boundlessTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 想像と現実の壁を敢えて取っ払って 変幻自在のフォームでボールを放つよ 讃美と背中合わせの誹謗でさえも背負って 翼は耐え切れずに 幾度となく折れかけた それでも 割れんばかりの歓声に 押されながら アップセット 揺らすネット 時を止めて 鳴り響いて行く音 間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ 蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう 地平線の先を望むような広い気持ちで まっさらなスコアボードに明日を描くよ どっかで掛け間違った ボタンは無いかと探して 慌てふためいた日々も 今 やっと 全部笑えた いつでも漠然としたプランで 切り落とされた火蓋に あくせくと乱して 取り止めもなく漂っていたんだ 不確かに暮れて行く毎日だって良いさ 止めどない情熱は 胸の熱い部分に仕舞っているんだ 下を向かず走り続ける勇者の影に倣え 汚れたシューズをすり減らして 苦難も超えて ひたむきで 前のめった夢を 灯して行こう それぞれの今日がboundless 待ち焦がれた明日もboundless 喜びの数はboundless 流す涙を超えたboundless 間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ 蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう |
春風TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 口笛 追いかける夕暮れにまぎれて 甲高い声に溶け合う 瞼の裏の帰り道 赤茶け さびれたモノクロの裏通りに 不意に風がすり抜け 車輪の擦れる音が空に舞ってた 遠ざかり薄れてく記憶の中 鮮やかにしがみついて 僕を放さない 春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように 真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた 虫の声 街並み揺らす夕焼け雲に 忘れ方も教わった 知らない方がいい事もあると 君の髪がなびく度 そんな事 頭の中を駆け巡るけど 春風 気圧差の谷間に 置き忘れて来た恋みたいだな 一瞬のようで 永遠のような 優しい稲妻に打たれて 春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように 真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた 今も季節を告げるように |
No moreTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 切り取ってエディットして模造した日々が あだになって巡って 思えば苦しいよ とんだ回顧録です 倍速再生してサヨナラは無いんじゃない? 胸がかじかんで もう 人で居られそうもない 言葉足らずで 自浄作用のあるうちに 立ち直れば まだ良い方さ 「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more... いきり立ってメリットのないお手紙は 黒ヤギさんにでも食べていただくとしよう 愛がこぼれて 千切れ落ちた声だから 届かないくらいの方が良い 「早く逢いたい」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった いやらしく香る その髪の毛も あぁ 戻れるなら... なんて事だ 不安な夜でさえ恋しい のべつ幕無し アナタの姿 頭の中をグルグルり 諸行無常はこんな響きか たわ言を抜かして 切なさの鐘を撞く 風の前の塵かな 「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more... |
NO MEANINGTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 解放されたい 言葉の海原から でも 満足させたいんだ 僕自身 what a lovely day 待って 世の中って険しい 泳ぎ切れるの? 勝ってビール飲めるの? 「いいね」が欲しいご時世 もういいぜ みんな謙虚風でほのめかして 「盛れた私を見てよ」でしかないのにな 今日もエロい子のリールリコメンド はぁ 何か疲れちゃったな やっちゃいなさい no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう 大人達は まぁ そりゃいつだって煩わしい 「ったくZ世代ってやつは」ってXが吠える けど なんも気にしなさんな きっと 時代はそんな風に廻って... って 聞いちゃいないな 「こないださ 会った人さ イケメンでさ ヤバかったさ」って 待ち受けにしちゃいな 今 なんまら良い顔して笑えている いっちゃいなさい no meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを 其処と彼処にばら撒くんだ 誰だって褒められたいし 必要とされたいよな ねぇ 届いてよ 何処にいるんだい? もう 誰も苦しまないで なんちゃってさ no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう such a lovely meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを アチラコチラに飛ばすよ こないだよりも遠くまで まだ 届いてない人の所まで |
North Road~夕陽を集めて~TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 春はやって来る 耳を澄ませば 足音が ほら聞こえる ハルニレの森を抜ける風に包まれながら 夕方の北大通りをふわりと歩いて行く 例え一秒後だって先の事は知らないから 誰もが不安と期待とを抱えてすれ違う ヘマをやらかして 落ち込んで 逃げ出したい日もあるけど 良い事も転がっているさ そう遠くない未来で 春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて 黄昏を胸に集め 深呼吸をしてみたら 家路を急ぐ人波も スローモーションに見える 愚痴を転がして 管巻いて 癒されているようじゃダサい そんな自分はヤメにして さぁ 前を向け 春はやって来る 選りすぐりはせずに 同じだけ手を広げ 笑い声の源(もと)をちらつかせながら 花が咲くまで歩みは止めずに 広い大地を踏みしめよう それぞれのセンスで 自分なりの大志を抱いて 悲しみに暮れても 消え去りはしないから 胸の奥へと押しやって ほんの少し 忘れた振りするのかな 春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて 春はやって来る 顔を上げれば 目の前に |
NOT YETTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | たまたま産まれて来たのにな 大それた事になり 答えに窮してる僕を そっと助けて アップダウンの多い坂を 何故か選んでしまう 笑ってくれよ 笑って良いよ 曲がってクネって 一人前の蕾になって 花を咲かせるまでは 何だって食い漁って 僕の血肉に変えて 歩んで行く 前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう 気圧差に乱されたバイオリズム どうかしてる 笑ってくれよ 笑って良いよ 超大作の新譜 永遠を歌って LOVE&PEACE もっと お手入れしなくちゃな 乱世の英雄 気取ってみたって かちどきは 聞こえて来やしない 白々しく朝になって おてんばな光が うざったいくらい もうしばらく お掛けになって そのままで お待ちあれ 前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう 誰にも描けない未来へ |
nouveauTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 気にしない事を第一に決めて過ごしたいな イライラが広がる世界を相手に 潰れそうなんだ 何にもない所へ どこか遠くまで さらりとふわりと僕を連れて行ってくれないか いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ 難しい言葉やニュアンスで丸め込まれたり どさくさに紛れて 大切なルールが決まったりしてさ この目を見開いて 耳をそばだてて 明日を生き抜くため 日々に期待して行かなくちゃな 届かぬ想いを 出来るだけ優しい響きに乗せて 何処かの誰かが気付いてくれたら 明日は変わる もう少しだけ諦めないで迎えに行くんだ いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ 待っていたって始まらないさ 僕らで迎えに行くんだ |
ドリームメイカーTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな 快速エアポートの窓を埋め尽くす 広大なジオラマを 眺めながらビールを喉へと流し込んで リクライニングして目を閉じた 「元気ですか」「ありがとう」 いつも通りのやり取りが聞こえて来るよ 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな 扉を開ければ そこは明るい未来 そんな時代じゃない だけどさ 信じて 信じて進む それしか手立てはない ピンチなんて単なる前フリ 低調の時は 弘法も誤るよ 肩を落として立ち尽くす君 背中をそっと押せる僕で居たい 胸を張れ スロースターター いつか名誉挽回 満塁弾だ 現実と空想の狭間 揺らめいてる 僕ら夢追い人は 未知なる勲章を手にするその日まで 足を止めない 悩んで振り絞った答えで立ち向かった結果 転んで怪我したりして笑うのも辛くて 埃かぶって眠りこくったままの魂を 呼び覚ましてくれるのは自分でしかない 雁字搦めの才能を解放して 夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 鳴り止まない拍手の中 ふるさとの大地に還そうかな 間に合う まだ間に合う 自分らしく フルスロットルで行こう 間に合う… |
Triumph -red and blacks-TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 何度目の夜を越えた? 並ぶ景色は変わらずに 賽の目に身を縛られ 道化を演じるmy sweet 仮の姿も板に付いて それも本性と呼べば良い イっちまった奴だと笑え 例え 果てても 掴めそのtriumph ファストミュージックに成り上がれ 愛だ恋だの騙し合いで 中途半端に奇をてらって 歌えよ さぁ 回り出す red and blacks... they really are... bloods? why? No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ 死んだコンテンツにサヨナラ 鏡には誰が写る? 終夜没頭していたスクロール その手を止めてまどろみ 朝は嫌味なくらい 眩く未来を照らし出すよ そこに 幾度 飛べもしない羽根担いで 挑む? もう 終わります red and blacks... they really are... bloods? why? No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 癒えもしない傷の舐め合い 欠伸をしてさ 矛盾の闇を飲み込んで 温もりとは何だった? 戻れやしない道で ただ 振り返るんだ 大袈裟に背負い込んだ中身など 自分も知らず どんな呼吸で終わるんだ そんな事に 誰も手は貸してくれぬさ 追いつけない でも 追い越して そんな夜を摘んで No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に 汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ |
友よTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから 浮かない顔で立ち止まったり 星空見上げるだけの日もあるさ 平穏だなんて 期待もしてない 泣いたり笑ったり それが僕らじゃないか 何だって出来るわけじゃないけど 信じてやれよ 自分を 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから どんな容易い単純な事も 諦め混じりじゃゴールなんて見えない 嘲笑われて 馬鹿にされても 大胆不敵なスケールで 理想を描いて マイナス思考の風は吹くけど 信じ続けろよ 自分を 間違えたり行き詰まっても 後ろを振り向けば 僕らが居るから ぐずついている胸模様なんて気にせず そのうちに光は射すから 君の声が聞こえる 僕の胸で歌っている いつも背中を押してくれる ありがとう 間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから 振り向けば後ろに僕らが居るから 笑える明日がすぐ傍にあるから |
東京TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | どれだけの背伸びをしていた? 鏡越しの僕が問いかけた うなずけるような それなりの理由を 探してみるけれど どこにも落ちていやしないな 口笛なんて吹いてみたのさ 雑音の街に吸い込まれた 霞んでいくゴールライン 諦めを諭す声を掻き消せ まぶたの奥にある 未熟な理想に導かれた そのままで 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて 漏れ聞こえて来る誰かの凱歌を 妬む癖も抜けず 身がもたないや 虚勢のポーカーフェイス 歯痒さで また未来を照らせ 急かしてる正体は 時を刻む音じゃなくて 僕だと 本当は気付いているのなら 吹き飛ばされぬように 流れてしまわぬように 東京というこの街を追いかけて 歩いて行けるかい? 有耶無耶にされそうで 踏み締め直したこのアスファルトが 何処へと続くか 僕のこの目で見届けるため 大事なもの探して 選別を繰り返す 陽炎のように揺らめきながら 踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい? 揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて たった一つの 居場所を探して行くんだ |
distanceTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 人混みを掻き分けるように 君を見つけ出したわけじゃない 君じゃなきゃダメだったわけでもない ただの偶然なのさ そうなのさ 綺麗ごとを言うつもりなど無いし お世辞なんて歯が浮いて言えない でもたまにちょっと思うんだ 君はそれで良いのかな どうなのかな 伸ばしてた髪を切っていた時 少し派手な色の服を着て来た時 それは何かのメッセージかサイン 気付くべきだったかも知れない 僕が躊躇したその先に 寂しげな顔の君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに すべて順調なようで 何一つ前に進んでない そんな時は決まって君が励まし 僕はうつむいて口を塞ぐだけ 君には君の社会があって でも僕はそんなの顧みる事無くて 欲のままぶつけて わかってるつもりが そうも行かなくて でも僕を癒すように その度に 大人の顔した君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに 夢を追うように 君だけ見てたら 幸せの意味も 愛ってものの価値も わかったりするかな 優しくなれるかな わかったりするかな 僕にも行けるかな 君の待つ場所へ 今も躊躇してるその間に 寂しげな顔の君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に それでも閉ざしたこのドアノブに 優しく手をかける君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前 朝になる前に 静かに |
セーターTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「大切なものを手に入れた」って僕は幻想を伝えて 情熱の前じゃ出せない憂いを どこまでも小さくたたんで針の穴さえも通る程にまとめたら 空に向かって投げかけたこの歌を あなたのせいだとでも言えるその気になれば 離れた後でも消えない思い出 そうやってまた何かを傷つけて進むこの道が 環状になって抜け出せないけど苦じゃないよ 少年のような心で歩いてく街の真ん中で 浮かび上がった思い出の餌食の歌 あれはただ「セーターとでも寝れる」とムキになって 離れた後でのつたない想いです 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら weightをかけたものが消えない… 大切な何かを手に入れた僕は何もかもが見えなくなって 心は閉ざされたまんま冷たくなったまんま 右へ左へ揺れるように… 今はただセーターとでも寝れるその気になれば 離れた後でも消えない想いで 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら waitをかけて消えないまんまだ そう僕らは帰りたい場所などを決して隠しはしないけど 一人くらい「このままで…」と聞かせてよ |
スピードスターTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 長い長い歴史を紐解いたら 同じような事の繰り返しで 流行りものなどもきっと そうだろうってうなずけた 未来の速度を肌で感じながら 走っているような錯覚の中 芽吹いた想いを歌にしながら迷いもなくただ飛び出した 無情のラストラウンド 自由をそっと手にしまう毎日が この時代を変えなくても ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいから 最終的な僕らのイメージはバラ色の未来 綺麗ごとなど放り投げてさ 素直な欲望を的にしながら 矢を射る僕らが生み出してきた 妙に確かな自信をそっと胸にしまい 憂いに近いこの現代にフラれても ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいけど 雲の上なんだ 答えはいつも でも夢を見ないか ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味がなくなっても ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかこのイメージと重なるような スピードを手に入れるから |
SnowlandTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 埃を払いながら破れた箱を開けて もう 何年振りかの 古いブーツを出した Snow, the time has come 夜明けとともに 白い世界が僕らを包んで 昨日とはまるで違う新しい街みたいだ 寒いのに そんな格好して バカじゃない? 何処からともなくそんな声が聞こえるようで 何度振り返っても 足跡は僕のしか着いて来てなくて Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った 指切りで約束などが 成り立つわけもないけど 子供じゃないんだからって 逃げた僕を恨んで 乾いた風が襟元を通って 騒めく街の何処かで 誰かを暖めるなら ましな顔して 僕は 一人ぼっちを忘れられるかな そんなはずもないけど Snowland 変わらない場所 壊れそうになった僕を 受け止めるように The time goes around 何年先もずっと 季節が巡る度に ここに戻るんだろう もう 笑顔じゃなくなって 静けさの中を歩くのにも慣れて 戸惑わないよ 綺麗だな 今年は特にそうだ そうやって 言い聞かせるように そのかわりに やけに手は冷たいけど Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った 何も無かったように 雪はただ降っていた |
ステーキランチTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 日の暮れかかった街 皆んなの愚痴でグレーになった空 こっそりとオレンジに染め変えてやろう 君と僕の間に流れる甘い幸せの風 手を繋ぐの飽きたかい? なんて まだまだ言わせるつもりないけど たまには良いよねって君が言うから 路線バスなんて乗ってさ 遠回りして 君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ 苦しい時も 救われているよ 君という存在だけで ムカつく上司の話 聞けば聞くほどに 僕の方がムキになって 「まぁまぁ」ってなだめられて 「あれ?」って変な感じ Webサイトで調べた店は休みだったね たまたま隣にあった小洒落たカフェで かなり遅めのランチ 特別なんかじゃないって事は 僕にも分かっていて それなのに今日も またちょっと 君の好きな所が増えたよ あの日 君が残して僕が食べたステーキランチ その後 平気な顔してプリン頼んだ 宇宙一の笑顔で 君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ まだ見たこともない僕が居るんだろう 今までの僕を繋いで やっと 全ての点が線になって行く 綺麗な星座のように光ってるかな 「運命」とかいう目に見えないもので 僕らは結ばれてんだ きっと Yeah!! |
好きなんだTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 愛だの恋だの騒いで 何らか 形にしたり 歌ったり 世界中見渡してみれば 過去 現在 数え切れない程に 愛だの恋だのが結局 そんな見えもしないものが結局 生きとし生けるものの 真ん中をずっと 震わせるのでしょう 笑顔の記憶なんて 時間と消えて行くのに 悲しみだけは ちゃんと 胸に刻まれ生きてるんだ そんな不公平な障害物も 掻い潜って見せよう 好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔も 俯くおでこも 泣き顔になんてさせたくないけど 守りたいって気持ちを知れた 好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ もっている もっていないって言うけど 君に出逢えただけで僕はもう充分 そうやって思わせてくれて ありがとう 普段じゃ言えないけど いい事 悪い事 バランス取って欲しいのに ほっとしたら 突き落として 高低差で耳がキーンとなるよ そんな気が気じゃないアップダウンも アトラクション感覚で 好きなんだよ 君が好きなんだ 甘えてみたり 素直じゃなくなったり 必殺技みたいな ツンデレも 意外と可愛く思えてきてさ 好きなんだよ 君が好きなんだ たまに僕にだけぶつけてくる ミサイルみたいな理不尽も 君なりのSOSだって分かってる 好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔がしわくちゃになっても 終わる僕なんて見せたくないけど それまで 目一杯笑って行こう 好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ 吹けば飛ぶようなフレーズだけど 君が好きなんだ |
シンボリックTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | いざ手を取り合え 新たな価値へ 旅立ちの朝 共に踏み出す足並みに 先人の確かな声 折り重なる日々の繋ぎ目に旗めく希望 灯し続けた期待の炎 明日への糧に 混沌の中 今 広野を渡れ 懐かしいような 昨日の事のような 君に逢うまでの僕は 本当の僕なのかと 問い掛けながら いくつ季節を越えたのだろう 呼び覚ます余韻と 色褪せない感動のリフレイン 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 差し替えなどはきかない日々を どんな自分で描けば良いんだ 引き返せない怖さと 無限の自由を持って たった一つだけ 与えられた このライフにしがみついて 未来へ何を残して行けるの? 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕を照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ 忌わしい過去と繋いだ手を放して 綺麗に見える姿は本当の僕なのかと 問い掛けてみても 返事なんかは無いけど 目を閉じれば いつも ここに甦る感動 形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう 白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ |
新世界TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | キャストで威圧してた 焼き増しのような物語に 感化されて涙した 己のセンスを問いただすよ 才覚の乏しさから 未だ 何ら答えは出ていない あぁ 偉大なるテクノロジー その日進月歩にほだされる oh yeah 混沌としていてさ 何が何だか もう 分かんないんだなぁ 保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ 剛腕な起訴の群と 癒着した判事の出来レース 僕とその家族だけ 巻き込まないでと祈るのさ oh yeah 燦然としていてさ 希望なんて 口に出せないんだなぁ 夢に見てた それと 等しくあれ 伝承を取り戻すように その道は かくも険しく入り組んで 抜け出せんぞ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ 人知れず 耐え忍んで 歯を食いしばって 我が身なんて顧みずに 尽くした人々 あぁ なんて住み良い世界だ もう 賛成も反対も 正義も悪も無いよ 保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ oh yeah その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ |
SingTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | きっと明日も続いてるこの時間が もしかして ただのデタラメだったりして そんな怖さを 悟られないように くだらない話をした まるで宇宙みたいで 小さなソファの上で この愛を歌うよ 君にとって 何の価値もない 愛を歌うよ ずっと ずっと 響きますように 愛を歌うよ どうせ君は また眠ってしまうだろうけれど そんな横顔に全てを込めて 騙し騙し紡いで来たこんな時間は ほんの少しの事で壊れてしまうってさ また つまらなそうな顔で そっぽを向く そんな丸い背中も 愛おしいんだ 僕の声が 君の心の奥の冷たい隙間を そっと埋められるなら いつか そんな日が 来るのなら 僕のカラダにあらゆる魔法をかけて この愛を歌うよ 君にとっては ただの君でも 愛を歌うよ 僕にとって ただの宝物 愛を歌うよ 誰かにとって 時に それが 凶器となってしまっても 皮肉な程 愛を伝えたいんだ まだ出来上がってない この愛を歌うよ 未熟だった日々を笑い合えるように |
シナリオTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 現実と照らしながらシナリオ描いて 主演を全うして来たのは まぎれもない僕らだ 無邪気に風と走ったのは序章だなんて 僕はまだ手に汗握ったまま 夢ってやつを連れてるんだ 時に心折れちゃいそうさ マイナスはプラスだ 叶うはずだって 他の誰でもない僕を 自己暗示にかけながら 鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ 何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が 僕の中心を 揺さぶってくれるよ シナリオと照らしながら現実を描いて 主演を全うして行くのは紛れもない僕らだ 「こんなはずじゃない」と立ち止まる時 マイナスはプラスの布石なんだって 背中を押してくれるのは いつだって あの輝きの中に その歓声が聞こえるから 決められた場所などないし 何を未来と呼べるのだろう 求めては 塗り替えた今を ただ目の前の 今と寄り添うんだ いつまでも続くかな 閉ざされても こじ開けるのさ 胸に灯った光が消えないうちは このストーリーを 僕の前進を 見守ってくれるかい? 喜怒哀楽が何の足しになる されどそれが全てなのかも知れない 僕らは無知で 全ては未知で 粗削りのままの本能を むき出しのままの生きざまを 鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ 何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が 僕の中心を 揺さぶってくれるよ 君の中心を 揺さぶってみせるよ |
幸せの意味TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | つまづいた拍子に 石ころを蹴飛ばして 名前も知らない 何処にでもありそうな 花が咲いていた 過去なんてものに振り回されても 意味ないのにな 君の全てを僕で埋めて欲しくなって 傷付けてしまった 何気なくただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 何処かのファミレスに置いていた 間違い探しみたいなんだ 所々が 何か僕じゃないんだよ 余計なものばっかり 抱え込む大人になっていた 焦りや不安は仕方ないとしても 後悔は捨てたいな もう二度と戻る事のない日常が 君の声を聞いてた暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 口癖の お腹が痛いって いつも僕の手で温めた その感触がたまに甦るんだよ つまらないね 生きる事なんて 君が居ないからさ 忙しいはずなのに 暇を持て余して 息をするように 思い出してしまうよ あの頃の笑顔を 最後の涙を 「もういいよ」と 僕自身に 寂しくツッコミを入れて ただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした 人混みですれ違う誰か 君のと同じ匂いだった それだけで また苦しいんだ 君と笑ったテレビだって 通い詰めた店の味だって 何もかもが 全部 別ものなんだよ 幸せの意味が 君のままなんだよ |
サイボーグTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 半分眠ったままのルーティーン まだ寝ていたいや 「風邪引きづらくなるから」って 強要されていたヨーグルトが 今日は何だが酸っぱくて まとめきれていない感情が だらしなくパラパラと テーブルの上を散らばった 喜びも僕の分しか無い 君は誰と分け合うの? 手に付いていない 独りの日々は 何の色も音も匂いも無い Ah, まだ隣で君が笑っている そんな空虚なリマインドしてる 指切りして夢を誓い合った あれは何処のどなたでしたか 僕はチャージ機能さえ無い出来損ないさ 人様の笑顔を妬み マイナスだけ吸うサイボーグだ 明日は晴れるってウェザーニュースで 宝物手にしたみたいな顔で はしゃいでいた君を それが全てと 今は思う すれ違う日々の中に潜り 突然顔を出す 争いの罠にハマって 大切なものが 本当は何かさえも見えずに Ah,「ごめんね」 たった一つ言えたなら 今日の世界も違っていたかな どうせスペックも低い頭なら 洗いざらい全部を消してよ ある日から この身体が 僕のものじゃないみたいで 不思議で でも胸は痛いから まだ生きている Ah, 神様の胸に飛び込んで 今すぐ君を連れ戻してと 泣いて済むものなら すぐにでも 全てを懸けて なんて戯言はどうでも良いからさ 君が 出来るだけ 笑顔でいられますように 燃え尽きたサイボーグの願いを 最後に叶えて |
心絵TRIPLANE | TRIPLANE | 北川賢一 | 北川賢一 | TRIPLANE | 描いた夢と ここにある今 2つの景色 見比べても 形をかえて ここにあるのは 確かな1つのもの 過ぎゆく春を 惜しみながらも 僕らの幕開けた あの夏 色んな事を 分かりはじめた 秋と 何か失った冬 ガラクタの山から 探すあの日の夢 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで まだ出ぬ答え 追い続けて 涙晴れるまで 我がゆくえ 迷いながらも 描きかけの今 刻む 証 この手で 君と見た花 名のない花は 今も変わらず 咲いているよ 色は違えど 君は違えど 確かに 咲いているよ ガラガラの声から ささる叫びの歌 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで 共に明日見た 君よまだ 涙晴れるまで 我人ゆくえ 捨て切れぬなら 描きかけの今 思い出にしないで もう 抜けがらの君を もう 見たくはないから 響けこの声よ 響けこの心よ 涙枯れるまで 完成の 見えない絵を 涙晴れるまで 我がゆくえ 迷いながらも 描きかけの今 刻む 証 この手で |
