花に嵐 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | 雨と風の吹く 嵐の途中で 駅は水面に浮かんでいる 轍が続いて遠い靄の向こう ひとりで眺めて歌っては そうだあなたはこの待合室 土砂降りに濡れやってくるだろう そのときはきっと笑顔でいようか もう二度と忘れぬように わたしにくれた 不細工な花 気に入らず突き返したのにな あなたはどうして何も言わないで ひたすらに謝るのだろう 悲しくて歌を歌うような わたしは取るに足りなくて あなたに伝えないといけないんだ あの花の色とその匂いを そうだあなたはこの待合室 風に揺すられやってくるだろう そのときはきっとぐしゃぐしゃになって 何も言えなくなるだろうな 悪戯にあって 笑われていた バラバラにされた荷物を眺め 一つ一つ 拾い集める 思い浮かぶあなたの姿 はにかんで笑うその顔が とてもさびしくていけないな この嵐がいなくなった頃に 全てあなたへと伝えたいんだ 苦しいとか悲しいとか 恥ずかしくて言えなくて 曖昧に笑うのをやめられなくなって じっと ただじっと蹲ったままで 嵐の中あなたを待ってる 悲しくて歌を歌うような わたしは取るに足りなくて あなたに伝えないといけないんだ あの花の色とその匂いを はにかんで笑うその顔が とてもさびしくていけないな この嵐がいなくなった頃に 全てあなたへと伝えたいんだ 花 あなたがくれたのは 花 |
百鬼夜行 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | ちゃんちゃらおかしな出で立ちで また酒呑み呷れど日は暮れず つまらん顔して街を行く ほらあれこれ言うては酔い散らす いや どだいもどだいに面倒で おかしな飲ん兵衛だ オンボロ錦の更紗模様 その洒落たお顔には金魚の絵 腰やら股やら働かせ またお手軽欲望貪れば 今どこへも聞こえる声出した 「私さみしいの」 呼ばれて飛び出てこの世に参上 皆様よろしくどうぞ 楽しくなったり哀しくなったり 忙しのない日ばかりだ 帳を上げろや昼行灯ほら ここらでおひとつどうだ 我らは現代の妖怪だ! 頓珍漢なことばかり まだ信じている 狸の背中に火を灯せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら バケツ叩いては声上げろや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ みなみな欲望詰め込んだ そのペラペラ少女とニヤケ猿 お願い全てを投げ付けて また一人で快楽部屋の隅 ほら頭と目ばっか肥えて行き 青白い顔 雨降る夜には傘になり その体で誰かと雨宿り お歌を歌えば人を騙し また誰彼構わず慰める ほら盲信者増やして傘下に置いて 孤独で遊説を 生まれて初めてこの世に登場 続きは表でどうぞ 嬉しくなったり怒り狂ったり 忙しのない日ばかりだ その手を下ろせや用心棒ほら ここらでおひとつどうだ 我らは現代の妖怪だ! どんでんひっくり返し行こうや スチャラカほいさ 狐の頭に水被せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら 薬缶鳴らしては声合わせや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ こんな具合になったのは 誰のお陰だろうか こんな具合になったのは ああいまさらどうでもええわ こんな具合になったのは 誰のお陰だろうか こんな具合になったのは ああいまさらどうでもええわ 頓珍漢なことばかり まだ信じている 狸の背中に火を灯せば ほう あんあん ぱっぱらぱの行進 やってやれほら バケツ叩いては声上げろや ほう 明るい夜の到来だ ようそろ ちゃんちゃらおかしな世の中だ その平和と愛とをうたえども 心にあるのはそれではない また僕らに自由はそれほどない ほら 得意の炎で焼いてくれ あなたの言う愛で |
海と山椒魚 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | みなまで言わないでくれ 草葉の露を数えて 伸びゆく陰を背負って あなたを偲び歩いた 二人で植えた向日葵は とうに枯れ果ててしまった 照り落ちる陽の下で 一人夏を見渡した 今なお浮かぶその思い出は 何処かで落として消えるのか あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が 雨にしな垂れては 流れ落ちますように 真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に 安らかであれやと 祈りを送りながら みなまで言わないでくれ 俺がそうであるように あなたが俺を忘れるなら どれほど淋しいだろう 岩屋の陰に潜み あなたの痛みも知らず 嵐に怯む俺は のろまな山椒魚だ 零れありぬこの声が 掠れ立ちぬあの歌が 風にたゆたうなら あなたへと届いてくれ さよならも言えぬまま 一つ報せも残さずに 去り退いたあなたに 祈りを送りながら 青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る 今なお浮かぶこの思い出は どこにも落とせはしないだろう あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が 雨にしな垂れては 流れ落ちますように 真午の海に浮かんだ 漁り火と似た炎に 安らかであれやと 祈りを送りながら 青く澄んでは日照りの中 遠く遠くに燈が灯る それがなんだかあなたみたいで 心あるまま縷々語る |
雨の街路に夜光蟲 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 震えていたのは君の手か僕の手の方か 街のライトが雨に照らされて弾ける夜に 僕らはただ大人になりたくて 背伸びをして チグハグな言葉を交わしあって 笑いあったんだ 二人でだったら行けるよね 地球の隅っこへ 誰も知らない約束を 交わしあって僕ら歩いて行くんだ 大げさなほどに愛を歌うよ 悲しい歌を塗りつぶすように 曖昧な作りの間違い探しみたいだった 何が間違いで何が正しいかわからない 僕らはただ「これで正しいんだ」と強がったけど 本当はわかってたよ 道の先に何があるのか 何度だって誓い合って今 地球の隅っこへ 誰も知らない約束が 重なった手と手に握られた 馬鹿にされたって愛を歌うよ 君とどこまでも行けるように さめないでって きえないでって 馬鹿みたいに願っているんだ どこにだって行けるんだって ばればれの嘘をついていた 誰も知らない約束を 交わしあって僕ら歩いて行くんだ 大げさなほどに愛を歌うよ 悲しい歌を塗りつぶすように 消えたい時も気持ちいい時も いつだってそばにいられるように 誰も知らない約束が 強まる雨に流れないように 君とどこまでも行けるように |
