桜田淳子「16才の感情」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
放課後の冒険桜田淳子桜田淳子宮入和香子高田弘喫茶店に入って コーヒー飲むには 勇気がなくて それでいて レストランにまで入って コーヒーだけ飲むには 気がひけて せっかく 重いカバン下げて ひとりでここまで 歩いてきたのに ―おかしいなあ― こんなときのスリルを私 求めていたはずなのに… 初めての喫茶店 胸ばかり高なって 足が動かないの 制服は コーヒーがきらいらしくて 帰ろうとしているみたいだし 私の目は 冒険心がおうせいらしくて 喫茶店のふんいきを求めて 私をせきたてているの  さっきからこのお店に入る人達 私を見て クスクス笑ってるの ああん もういや…だから 私 家に帰って飲みます …ひとりでコーヒー… でも 明日こそ!
くちづけ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士何かの話を夢中でしてたら 突然あなたはだまってしまったの どうかしたのかとふり向く私に あなたはそっとくちづけくれた 真赤な夕日が涙でにじみ 何もかも見えなくなったわ 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと  泣いたら駄目だとあなたはいうけど 知らない間に涙があふれたの つらいことなど少しもないのに 不思議なことねくちいづけのあと 小指をからませ歩いて行けば 別れ道すぐに来てしまう 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと  真赤な夕日が涙でにじみ 何もかも見えなくなったわ 私は悔やまない 悔やまない 昨日私に訪れたこと
高校一年桜田淳子桜田淳子島田まゆみ高田弘高校一年って なんだろう 大人というにはまだ 早すぎるし 子供と呼ぶにはもう 淋しいし 年令のない頃… 高校一年って なんだろう 制服だけではもう ものたりないし 口紅つけるのはまだ 恐いし 名前のない季節… カバンのすみに 見えかくれする あこがれを 開いてみたり 閉じたり 夢の中に 浮かんで消える ときめきに よろこんでみたり ため息ついたり 女の子の予感… 小さな孤独… あやふやな時間… 高校一年って なんだろう 中学三年から 朝がひとつ 変わっただけなのに すべてがまぶしく見えるのは 高校一年って なんだろう… 高校一年って なんだろう こだまになって かえってきます
先生桜田淳子桜田淳子吉田千栄子高田弘うーん… どこが悪いんだろう エート… そうだ 目がいけないんだ あいつの目はもっと「ギョロッ」としていて ちょっと充血ぎみ 私達が内職でもしてないかと あの目で教室中隅から隅まで眺め回す この鼻だって 「スラッ」と書いちゃったけど もっと…そう獅子鼻っていうのネ イノシシみたいに いつも荒い息をはき出してる 耳だって もう少しいばってる感じ だって 私達のないしょ話を すぐ聞きつけちゃうんだもの そして 次にからならずこう言うのよ 「今のところを読んでみろ… サァ…早く! なに? 聞いてなかったァ? 3分間たってなさい!!」 チョークで頭をコツン… でも でもネ… 私 先生が大好きよ 先生の目って とっても澄んでるんだもの… この似顔絵だって できあがったら 我高の人気者先生ベスト3に入れて 私の部屋にはってあげる だから 先生 私の内職はみのがしてネ 今だけでも
ひとりの部屋桜田淳子桜田淳子久保和子高田弘大きなまどのある部屋は ほしくなかったのです ただ私は 屋根の上の星が見えるまどが ほしかったのです フッカフッカのベットなんて ほしくなかったのです ただ私は 小さな小さな ひざまくらが ほしかったのです 大きないすなんていりません ただクリーム色の木のいすで 良かったんです あなたとならば 大きな幸せなんてほしくなかった… ただ あの星のように小さくていいから キラキラ光る幸せが ほしかったんです わかってほしいのです 私の気持ちを… あの時の泪は夜中にそっと ふいてほしかったのです… 誰もいない間に
小さな姫鏡台桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士姫鏡台を見つめていたら 私の嘘がわかってしまう ほほえんで見せたって 鏡の顔は笑わない そんな時には素直になって 話し相手になってもらうのよ 初恋に破れた日 日記にも書けない日 私の心いつでものぞき わかってくれる姫鏡台よ いやな娘になった時 いけないことをした時に すぐに悲しい顔してくれる そして私を叱りつけるのよ かくしごとつくった日 日記にも書けない日
