Disaster of YouthThe SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 夜明け前にはこんな場所から出よう 闇を駆け抜けよう 感傷に浸ってて傷つけるばっかでごめん でも少し泣かせてくれ 次の街では大人になっているから 今は君とほら Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 警察に追われるほどの Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 ヤバい速度でぶっ飛ばしたい 友情の全てを代償にしてまで目指す 夢に疲れただけさ 少年は大志を抱きすぎて死んだ そして生まれ変わるのさ 次の街では離れ離れかもね だから今はほら Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 青春の向こう側で Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 いつか待ち合わせをしよう Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 恋すらも忘れるほどに Hey Hey 嗚呼 Hey Hey 嗚呼 ヤバい速度でぶっ飛ばしたい |
シンセサイザーThe SALOVERS | The SALOVERS | 藤井清也 | 藤井清也 | | ボサボサの頭で君に会いにいく 果たされた関係を終わらせるため 「わかった」と明るく一言 君は忙しそうに電話を切った 外に出ると冬に向かう風の冷たく乾いた匂いがして ポケットに手をくるめながら君が少しだけ 君が少しだけ強くしてくれたことを思い出す 僕は君の君は僕の中にあるくすんだ鏡に映って始まっただけなのに ああ胸が痛むのは君のせいか風のせいかわからない もう戻れない 人ごみにまぎれていつもより足を伸ばして駅の改札近く 置き場のないこの心を突き刺すように 突き刺すように都会は今日も笑う 改修工事まっただ中の頭ん中は君の顔で埋めつくされたまま ああ胸が痛むのは君のせいか街のせいかわからない ああ胸が痛むのは君のせいか風のせいかわからない もう戻れない |
千客万来The SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 物語 最後の方 万里を目指す馬乗りと 草原を走る独りの少女が栞を突き破って 駆け落ちをした 客足ぱったり中華料理屋 灰皿の中に絶望を見て 油にまみれた表紙を閉じる 卓球選手がありふれた会話のラリー 出稼ぎチャイナガール 三年前の今日だった 出前に行ったきり今だ帰らず 目的失った招き猫 猛暑の中 千客万来! 夕暮れ 換気扇の下で吸う タバコ ジリジリと音を立てて 時間が過ぎてゆく 出稼ぎチャイナガール 三年前の今日だった 出前に行ったきり今だ帰らず 喉を潰した閑古鳥 ふらふらと穀潰し 出稼ぎチャイナガール あの日も泣いていた 大正堂の本屋に寄り道をして 絶え間なく過ぎるこの街で君一人 千客万来! 出稼ぎチャイナガール 三年前の今日だった 出前に行ったきり今だ帰らず 目的失った招き猫 猛暑の中 千客万来! |
さらさらThe SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 日が暮れた環状線沿い あの子と歩いた日々 言いかけた言葉が宙を舞う そして君の涙が僕の肩で染みになっていた さらさらな君の髪の匂い 街中でふと思い出しちゃったり 流行のシャンプーじゃない匂い パフェの上にのってた赤いやつの匂い 間違い探しの日々 明け暮れて遠回り 錆び付いた心が悲鳴あげる そしてウソをついて見栄を張って逃げてばっかりさ さらさらな君の髪の匂い 街中でふと思い出しちゃったり 流行のシャンプーじゃない匂い パフェの上にのってた赤いやつの匂い ああ淡く染まる部屋で さらさらな君の髪の隙間から一筋だけ涙が溢れた 気づかない僕の横にある時計の針が夕暮れを指した さらさらと季節過ぎてって今ではほら面影がないけど 流行のシャンプーじゃないからきっとずっと覚えてる淡い恋の匂い |