Paper Flower 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 言葉が出ない 何をしていても 最後に残るのは グズついた 愛 祈るように眠る あなたを見ていた 車は向かう トンネルを通り ストローみたいに あなたの胃の 中へ 祈るように眠る あなたを見ていた 広告に悪意のグラフィティ ボコボコの自動販売機 知った風にはにかんでみたり 知らないふりでニヤついてみたり 陸橋の手すりに登り お月様眺めてふらり ほころんだ空洞の中で ここだけが世界の終わり 言いたいことなんてそんなない 想像より二人はくだらない 白けた日々よ泡になれ ハレルヤ 目の前の思い出が消えていく あの時あなたはなぜ泣いていたの? 花が落ちるスピードで歩いていく 止まることのないメリーゴーラウンド 寝室から出るとそこはまた寝室 部屋を出る自分の背中が見えた 祈るように眠る あなたを見ていた 清潔な空気で汚れてしまった 窓の外ブランコが揺れるお庭 祈るように眠る あなたを見ていた 遠くで湧き上がるコメディ その裏に隠したトラジティ フィキサチーフで仕上げたヒューマニティ 巧妙に謳った神様のパロディ 7号線レイトショー帰り 全てがスロウになるあまり 喧騒さえ眠る最中で ここだけが世界の終わり 言いたいことなんてそんなない 想像より二人はくだらない 白けた日々よ泡になれ ハレルヤ 積み上げた塔が崩れていく 所詮その程度の知育玩具 私は未だにあなたへと 渡すブーケを作る陰気なデザイナー 目の前の思い出が消えていく あの時あなたはなぜ泣いていたの? 花が落ちるスピードで歩いていく 止まることのないメリーゴーラウンド 積み上げた塔が崩れていく 所詮その程度の知育玩具 私は未だにあなたへと 渡すブーケを作る陰気なデザイナー |
眼福 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや あなたのそのくだらない話を灯りの麓で 今だけ全て見えない聞こえないふりして笑おうか 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや きっとあなたと私はいつまでも一緒にいられない 何か食べようか ここで話をしようか 「そんじゃまたね 明日ね」 そんな風に今日を終えども 明日なんて見たこともないのにさ 随分あっけらかんとしてるわ 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや こうしてひっそりと時が進むまま死ねたら僥倖さ 雨が降り落ちはねる音を聞くあなたに寄り添って今 何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや 水の無いバスタブにふたり浸かり目を閉じている 雨が窓を突く ここで話をしようか 「きっと二人は 大丈夫さ」 子供みたいに笑う その鼻先が頬を突いて笑う 言葉を捨ててまた笑う 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ 「そんじゃまたね 明日ね」 そんな風に今日を終えども 明日なんて見たこともないのにさ 随分あっけらかんとしてるわ 望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ 私はそれで眼福さ |
TOXIC BOY 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | 大変だ 心溶け出して辛い ねえ、あんたの持ってる錠剤頂戴 ドキドキワクワク飛び出してみたい もう、どうにも体を止められやしない 乱痴気騒ぎだ高架の下アバンチュール で、めんこいあの子と百貫のデブ とんまのワン公は散弾銃バンバン と、わんぱく盛りのチャンバラヤンキー なんでもないさ そうさ痛み回避して生きられない こんな 夜があれば 朝もあれば なんにもないさ そうさいつだって僕たちはカラカラだ 今日も腹抱えて笑い転げ つまりそれを飲み込めたならオーライオーライ 暗い悲しいそでない間違い 捨ててしまえるさ 遠く向こうへ 頭空っぽもう気づかない 心残りもオーライオーライ 痛い侘しい見えない消えない つまらないことであい間違えない 頭空っぽもう気づかない 大変だ 体錆び付いて辛い ねえ、あんたの持ってる錠剤頂戴 ドキドキワクワク飛び出してみたい もう、どうにも心を止められやしない あんたが部屋に残してったチェリーボンボンのいい香り こんな夜跨いで 朝塞いで 今夜もどうだ嘘をついてまたいけしゃあしゃあと踊るのか 往来 立ちすくめば しじまの中 心ここにあらずのままでオーライオーライ 怖い食えない負えない間違い いつのまにまにか消えてしまうさ 跡形なんてもうあっけない 甘いも酸いもオーライオーライ 狭いしがない世話ない消えない 認められたならあい間違いない 跡形なんてもうあっけない つまりそれを飲み込めたならオーライオーライ 暗い悲しい癒えない間違い 捨ててしまえるさ 遠く向こうへ 頭空っぽもう気づかない 心残りもオーライオーライ 痛い侘しい見えない消えない つまらないことであい間違えない 頭空っぽもう気づかない |
amen 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 馬が走る 黒いアスファルトの上 荒んだ並木 風もなし 香りだす雨の気配 東京はフラスコの中の風景 迷い込んでは泣いていたのは遠い遠い昔 光の澱に 道草を誘う亡霊 九つの門を通り抜けてあの山の麓へと 空っぽの花瓶に活ける花を探している 恥ずかしいくらい生き急いでいた遠い遠い昔 お願い ママ パパ この世に生まれたその意味を 教えて欲しいの わたしに 悲しい思い出はいらないから ただただ美しい思い出を 祈りの言葉を 怒りが満ちる 黒い炎を纏って どうかわたしの この心を 赦してくれやしないか さもなければ その清い雷を以って わたしの身を 灰になるまで 焼いてくれないか 音を立てて燃える部屋の中ひとり 歯軋りみたいに火の粉は舞う 酸素を食べて育つ ありがとう 今 身をやつす苦渋の全てに 再会を願い 今日はおやすみ また明日 お願い ママ パパ この世に生まれたその意味を 教えて欲しいの わたしに 悲しい思い出はいらないから ただただ美しい思い出を 祈りの言葉を |
ごめんね 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | バカみたいな夢を 笑わないで聞いてほしい 日が暮れる前に 話しておきたい 君みたいに優しく なりたいだけ 祈る声は激しく あと少しだけ 心の底から触れ合うまで 君と繋がっていたいだけ 泣きじゃくるだけじゃ 何もないとわかったから 傷つけたことを 謝りに行こう いつまでも近くに いてほしいだけ さよならが言えなくて 恐ろしいだけ 溢れる光に手が震えたって 君となら強くなれるだけ 君みたいに優しく なりたいだけ 祈る声は激しく あと少しだけ 心の底から触れ合うまで 君と繋がっていたいだけ 怯えてばかりで 恥ずかしくなるよ そこから見ていてね 大丈夫 ありがとう |
