yearsodol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀 | | どんな服を着よう どんな言葉で話そう きっと今じゃ 知らないことばかりだ 明日はいつもよりも 早く起きて会いに行くよ 電話じゃ何もかもは 聞こえないだろう 出会った人とか 見てきた場所とか あの日からのこと 話させてよ いつの間にか 僕らの街の色さえ変わっている きっと今じゃ 知らないものばかりだ 出会った人とか 見てきた場所とか あの日からのこと 話させてよ 夢を見てたみたい 時間は来てしまうけれど 次に会える時に 話させてよ |
グッド・バイodol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀・井上拓哉 | | ドアを叩くみたいに 雨の降る音が聞こえている 悪くはないのだけれど こんな朝さえ普通になったよ 一人にしないで 離さないで 明日のことは忘れて また朝が来るのを待とう 服を脱いでふざけあって また朝が来るのを待とう 誰にも言わずに 忘れないで |
綺麗な人odol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀・井上拓哉 | | 夏が終わるより前に 君と出会うことができても 日差しが透けてゆくより早く 海が見える場所まで なんてことも言えないし このまま忘れられてゆくだけ 君を乗せて行けたのなら良いのに それだけで良いのに 夜が来たのにまだ蒸し暑く 服を投げ捨てたのさ 伸びた髪の先がハネたって 君はいつも綺麗だ なんてことも言えないし このまま通り過ぎてゆくだけ 君を乗せて行けたのなら良いのに それだけで良いのに |
逃げてしまおうodol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀 | | そしたら、行こう また君の話を聞かせてみて 始発の電車に もう薄い朝が来て 置いていく街を見ていた いつか話したみたいだ 誰かに見つかる前に 僕らは逃げてしまおう 二人を知る人のない場所へ まだ、時間じゃない 君の話を聞かせていて 向こうに着く頃には 夜が降ってきて 今日も人の流れは 誰かに手を振るようで このままずっと二人で静かに歳をとって 映画みたいだ いつか僕らは逃げてしまおう 二人を知る人のない場所へ |
17odol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀 | | 肩寄せて歩こう あとちょっと 今だけは言葉も海に投げよう 少しだけ休んだら いつかみたいに 貝殻を拾って部屋に飾ろう あの夏みたいに遠く 波の音だけが聴こえる どれくらい時間が経っただろうか あの頃の僕らと家に帰ろう 目を閉じて耳をすませば 君の歌だけが聴こえる |
退屈odol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀 | | 大体同じような景色ばかりだ まだ夜は長く シャンボードはあの頃より 少しくすんでいて 今では君の言葉が君の香りが 空気に混ざって 退屈さえ僕のものだったのに 冬の星座も流れて 君だけには会えない そうだね 今日だけ思い出そう 大体同じような話ばかりさ 相も変わらずに そんなことさえ僕のものだったのに 街の明かりもぼやけて 君だけには会えない そうだね 今日だけ思い出そう まだあの頃から消えない そうだね 今日だけ思い出そう |
ベッドと天井odol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀・垣守翔真 | | 毎晩12時にベッドに入って 優しい誰か 抱き合い眠ろう なんてね いつまでこうして居られるか あと少しだけ、あと少しだけ、 このままの速さと溜息と歩かせて 毎朝7時には目が覚めて花に水をやって なんてね このままこうして |
夜を抜ければodol | odol | ミゾベリョウ | 森山公稀 | | 夜を抜ければ 見えなかったものにも 色がついて それでも僕らの目には 映らないものばかりだ 話をしよう 忘れられないこと 僕にもあって それでも夜を抜ければ 新しいことばかりだ |