I LOVE YOUbutaji | butaji | butaji | butaji | | どうしてこのままでいられないんだろう すれ違う二人の上に 大粒の雨 いつか僕が見ていたような未来は 一人では叶わない 幸せの姿 無意味なことじゃない それぞれの理由がある 憎しみや悲しみも全て含んで I LOVE YOU 夢に見たような微かな理想のイメージ 追いかけるほど遠くなっていく 報われない限り追い続けたい 理想ならば 掲げたなら いけると 恋の行き場をあなたに求めるほど 埋められない溝が深くなっていく 越えられないとしても追い続けたい 理想ならば 掲げたなら いけると どうしてこのままでいられないんだろう 騒ぎ出す街を抜けて 二人だけの楽園 そんな場所はこの世にはあり得ない 流されて立ち止まって 振り返る影 本当の心は 深く深く隠された でも分かって 声を殺して 滲むような I LOVE YOU 夢に見たような微かな理想のイメージ 追いかけるほど遠くなっていく 報われない限り追い続けたい 理想ならば 掲げたなら いけると 恋の行き場をあなたに求めるほど 埋められない溝が深くなっていく 越えられないとしても追い続けたい 理想ならば 掲げたなら いけると わかり合えない事には理由があって いつまでたっても口に出来ないまま 一瞬だってそれを忘れられない 願いだとか祈りに任せたって いつの間にかお互いの幻想を見て ぬかるんだ地面へと一つ踏み出していく 報われない限り追い続けたい 理想ならば 掲げたなら いけると |
奇跡butaji | butaji | butaji | butaji | | これ以上何も求めない これ以外何も見えない人にはなれないし 積み上げることで 全ての努力が無駄になったら もう二度と歩き出せない 立ち上がれないときには 奇跡を求めている ほんの少しでも 流れが変わる時を待っている 人並みが押し寄せて 声がどうしても届かない 小さな幸せも埋もれてしまっては 奈落の形相 抜け出したい 奇跡なら君のためにある平穏な毎日 ため息ばかりの僕らの進路をいざなって 疑い深い性格の僕でも 強く願うことが 僕の形を留める最後の理由になる前に 奇跡よ起これ ありったけの持ち合わせで ほんの少しにも満たない グラスを傾けて すぐに飲み干して 今の渇きを癒やす日々でも これで良いと開き直れば これが最後なんて言わないで 忘れてしまえるし また始められるという 事もあるけどどうかしら 何千回の約束を 何千回と繰り返す 無意味に見えるものも必要だろうか 叶うかどうかはわからない 奇跡なら君のためにある平穏な毎日 ため息ばかりの僕らの進路をいざなって 疑い深い性格の君でも 強く願うことが 君の形を留める最後の理由になる前に 奇跡よ起これ |
秘匿butaji | butaji | butaji | butaji | | 幼い頃の自分は ずっと素直だったかしら がっかりしてしまうことが とても怖くなっていく 君を好きだとは 何も言えないでしょう 眠りそこなって まっすぐに 声も出ないほどの 拒絶をどこか求めている 何もかも 暴かずにいられたら 愛は特別なまま 君は特別なまま 目につくサインの全て 思い出される物語 君の小さな痕跡を 探して回っているようだ マニュアルを知らない 特例の中で 君を 僕は 馬鹿らしい 真面目に取り合えない 自分自身のことだけに 何もかも 明かさずにいられたら なにが普通なものか 愛が特別なのか 認められたら 認められたら 君も 僕も 抱きしめて 声も出ないほどに そこで涙が溢れても ここに居る 僕を君は見てて 愛が特別なように 君が特別なように 認められたら |
somedaybutaji | butaji | butaji | butaji | | Someday I called your name To know you 汚れた階段を上って I reach you It never shows Then I'm falling ほどけた靴紐のせいで隠れた あなたの姿 あの頃に戻りたい |
花butaji | butaji | butaji | butaji | | 二階建ての住まいの ある暮らしの中で 君は育った 窓に生花飾りながら 枯れたら取り替えるたびに 季節は巡った 部屋を彩った 長い夜 こんな話をして 夜明けまで時間を潰している 優しい君は大事にして 僕が蹴飛ばした 僕が蹴飛ばした花 悲しいだけの時間に限らない 記念日はたくさんの人 贈り物を持って歩いていく 優しい人は愛される 僕は難しいけど 君は叶うように 細い声が 震えないように 夜明けまで 時間を潰している そうして僕の弱い部分を持って 逃げて行く 鳥が逃げて行く空 夜に腕を掴まれた 僕は難しいけど 君を思い出すよ ちっとも素直にならない僕を 許さない 夜は許さない どうして僕ら離れていく また花を持って会いに行きたくなっても 遠い町のどこか |
あかね空の彼方butaji | butaji | butaji | butaji | | 茜色のシャツを着た 幼い私の顔に あなたの幼い日を思って 暫く見つめていた 愛情のベースを流れる 恐らく低い音が なんとなく どこか呼んでいる 私は真に受けて 薄紫の空の様子と 奇跡のような土曜日に ガラス越しに煙草を点ける 湯がいた さやえんどう こんなにも近くにいながら 恐ろしく遠いことも なんとなく 私は気づいていながら 暫くこのままで 愛情のベースを流れる 恐らく低い音が なんとなくどこか呼んでいる 私は真に受けて |
抱きしめてbutaji | butaji | butaji | butaji | | 夕暮れは 暗くなって 伸びた影に 足が止まる 世界の隅っこ たった一人で肩を震わせて 正しいこと 愚かなこと 分かれ道に 差し掛かって 答えられないことの多さに 頭を抱える あなたの優しい笑顔は 全ての夜に 微笑みをくれる 同じ顔をした 私がいま この夜を見ている 抱きしめて 離さないで 誰も居ない 暗い場所で 私は受け取る たった一つの大切なものを あなたがどこへ行っても その笑顔が わからなくたって 同じ顔をした 私がまだ 覚えていられる 抱きしめて 離さないで |
予感butaji | butaji | butaji | butaji | | はるか昔 私が 転んで剥いた膝の傷 取り返しのつかないことも 学んで立って大人になった 記憶のプールに浮かぶ気分は 大海を行く小舟みたい 決まったコースも掴めぬまま 夜間飛行を続けるグライダー 嘘も本当も 全てが儚い 怒りも悲しみも 全て同じ じっと目を見る そっと手を取る このまま夜明けまで遠くても じっと目を見る その顔にある迷いも 幾ばくかの優しさの 予感がする まだ まだ 光は形を 浮かび上がらせる 私はそちらへ どこまで行けるかな じっと目を見る そっと手を取る このまま夜明けまで遠くても じっと目を見る その顔にある迷いも 幾ばくかの優しさの予感がする じっと目を見る そっと手を取る このまま夜明けまで遠くても じっと目を見る そっと手を取る このまま夜明けまで遠くても 予感がする |
EYESbutaji | butaji | butaji | butaji | | 生まれてから死ぬまで こんなに素晴らしい景色を 君は見慣れているかしら くすんだ花瓶に 花を挿した 本当は花瓶じゃないけれど 君がそう思えば全て 君が感じるなら全て 生まれてから死ぬまで 明るい熱を帯びて走る 人も冷たい自動車も 理屈じゃなく心ならば こんなに悩まなかったかも ここで君を待たせたまま 何度目の冬を迎えて くすんだ町に 枯れた道路 本当は何もなかったかも 君がそう思えば全て でも生まれたから |