ミラージュソング 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | いつだって僕は 君の髪の毛を撫でたいと思った その声はいつか消えてしまうからさ 明日の世界がまた少し近づくたびに僕は 残された今日を感じ くしゃみをする 照りだした太陽 逃げ水で濡れた道路を歩いた 不思議なくらいの静けさに塗れて 過ぎ去ってしまった日々は二度と戻らないと知った あの日の記憶も 遠く触れないまま 何を悲しむことがある? これほど明るい陽の射し込む場所で 何を疑うことがある? 隣にいつも君がいるのに 生きていけば今 生きていくほど さわれないものが増える 何も手に入れちゃいないのに 失くしていく気がするんだ どうして いつだって僕は 君の髪の毛を撫でたいと思った その声はいつか消えてしまうからさ 「明日の世界も同じように生きていられるのかな」 蜃気楼の中で昨日の僕が言う 何を怖がることがある? 奪いも与えもできない癖に 何を求めることがある? 隣にいつも君がいるのに 近づけば今 近づくほど 知らない君が増える 何もいらないさ いらないのに 物足りない気がするんだ どうして どんだけ確かめてみたって どんだけ呼びかけてみたって いつだって君はそこにいて 微笑んでくれるのに 僕たちが生きるここは今 失望で満ちているだなんて そんなこと言いたくはないんだ それだけさ 本当さ 生きていけば今 生きていくほど さわれないものが増える 何も手に入れちゃいないのに 失くしていくとしても 生きていけば今 生きていくほど 愛おしい今も増える 何も手に入れちゃいないけど 失くせないものがあるんだ ミラージュソング |
ポッピンアパシー 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | 簡単なことすらもう覚えてない 今どうしようもないほど間違いでいっぱい 頭の中ペンキ溢してしまったのさ 明確な意志もなかったなら 今感情もなにもが信用にならん ここがどこかさえわからないままでいる 教えてよねえ 言えないまま 飲み込んだ言葉の行方をさあ それはいつか血に流れては 体に溶け込むのだろうか ずっと目を塞いでいた ずっと馬鹿馬鹿しいことばっかりやっきになって今 やっと気がついたんだ やっぱ何処にもこうにも正解なんていないようだ 単純なことすらもうわからない 今ぼんやり燻る澱の中で 頭が痛い鮮やかな色に塗れて どうだっていいのさそんなこと 今望んでいたものが何かも知らずに ただただペンキ零していくだけだ 教えてよねえ 選ばぬまま 過ぎ去った道のその行く末を そこでいつか出会えた筈の 誰かの生きていた証を そんな目を塞いでいて どうもフラフラピンボケボンクラやっては大迷惑 こんな悲しいの中で 勝手やっても泣いても全然だ もうどうしようか 目を開け そうだ少なくとも 自分の塗った色くらいはわかるだろうが ずっと目を塞いでいた ずっと馬鹿馬鹿しいことばっかりやっきになって今 やっと気がついたんだ やっぱ何処にもこうにも正解なんていないようだ それがただ一つの正解だ |
翡翠の狼 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 孤独の寂しさ噛み砕いて 沸き立つ思いに耳を傾けて 泥濘踏みつけ歩いていけ 嵐の中涙流しながら 翡翠の狼はまた嘆く その身に宿す美しさも知らず 高めの崖を前にほら嘆く 誰かの力借りりゃ楽なのに もうじき誰か友だちがくるさ 口笛吹きながら夢を見ていた どこまで行くのか決めてなんかないが ひたすらあなたに会いたいだけ 知らない間に遠くまで来たが 暖かい場所はまだ向こうか りんごの花咲く春の日まで 心の目印曇らせないように 吹雪に曝され歩いていけ 虚しさ抱え混沌の最中まで 翡翠の狼は絶え間なく 我が身に怒りを向けては歌を歌う 戦え誰にも知られぬまま それで自分を愛せるのならば かけがえのないものはなんだろな 踵鳴らしながら待ちぼうけだ 消せない記憶と苦しみの中で 終わりが来るのをただ待つだけ この世で誰より綺麗なあなたに 愛しているよと伝えるまで どこまで行くのか決めてなんかないが ひたすらあなたに会いたいだけ 知らない間に遠くまで来たが 暖かい場所はまだ向こうか 消せない記憶と苦しみの中で 終わりが来るのをただ待つだけ この世で誰より綺麗なあなたに 愛しているよと伝えるまで |
ホラ吹き猫野郎 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | そんなこんな言う間に日が落ちて スチャラカどこ行く帰り道 恋は水色 鳴く蛙 豆腐のラッパ 声が遠く さんざ待たせておいてそりゃないわ スチャラカほら吹き猫野郎 あたし何処にも行かないの あなたは知っておいて知らん顔 たんとご賞味くださいな 猫も杓子もラリパッパ ああ もう嫌になっちゃうわ どんな言葉をあてがっても やはりあなたにゃ似合いません ああ どうしたらいいの 教えてよ 酩酊上々 雄雌違わずお尻を振って踊る 目眩くらくら曼荼羅の空見てぼったくり露天に放火して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! つまり1、2の3の4で手を叩き こんなしょうもない日々にバイバイバイ きっといつかはピカピカ花道 そんじゃまた明日ねバイバイバイ じっとできなくなりあなたは言う「ここで花火を打ち上げよう」 やけど塗れの左手に ボロ絹みたいなブリキのバケツ そんなもんで話も碌々なし 夜のあばら屋突き上げて 尾根の彼方に目を据えて 間抜けに口をぽかんとして たんとご覧にあそばせて 猫も杓子もラリパッパ ああ もう嫌になっちゃうわ どうであなたは見てもしない こんな睫毛に意味などない ああ どうしようもないのね 馬鹿みたい 酩酊上々 白黒構わず踵鳴らして踊る 身なりチャラチャラ痛みの足りないバンカラの鼠を退治して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! ここで生まれちゃ宵越しの金要らず どんな子も構わず寄っといで そぞろ歩いてどうしようもないときは 何も構わんままに寄っといで 緑青の匂い 夕日が沈む あの日の香り あなたは遠い 酩酊上々 雄雌違わずお尻を振って踊る 目眩くらくら曼荼羅の空見てぼったくり露天に放火して 上等 ゲラゲラ笑いの止まらぬ明日になあれ! つまり1、2の3の4で手を叩き こんなしょうもない日々にバイバイバイ きっといつかはピカピカ花道 そんじゃまた明日ねバイバイバイ |
Neighbourhood 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | この頃ひどい夢を見る 子供の頃の風景 煙草の煙で満ちた 白い食卓だ 腐りかけの幸せ 一日一切れずつ 続く絶え間ないヒステリー あとは怠惰だけ 平和も平和で反吐が出た 遠く聞こえるバーバラアレン どうしたんだいなあ兄弟 俺がわかるかい? お前が許せるくらいの 大人になれたかな もういいかいなあ兄弟 ここらでおしまいで なんて甘えてちゃお前にも 嫌われちゃうのかな 肩を寄せ合って生きていく 小さな日陰の虫 新聞の文字は小さく テレビは煩い 右曲がりのトラックに 巻き込まれたらしいよ あの子がくれたガンダム まだ残ってるかな 有り余ってる時間を 悪戯に溶かしていく どうすればいいのかわからない それもわからない この頃ひどい夢を見る 子供の頃の風景 煙草の煙で満ちた 白い食卓だ 平和も平和で泣けてきた 耳に残るバーバラアレン どうしたんだいなあ兄弟 どこで泣いてんだい? それはお前には似合わない すぐに脱ぎ捨てとけ もういいかいなあ兄弟 それでもやめらんない にやけ笑いかまして午前四時 それはそれで楽しい 生きられないなって トイレの鏡の前で泣いてた 逃げ出せその街を 飛ばせ飛ばせ飛ばせ 笑え笑え笑え 定期を買うくらいの まとまった金すらなくて 毎日切符で済まして むしろ金かかる きっと夢は叶うなんて嘘を 初めから信じちゃいなかった それでもなおここまでこれた お前はどうしたい? どうしたんだいなあ兄弟 俺がわかるかい? お前が許せるくらいの 大人になれたかな もういいかいなあ兄弟 ここらでおしまいで なんて甘えてちゃお前にも 嫌われちゃうのかな |