友達桜田淳子桜田淳子谷栄子高田弘いつも私とちがった事を言う そしていつもけんかになる あの子と私はおかしな友達同志 けんかをしても 次の日にはもう知らん顔 だから私も忘れたふりをする そしたらいつものあの子と私 学校が終わって一緒に帰る時 小さな声だけど「ごめんねッ」って あの子の声が聞けるのを 知ってるから いつもそうなんだ あの子と私は  あの子はいつもみんなと笑ってばかりで 真面目な顔などしない けど 私はあの子の心を知っている あの子が恋をした時 あの子は私の前で泣いていた 記念の涙だと言って 私は何も言えなかった 私が冗談を言うとバカにして そのくせ自分は言ってばかり あの子は私の大事な友達で 私はあの子のどうでもいい友達 あの子がそう言った あの子と私は友達同志 大事な大事な友達同志 私がそう言った あの子はだまってうなずいた
明日では遅すぎる桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士恋することを知りたいの 明日では明日では遅すぎる 知らない間に過ぎて行く 季節のすき間で見失う そんな思いがこわいのよ すぐに探してほしいのよ 一番大事なそのひとは どこでどうしているの 一番大事なそのひとは どこでどうしているの  愛することを知りたいの 明日では明日では遅すぎる 誰かに何かを捧げたい そういう気持ちがわかりたい つらい思いもかまわない 傷がつくのもかまわない たった一人のそのひとは それを承知でいるの たった一人のそのひとは それを承知でいるの
恋をして桜田淳子桜田淳子小沢まゆみ高田弘24時間 あと12時間 せめて6時間 時が伸びてくれたら あなたといる時間が1時間 あと1時間 せめて30分伸びてくれたら  1分せめて1分 手を握っていて下さい 1分せめて1分 私を見つめていて下さい 30秒せめてこの短い時間 頬にくちづけを― 30秒せめて30秒 甘いくちづけを―  24時間 あと12時間 せめて6時間 時よ伸びて― 恋する私と あなたのために―
旅行に行きたい桜田淳子桜田淳子目方敏子高田弘ぼんやりと 窓の外を見ている時 ふと気がつくと 私はもうそこにはいない 今の世界の形をぬけだし 明るい世界であそんでいます 今が不幸なのではありません 今が幸せすぎるのです 今がいじわるなのではありません 今が優しすぎるのです それでも 時には今をぬけだし どこか遠くへ行ってみたい もしも私に羽根があるなら 高く高く 高く登って 雲の上にころがって 明い太陽を まぶたの上に感じながら ゆらゆらゆれているでしょう 今はとっても幸せで 今はとっても優しくて それでも時には つばさをつけて どこか遠くへ
夏の記憶桜田淳子桜田淳子石塚智子高田弘ちっちゃな少年が 夕陽に向って言いました  明日は 何をして遊ぼうかな また 友だちのところに行こうかな それとも シロと海に行こうかな  こんなひとりごとを言っていた 少年を見かけたのです どこかに 幼くあどけない感じが あったんです 何が私の足をとめさせたのでしょう ドロンコのシャツ? 傷をつけたホッペに 涙のあとがあって 夕陽をじっと見ていたっけ  末っ子の私には 弟のような気がしたのか このわんぱくさが おれのとりえなんだ というような顔で 私のほうをふり向いたっけ ニコッと笑ったら ちっちゃな少年もニコッとほほえみ 口笛ふきながら 帰っていった 途中 つまづいてころびそうになった 後姿が 印象的だった  今日 あの場所で ニコッとほほみ ペコッと 頭を下げていく者があったんです そうです あのちっちゃな少年だったのです 今はもう中学生 人より背が低かったのが 今は 私よりずっと高くなって また 口笛を吹きながら通りすぎて行った あのぎこちなかった口笛も 今は… ちょうと 今と同じ夏の夕暮れだったっけ  今日のこのできごとも あの夏の思い出といっしょに 私だけの心のアルバムに残しておきます
16才の感情桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士花占い 逢える 逢えない 逢える 逢えない 逢える 逢えない 逢える 逢えない  愛してる 愛してない 愛してる 愛してない 愛してる 愛してない 愛してる  十六のある日 ポツンと一人 しあわせと悲しみが 追いかけっこする午後 花びらをむしりながら 恋うらない 私はまだまだ 少女なのかな  いえる いえない いえる いえない いえる いえない いえる  失恋 春になった日 十六になった日 一人の人を 好きになった 目立たないけれど やさしそうな人でした  夏になった日 恋文を書いて 大好きですと 打ち明けました ありがとうといって 背中向けて行きました  秋になった日 しあわせが遠い日 悲しいうわさ きかされました あのひとに好きな ひとがいるという話  冬になった日 十六になれた日 私は恋を あきらめました カリカリのつらら こごえながらかみました  一週間 月曜日 前髪を少し切り 火曜日は 泣けて来る映画見て 水曜日 友だちが失恋し 木曜日 なぐさめにおしゃべりし 金曜日 先生がよく見えて 土曜日 は十六の娘になるの 日曜日? 日曜日は何通も手紙を書いて… 少し大人過ぎる小説を読んで… 詩を書いて… 一週間は終り だけど…いつも違う一週間…
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