幸福論TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 「もう限界です」深々と頭下げて 眩いライトの中 何を思ってマイクに向かう 引き際の美学か こんな地位なんじゃ元も子もないが 窓の外 広がる大海 次から次へ向かい来る波に おセンチなメロディーラインで トドメを刺されて もうノックアウト 敵わないと分かってたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ 気も小さいの 人目ばっか気にしちゃって ブレるんだ でも プライドは高いの 言い訳ばっかりしちゃう 息抜きも必要なんだって デカい胸に顔を埋めて フロント側のホックに 手間取って シラけて でもイッちゃってる 必要ないと分かってたって 食いしばって生きるっきゃない 家に帰りゃ 指を加えて 女房と子が待つ 媚びもせず へつらいもせずに 奪い合う事もしないで どっからか降って湧いた 居場所なんてありゃしねぇさ 掌の上 デカい花火を打ち上げるんだ 朝陽が差し込んだ 冷たい布団の上 口開けて寝息を立てる君 愛してるよ 思わずその手を握る 敵わないと分かっていたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ 屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ |
ゲンジボタルTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 僕の目に映るこの景色 限りなくよみがえる 幼い日に追いかけた蛍の群れ つまずいて脱げたサンダルを拾い上げるあなたの 白く細い指先が目に焼き付いたままで 何年経ったんだろう 僕は今 大人になって 恋に落ちそうな時も思い出してるよ 赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 走り去って行く車のテールライトが重なって見えるから もう僕には恋に落ちる資格もない 猛スピードで変わりゆく街並みを眺めながら 過去と照らして描写する色のないスケッチ あなたによく似合ってた赤いスカートの色 まずはその色から塗り始めようかと思ったけれど 手を止めて良く考えてみようよ このままじゃ僕はこの先誰も愛せない 赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 部屋の隅で光っている携帯のLEDが重なるから もう僕には誰も守ってやれやしない 夏休みに仲間と浜辺のキャンプ場で 輪になって花火をしながら笑い合った 可愛いあの娘の後ろをゲンジボタルが飛んだ時 またあなたと重ねていたから 赤いランプのような色を体にまとうその姿が 知らぬ間に道標となってたあなたへ 時が経ってみてわかった 今の僕を動かしているものは そうまた何処かで会えるという微かな希望なんだ |
GreendaysTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 所詮僕らの住む世界に 正しさなんて存在しない 得体の知れぬ毒リンゴを 笑いながら僕も食べる いつの間にか心の中じゃ 無邪気さの緑は枯れて アルバムの中のGreendays 辛うじてまだ光っていた 「行ける処まで出来るだけ遠くへ…」 魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない それでも許されるなら 時空を「逆再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行きたい 夜から朝になるみたいに 悩みが晴れてたりはしない 落ちぶれたヒットチャートに 憂いの牙を剥きながら あれ?じゃあ僕の欲しがってる 未来は何処にあるんだろう? 胃袋をえぐるような Q&Aのスパイラル 出来るだけ派手な死に場所探して 過剰に背負ったプライドに 見切り値の赤いステッカーをぶら下げたまんまの 僕だって構わない それでも報われるなら 時空を「一時停止」にして 『未来』へと続いてる 細いこのレールを 見つめ直すよ 魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない いつかは報われるから 時空をまた「再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行こう 辿って行こう |
クランクインTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 真夜中 1人で もがいていた暗闇は 迷路でも 森でもない 僕自身の胸の中 悩める少女のような 淡く儚い想い 君に届けたい なんて 言えない 黙っていた 本当の気持ちを並べて どっから どこまで 打ち明けたら良い 言葉数の割に中身が伴っていない 夜明けはまだ来てくれないんだ どうりで 空前絶後 超絶怒涛の 恋とは出逢って来なかったわけだ 遂に その予感が 今 僕を サプライズして出迎えている 繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ 人様の前では 見せる事のない 本当の君を 醜いありのままを 僕にだけはください 全てを乗り越えたい 壮大なストーリーを望むよ あちこちで 出来上がったサンプルのような 恋だとか愛が歌われているけど 存在感を消しながら そっと 君にだけ囁くように 迷わずに 怯まずに 一世一代の決心で 大切な人の前で この想いは届くかな 全身で真に受けてくれるなら 君を世界一のお姫様にしてあげるよ 軟弱な感情が時として僕を襲ってくるけど 動き始めたまぼろしに 息を吹き込むから 受け取って 土下座だってするから ずっと隣にいて下さい 君無しじゃ もう 僕は笑顔にさえもなれないよ 君の名前を呼んだ その時の 響きでさえも幸せ 繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ 真っ白なタキシードも着てみるから こんな僕と笑って暮らしてよ |
君もいますかTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 前を向いたまま これまで歩いて来た そうやって言い聞かせて 自分をぶつけながら 建て前を塗り替えるように 「もう少し」と言われても いったいどれだけ 越えるものがあるんだろう? 知る程に ぼやけて 煙に巻かれていた 大事なものは 最後に 手元に残っていますように そんな願いを込めながら あと どれだけ 進んで行けるだろう 今も 迷ったまんま走っているって 君もそうやって生きているって そんな気がして また前を向けた 孤独の中 自分を試したりして 余計な妄想が降って来たって もっと 自分が 輝いた場所を探せるように 笑いたいって気持ちには なれていないな 最近は特にそうかな くすぶった火を灯し それで良しとしちゃいそうで 振り返っても そこには 埃を被った僕がいて 忘れていないような 捨てたような そんな記憶が ぼんやりあるだけ ギリギリで笑って過ごしているって 君もそうやって生きているって そんな気がして 少しだけ和んだ 傷付いて 悔やんでばかりだって それでも 未来は きっと もっと ずっと 輝いて見えるって信じていた 未解決と 蓋をして逃げた そのままにして 放って置いた 自分の意思を 今更 どんな顔して 迎えれば良いんだ そんな悩みが 君にもあるのかな もう どんな風に走って良いか 分からなくて 止まったりしてさ 辛い方が少なくはないと感じたり だけど 迷ったまんま 走って行くよ 多分 君もその道の上にいて 背中を押してくれる 降り注ぐ希望の光の方へ 握り締めた願いを持って きっと 僕らの明日があると信じて |