ララバイさよなら 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに 後ろ暗いものを本音と呼んで ありがたがる驢馬の耳に ささくれだらけのありのまま どうぞ美味しく召し上がれ がみがみうるせえ面倒くせえや たかが生きるか死ぬかだろ どうせ誰もが皮の下に 髑髏を飼って生きてんだ さらば遠き日の22世紀 バスケ 天使 素面の猿 誰が忘れてくれるのか ララバイ 千年後に起こして 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに 命は大事お金も大事 右脳で飯食う社会人 黄昏混じりの眼差しと くたびれたシャツの襟 うつろな心を見せびらかして 阿呆づら下げてどこへ行く 影しか見てねえあんたらを 愛してるぜ 心から メチル盲目の曽祖父に 船の絵を描いたホームレスに さらば遠き日の22世紀 ララバイ 今生のお別れ 痛みも孤独も全て お前になんかやるもんか もったいなくて笑けた帰り道 学芸会でもあるまいに |
1991 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 君の声が聞こえたような気がして僕は振り向いた 1991僕は生まれた 靴ばかり見つめて生きていた いつも笑って隠した 消えない傷と寂しさを 1991恋をしていた 光る過去を覗くように ねえ こんなに簡単なことに気づけなかったんだ 優しくなんてなかった 僕はただいつまでも君といたかった 雪のようにひらりひらり落ちる桜 君のいない人生を耐えられるだろうか どこで誰と何をしていてもここじゃなかった 生きていたくも死にたくもなかった いつも遠くを見ているふりして 泣き叫びたかった 1991恋をしていた 過ぎた過去に縋るように ねえ 小さく揺らいだ果てに僕ら出会ったんだ 息ができなかった 僕はただいつまでも君といたかった 雪のようにひらりひらり落ちる桜 君のいない人生を耐えられるだろうか 1991僕は瞬くように恋をした 1991いつも夢見るように生きていた |
あめふり婦人 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 街がびしゃびしゃ濡れる夜までは 確かに声で溢れていた 今ではおよそ耐え難いくらいの 静けさ達がここに居た 不遜な心ばかり強くなる 私に愛をくださいな いっとう重ねて弾ける泡沫 さびしくなってどうしようもない 真赤な笛の音 はしゃぐ子供たち 遠くのほうへ行くようだ 俄かに雨が降り出すみたいに 通りすがって消えていった おどろに揺れるマッチの灯を抱え どうやらとても暖かく 何故だか嫌に静かで煩い 心満たしてよ! それはつかの間の恋心 明日になったら肥える灯を消してよ つまらないことばかり 知らずのまにまに気が触れて 適当な言葉が澱むまま 夜の底へ行く列車に乗りましょう いけないと知りながら 愛されたいのはあなただけ 街がびしゃびしゃ濡れる夜までは 確かに声で溢れていた 今ではおよそ耐え難いくらいの 静けさ達がここに居た 魚が揺れる雨に苛まれ どうやらとても暖かく 何故だか嫌に静かで煩い 心満たしてよ! それはでたらめな恋模様 明日になったら肥える灯を消してよ つまらないことばかり 知らずのまにまに気が触れて 適当な言葉が澱むまま 夜の底へ行く列車に乗りましょう いけないと知りながら 愛されたいのはあなただけ 雨降って溺れる街角で 確かなことなど何にもなくなって くだらないことばかり 知らずのまにまに積み上げて 落とせその腕の荷物をさ 夜へ沈むには邪魔になるだけだろう いけないと知りながら 愛されたいのはあなただけ |
ウィルオウィスプ 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 打ち捨てられた高速道路を歩き続けている みんな一列に並んでは ゲラゲラ笑いながら 犬も猫も鶏も引き連れ街を抜け出したんだ こんなに世界が広いこと 知らずにいたんだな みんなが歌った あの歌に 出てきた国に 僕らは行くよ 声を上げて 振り向かないよ ねえ笑おう 手をとってほら 悲しみをはらう為に もう二度と迷わない 約束したよね ママ パパ ママ 今もあいたいよ でもね僕は行くよ 誰もいない街から街へとゆく僕らの冒険は くだらないことを喋りあい 身を寄せ合って歌を歌う 帰る場所が無くなって随分経ち悲しみにも慣れて それでも僕らの毎日は まだ終わらないまま 忘れられないよ どんなときも あの日のことを 僕らは行くよ きっと行くよ もう泣かないから ねえ今は 何もかもが 美しくみえるんだ もう僕は待ちきれない あの光る方へ ママ パパ ママ 皆で行くんだ 寂しくないんだよ 聞こえるよ 歌声と誰かが僕らを呼ぶ声 ここにいるよ 見つけておくれ 僕らのこの足音を ねえ笑おう手をとってほら 悲しみをはらう為に もう二度と迷わない 約束したよね ママ パパ ママ 今もあいたいよ でもね僕は行くよ 今もあいたいよ いつでも想っているよ |
駄菓子屋商売 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | さあさ始まる新時代までの 声もなくなった幾千年 とうに廃れた知識なんてほら 全部全部全部置いて行け 顔も知らんようなそん所そこらの もう腐って死ぬ古キャンディ いつの間にやら朽ちてガタガタ 遂に落っこちたエレベーター イエイ もう三千年間このまんま! 這う這うで逃げ出して 愛なんかとっくに売れちまって イエイ 進めショッピングカート僕を乗せ 今ならばお安いぜ 丁重にラッピング施して チューイングガム 大昔に賞味の期限は過ぎたけど ブーイングコール 嫌になるほど御得な商品さ さあさ始まる新時代までの 声もなくなった幾万年 とうに廃れた知識なんてほら 全部全部全部置いて行け 病んだ心と宙を舞うばかり もう腐って死ぬチョコレート 枯れてカラカラ朽ちてガタガタ 遂に落っこちたアドバルーン イエイ もう三万年間このまんま! 「いらね」って投げ出して 愛なんかとっくに売れちまって イエイ 飛ばせショッピングカート声荒げ 今ならばお安いぜ 丁重にラッピング施して チューイングガム ああ、街ではおばけの呼吸が沸き散れば ブーイングコール 蒸気みたいに揺らめいてなくなった イエイ もう三億年間このまんま! 這う這うで逃げ出して 愛なんかとっくに売れちまって イエイ 進めショッピングカート僕を乗せ 今ならばお安いぜ 丁重にラッピング施して チューイングガム 大昔に賞味の期限は過ぎたけど ブーイングコール 嫌になるほど御得な商品さ |
