残したい花について岩崎宏美 | 岩崎宏美 | さだまさし | さだまさし | 上杉洋史 | 何を残そうかな 今日生きた記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 悔しかったことや 傷ついたことや そんなものは残さない 忘れることにしよう 明日は明日の 私が生まれ 今日とは違う 私を生きる 良いことだけ残そう 嫌なことは置いていこう 下手だけど精一杯 生きているんだから 明日の記憶が あれば良いのにね 準備なんかもゆっくり 出来るんだけどね でも明日の記憶は ない方が良いね がっかりすることは 知らないほうが良い 明日は明日の 私が待ってる 今日とは違う 私が待ってる 明日の希望は ときめきだけでいい 大好きなあなたの 笑顔があれば良い 何を歌おうかな 人生の記念に 下手だけど精一杯 頑張ったんだから 楽しい歌や 切ない歌を 舞台中に広げて 抱きしめたいから 明日は明日の 私が笑い 今日とは違う 私が歌う 何を歌おうかな 今日生きた記念に あなたの笑顔を 忘れないように 何を歌おうかな 人生の記念に 大切なあなたを 忘れないように |
あかぺら岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 河口恭吾 | 光田健一 | おはなしは あかぺらにして 調子がはずれても あなたの心の中まで見える ぜいたくな気分にさせて 酔わせることよりも 素直な思いを伝えてほしい 野暮な人だと云われてもいいじゃない わたしひとりがわかっているなら すぐに見ぬける嘘は死ぬよりつらい 真実一つだけ ぶつけて来てよ アア… アア… おたがいに恋したことも いくつかあった後 こうして出会った二人であれば 手つづきを楽しむよりも 心を探したい そういう気持ちをわかってほしい いつも口説きはあかぺらでやるがいい 飾りつけても いつかははがれる 胸の熱さと愛の深さがあれば わたしはそれだけで信じて行ける アア… アア… |
10年目のLove Letter岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 岡本真夜 | 岡本真夜 | 上杉洋史 | コーヒーを入れましょう 午前5時50分 いつもと変わらない朝 10年目の記念日 ソファーに腰掛けた あなたの横顔と 寝癖を確認したら 今日が始まる あなたに恋した あの日の思いは今も 形は変わっても呼び名が変わっても 変らずここにある 幸せのカケラ 時には涙 紡いで 笑っていられる今日があることに 心からありがとう コーヒーを飲みましょう 午前5時50分 天気予報 午後は雨 傘を持っていってね 夜は乾杯しましょ ちょっといい赤ワイン 用意しておきますから 早く帰ってね 優しい人だけど たまに意地悪も言うの シワが増えただなんて これは笑いジワよ 喧嘩もするけれど いちばん自由に らしくいられる場所が ここなんです あなたに恋した あの日の思いは今も 形は変わっても呼び名が変わっても 変らずここにある 幸せのカケラ 時には涙 紡いで 笑っていられる今日があることに 感謝しています 出逢ってくれてありがとう いつだって あなたは 仕事を持ち込まない 疲れたときは どうぞ 言葉にしてください 一日でも長く 一日でも元気で もっともっと笑って 暮らしていきましょう もしもあなたが たとえばあなたが 歩けなくなったときは 私が足になるから 人生を共に生きる 約束したんです 私が選んだ 最愛の人 |
ずっとずっと岩崎宏美 | 岩崎宏美 | UZA | UZA | 上杉洋史 | ねぇもっと自然に 手を繋いだり 何気ない日常を 笑い合ってみたり 新しい恋の 始まりみたい わがままな振りをして 駆け引きしたくなる ah 見慣れた景色でも 違って見える 素顔の自分になれるの もう一度Fall in Love あなたに届けたい ドキドキしてるの 初めて会ったあの日みたい 何度でもFall in Love よそ見はしないで まっすぐな瞳で 見つめて欲しい Monday Tuesday Wednesday night ずっとずっと ときめいていたいの ねぇそっと優しく 髪に触れたり つまらない話でも 最後まで聞いてね ah きっとどこにでもある恋だけど あなたに逢えてよかった いつだってFall in Love ふたりで感じたい ワクワクしてるの いつかのあの映画みたい 何度でもFall in Love 抱きしめて欲しい サブリナみたいな 気分にさせて Thursday Friday Saturday night ずっとずっと 輝いていたいの もう一度Fall in Love あなたに届けたい ドキドキしてるの 初めて会ったあの日みたい 何度でもFall in Love よそ見はしないで まっすぐな瞳で 見つめて欲しい Monday Tuesday Wednesday night ずっとずっと ときめいていたいの |
真夏のサクラ岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 西林初秋 | 田村武也 | 上杉洋史 | 好きな歌さえも どこかに忘れたよう 人のぬくもりまでも そっと遠ざけて めぐる季節の ふいの風にとまどい 夢すら見失う あなたなの 夏の陽 緑の葉 ゆれる木漏れ日 陽に焼かれ 風に吹かれる桜の木 春が過ぎれば 足をとめる人はいない けれど桜は負けない 雨のあとにしか 虹はかからないから 夜明け前がいちばん 暗い時間だから あきらめないでね いまのあなたは桜 季節はずれの 桜なの 冬の日 北の風 しなる枯れ枝 雲の下 みぞれに打たれ凍える桜(き) 春が過ぎれば 人は誰も家路を急ぐ けれど桜は折れない 春が過ぎれば 足をとめる人はいない けれど桜は負けない 春は来るから きっと来るから 桜(はな)は咲くから きっと咲くから |
