ALI PROJECT「EROTIC&HERETIC」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
EROTIC & HERETICALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURAErotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いていたい  背骨に透ける 羽があるのよ かなり貴重な わたしが蝶なら そこらの群れになんか いない  さぞかしあなた ピンで開いて 標本箱で 愛でてみたいでしょ  エサなら口移しの 苦い蜜(ハニー)  月光で育てた 純白の肌を ときどき自分でも 傷つけたくなる きらめくナイフでね  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 構わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄霞む 霧の中の景色を見たい  誰の教えも 聞く耳持たず 書物とペンで 夜を計ってた 暮らす部屋の名前は “夢”  咲くだけ咲いて 散りそこなって いつか乾いた 薔薇になるよりも  いっそ毒草に実る 赤い実(ベリー)  きれいに着飾って 歩けばわたしは わたしだけを映す 鏡になるのよ あなたのためじゃない  Fanatic Heretic 我を失くして溺れきる LOVEならば 貰ってもいいけどね Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をひとり覗いてたいの  Lunatic Heretic 魔がさすような恋に堕ち 怪我しても 少しも 厭わないの Erotic Heretic 感じるよりも 睫毛から仄浮かぶ 闇の先の宇宙を見たい  Erotic Heretic 触れられるより まだ未知の この胸の 奥をもっと探っていたい
赤と黒ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也片倉三起也眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 私はひとりで 瞳ひらく夜  闇の奥でいつまでも 紅ゆれる残り火のように 鎧まとう心にも くすぶった想いは消えず  ああ すべてを燃やすほど 情熱の炎のなか 生きていたいと  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じているから  革のコートに隠し持つ 弱さを彩るための刃 あなたの腕に抱かれて こぼす涙で溶かしたい  ああ 命に代えてまで 守りたいものを人は まだ持っているの  天には神はおらず 地上は荒れ狂う めくるめく欲望の 王に仕えし民は 虚無をかかえて通り過ぎる  汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界で 出会える愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 行くべき道がどこへ 続いていたとしても いつかあなたに たどりつける  群れなす羊たちの 見上げる遠い空 はかない幸せより もっと大事なものを この手につかむと 信じている  眠れる獅子は目覚め 見果てぬ夢を追う 眠らぬ街は永久に 未来なき明日を追う 今日もひとり 瞳とじて 汚れぬ心の中 あなたを想っている 汚れたこの世界に 生まれる愛はきっと 他の何よりも 光り輝くだろう
熱帯性植物園ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也シゲミのなか 重ねる吐息 待ちわびる ここから熱帯 道すじは ミドリの果て まぼろしの蘭 蜜を吸って 光り食んで あたしはあなたを 植えつくす 風は熟れて 草を薙いで 深まる迷路を作り出す 絡む蔦 la la la  ナミダは今 汗のしずくに 恋をする いつでも熱帯 渇く間に ルビーの蛇 底なしの沼 皮を剥いで 果実噛んで あなたはあたしを 埋めつくす 息を止めて 幾度死んで それでも終わりはこないから このままで la la la  蜜を嘗めて 光り吐いて あたしは あなたを 撒き散らす 空は堕ちて 幹を裂いて 翳ろう出口を塞いでく 棘を抜いて 疵は満ちて あたしは あなたを孕んでく 息を止めて 幾度死んで それでも 終わりはこないから このままで la la la
遊月恋歌ALI PROJECTALI PROJECTArika TakaranoMikiya Katakura斉藤暁あなたが寝ていた場所に 月の光が 堕ちる  残った夜をわたしは 哀しむために 生きる  さなぎのまま 眠った蝶みたい この想いは 翔び立つ明日を持たずに  果敢ない約束は いらないから そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 夢の数々が ああせめてやさしく 訪れるよう願って  降りつもった雪深く 埋もれて春を 待つの  冷たくなったわたしを 抱いてあなたは 泣くの  枝を鳴らす 激しい木枯らしよ 恋の炎 凍らせ 粉々にして  きれいな思い出を あげたいのに 我が侭なわたしを許して あなたを包み込む 愛の衣衣を 重ねて いつまでも ほどけないのよ この手を  儚い幸せが 消えぬうちに そっとまぶたに口づけて これからひとり見る 時の移ろいが ああどうか 矢となって 過ぎ去るように祈るの
schismALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA窓のない昏い部屋 白い手が蝋燭を置く 閉じたドア 私独り 横たわり 生まれくる前にくるまれる  不快深く浮遊の渦 澱む波間に沈んだ  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと居る 無垢をよそおう微笑と 濡れた髪が 意味をもち艶めいて  本当のワタシはどっち?  壁を這う異形より 魂は醜いもの 好きと云う気持ちだけで もう他に 心には何も譲らない  歪む揺れる波動の殻 止め処無く繰り返した  私のなかのわたしが 捨てたいのは未来かそれとも過去 開きつづけたこの眼球が 血に染むほど あなたを夢見ている  囚われた私はどっち?  もうひとつ在る世界で もうひとりのわたしがあなたと寝る 破瓜の痛みに最後の 脆いつばさ 粉々に砕け散る  元にはもう戻れないのね  わたしのなかの私が 望むものは現在か消える未来か 震える胸を押さえて 血を吐くほど あなたを愛していた  ここに居るワタシは誰?