KARMA CITY 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | 沈んでいく街の中溶けていったあの子は その髪を小さく結いながら 退屈な顔で笑った (沈み行く街並みに溶けていくあの子はいつだって その髪を小さく結って 退屈そうに笑った) 思い出せなくなっちゃう前に僕と遊びに行こうぜって ついにはもう言えないまんま あの子は消えていったんだ (思い出せなくなってしまう前に遊びに行こうぜって ついには言えないまんま あの子は消えていった) この感情は生まれ持っていたって 気付いた頃に 君は何処にもいないなんて 寄る辺なく夜に落ちていく ここは一瞬を繋いで作った 過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく 今を確かに欲しがっていた その末に手にとったのは 僕が欲しかった今じゃない 過去の色した別のもの (今を掴もうとして握りしめた手に掴んだのは 僕が掴もうとした今とはまた違った今だ) あの子はまた同じように 誰の手でもすり抜けて いつもただ一人でいたんだ 諦めるように歌って (同じようにあの子は誰の手もするりすり抜けて いつも一人でいたんだ 諦めるように泣いて) 戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから (戦うやつらはあの子を笑う 戦わない歌うたうから) あの街灯の上 座っていたんだ 君は灯に乗って街を見下ろしたアイロニー 風がそのスカートを撫でていく ここは永遠を刻んで潰した 生者と死者の 確かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく この感情は生まれ持っていたって 気付いた頃に 君は何処にもいないなんて 寄る辺なく夜に落ちていく ここは一瞬を繋いで作った 過去と未来の 僅かな隙間 カーマシティ 君はほら街を外れて 消えていく 消えていく |
再上映 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ここは劇場街 いくつもの映画を 只ひたすら映しだす 退屈な街 光ばかり目立つ 壁一面の広告の中で 僕はそのひとつを 選びきれず 突っ立ったままいる 繰り返し思い耽けて やっと何か見つけて 辿り着いたところで それは子供のころに観たものの 只の再上映 「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」 ここは劇場街 観客もまばら それでも狂いなく 演者は歌う 光の向こうで 懐かしいような つまらないような 只ひたすらそれを 薄ぼんやりと観て 時は過ぎていく ここで生きてる僕は 彼とどう違うのだろう? 何もできないままで やる気も無くただ口を開いて 日々を潰す僕と 「こんな僕でも風に押されて 何度となく未来へ運ばれてきた きっといつしか僕に続いて 歌う人へ言葉を引き継ぐため」 やっと映画は終わって 席を立ってなお僕は 彼の台詞がずっと 頭で響く 明日は多分こんな 今日に似ている毎日 悲しくなるくらいに 忘れていく日々で そうだ僕は生きているんだ 手垢にまみれていようと 「そんな歌でも僕は歌うさ 何度でも繰り返し その答えを たとえ世界が変わらなくとも いつまでも叫ぶよ その答えを」 |
ホープランド 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 誰かが歪であることを 誰もが許せない場所で 君は今どこにも行けないで 息を殺していたんでしょう どんなに当たり前のことも 君を苦しめてしまうから ひたすら素直に生きていた それだけのことだったのに いわれのない噂や 穢れきったあの言葉に 惑わされないでおくれ それが世界の全てじゃない ソングフォーユー 聴こえている? いつでもここにおいでよね そんな歌 届いたら あとは君次第 いつだってその手に丁度いい 憎める敵を探している そうやって独りをつるし上げ 皆で笑い合うんでしょう 自分のことを愛せぬまま 何も選べないまま 逃げ出すことさえできない 君をいつも見ていた 善し悪しはみんな次第 悪い子は自由にしちゃいけない そうやって作られたものに いくつも声を奪われて ソングフォーユー 憶えている? 僕らは初めましてじゃない 同じものを持って 遠く繋がってる 海が見えるあのテラスから声が聞こえる 気怠げな日陰の中で猫が鳴いている 青空を白く切り抜いた鳥が飛んでいる この街は君の歌を歌う 君が何処にいようとも いつまでも ソングフォーユー 聴こえている? いつでもここにおいでよね そんな歌 届いたら あとは君次第 ソングフォーユー 憶えている? 僕らは初めましてじゃない 同じものを持って 遠く繋がってる |
ゆめくいしょうじょ 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ブーゲンビリアの花が咲いた 給水塔の上で 迷い星を探している 皺枯れの空まで 居場所が無い 絵本も無い コウノトリは 赤ん坊を連れ去り消えた 君の悪い夢も 私が全部食べてあげる 痛いの痛いの飛んでいけ 安らかな歌声を ブーゲンビリアの花が咲いた 給水塔の上で 夜明けは紫陽花の様 眠る水脈は透明に 震えては 聞こえないふりを まどろみが 君を傷付けて止まないんだ 思い出の話を 語っておくれよ曖昧な格好で 洒がれた闇さえ飲干して 息を吐く 淡い声 ああ 輪郭を失ってしまった 君だけに子守歌を! 君の悪い夢も 私が全部食べてあげる その涙で胸が痛いの 余りに残酷で 溺れた夜も 側にいておくれ この朝に二人 夢を見た 飲み込むのが 怖い程 光を呑んだ 淡い夢 |
街 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 街の真ん中で 息を吸った 魚が泣いた 全て変わってしまった 砂が落ちた 生活が落ちた 透明な朝に心像と 何でもないような情操を 愛を食べて動けない君へと 大きすぎる灯りに 逃げ出さない憔悴に 抗わない日常を返したい その献身の先へ 心は行く 強く その諦観の奥へ 言葉は行く 深く ほら 君の疑うものすべて いつの間にか 君から抜け出した君だ 街の真ん中で 息を吐いた 魚が泣いた 喉を締めあげて 歌を歌った 星の様に降った 曖昧な夜の喧騒も 耐え切れない日の慟哭も 愛を食べて動けない君へと 小さくなった言葉も ぼんやり飛んだ電波も 知りたくないことを押し付けてさ その勾配の先へ 心は行く 強く その幽閉の奥へ 言葉は行く 深く ほら 君は一つずつ治しながら生きているよ 今 懐かしい朝の為 その献身の先へ 心は行く 強く その諦観の奥へ 言葉は行く 深く ほら 君の疑うものすべて いつの間にか 君から抜け出した君だ 意味なんてない 退屈で美しいんだ 今 変わらない朝の為 |