君への讃歌TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | もっと楽しめ もっとバカになれ そこら中に落ちてる 希望なんて落ちてるんだ ずっと隠してる 君は嘘ついてる ほら 誇らしいと言えるものは無いと いつまでそんなフリを続けるんだい 並べられたり 自分でも比べたりさ 他人ってだけで輝いて見えちゃうんだ 今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷ってつまずいて 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めて 急いでる いつでも急いでる 時間は流れてくから また焦っている あぁ 孤独の中を いつでも一人ぼっちで 気取ってないでさ 空でも見上げたらどうだい 今日も取り敢えずダメな今日だったって 寝返りを打って 朝になる そうやって割り切って 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって愛して 他の誰でもない その手で 今の自分を抱き締めて 灯火を囲みながら 僕ら それぞれの明日を讃え 高らかに声を上げ 歌おう 悩み もがき 重ねて来た日々が 揺るぎない道となり 君を導いてくれるさ この先どんな風が吹いていても 未来はいつだって 君のものでしかないんだから 涙などじゃ越えられなかった夜も そのうち笑えるだろう 君はいつだって素晴らしい 今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷って つまずいて 明日を登ってけ 何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めてやれ どんなにダメな今日だったって 明日が見えないと嘆いても 君である事が素晴らしい 今の自分を抱き締めて 進め 震える手で開けたドアの その先のどんな未来も 君を笑いはしないだろう 闘ってる君を讃えよう |
キミのうたボクのうたTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 晴れた日にも 雨降りの日にも 僕らは緑と大地を望んで 辛いことや悲しいことも 同じ星見上げて忘れたふりした うまく行かない日々の 願いや夢を託して ラララ…君のうた ラララ…僕のうた 希望に疲れて 夢に振り回されて このまま静かに消えちゃったって良いや 折れた心の奥から 救いのその声が 聞こえている ラララ…君のうた ラララ…僕のうた 力一杯漕ぐブランコ 遠くまで靴飛ばして泣いた 独りぼっちを抱き締めて 寝付けない夜に このうたを 君のそばに 僕のそばに ラララ…君のうた ラララ…僕のうた ラララ…君のうた ラララ…僕のうた ラララ…みんなのうた |
風TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 新しい扉の前で 何か忘れ物をしたような気持ちになる 道端の草木を揺らす風が 僕の進む道を教えてくれる 愛は育ち過ぎて未練も残るけど 君無しで生きて行く決意を告げた拍子に 笑って見せるから 涙こぼれた 作り笑いじゃない本物の笑顔なら いつまでも“大切”と呼べる また一つ大人に近づくことが何も頼らず歩くことと言うなら 僕もまた少しずつ大人に近づいて 途切れない想いは鼻唄にでも乗せて 風に委ねれば君に聞こえる とりあえず僕は夢を叶えて見せよう それが報いとなる 部屋の隅に落ちていた一枚の絵葉書の裏 六時台の空虚な時間を埋めるように その言葉をのみこんだ 君に宛てた歌も届かないまま サヨナラを言うことになろうとは知らずに 淀んだ空気に体を投げ込む前に 泣きじゃくっている君を強く抱きしめる 作り笑いじゃない本物の笑顔など 見せてくれなくたっていいよ 強がりはいらない “大切”と呼べるから… 風に飛ばして… |
帰ろうよTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夕暮れの街は 僕らを上手に騙して 一日 また一日と終わらせた 予定と言えば それらしいものだけに 振り回されて 息をしてる また嘘ついて 笑顔を振り撒いてしまえば 今度こそ 心は死んでしまうのかな 他所行きのジャケット しまってた紙袋を覗いたら やけに小さく畳まれた いつの日かの僕がいた 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 何も無いけど ただ笑えた そんな世界へ 閉じ込められて泣いてた 君の笑顔も連れて 色々と変わったろう? そんな話をゆっくりと聞かせて 重力のままに 体を投げ込んで眠る マイ・スイート・ホーム 起きたら 誰かに成っていたい なんて言いながら 明日になれば また僕をやりますから 今は少しだけ 子供みたいな夢でも見させて 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 古臭いけど あったかい匂いがする世界へ ため息ばかりで俯いてた その泣き虫も連れて 焦らずに 猛スピードで 未来へと僕らを戻して 戸惑いや不安がスローモーションでよぎる 心に余裕も無いのに 時の流れは重い 単純な感動 目で追える程度の娯楽 涙とセロトニンで ほんの少し満足して また明日の準備をする 帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 夢に見てた「当たり前」の待つ世界へ 心がやつれた棘ばかりが ひしめき合う世の中を 笑い飛ばす強さなんて 僕も持っていないけど 帰ろう 帰ろう 僕らだけの場所へ 何もかも忘れてさせてくれる世界へ 「またね」って手を振った あの日の君も連れて きっと何も変わってない 懐かしい そんな声を聞かせて |
おーないろんTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 先月はちょっと遣い過ぎましたので 即席の麺で済ませて寝転んでいます 天井の傷を眺めていました 贅沢などは言えませんが 君に逢いたいや 安定のスレッド 未知の倦怠感 また過去最高です 沈没は目前です ハァ 嫌々付き合ったようなさ そんな顔はしないでよ 愛し合っていてよ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ジャストアイデア 天晴れさ 気鋭のビジネス 報酬は倍増です 特別な待遇です イェア 立法府は狂気 烏合の衆のステージ ヒエラルキーの妙に投降致します 騙される為の僕ら 其々の道に光を グッドラック 強弁な知者面した リーダーでいーじゃん ため息しか出ないよ ジーザス 昨日くらいの今日が続くなら この命など捧げます その辺に 僕の幸せは 転がっていないですか? 帰り道のソサイエティ 群像劇バラエティ 有象無象のヒーローとヒロインの ノンフィクション ご機嫌なローテンション 堅物なハイテンション お疲れ様 お互い様 ご褒美の酎ハイボール ストロングにしました 朧月 また明日 君に見えました やってらんないや いや こんなはずじゃないや どっかで聞いたような笑い話だ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです ラララ... 消えないように想い飛ばして あと一押しですか? |
オレンジTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 昼下がりの街でさよならの手を振る 今 電車は何処まで君を運んだかって思ってた 口の中で混ざってる キャラメルマキアートと 君が飲んでたストロベリーの刺激に 胸がまた音を立てるのさ いつに無く 寂しげに手を振ってた 君の背中がやけに愛しくて 不安定に揺らいでる僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描いた通りに未来が回るはずもないから 今 二人はほんのちょっとだけ 夢を見てるのかな 突然の雨に気付かせられる 君と居れば 僕を取り巻く 何気ないものさえ不思議と輝くのさ 知ってた でも知らんぷりをしていた 受け入れるのが何だか恐くて 12ピースのパズルを何度も並べ替えて オレンジ色に香る君に向けて奏でよう ファイナライズ出来てない僕らは 迷いの分だけ また 不確かな 「愛情」なんて謂うものにすがるのかな さぁ願いを込めた僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描く夢の結末を二人は知ってるけど 逢う度に強くなる想いが 前を向かせるのさ 頼りのない でも確かな絆で 明日へと踏み出すのさ |
EmblemTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | テンポライズ いつしか来る その時を待ち構えている 笛は鳴り 響くシューズの 胸を高鳴らせる そんなハイトーン 傷だらけの勇者に また少し近づけたかな 幼き日の夢に自分を重ねてみたり 僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生きよう 躊躇なく 迷いもなく 常にベストなチョイスをと心掛け 捻り出すアイディア 波風は立つくらいの方がさ 僕らにはさ プラスかも知れない 細めた眼の先に 揺るぎない明日を描け どんなに高い壁であっても 貫けよ信念を 嘲笑うそんな声も 追い風に変えて飛んで行こう 固唾を飲み 見守る瞳 誰かの期待 それに応えるように 暗闇 孤独なウォームアップ いざ 晴れのステージへ 高鳴る鼓動と共に 向かうは 夢という事実 僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生き抜いて行こう 迷いながらも 悩みながらも 旗をかざして |
ウラアカTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | カランと呑気に転がって 汚れたお皿 うつ伏せの空き缶 3%くらいでね フワフワして 安いもんだわ 間に合わせの言葉でね 適当にいつも喜ばせて その流れで私に触って 甘い世界へと連れ込むの 強くもないのに飲んじゃって ほろ酔い だから変な気持ち どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせいつかの使い回しね 空っぽの腕枕されて それでも少しだけホッとしちゃうから 最終で帰るって言われたら 寂しくなるの 日月火水木金 土曜日はちょっと期待しちゃう けど きっとまた連絡はないし ネトフリ流して眠るだけ 届きもしないから 余計に逢いたい その手が恋しい どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせ誰かのお下がりね 挨拶程度に満足させて 終われば サっと着替えて帰るんでしょ 次もそうなんでしょ ねぇ 夜景も見えないアパートで 声に出して名前呼んだりしている事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれるけど 私のなんかには目もくれないでしょ 誰も知らないタイムラインにだけ置いておくわ |
祈りTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 流れていく そのままに 渦巻く世界の濁りに呑まれていく 人は 誰も 優しくて 心には正義を持つと信じている あぁ... また 誰かのズルさに噛み付き 溢れた果汁の苦味で悶えたりして 無駄を絵に描いているんだ 遠くの何処かへと 逃げ出せるものなら そうしたい 擦り切れたジーンズに僕を引きずって 選ばれたものだけが笑うための そのシステムの底に立って 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう いつだって 自分だけ助かりますように そう手を合わせ 唱えている もう なんて幸せなプレイなんだ oh, God bless you 丸め込まれたままで あぐらをかいたこの国を愛して行くなんてさ 気が違っちゃいそうだ ウィットさえ履き違えた老いぼれのシワに 我が子と儚い願いを託せるのでしょうか 虚しい現実に目を伏せ 空に何を見て行こう 閉ざされた闇に怯えながらも その地べたに住み慣れちゃって 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう 情報の網を隠れ蓑みたいにして また 誰かにケチをつけ 笑えば 今夜も上手く眠れそうだ オシアワセニ 傷付いていない人などいない みんな痛みを抱いて 祈ってる 選ばれた者だけ笑わせて それ以外には目もくれていないんだ いつになったら 僕らは そう気付くんだろう そして 求めた光を浴びるために 手脚捕らわれ 踏みつけられる もう なんて幸せなプレイなんだ よだれ垂らして また 明日を探している oh, God bless you |
イチバンボシTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 500ml缶のプルタブを弾いた時 何だかちょっとだけキャッチーな響きがして 疲れが癒えた気がした そんなハッピーのスターダストを 見落とさないように 無駄にしないように 大切に胸に仕舞って生きている 明日の事などわからない 良かれ悪しかれどのみち僕ら次第さ ダイス転がして また出た目に従って 歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから 無愛想なプライベートを彩りたいと チープなアイディア並べたって 小手先のギミックじゃ花は咲かない 「良くも悪くも 自分らしさを殺しちゃいけないよ」 でも何と対等に扱って行けば良いって言うんだい? 満身など創痍してるんだ 溺れてるなら藁にもすがっちゃえと やる気だけブン回して 空振りの自分が居て 何にせよ 生きている証を感じていよう 浮き沈んで 泣き笑ってやれ いつだって僕を導くイチバンボシを信じて 嘆じても 人生は覚束(おぼつか)無いものさ 愛すべき バイブレーションだと 腹をくくれば ちょっと わだかまりだって消える 安息の茶番劇など欲しくはない 泥にまみれたその手で未来を勝ち取れ 目を見開き 瞬く星を目指して 歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた 不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから |
アンセムTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 高速で通過して行く日々 流されていった 温度と僕と残像 繰り返し繰り返しの毎日 終わりのない夢 それだけを頼りにしていた 繊細で かよわくて 後ろ向きで 臆病な自分を 何よりも大切なのに 余裕がなくなって 手放してしまいそうになったりね だけど こんなにも前を向いていられている そんな自分が 誇らしくもあって 「無限」と強弁した 可能性が 日々 僕を断念へと誘っても 「まだまだやれるさ」「これからさ」 そんな 勧誘に易々と乗って 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような悩みで溢れて騒がしい そうやって僕らは回っている 昨日までは 確かにあった胸の痛みが 一晩寝て 消えていた 「ほら 結局大したことないんだろう」って 大袈裟なやつと言われて 落ち込んだりして それなのに 夜の闇に紛れて また そいつが襲って来て 漠然とした希望でさえも 追い剥ぎのように奪って行くんだ 名前のない不安は誰もが背負っている そんな時代さ 俯いてんな 未完成の情熱で踏み出した その足を正当化してくれるのは 誰かの教えじゃない お手本もない そう 自分自身だと 気付いているよね スレンダーにしていった でっぱりや「らしさ」を さぁ いざ取り戻そうと足掻いても 何処にもない そもそもなかったと 開き直っていたんだ 時計の音が 耳障りに弾んでいる 誰かの輝きには 辟易して目を伏せる それでも 僕らには明日がある だなんて あぁ 野放図なもんだ 真実なんて 誰も手にしてはいないから 「まだまだやれるさ」「これからさ」って たわ言を高らかに鳴らして 叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような 悩みで溢れて 騒がしい そんな時代だ 似たような歯車で 僕らは回っている |
AllezTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ 空を飛んでいた なんの予知夢か 疲れは取れていた 回る時計の針を戻して 無知で混じり気のない世界へ 僕を引き戻しても 変わんない 何も変わんない そう願っていた 届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして... allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも 今を見捨てていた 少しだけ ほんの少しだけ 水に流れていた 自分を消して 正しい顔をして 積み上げられた日々を壊して 特別な価値に見える世界へ 僕をねじ込んだって 変わんない 何も変わんない そんなもんでした 「もう少し」と 手を伸ばして... 触れるまで 手を伸ばして... allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ 夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ まだ繋がっていた 何の因果か 何処まで行くのか 届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして... allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ 高く跳ね上がれ 地を蹴り上げ 未知を超えて 二択は 茨の方へ舵を取れ 闇を切り裂け |
雨降りの日曜日TRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 止まっているままの心の中を切り裂いてみた しゃがみこんで涙を流していた 君の姿が写っていた 華々しく告げられた別れの言葉ぶら下げながら 笑い合ってふざけていた通りを 意味もなく歩いている 曲がり角に並んでいた 花屋と古いコインランドリー 穏やかな日曜日は君と 手を繋いで 雨に打たれていた 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 誰かの為に笑えていますか 殺伐としている街は 心の奥を見透かすように 立ち止まって 傘を差す僕に 冷たい風を当てる 怖気付いて手を離した 身軽な僕には 何が見えた? 子供じみていた言い訳にも 君は既に限界になっていた 戸惑いも 嘘も 変な弱さも 全てを抱き締めて 君だけが いつも 本当の僕を見つけくれた 霧雨が急に強さを増す 虹の橋もここには来ない 予定通り 君の気配さえもない 僕の知らない世界で 今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 何処かに君の温もりを感じて また 雨を待っている |
あの雲を探してTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 僕がまた見失っていた あの白い雲を探すために 歩くこの道に影をのばしてさ この広い世界で 光り輝く虹に出会えたなら 誰かが笑って僕も笑った うつ向いて行かないで 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く それでもまた見失っていた あの白い雲を探すために 僕の目の前に影をのばしてさ この広い世界で また輝く何かに出会えたなら 昨日に笑って明日に泣いて 良いことがなくたって 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く 「いつかまたどこかできっと会えるよ」 そんな言葉を信じて歩いて行ける 思えばいつも見失った答えはどこにあるもんだ? また探しに行こう 思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く また誰かに背を向けて進む いつかまた誰かに会えるように |
アオイハルTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 眩しいくらいに 疎ましいくらいに 忙し気にきらめく青春は 僕の記憶の中の何処にあるのやら 忘れていたのに 隠していたはずなのに 永遠の眠りを覚ますように 巧みなまでに僕を揺すり起こした もう二度とない 100年に一度ってくらいの 恋を 君がくれた それとなく いつからともなく 僕には 君が必要でした 真っ赤な影を伸ばして歩きながら 初めてみたいな顔して 何度も呼び合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 当たり前みたいに 決まっていたみたいに 敷かれていたレールを辿るように 君を求めて 欲しがって 追いかけていた 見苦しいけど どうしようもない 抗っても無駄ってくらいの 恋を 君がくれた いつになく 何の迷いもなく 心は 君で埋まっていた 真っ赤な鼻を互いにくっつけながら 君の笑顔の先へ 今にも手が届きそうなのに ぎこちなくて また妙な感じで 夜が終わって行く こないだ誰かと連絡していたみたいだから また変な時間に 変な夢で目が覚めたんだ 何もいらないって 真顔で言えてしまうくらいの 恋を 君がくれた 今日でさえ ままならない程に 僕には 君が必要でした 明日が連れて行ってくれると信じながら 君の手を掴まえて 何度も抱き合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く 青春もどきの このノンフィクションが 明日も続いていますように |
あいらんどTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | 一体何処へと向かっているんだ 時代遅れのモノサシを片手に 出所不明のリークを飲み込んで 胃袋はブラックホール かなわんなぁ 恰好の標的を見つけ出して 叩いておけば そりゃ気分良いよなぁ 匿名ならバレやしないらしいんだ 歩く正義として 世界中をパトロール 罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな?やめられやしないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無い そんなもんですか 安心するって言われていたいから 少しくらい無茶しても守りたいから 真っ当な僕では居られないんだ 大事なものなど 一つ二つくらいしか無い 罪無きものを傷付けたって 幸せになれりゃ良い 貴方にも分かるかな?特別じゃないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ 振り返る暇など無い もうキリも無い そんなものでしょうか 一寸先のそのまた先を 何回越えて 元に戻って 一生かけて何処へ向かっている 本人さえも分からない 道だけが繋がっている 罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな? やめられやしないよな 満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無いのかな 分かり合えたらいいのになぁ 全てを灰にして 醜さを愛せるなら 争いも無い そんな綺麗ごと並べて 僕を満たすんだ |
アイラブユーTRIPLANE | TRIPLANE | 江畑兵衛 | 江畑兵衛 | TRIPLANE | あっさりと泡のように消えて 天晴れな程に 全部 跡形も何もない 写真や これといった思い出さえ 胸の隅っこがまだ痛むだけ のっぺりとまた普段通りの夜が来て 君の影が揺れるはずもないのに ごめんよ まっさらでいられない僕は あの日の燃えカスを灯そうとしている 特別な意味なんて無いままで良かった 時の流れに 歳老いた僕らを 「詐欺だ」とか言って笑い合いたかった アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して アイラブユー もう 二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた ぼんやりと眺めるみたいに 君の眼をじっと見ていた 世界中をどれだけ探し回れば そんな美しいものに出逢えるんだろう 傷付けば 世の中を受け入れながら 懸命にちゃっかり幸せを生きて居てよ アイラブユー 滑稽な程に伝え合って 未来なんてものまで誓い合ったりして アイラブユー ごっそりと行間を持ち去って行く 不慣れでベタな響きに救われてた 今世紀最大の恋だったなんて そんな肩書きじゃ足りないくらいに 今更何をどうしたいのか この頭じゃ答えなど 叩き出せるはずもないけど 叫んでみるよ アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して アイラブユー もう二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた もう 誰かを 新しい言葉で 守れるようにならなくちゃな |