Lolita in the garretALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也アトリエの窓辺から ルドン・ブルーの空こぼれ 床(フロア)を塗りつぶす  夜明けまえ去った人 広いシーツは冷たく 変わらぬ朝を包む  tu sais, je t'aime この次は どこか私を連れ去って まだ知らぬ自由を覗きたいの 大人のずるさは 知ってるけど  描きかけの自画像と 鏡に映した顔は 夜毎に かけ離れ  恋だけで 息をする わたしは泡沫の日々 浴室で沈めたい  tu sais, je t'aime 会えるまで あなたを学びつづけよう カフェ 地下鉄 美術館 どこにいても あなたの視線で なぞってるの  tu sais, je t'aime すぐに来て どうかわたしを連れてって 何もかもきらめく その場所へ  Monsieur, どうして愛は 移ろい人を変えるのか 汚れない想いが 真実か すべてをあなたに 教えて欲しい
時の森のソワレALI PROJECTALI PROJECTARIKA TAKARANOMIKIYA KATAKURA日時計に揺れる蜘蛛 青い糸たわめて たゆたいの 時間を編む わたしの足元で  切なさの 欠片 恋しさに落ちて さざめく胸  紡ぎつなぐ 時の森で ずっとあなたを探していた 迷子のわたしを見つけて 白い小径へ 導いてくれた人  月時計 埋めましょう 夜に香る百合で 美しい 時間だけ 刻みつけるために  愛しさの そばで 哀しみは そっと 眠りにつく  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 誘ってくださる? 夢につづくソワレへ  紡ぎつなぐ時の森で たったひとりで目を閉じてた だけどいまは あなたの腕 流れゆく空 星の灯を散らす  回り廻る日々をこえて やっとあなたにたどりついた まだふるえる この手を取り 踊ってくださる? 永遠につづくワルツを
戦争と平和ALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也Love will give wish to all the people 夢から目醒めて 泣き出す幼子をあやしつけるように What should we do for the world この星を揺らす せつない叫び声をそっと鎮められたら  たとえ天の怒りに触れて ひかりの園を追われたとしても  けしてあなたと離れはしない 瓦礫の森の白い月を見上げて はるか遠い時 黄金の記憶を呼び戻すの  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕には哀しみも抱きしめられるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  荒れた地にも一茎の花が 太陽に向かい咲きほこるように この世に満ちる美しきもの めぐる緑と広がる蒼穹の下で あなたを愛し 故郷を想って私は生きる  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を包む海より深い愛を人は満たしつづける  炎散る廃虚逃げ惑う人 飢えた子供の罪なきその眸に おとぎばなしの青い鳥の影が映る日まで  Love will give wish to all the people 無力なこの手を差し伸べれば いつか誰かを救えるの? What should we do for the world この星を揺らすせつない叫び声をいつか鎮めるために  Love will give wish to all the people あなた抱きしめた腕なら 哀しみに戦い勝てるわ What should we do for the world この星を覆うつらい歴史の先を人は歩みつづける  Love will give wish to all the people 涙が笑顔に変わるとき世界は塗り替えられるわ What should we do for the world この星を照らす空より高い愛を人は掲げつづける
夢魔の夜、あなたを迎える者があるALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也現は幻 夜の夢こそまこと 目映い太陽に 傷ついた眸を あなたは閉じる さまよう霊魂に 闇が新たな命を 与えたもう  “夢魔に堕ちよ”  ここは救済の暗黒の獄 逢魔ヶ刻から始まる  犯した過ち 洗い清める 涙はまだ足りず 地上で果たせぬ 希み残らず その身に 叶えたもう  “夢魔に耽よ”  いまは快楽の極彩の宴 流刑の地の果て これから もうあなたはひとりではない

Arabesque Romanesque (instrument)

NostalgiaALI PROJECTALI PROJECT宝野アリカ片倉三起也道に 灯が ひとつ ひとつ点り 山のふもとに 童話のような汽車が行く  幼い日々へと運ぶのは 草の小舟か森の梟か わたしの名前を呼ぶ声は誰 振り返れば 懐かしい顔が 笑っている  抱えきれない想い こぼれおちて 何も言葉に できない時があるの  夕闇迎える蛍火や ささやき交わす風や木々の音は かつてわたしを愛した人たちの 形見のように やさしさに満ちて いまを 包む  探してた夢は ここにあるわ 小さなわたしが 握りしめてる  指をひらけば 真っ白な花が舞うの  夏が終わったらこの道を ひとりでまた辿って行くでしょう もしも忘れ物があったとしたら それは遠い 昨日までの 儚い わたしの影
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