首なし閑古鳥 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | さあさあさあ 踊りましょうか とり急いでは 脚が絡んだ 騒々しい音を晒して 赤い瑪瑙と積み木の家 欄干の傍に立つ虚 青い光が抜けていくようだ 誰だって心が重い 忘れられないことばかり やい、やい、お前の頭はどこだい? 頭はどこだい?目玉とくちばしは? やい、やい、お前の感情はどこだい 泣いて見せてみろ 笑ってみせてみろよ 愛されたいのは 悲しくなるから 見つめていたくはないけれど あなたによく似た 言葉探しては 灯りを焚いて話がしたい なんとも歪な 形で生まれて 成す術なんてなかったけど あなたによく似た 心があるのさ それさえ確かであればいい 曖昧な歌ばかり積んで 声が震えて仕方がないが そんなのもうどうでもよくて 黒い涙で雨曝し ああ ああ 口を開けば灰になっちゃった 冷たい灰になっちゃった 言葉にならないな ああ ああ いつか頭は呆けて落ちてった 小さいまんまで落ちてった 恥ずかしくなるような 愛されてるのは 確かでないから 形になって欲しいけれど どうにもこうにも あんまりな嘘だ 一つになんてなれないまま きっとわかってる 汚れた酸素が 二つの間にあることを どうにもこうにも 心があるのさ 優しい梅雨が降ればいい 愛されたいのは 悲しくなるから 見つめていたくはないけれど あなたによく似た 言葉探しては 灯りを焚いて話がしたい なんとも歪な 形で生まれて 成す術なんてなかったけど あなたによく似た 心があるのさ それさえ確かであればいい |
でしょましょ 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 如何でしょ あたしのダンスダンスダンス ねえどうでしょ? それなりでしょ? 一人きり 見よう見まねで憶えたよ 凄いでしょ? 異常な世界で凡に生きるのがとても難しい 令月にして風和らぎ まあまあ踊りましょ るるらったったったった 獣道 ボロ車でゴーゴーゴー ねえどうしよ? ここどこでしょ? ハンドルを手放してもういっちょ アクセルを踏み込もう 非常にやるせないことばかりで全部嫌になっちゃうな 今日はいい日だ死んじゃう前に なあなあで行きましょ るるらったった 異常な世界で凡に生きるのがとても難しい 令月にして風和らぎ まあまあ踊りましょ 非常にやるせないことばかりで全部嫌になっちゃうな 今日はいい日だ死んじゃう前に なあなあで行きましょ るるらったったったった |
心像放映 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 心像放映 私に心を見せてくれ 心像放映 火星の果てから声がする 心像放映 映像を夢に注いでくれ 心像放映 太陽も青く塗りつぶした きっとまたあなたは優しくなって 私に花を贈るのだろう それでも私はさびしくて また涙を裂いて笑うのだ 凛と澄む心が一人になって あなたと違う私を知る がらくたみたいな心でも 何かプレゼントできるかな 心像証明 ぼやけた魚が映るのは 心像証明 私の心の一部だろう きっとまた揺れる街路樹のそばで 私の影に気付くのだろう それでも私は嬉しくて 全てを捨て去って泣いたのだ 睫毛の下から絵の具のような 心の一部が落ちていく きっとまだあなたは優しいんだ それじゃ 私はどうだろうな きっとまたあなたは優しくなって 私に花を贈るのだろう それでも私はさびしくて また涙を裂いて笑うのだ 凛と澄む心が一人になって あなたと違う私を知る がらくたみたいな心でも 何かプレゼントできるかな あなたと私を繋ぐように 心を映せ 古いテレビよ |
RED OUT 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 頭痛む酷く 波打つ春 咽ぶ破傷風 輝く夢を見る それは悪夢と 目覚めて知る ハウレディ やがて朽ち果てていく全て 焦げて真っ黒けのファーストテイク 骨になって笑い出すスネーク ハウメニー 人の祈りにつく高値 踏み躙られて泣く少年 下卑た面で歌うプレジデント 今すぐ消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 鮮血煌めいて跳ねるスタインウェイ&サンズ 頭の中鳴り止まない砕けたバックビート 零コンマ一秒で褪せてしまう情景 どうした 地獄じゃあるまいに そんな目で見んな スクリーンに映る自分 背中に刺さるヤドリギの枝 繰り返し夢を見る 夢から目覚めてもそこは夢 ハウレディ 身体突き動かすリフレイン 見失ったままのマクガフィン 冷えた目尻のラメがきらり ハウメニー わざと煙吹かすデマゴギー 怒り打ち震える少年 日毎増していくグロインペイン 今すぐ消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 消えろ 鮮血煌めいて跳ねるスタインウェイ&サンズ 止まれるもんかどこまでも行け 視界はレッドアウト 零コンマ一秒で褪せてしまう情景 どうした 地獄じゃあるまいに そんな目で見んな 痛覚を開いて今全霊で走って行け 万感の思いでファンファーレまであとジャスト八小節 明滅を裂いて今心臓を抉っていけ どうした 悪魔じゃあるまいに そんな目で見んな |
caribou 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ねぇ、あなたの言うことは思慮深すぎて惚れ惚れとするわ 教えてよその言葉その哲学の帰る場所について 脆弱だ脆弱だ脆弱だそうやってなんだって情操と節操がないな いつだって言ってるじゃない 素敵な言葉 また唱えて見せて! そうやってまた吐き散らしてさ 堂々巡りもやめにしよう 言葉を杭に打ち付けて見せびらかすのは悪い趣味だ 傲慢だ傲慢だ傲慢だそうやってなんだって証明と論法がないな ああ、つまり君はもう少し必要なことを知るべきなのさ 大変だ大変だ険悪だ 甲乙言葉の銃を撃つ 両方が両方を見下すもんだから 二人はいよいよ宙に浮く 言葉の弾丸が落ちていく ラララ ねえ、それじゃあなたには言わずにおいた事教えてあげるわ その子供みたいな角、もう情けが無いったら仕方ないのよ 貧弱だ貧弱だ貧弱だそうやってなんだって情操と節操がないな 笑えてくる!どうしようもないのね アルコールにでも漬けてみたらどう? ああ、都合が悪くなるなら直ぐに話しを逸らすのだから 劣悪な頭の中にこびり付く苔どうにかしなよ 強情だ強情だ強情だそうやってなんだって証明と論法がないな くだらないな、自分のことだけ処理しきれたならそれでいいんだろう? 打算だ打算だ険悪だ 甲乙齟齬するアドバルーン 要因の相乗で重みに耐えきれず 二人はいよいよ落ちていく 言葉の弾丸が宙に浮く ラララ ああ、カリブー! どこへ行く?どこにある? そこから何が見える? 見えるのはお互いの 醜いまでの銃口だけ ああ、カリブー! お化けは言う 「メメント・モリ」 楔外して歩きだせ そんな口論 馬鹿みたい 不思議な銃痕が残っていく ねぇ、あなたの言うことは思慮深すぎて惚れ惚れとするわ そうやってまた同じことをばかり 堂々巡りもうんざりだね |
