモノタチTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 優しい吐息で現実を閉ざしといて コーヒーショップで 甘いチョコクロワッサンを頬張るよ ここんとこ雨続きでさぁ マジで嫌になっちゃうねぇ ガラス越しは渋滞で あぁ… 一通り苦い思いなんかも味わって 最近じゃ自分の限界だってちらつくんだ 大切にしたいものなど この先も増えてく一方だ 歯止めの無い欲深さ故に 輝かしき偉業によって 一世を風靡したって 永遠を手にした そんな人なんて居ない なのにどうして 僕らは真実を求めて 彷徨っているんだろう 明日も風と行く 芝居みたいに喘ぐ声に興ざめしちゃって はち切れる手前でコンドームの中は萎んだ 痛いくらいわかっているんだよ それは君の優しさって 紛れもない本物の証 「途切れない想いだよ」って 声高に唱って 永遠を手にした そんな人なんて居ない だから今日も 僕らは逃げ場所を探して 抱き合っているんだろう 傷を舐め合うように 悪あがきをするんだろう 忘れたい思い出だって 何食わぬ顔して 背中をえぐって刻んで 幸せを訴えるんだ 「途切れない想いだよ」って 偉そうに吠えたって 永遠を手にした そんな人なんて居ない だけど どうせ 僕らは真実を求めて 彷徨い続けるんだろう 明日も風と行く |
ゲンジボタルTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 僕の目に映るこの景色 限りなくよみがえる 幼い日に追いかけた蛍の群れ つまずいて脱げたサンダルを拾い上げるあなたの 白く細い指先が目に焼き付いたままで 何年経ったんだろう 僕は今 大人になって 恋に落ちそうな時も思い出してるよ 赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 走り去って行く車のテールライトが重なって見えるから もう僕には恋に落ちる資格もない 猛スピードで変わりゆく街並みを眺めながら 過去と照らして描写する色のないスケッチ あなたによく似合ってた赤いスカートの色 まずはその色から塗り始めようかと思ったけれど 手を止めて良く考えてみようよ このままじゃ僕はこの先誰も愛せない 赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 部屋の隅で光っている携帯のLEDが重なるから もう僕には誰も守ってやれやしない 夏休みに仲間と浜辺のキャンプ場で 輪になって花火をしながら笑い合った 可愛いあの娘の後ろをゲンジボタルが飛んだ時 またあなたと重ねていたから 赤いランプのような色を体にまとうその姿が 知らぬ間に道標となってたあなたへ 時が経ってみてわかった 今の僕を動かしているものは そうまた何処かで会えるという微かな希望なんだ |
ResetTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | ちょっとした事で言い合っている近頃の僕等 これってもしかして倦怠期? ふとした仕草や物腰に腹を立てるけど 自分も嫌になってきた 「ずっと笑って暮らそう」って 出会いたての頃は口癖だったな あの頃に戻れないもんかな ありったけのズルさを感情に委せて ムキ出しにした その結果 今の僕等が居るんだろう クラクションを一つ片手で押すように 君への想いをリセットして眠りにつこう それだけでも明日からまた笑えるさ 街で見かけるどんな人でも 君と比べたらかすんで見えていたあの頃 だけど今では青年誌のグラビアアイドルに 目を奪われている いつからかフィルターの向こう側へ 君を追いやっていて 輝きでさえも かすんでゆくように見えたんだな ありふれた言葉を単調に並べた ムキ出しのこの気持ちが 実は最大のヒントで クラクションが一つ頭で鳴るように聞こえたなら リセットしたいこの気持ちをメモリーカードにセーブしよう 僕なんかじゃ君に何もしてやれずに ただこの何小節かのラブソングを 恥じらいもせず 偽りじゃなく 君の側で歌えるだけ ありったけの言葉を適当に並べた ムキ出しのこのメロディーが 実は最高のイメージで クラクションがもう聞こえはしないように 君と抱き合ってリセットしたこの気持ちは メモリーに入りきらない 恥じらいもなく偽りもない これからは もう休む事なく笑えるよ |
オレンジTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 昼下がりの街でさよならの手を振る 今 電車は何処まで君を運んだかって思ってた 口の中で混ざってる キャラメルマキアートと 君が飲んでたストロベリーの刺激に 胸がまた音を立てるのさ いつに無く 寂しげに手を振ってた 君の背中がやけに愛しくて 不安定に揺らいでる僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描いた通りに未来が回るはずもないから 今 二人はほんのちょっとだけ 夢を見てるのかな 突然の雨に気付かせられる 君と居れば 僕を取り巻く 何気ないものさえ不思議と輝くのさ 知ってた でも知らんぷりをしていた 受け入れるのが何だか恐くて 12ピースのパズルを何度も並べ替えて オレンジ色に香る君に向けて奏でよう ファイナライズ出来てない僕らは 迷いの分だけ また 不確かな 「愛情」なんて謂うものにすがるのかな さぁ願いを込めた僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描く夢の結末を二人は知ってるけど 逢う度に強くなる想いが 前を向かせるのさ 頼りのない でも確かな絆で 明日へと踏み出すのさ |
あの雲を探してTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 僕がまた見失っていた あの白い雲を探すために 歩くこの道に影をのばしてさ この広い世界で 光り輝く虹に出会えたなら 誰かが笑って僕も笑った うつ向いて行かないで 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く それでもまた見失っていた あの白い雲を探すために 僕の目の前に影をのばしてさ この広い世界で また輝く何かに出会えたなら 昨日に笑って明日に泣いて 良いことがなくたって 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く 「いつかまたどこかできっと会えるよ」 そんな言葉を信じて歩いて行ける 思えばいつも見失った答えはどこにあるもんだ? また探しに行こう 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く また誰かに背を向けて進む いつかまた誰かに会えるように |
GreendaysTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 所詮僕らの住む世界に 正しさなんて存在しない 得体の知れぬ毒リンゴを 笑いながら僕も食べる いつの間にか心の中じゃ 無邪気さの緑は枯れて アルバムの中のGreendays 辛うじてまだ光っていた 「行ける処まで出来るだけ遠くへ…」 魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない それでも許されるなら 時空を「逆再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行きたい 夜から朝になるみたいに 悩みが晴れてたりはしない 落ちぶれたヒットチャートに 憂いの牙を剥きながら あれ?じゃあ僕の欲しがってる 未来は何処にあるんだろう? 胃袋をえぐるような Q&Aのスパイラル 出来るだけ派手な死に場所探して 過剰に背負ったプライドに 見切り値の赤いステッカーをぶら下げたまんまの 僕だって構わない それでも報われるなら 時空を「一時停止」にして 『未来』へと続いてる 細いこのレールを 見つめ直すよ 魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない いつかは報われるから 時空をまた「再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行こう 辿って行こう |
友よTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから 浮かない顔で立ち止まったり 星空見上げるだけの日もあるさ 平穏だなんて 期待もしてない 泣いたり笑ったり それが僕らじゃないか 何だって出来るわけじゃないけど 信じてやれよ 自分を 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから どんな容易い単純な事も 諦め混じりじゃゴールなんて見えない 嘲笑われて 馬鹿にされても 大胆不敵なスケールで 理想を描いて マイナス思考の風は吹くけど 信じ続けろよ 自分を 間違えたり行き詰まっても 後ろを振り向けば 僕らが居るから ぐずついている胸模様なんて気にせず そのうちに光は射すから 君の声が聞こえる 僕の胸で歌っている いつも背中を押してくれる ありがとう 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから 振り向けば後ろに僕らが居るから 笑える明日がすぐ傍にあるから |
スピードスターTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 長い長い歴史を紐解いたら 同じような事の繰り返しで 流行りものなどもきっと そうだろうってうなずけた 未来の速度を肌で感じながら 走っているような錯覚の中 芽吹いた想いを歌にしながら迷いもなくただ飛び出した 無情のラストラウンド 自由をそっと手にしまう毎日が この時代を変えなくても ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいから 最終的な僕らのイメージはバラ色の未来 綺麗ごとなど放り投げてさ 素直な欲望を的にしながら 矢を射る僕らが生み出してきた 妙に確かな自信をそっと胸にしまい 憂いに近いこの現代にフラれても ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいけど 雲の上なんだ 答えはいつも でも夢を見ないか ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味がなくなっても ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかこのイメージと重なるような スピードを手に入れるから |
雪のアスタリスクTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | オリオン座が最近綺麗に見えて 東京にも冬がやって来た 天気予報じゃ まだ癖が抜けなくて 地図の端っこの雪だるまを見てしまうんだ 生まれた街の風は冷たくて 君の手はきっとかじかんでいるだろう それなのに僕らの距離は遠くて 何も出来ず ただ空を見上げるよ 君に逢うだけで世界が晴れて 君に逢うだけで温かくて 冬の寒さの意味を 二人の距離の意味を 君がいつも教えてくれるよ 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるのは 君とだから 君とだから 僕は僕のままで居られる事に気付いた 手稲山に白い雪を冠せて 北風は僕まで届くんだろうか 膝丈まで埋まった赤いテレビ塔 イルミネーションの光 アイスバーンの匂い 空から降りてくる雪を手ですくって 指先に乗った小さなアスタリスクを見付けて 「二人を繋ぐ星になれば良いのにね」って 泣きたいのに笑う君を抱き締めた 24時間君を想い続けて それでも距離は変わらなくて 信じて すれ違って 挫けそうになった時も その笑顔が僕を支えてる 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるように 君とだったら 君とだったら 僕は どんな現実も 乗り越えて行ける気がするんだ 僕は譲れないものを抱えて それでも君を守りたくて 埋もれそうになりながら もつれた糸を手繰って 幸せの光を探してる 君に逢うだけで世界が晴れて 君に逢うだけで温かくて 冬の寒さの意味を 二人の距離の意味を 君がいつも教えてくれるよ 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるのは 君とだから 君とだから 僕はこの距離を越えて 迎えに行こう ほら 未来はすぐそこに |
ファイターズと共にTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 北風に身をあずけて 澄んだ空を仰ぐ 鮮やかな記憶の中 歓喜がよみがえる 雪解けの大地に 根差して来た魂を 共に刻んだ歴史も繋ぐ絆も 凛としたその勇姿に委ね 明日への希望と夢を乗せて ファイターズ go ファイターズ 輝ける未来へ 過ぎ去りし涙の日々 辛い思い出も 塗り替えるその強さで 我らを連れて行け 諦めや苦難も 手を取り合い乗り越えて行ける 出逢いも別れも 受け入れながら 全て「愛」に換えて進むから 永遠なる誓いと笑顔のため ファイターズ go ファイターズ 栄光の時代へ oh… 共に刻んだ歴史も繋ぐ絆も 凛としたその勇姿に委ね 明日への希望と夢を乗せて ファイターズ go ファイターズ いつまでも誇りを ファイターズ go ファイターズ 輝ける未来へ |
ドリームメイカーTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな 快速エアポートの窓を埋め尽くす 広大なジオラマを 眺めながらビールを喉へと流し込んで リクライニングして目を閉じた 「元気ですか」「ありがとう」 いつも通りのやり取りが聞こえて来るよ 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな 扉を開ければ そこは明るい未来 そんな時代じゃない だけどさ 信じて 信じて進む それしか手立てはない ピンチなんて単なる前フリ 低調の時は 弘法も誤るよ 肩を落として立ち尽くす君 背中をそっと押せる僕で居たい 胸を張れ スロースターター いつか名誉挽回 満塁弾だ 現実と空想の狭間 揺らめいてる 僕ら夢追い人は 未知なる勲章を手にするその日まで 足を止めない 悩んで振り絞った答えで立ち向かった結果 転んで怪我したりして笑うのも辛くて 埃かぶって眠りこくったままの魂を 呼び覚ましてくれるのは自分でしかない 雁字搦めの才能を解放して 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 鳴り止まない拍手の中 ふるさとの大地に還そうかな 間に合う まだ間に合う 自分らしく フルスロットルで行こう 間に合う… |
イチバンボシTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 500ml缶のプルタブを弾いた時 何だかちょっとだけキャッチーな響きがして 疲れが癒えた気がした そんなハッピーのスターダストを 見落とさないように 無駄にしないように 大切に胸に仕舞って生きている 明日の事などわからない 良かれ悪しかれどのみち僕ら次第さ ダイス転がして また出た目に従って 歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから 無愛想なプライベートを彩りたいと チープなアイディア並べたって 小手先のギミックじゃ花は咲かない 「良くも悪くも 自分らしさを殺しちゃいけないよ」 でも何と対等に扱って行けば良いって言うんだい? 満身など創痍してるんだ 溺れてるなら藁にもすがっちゃえと やる気だけブン回して 空振りの自分が居て 何にせよ 生きている証を感じていよう 浮き沈んで 泣き笑ってやれ いつだって僕を導くイチバンボシを信じて 嘆じても 人生は覚束(おぼつか)無いものさ 愛すべき バイブレーションだと 腹をくくれば ちょっと わだかまりだって消える 安息の茶番劇など欲しくはない 泥にまみれたその手で未来を勝ち取れ 目を見開き 瞬く星を目指して 歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた 不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから |
Horizon Knot~君と見てた夢TRIPLANE | TRIPLANE | 藤林聖子 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 新しい出会いばかり 探してた頃は 明日が遅くて 苛立ったけど 別れが近づくほどに 時間の流れが 焦るほど速く 僕らを急き立てる なぜだろう 今になって 言い忘れたことばかり あふれ出してくる 少しずつ遠ざかる 君がいた 場所へ 手を振るように きらめいた 君と見た夢の場所 未来と言う HORIZON どこかできっと 繋がってる 空の彼方で 見えるものだけを信じ 過ごしてたら 悲しみも少し 減るのかも知れない 微かでも 今たしかに もう此処にいない君の 声が聞こえたよ 振り向けば 夕陽色 君がいた 場所へ あの日みたいに笑ってた 前を向き 進んでく 約束の HORIZON 2本の線は 結ばれたまま 海のどこかで こぼれた涙 結晶になって 心で光るよ どんなに 離れてしまっても 君が僕らを見つけられるように 少しずつ遠ざかる 君がいた 場所へ 手を振るように きらめいた 君と見た夢の場所 未来と言う HORIZON どこかできっと 繋がってる 世界は海で 繋がっている |
心絵TRIPLANE | TRIPLANE | 北川賢一 | 北川賢一 | TRIPLANE | 描いた夢と ここにある今 2つの景色 見比べても 形をかえて ここにあるのは 確かな1つのもの 過ぎゆく春を 惜しみながらも 僕らの幕開けた あの夏 色んな事を 分かりはじめた 秋と 何か失った冬 ガラクタの山から 探すあの日の夢 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで まだ出ぬ答え 追い続けて 涙晴れるまで 我がゆくえ 迷いながらも 描きかけの今 刻む 証 この手で 君と見た花 名のない花は 今も変わらず 咲いているよ 色は違えど 君は違えど 確かに 咲いているよ ガラガラの声から ささる叫びの歌 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで 共に明日見た 君よまだ 涙晴れるまで 我人ゆくえ 捨て切れぬなら 描きかけの今 思い出にしないで もう 抜けがらの君を もう 見たくはないから 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで 完成の 見えない絵を 涙晴れるまで 我がゆくえ 迷いながらも 描きかけの今 刻む 証 この手で |