つめたい火傷岩崎宏美 | 岩崎宏美 | Cocco | Cocco | 上杉洋史 | ねぇ 今 愛してると 伝えようと 両刃(もろは)の剣(つるぎ) とうに 夜は明けていたの ちがう雲が 平気な顔して 行くだけ あなたから あなたから もらった うれしいこと ばかりが 私には 私には 輝いて 見えるだけ 二人は 鐘を鳴らす からくりなしの やさしい雨に どうして 笑えよう まだ そんな強さも ないんだっけ ってね ねぇ ただ 愛してた?と たずねようと 流れは早く ずっと しがみついていたの 同じ場所で 焼け落ちて しまった体 愛しても 愛しても 彼方に 陽炎が ゆらりと 離れても 離れても 輝いて 見えただけ あなたは 明日を行く 海原を見る くじらのステージ 笑って 見送るの まだ そんな強さも ないんだってのに 二人は 鐘を鳴らす どうして 笑えよう ねぇ |
もいちどデュエット岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 斎藤誠 | 斎藤誠 | 斎藤誠 | 憂鬱な朝 泣いてる空 思い出したら 今と同じ微笑みの あなたが抱きしめた 諦めそうな 忘れそうな トキメキなら 言葉にしてもいちど 二人だけのデュエット それはとても ありふれたやりとりで ずっと素敵な 明日が始まるの 悲しい時 不安な時 あなたがいた 胸の奥で「ありがとう!」 届いてると信じた 見覚えある 街の匂い 好きになった日 100年後の二人を 誓ってみようかな それはとても ありふれたやりとりで きっと素敵な 明日が始まるの 諦めそうな 忘れそうな トキメキでも 言葉にしてもいちど 二人だけのデュエット あなたと私だけの 二人の恋の時 高鳴る心がいま 時を刻むデュエット 止まない雨に Bye bye |
イブの物語岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 松井五郎 | 森山良子 | 上杉洋史 | あれははじめての イブの夜でしたか 閉店間際の 古びたレストラン 家路を急ぐ人の影 窓の向こうに雪の空 少しはにかんで そっとにぎったてのひらに あなたの気持ちが 確かにありました あれは何度目の イブの夜でしたか ささいな理由で 喧嘩もしましたね 冷めたチキンと 待ちぼうけ ひとりぼんやり寒い部屋 だけどさみしさは きっとふたりを繋いでいた おんなじ気持ちが あのときありました 今日で何度目の イブの夜でしょう 重ねた時間も 大事な贈り物 はずかしがりの人なのに 抱いて帰った薔薇の束 こんな幸せが ずっとずっと続けばいい 嬉しい気持ちが 涙になりました Merry Christmas for you |
タカラモノ!岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 光田健一 | 光田健一 | 光田健一 | 近すぎて 照れくさくて 言えないことがある ずっと 渡しそびれて しまいこんだ プレゼントのように いつでも向こう見ずに 突き進む私に そっとあなたは微笑んで ひとこと 「気をつけてね」 懐かしくて 新しくて ささやかで あたたかい宝物 さりげない あなたの言葉は いつまでも この胸に響いている 近すぎて 言い過ぎて 傷付けたことがある いつまでも幼くて 甘えていた私だったから 一度きりの人生と 生き急ぐ私に そっとあなたは微笑んで ひとこと 「ダイジョウブだよ」 懐かしくて 新しくて 大切で 愛おしい宝物 さりげない あなたの眼差し 受けとめる いつまでも 見守ってね 無口で ぶっきらぼうだけど 素朴で 飾らない人だけど その大きな背中を見つめて 生きていたい 懐かしくて 新しくて ささやかで あたたかい宝物 さりげないあなたに 心から伝えたい いつまでも 元気でいて |
五線紙の上岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 境長生 | 境長生 | 上杉洋史 | 産まれたときにもらったこの声は母からの贈り物 夢の扉を開けて初めて人前で唄ったあの日 涙流したあの時がこの人生の始まりで 初めて唄った秋の日はバラードという名の旅立ち 初めて唄ったララバイは今も大事な私の愛 歌は人の心に寄り添える優しさだと 気付いた日 見上げた空の色を 今でもまだ覚えている あんなにも鮮やかな 哀しみを 歓びを! 物云わぬ青空 あなたは見てたのでしょう 人生の贈り物すべて五線紙の上 やがて出会った人たちも今は帰らない場所にいたり 云いそびれた「ありがとう」の言葉を 何度も繰り返した 悲しみも人生の贈り物と今ならば 解かるけど 暗い迷路に入り込んだときは 明日(あす)も見えなくなった 神様はそれでも私から歌を奪わずいてくれた 今あなたのために唄えているこの奇跡に言葉もない 見上げた空の色は 今でもまだあの日のまま こんなにも遠くまで歩いた気がしてたのに! 振り向けばつかの間立ち止まるヒマなどない 人生の贈り物すべて五線紙の上 誰かの祈り 誰かの願い そして私の誓い 声を限りに それが私の生きた証と… 物云わぬ青空 あなたに見てて欲しい 人生の贈り物すべて五線紙の上 |