Black Sheep 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 素晴らしい一日 始まる頃には夜に暮れる 過ぎ行く毎日 手を振ることすら忘れたまま いつか注いだ水が腐っていったんだ ここは濁った澱 そうだ 何にもありはしないな 受話器の向こうでは霞掛かる声が鳴るばかり 何を話しているのかはよくわからなかった いつの間にか酷く時間が経って 鏡にあなたが映った 「もういいから遊ぼうよ」 楽しいことが待っているさ シャラララ 黒い羊が一匹、二匹、三匹、四匹 黒い羊が五匹、六匹、七匹、八匹 目を閉じる夜は 枕に体が沈んでいく ついには回りだす 部屋の中ベッドが彷徨えば いつか注いだ水が腐っていったんだ ここは濁った澱 そうだ 何にもありはしないな 何となく不安でさ 日に日に毎日は老いていく 騒がしい箱庭 ここは誰かのジオラマなのだ 知らなくていいし 知りたくもない また明日 全てを解った気になるんだな 楽しいことが待っているさ シャラララ 黒い羊が九匹、十匹、十一匹、十二匹 黒い羊が十三匹、十四匹、十五匹、十六匹 楽しいことが待っているさ シャラララ 黒い羊が十七匹、十八匹、十九匹、二十匹 黒い羊が二十一匹、二十二匹、二十三匹、二十四匹 二十五匹、二十六匹、二十七匹、二十八匹 二十九匹、三十匹、三十一匹、三十二匹 三十三匹、三十四匹、三十五匹、三十六匹 三十七匹、三十八匹、三十九匹、四十匹 四十一匹、四十二匹、四十三匹、四十四匹、四十五匹 黒い羊が |
乾涸びたバスひとつ 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 小さなバスで暮らしている 少女はいつでも待っている ひとり 呆けた色に変わっている 緑の木目と蛍光灯 ひとり 愛されては 宙に浮かんだ 夢のあと 探して歌ってる ピンホールの あやふやな写真ばっか 並んで凍えてる ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか 煉瓦の短いトンネルを 潜り抜けるのをためらって 何でもないような秘密つくって 二人は共犯者になって とても深くまで落ちたこと 口を開いてしまったこと 小さなバスで暮らしている 見つからないまま泣いている ひとり 大事に大事にしていたのに 二人を写した写真がない どこにも 太陽のような林檎が落ちた 心ばっか 探して歌ってる ピンホールの あやふやな写真ばっか 並んで凍えてる ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと 霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって ありもしないと言えないこと 何処にもいけないこと 知っていた 恥ずかしくなるようなこと 心もいつか灰になること それでいい ありのままで幸せだ 小さなバスは 海へ落ちていく ねえ あなたとふたりで逃げ出した あのほの灯りへと行きませんか 錆びた金網にぶら下がり ボタン千切って笑ったこと 何でもないような秘密つくって 二人は共犯者になって ねえ あなたは「どこにもいかない」と そう言葉贈ってくれたこと 霞に沈んだ朝の街 揺れるバスの背に寄り添って このままどこかにいけたらなって 海に沈んでしまえたらって ありもしないと言えないこと 今もわたしは揺られている 乾涸びたバスひとつ |
ディスコバルーン 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 嫌いだ嫌いだ あなたが嫌いだ 何処かへ消えてしまえばいい 嫌いなあなたは 風船みたいだ どうせどこへまでも空っぽなのだろう あなたのコインの 表裏は どちらも同じであるようだ アンテナが折れた ダンスフロアには 安価なつくりのビニール風船ばかりいる かたっぽの靴脱げて何処かへ消えた 光って回る地球儀から振り下ろされて 声を揃えて慄いで ちょっと遊んで行こうぜ 何も知らない夢のまま 死んでいけたら幸せだ 嫌いだ嫌いだ あなたが嫌いだ 何処かへ消えてしまえばいい 嫌いなあなたは 風船みたいだ どうせどこへまでも空っぽだ あなたのコインの 表裏は どちらも同じであるようだ アンテナが折れた ダンスフロアには 安価なつくりのビニール風船ばかりいる 美徳などありはしない 受け取る心もない 光って回る地球儀が落ちた 肥える産廃火を持って ちょっと遊んで行こうぜ 何も知らない夢のまま 死んでいけたら幸せだ 声が西へと抜けていく ちょっと遊んで行こうぜ 何も知らない夢のまま 死んでいけたら幸せだ 声を揃えて慄いで ちょっと遊んで行こうぜ 何も知らない夢のまま 死んでいけたら幸せだ |
トイパトリオット 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 僕は君の友達 君の愛を守るパトリオット ずっと遠くの斜陽から 君の姿を見つけたよ もしも君の心を 傷つけるものがあるなら 僕の灼けた体で それをすぐ殺してしまおう 遊びに行こうよ 急いで行こう 君が大人になるそれまでに この落書きみたいな毎日が 年老いたその時も変わらずに 褪せた色に続いていけばいい 僕は君の友達 君と声を繋ぐパトリオット 息を吹いて陰るパチオから 君の寂しい声を聞く ずっと傷つけてきた それしか出来ないパトリオット 溺れそうに伸びるポプラと 君の哀しい歌が鳴る ラララ 日向に見るよ 青い経路 冷たい思い出に変わるまでに あの疾んだ芥子みたいな毎日を 永劫君は知らずにいて欲しい 褪せた色に続いていけばいい 知っているのさ いつか君が 僕のことを忘れることを それでいいさ 僕は君を守るため 傷をつけるパトリオットさ 遊びに行こうよ 急いで行こう 君が大人になるそれまでに この落書きみたいな毎日が 年老いたその時も変わらずに 褪せた色に続いていけばいい 恐ろしい夜も下らない朝も すべて粉々に砕け散れば あの羊水が涸れた砂漠の中 君はほら 誰かと歩いていく 鮮やかな色で満ち足りた道 僕がいなくなるとき 君の心に傷がつくよう そう願ってしまう脆弱を ひとつだけ許して欲しい 僕はパトリオットさ |
ペトリコール 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | これは夢かもしれない 深く霧の立ちこめた場所で 一人歩き続けた 何処へ向かうのかわからないまま 今何の当てもなく意味も見つからず迷いだす 心は揺れる ビアンコの海 レインコートを這う水滴が弾けては落ちていく 虚しさはまだ 募っていく また僕は大事なことを忘れて彷徨う亡霊 いつまで経っても歌えない 間違いさえもわからない ここは今空虚な夢の世界とそう思い込んで 僕は歩いてくんだって 叫び疲れたまま これは夢かもしれない だとすればいつ目が覚めるのか もしも覚めぬ夢なら それは夢と呼べるだろうか 重たい体に噎せ返る雨が降りきっとまだ 心は揺れる 弛んだ空気 泰山木の莟は息をつき眠っている 虚しさはまだ 募っていく 怖がって躊躇してどうしようもなく彷徨う亡霊 誰かのせいにしてしまいたい それすらどうも難しい ここは今空虚な夢の世界とそう思い込んで ただただそう思い込んで 虚しさがのしかかる まだ僕は大事なことを忘れて彷徨う亡霊 いつまで経っても歌えない 間違いさえもわからない ここは今空虚な夢の世界とそう思い込んで 僕は歩いてくんだって 叫び疲れたまま 歩き続けたまま |
