春の中にthe shes gone | the shes gone | 兼丸 | 兼丸 | | 深く浅い息を吸って 人の波へと飛び込む 固く結んだはずの糸も 気付かぬうちに緩んでいるのさ これで良いんだっけ 出来ないこと やりたいこと重なって 今、春を彷徨う 君を照らす光が射す 君を汚した言の葉を枯らしていくような 見えない場所で築き上げてきた努力も実っていく 聞こえてくる 少し前に進んでる音が 戦う度に緩んだ糸を 解けないようにもう一度結び直す 理不尽なことにだって 頷いて 押し込んで よく飲み込めたもんだ 大丈夫を纏う 無理して笑顔で泣いている君を分かっている 向き合っているからこんなに辛いんだね これで良いんだって やれるだけやってるさ ねえ咲って 今、春を彷徨う 君を照らす光が射す 『誰から』じゃなく『自分自身』に応えていくんだ 辛い時、君の側に少しでも居れるように この歌を歌っているから そしてまた気付けば春の中に |
ふためぼれthe shes gone | the shes gone | 兼丸 | 兼丸 | | 少し目を瞑っているだけで 君が出てくるこの現象はなんていうのでしょう 本当はどこかで分かってて 見て見ぬふりしておいて でもこんなに胸が騒ぎ散らすのは 君が笑う ただそんなことだけで 退屈そうにいつも刻んでた 秒針もきっと踊り出す 君の声と言葉のその全てに 意味が宿る ため息さえ こんなにも愛しい 話すことは出来るんだけど それ以上の関係性は見出せないみたい どこかの神様 ねえ決して贅沢言わないので せめて夢の中で会えないか 出演料も払うので 君が笑う ただそんなことだけで 僕の頬は次第に緩みだす 頭には花が咲いている 君の声と言葉のその全てに 意味が宿る ため息さえこんなにも 君に会える可能性があるだけで 退屈そうにいつも迎えてた 明日が待ち遠しくなっている そんなことを考え また今日が過ぎんだ 苦しいのにさ 切ないのに こんなにも嬉しい |
alcoholthe shes gone | the shes gone | 兼丸 | 兼丸 | | 夕暮れ時になり始まり さあ乾杯なんて慣れた歳になってきて 時の流れとは恐ろしい 洒落たビンに見合うような 気取った話なんてものはないから 旬の妬みをあてに飲もう まだまだ時間もあるから話そうよ こんな時くらいしか話せないこともあるし どうしてこうやって口を開けば愚痴ばっかでさ 当たり散らして どうして uh uh 話したいこと あれなんだっけな 人工的に作られた魔法が解けたらきっと 思いのうちも言えないのかな どうしてこうやって口を開けば愚痴ばっかでさ 当たり散らして どうして uh uh 話したいこと あれなんだっけな そうしてこうやって 濃い目の話に腹を割ってさ 出来上がるのは どうして uh uh 何を話していたんだか なんだか |
Orangethe shes gone | the shes gone | 兼丸 | 兼丸 | | あれも全部これも全部僕のせいなのかな 話せばいつもこうなることばっか 「帰り道の夕陽が綺麗で、、」 そんなことすらいつしか伝えなくなっていたんだ そういえば 今日あったことを長々と話すあの日はどこにいってしまった 君への想いが遠くに沈んでいく 楽しかった日々に勝る 冷たい視線、言葉を前に どうすればいいのだろう 見渡して探すけど 優しかった頃の君に会おうとする僕がもういない 本当は君との服の趣味も違っているのに その場しのぎで誤魔化していたんだ 「どう似合う?」のその言葉に素直になれずに ただ機嫌を取っていただけだった あれも全部これも全部僕のせいだと言うなら 君が一体どんな理想を持てど 僕じゃもう そういえば 今着てる服のブランドも 君に教えてもらったんじゃないか 君との思い出がぼやけて霞んでいる 悲しかった日々に混ざる気持ちも忘れ失くす前に そばにいる人はもう今は君じゃないけど 大切にしたいと思える僕がいるのは 君とのきっと 日々があるからだ ありがとう |
ディセンバーフールthe shes gone | the shes gone | 兼丸 | 兼丸 | | 白い息に混じって このさよならも消えてくれていいのに どうにもならなくて 手がかじかんで取り出せずに 言えずにいるのは離れたくないってこと けど上手く言葉に出来ない 泣きたいのを堪えて 会いたいと口にした途端に溢れてくるから こんなにも悲しいのは もう何も戻らないこと 分かっているからなのかな 前から思っていたって 言われたとこで整理なんてつかない 前もって言われたって納得なんて出来やしない 残りのページも 少ないと分かってる 本をめくるみたいで嫌だね こんなにも好きになって 辛くなると分かってたなら 出会いたくもなかったな いつかあなたがまた恋をする 他の誰かと 大切にするその相手はもう私じゃなくて そんなの信じたくない 会いたいよ ただあなたが側にいてくれるのならば それじゃだめかな それじゃだめかな それじゃだめかな 泣きたいのを堪えて 会いたいと口にした途端に溢れてくるから 悲しいのはもう何も戻らないと分かってるから もうどうしようもない 好きだよずっと 募る想い 巡って 巡って |