ニーチェに聞くThe SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | ニーチェに聞いてみた 愛とか約束は裏切る為だけにこの世に存在するのかい? そしたらニーチェが頷く ニーチェに聞いてみた 僕の恋の全てはこの部屋で生まれてこの部屋で死んでいった 永遠は手に入らないの? そしたらニーチェが頷く 人生万歳! 僕らの未来は真っ暗闇のすばらしい世界だ 愛読書を捨て情熱を拾うのさ ニーチェに聞いてみた 青春のひと時は失敗の連続が化石になって輝きだすのかい? 才能はお金じゃ買えないね そしたらニーチェが頷く 後悔だけは絶対に嫌で 全力疾走今日も続けてる 過ぎた時間と悲しみの追いかけっこ 人生万歳! 僕らの未来は真っ暗闇のすばらしい世界だ 挫折に酔いしれ魂で踊るのさ ニーチェに聞いてみた 今夜の月模様 涙が溢れてあの娘に見えてしまった 情けない僕を叱ってよ そしたらニーチェが笑う |
セイタカアワダチソウThe SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | どっかの駅のホームに忘れ物したのに 乗り換えを繰り返すうち それすら忘れてゆくふりを続けてる 改札から飛び出してふと空を見上げると 季節に追いかけられて はぐれた僕らの目印 見えるかい 雑踏に紛れ込んで そっと思い出すあの日のこと 反対側で手を振って笑う君を 滑り込む電車が音を立ててかき消した 味気ない僕らの最後の合図 日が暮れるまで僕らは同じ話をして きっともう会えない事を誤魔化していただけなんだ 甘い遠回りさ 雑踏に紛れ込んで そっと思い出すあの日のこと 反対側で手を振っていた僕は 強い風のせいで思わずすぐに目を擦った 淡く切ない僕の最後の合図 まるで急かすように 反対側で手を振って笑う君を 滑り込む電車が音を立ててかき消した 1.2.3もない最後の合図 |
パーカーの子The SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 電車乗り換えで偶然会ったんだ 真っ赤な目をしてウサギみたい 元気じゃないね 五時前の渋谷駅 パーカーのあの娘が恋に破れてた パーカーのフードして顔を隠してる どんより空気が今 雨を予感させてる 首にぶら下げたイヤフォンコードが 複雑に絡まって団子みたい かわいそう 五時前の渋谷駅 パーカーのあの娘が恋に破れてた パーカーのフードして涙隠してる 滑り込む電車の風 前髪をおちょくる 本当可哀想だね 憂いのない街で 本当可哀想だね 少し可愛いね 少し可愛いね! 五時前の渋谷駅 パーカーのあの娘を慰めたいのに 馬鹿な僕だから何も出来ないや 何も出来ないな あの娘を慰めにしたい! |
喉が嗄れるまで (Album ver.)The SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 世界中の人に聞こえなくたって良い 君だけが振り向くなら 秒速の季節 押さえきれない感情 今ここで弾け飛ぶのさ 何故かあの日の君は笑っていて まるで未来を見透かしてた 僕は一人で夢見心地でいて ギターをずっとかき鳴らしていた 目に汗入って空がぼやけてく なんかやれそうなそんな気がする でっかい声で叫んで喉が嗄れるまで たった一つの恋を歌わせてください ああ 今の僕の声をこの声だけをただ聴いてくれ 右と左でイヤフォンをわけて 君と聞いたあのメロディ 気づいた時には思い出せないほど薄れていて口ずさめないや あの日の笑顔もいつか消えるなら 今日ですべてを伝えなくちゃね でっかい声で叫んで喉が嗄れるまで 自惚れていた恋を切り刻んでいたい ああ 何でもなれて何にもなれない僕がここにいる 目に汗入って空がぼやけてく なんかやれそうなそんな気がする でっかい声で叫んで喉が嗄れるまで たった一つの恋を歌わせてください ああ 今の僕の声をこの声だけをただ聴いてくれ ああ 君と僕の唄をこの唄だけをただ聴いてくれ |
Dub SongThe SALOVERS | The SALOVERS | 古舘佑太郎 | 古舘佑太郎 | | 愛しているとは愛になりそうで相変わらず言えそうにない 例えばの話で記憶と陰探し 始めることにして学大の駅に向かう まさかの話でさ 本当は出来ないんだ 言葉のあやだけど伝わると良いな 合い言葉はアイラブユーさ 相手には伝わらない 愛しているとは愛になりそうで相変わらず言えそうにない |