懺悔の街 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | いつの日か気がついたら 作り笑いが上手くなりました 街の角を曲がりくねって 繰り返してここまで来ました どの角でどの往来で間違えたんだ ずっと前の落とし物を探しまわって いつの日か気がついたら 泣くことも少なくなりました 生まれてこのかた僕は この街のなか歩き回りました あの路地もあの公園も小さくなって 袖の足りない服をまだ着つづけている 聖者の行進が 賛美歌と祈りが この街を包帯でくるんで 癒えるのを待っている 僕は悔やみ続けている いつの日か気がついたら 遠くまでが見えなくなりました 街頭のあかりが弾けて 花火みたいなふうに見えました 今誰かの心の中見たいくせに ちょっと先の看板の文字すら見えない とある日の待合室で 女の人と一緒になりました 美しく笑う人で どんな言葉も尽くせませんが 同じようにこの街で生きてるのに そう思うと恥ずかしくて たまらなくて 天使の遊戯が 女神の息が この街に水をもたらして 癒えるのを待っている 僕は悔やみ続けている 聖者の行進が 賛美歌と祈りが この街を包帯でくるんで 癒えるのを待っている 僕は悔やみ続けている 天使の遊戯が 女神の息が この街に水をもたらして 癒えるのを待っている 僕は悔やみ続けている それでも明日は来る |
こころにくだもの 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 泣きたいときは歌うのさ 美味しいくだもの言葉に乗せて そしたら不思議なくらいにさ 気持ちが安らぐんだ ピアノの音がしていたよ 今では全然聞こえないけど あの子は聞くとこの間 遠くへ引っ越したって 胸の奥 心の中にある くだものが涙を吸い込み 少しずつ大きくなるんだ その度に 僕もまた 大人になっていく りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ 泣きたいときは歌うのさ 美味しいくだもの言葉に乗せて 誰にも知られないように 木陰に隠れながら 同じとこで何回も 間違う下手なピアノの音でも 僕には特別だったよ 胸の奥 よりどりみどりの くだものが悲しみを食べる いま君は 何をしてるかな 君もまた 僕もまた 大人になっていく りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ りんご レモン ぶどう メロン いちご バナナ みかん キウイ |
鳥にでもなりたい 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | あなたが愛してくれないなら あたしは生きてる意味なんてないわ 今更どこへもいけないなら きれいな鳥にでもなりたいわ 誰それ大げさに吐く嘘には 易々耳なんか貸さないんだから 誰彼すがらず生きてきたの だけど今日は寂しいが募る日になって 悲しいで満ちる夜になって 甘え足りないの、あたしあなたのこと愛してる ねえねえねえ連れてって!連れてって連れてって! あなたの生まれたあの街の中 あなたを育てたあの部屋の中 ふと思いに耽る夜のこと あたし気がついたことがあるの けど誰もわからないだろうから あたしの心に留めとくわ あなたが愛してくれないなら あたしは生きてる意味なんてないわ 今更どこへもいけないならじゃあ きれいな鳥にでもなりたいわ きれいな鳥にでもなりたいわ あたしはあたしでいたいの、だからあなたのこと愛してる ねえねえねえ連れてって!連れてって連れてって! あなたの生まれたあの街の中 あなたを育てたあの部屋の中 |
笛吹けども踊らず 米津玄師 | 米津玄師 | Kenshi Yonezu | Kenshi Yonezu | 米津玄師 | でもなんでこうなったんだ ここで今何してんだ ギラギラの目の人たちにあらぬ疑いをかけられて 沢山の流言飛語が 息巻いて飛び交う部屋に 着の身着のまま放り込まれた俺は一体何をした? 何らかの勘違いで 俺は今冤罪を背負って 身に覚えなどない言葉で埒のあかない押し問答 切り取った密室に浮かぶ 煩雑と食傷の空気 巡り巡れど罪もなし もういいかい、もういいかい すっからかんになったしさあ さあ そんなもんはやっちゃないさ 放っておいてや 充分さ、充分だ 悪いのは誰だろうなあ なあ 立ち込んだ青い吐息 白々しい 目を向けられている でもなんでこうなったんだ ここで今何してんだ ヘトヘトの目の人たちは昨日の夜のことばかり問う 俺は酒を呑んだんだ 夜の淵踊ったんだ そしたら靴が脱げ落ちて 夜の魚に食べられた その後は…その後は それは確かに覚えてない! もういいかい、もういいかい すっからかんになったしさあ さあ そんなもんはやっちゃないさ 放っておいてや 充分さ、充分だ 悪いのは誰だろうなあ なあ 立ち込んだ青い吐息 白々しい 目を向けられている もういいや、もういいや、 そろそろ終わりにしよう なあ 皆呼んで踊ろうや 手を叩いてさ ハレルヤ、ハレルヤ 誰も悪くないだろうなあ なあ 円満で終わろうや 手を繋いでさ 笛吹けども踊らず |
抄本 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | この街は この街は 生まれてきたままで 意味もなく 愛されたい 愛されたい そこらじゅうに散らばった夢のように 細やかな日常だけが残る この街は この街は 生まれてきたままで 意味もなく 愛していたい 愛していたい そこらじゅうに散らばった夢のように 細やかな日常だけが残る |
ETA 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 人のいない空港 鳥は歌うように呟いた いつまでもいつまでも道は続いていくと ささやかな想いが 光を反射して輝いた あの日々にいつの日か戻れますようにと 木漏れ日が射していく 鮮やかに運ぶレスキュー 誰にも似てないモンタージュ この先で待っている あなたへと会いにいく 会いにいく さあ起きて 子供たち 今日は この庭を綺麗な花で飾りましょう もうおやすみ 古い友達 どうか安らかな夢で眠れますように るるる 行きも帰りもいない それでも飛び交うETA いつまでもいつまでも道は続いていくよ 夢の中みたいだ 夢の中みたいだ 夢の中 泥濘に落ちていく 味のしないビーフシチュー 手紙の返事は延滞中 この先で待っている あなたへと会いにいく 会いにいく さあ起きて 子供たち 今日は この庭を綺麗な花で飾りましょう もうおやすみ 古い友達 どうか安らかな夢で眠れますように るるる |
旅人電燈 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | 米津玄師 | ぼくは古い電燈 砂漠の真ん中でひとり 空に穴が開いて 灯りが漏れる夜 凍えた砂の上 墓標の立ち並ぶ場所で 息を吸い込んだ 肺いっぱい吸い込んだ 「誰か 誰か ぼくを 探して おくれ 寂しい 夜を ひとつ 切り取って おくれ 遠く 遠く 地の果て まで 届く ように ぼくは 照らして いるから いつでも」 ぼくは古い電燈 埃に塗れてはひとり 枯れた井戸の縁に 見知らぬ首飾り いつのまにかここは 都市から砂漠へと変わり あんなに賑わった 遠い過去も幻 「誰か 誰か ぼくを 見つけて おくれ 青い 青い 海へ 連れてって おくれ 甘い 匂いを 振り払い 続ける ため ぼくは 灯って いるから いつでも」 見つめてるよ ぼくは今も 地球の上で光る星だ 誰も ぼくを 知らなくとも まだ見ぬあなたのために光る 見つめてるよ ぼくは今も 闇の中生きる電燈だ 消せない 傷も 消えないまま 灯りは旅立ち歌を歌う 見つめてるよ ぼくは今も 地球の上で光る星だ 誰も ぼくを 知らなくとも まだ見ぬあなたのために光る あなたに会いたいな |