子午線北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | 触れるそばから輪郭は消え ページの余白に落書だらけ 眠らない二人 言いかけたこと 通りすぎる星 大きな弧を描き 彼方へ 見えない線をまたいで進む くわえた煙草がくすぶる銀河 しがみついたまま かけらばかりでも 歩き出す人に 言葉は重すぎる いつだって 眠らない二人 言いかけてたこと 通りすぎる星 大きな弧を描き 彼方へ |
Easy Tempo北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | 軽快で心地よいテンポが あなたへ届けるメッセージ 愛を歌う聞き慣れぬ声は ほんのちょっとくたびれていて あの人 いつも笑っている わけなどないの それでも またたきながら燃える灯に 目をふせて 偶然に見つめあう温度は そう情熱と呼ぶにはまだ 退屈も物憂げな景色もよみがえる 音の隙間に あの人 今日は泣いている わけなど言わないけれど 一人じゃ何もできやしない 僕はここで ほおづえついて あの人 いつも笑っている わけなどないの それでも 忘れたころに思い出す こんな気持ちも なにげなく |
チークタイム北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | ずっと浮かれてる のぼせるほど長い日の終わりに もつれあい 千鳥足のままでもかまわない かまわない 息を止めて 今そっと忍びこむプールサイド 遠く離れてく 君のすべて忘れずにいられる この時間が続くのなら 何度でも閃き 繰り返し 何食わぬ顔 ほら軽やかにチークタイム 歌いだす人 今日のお別れを惜しむよりも早く |
Flowers for a Stranger北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | 空っぽの路地 塗りたてのドア 僕はよそ者 ここじゃ誰より 名前を教えて 見たことのないもの 歌に変われば 調子外れの鮮やかさだけ やけに心にこびりついてる しおれてしまえば ふざけすぎたことまで 少し照れくさい |
エンドオブヴァケイション北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | あなたは飛びたつ 銀色の翼で うんざりしてるのは僕にでもわかるさ もうバカンスは終わり 気がぬけて ほこりまみれさ とり残されたのは僕だけ ついたり 消えたり よそ見をするたび 風切る体とうらぶれた面影 ああ バカンスの続き 目を閉じれば 終わることなく 呼びかけても遠くかすんで もうバカンスは終わり めぐりあい 吹きぬけていく 静まりかえった海の先まで |
夜光のスケッチ北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | 曖昧だったり しぼんだり 望遠レンズの見る光 何億光年 旅したら 電飾の未来 願いは何だっけ ぼやけてしまうね 漂う プリズムのどこかで |
出発北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | もう一度だけ ふり返れば あれは 街の灯 夢の中 離さないで やがて かなしいことも終わる 惑わせて なんとなくすべてが なつかしく見えるのは 君のせいさ 今はそれだけ まだ騒がしく 行き交う人 追い越し あの頃が遠くなる 戻らぬ日々 すぐに こだまさえも消える うわのそら 混ざりあう 二人の 弾む息 温かい血の色さ どうかこのまま 忘れないで そのまなざし |
夏のさなか北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | 信じられないことばかり ずっと 海辺に向かう道 そろそろ日も傾いて 残された時間よりも もっと 今この瞬間にすべてがある気がしている 話もせずにスピードをあげるだけ 簡単さ この夏は 幸せになれるかしら いつか 誰もが忙しそう 気のあう仲間に電話して とんでもないことが起こりそうな 不安が君のこと 大人にする 密やかに 嵐の前に 宵の風に乗って遊ぶのさ 果てるまで 話もせずにスピードをあげるだけ 簡単さ この夏は |
Fortune北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | 北里彰久 | | もうここにはいない人たち どこかで楽しくやっていてくれ ここにはいない一人に そう いつかは僕も そこらじゅう痕跡残して 後には未来があるとして そうだとして(glow glow glow) ねえ 鏡に映らないのは どこかに心を忘れたからか 影すら売りとばして そう ここまで来たが そこらじゅうまぼろし踊るよ 後には未来があるとして そうだとして(glow glow glow...) |