僕はmoon 応答願います矢萩渉 | 矢萩渉 | 松井五郎 | 矢萩渉 | | メビウスに絡むHighway 沈黙は愉快 心臓が夜に弾む きみの占星術(うらない) だいなしになる涙は 風でちぎって わかろうとする孤独(さみしさ)を いっそ たたみこもう 僕はmoonまぼろしに ひとりぼっちでさまよいながら 僕はmoon瞳を閉じて しらばっくれた好きと嫌い どうなったって どうなったっていい 五線譜のアスファルトに ためいきで自慢 ひねくれた唇でも 嘘にかよわい めんどくさいやさしさを 気にするよりも ちょっと感傷(いたみ)の想い出を いっそ 誘いこもう 僕はmoonなにもない それしかない ほかにはない 僕はmoon永遠に どんなときもまちがいなく 僕はmoonまぶしさに 迷いこんで飛んでったって そうなったって そうなったっていい きみのmoonどこにある みつけたくて 夢にも見た どんなmoon追いかける 子供の瞳で大人の手で 僕はmoonなにもない それしかない ほかにはない 僕はmoon永遠に まぎれこんで 飛んでったって どうなったって どうなったっていい |
Night Fall〜夜の滝〜矢萩渉 | 矢萩渉 | 松井五郎 | 矢萩渉 | | 見知らぬ子供の 空のような影 破いた手紙と ペンキの剥げた月 もう誰もいない心が 嬉しくて ひとりで蹴った 石ころの音を 追いかけて Night fall 夢のように Night fall 揺れながら 最終電車が 消えてくトンネル 名前の変わった 古いJazzの店 もうなにもしない心を 抱きしめて 星屑だけが 僕がいる場所を知っている まるで眠っているように やわらかい Night fall どこまでも Night fall 揺れながら 遠くへ 遠くへ 遠くへ |
ファイティング・ポーズ矢萩渉 | 矢萩渉 | 古田元彦 | 矢萩渉 | | 物干竿 きれいになった君が お日様を浴びて 涙乾かしているよ 泥だらけの傷ついてたハートも そよ風にゆらり とても気持ちいい顔で 急がない 急がない しあわせ 君なら その手に出来るさ wow wow 僕だって強くない それでもふんばって ファイティング・ポーズ 逃げずに 逃げずに そこから 君なら 歩いてゆけるさ wow wow きれいだよ 一番きれいだよ 物干竿 ずらり並んだ過去も 君の着こなしで どんなドレスにも変わるさ 遅くないよ 輝きは君次第さ あきらめないでね つまづいたってへっちゃらで 信じて 信じて しあわせ 君なら 乗り越えられるさ wow wow 僕だって落ち込むけど それでも頑張って ファイティング・ポーズ 止まらない 止まらない 時間を 自由にクロールしてやれ wow wow きれいだよ 一番素顔が 逃げずに 逃げずに そこから 君なら 歩いてゆけるさ wow wow きれいだよ 一番きれいだよ |
冒険者矢萩渉 | 矢萩渉 | 村上明彦 | 矢萩渉 | | 振り向かない 絶対に 泣いてなんかない EVERY TIME EVERY WHERE 憧れない 実際に ときめいてない EVERY ONE EVERY THING 一人きり 今はただ あせらずに ためらわない いつまでも 揺らめいてない EVERY TIME EVERY WHERE 欲しがらない 時々は 考えてない EVERY ONE EVERY THING 本当は 止まらない 気をつけろ イソガナイトサ 行くぞ地の果て 見た事もない夢よ 失くす物など 今の僕にはないさ まだ見ぬ人は キリマンジャロ雲の上 あきらめない 永遠に 信じたくない EVERY TIME EVERY WHERE 疑わない 一瞬も きらめいてない EVERY ONE EVERY THING だからもう 見失う とり戻せ イソガナイトサ 飛べよ星まで 気持ちをなびかせて 人が言うほど 僕はタフじゃないのさ 君の心は シャングリラの風の中 行くぞ地の果て 見た事もない夢よ 失くす物など 今の僕にはないさ まだ見ぬ人は キリマンジャロ雲の上 |
夕焼け矢萩渉 | 矢萩渉 | 古田元彦 | 矢萩渉 | | 夕焼け空 息を止めて 標べない 夢を見てる 背中を叩く風に なつかしい君の声 心 住み慣れた街を出るよ 音のない夜には震えるけど 悪い事ばかりじゃないはずさ 君も元気でいて 忘れないで 泣き顔と笑い声が 波のように 僕の胸に 明日を訪ねるのに ぬくもりも消したけど 心優しい思い出達に 捧げる涙を流させてね つらい毎日が続こうとも 君と過ぎた日々は忘れないよ 心 住み慣れた街を出るよ 音のない夜には震えるけど 悪い事ばかりじゃないはずさ 君も元気でいて忘れないで |
Hello矢萩渉 | 矢萩渉 | 古田元彦 | 矢萩渉 | | 嫌われたみたいだね 電話もない うかれきってた春が なつかしいこの頃 あっけなく 週末が壊れてゆく 君の言うことはいつも正しいのさ 誰のためでもないね 恋は自由さ 哀しみが大勢で やって来た Hello, 今夜のリクエストは 落ちこんだ僕の涙かい Hello, それとも「気のきいた さよならを言ってやれ」 と言うのか Hello 恋を見つけたようだね いつのまにか 髪を切って来た夏は 暑さのせいじゃない あっけなく 答えが君の顔に ついに僕から君が離れてゆく くるしいもなく正確に僕等は別れた 寂しさが遠慮なく やって来た Hello, 今夜のリクエストは 眠れなく長い夜かい Hello, それとも「もの分かりのいい奴と誉めてやれ」 と言うのか 今夜のリクエストは落ちこんだ僕の涙かい Hello, それとも「気のきいたさよならを言ってやれ」 と言うのか 今夜のリクエストは落ち込んだ僕の涙かい 今夜のリクエストは眠れなく長い夜かい 今夜のリクエストは落ち込んだ僕の涙かい 今夜のリクエストは眠れなく長い夜かい Hello, Hello, Hello, 僕の涙かい Hello, Hello, Hello, 長い夜かい |
約束矢萩渉 | 矢萩渉 | 村上明彦 | 矢萩渉 | | いつか見た夢のよう 風に舞う白い帽子追いかけ 駆け出すふたつの 影ぼうし ときめきは音も無く 降りそそぐ蒼いオーロラの下 はにかむふたつの ひざこぞう 渡しそびれた 手紙のように いつまでもせつない あの夏の匂い 届かない気持ちさえ やるせなく涙あふれる夜は 守ってあげたい 君がいた 指切りしたね 約束もせず 寂しさをはじめて 知った日に 君は泣いたね ためらいながら ぼくだけを残して 大人になる事を |
KARA-KARA矢萩渉 | 矢萩渉 | 東純二 | 矢萩渉 | | 半端な恋は 命取りだと わかってた ベッドのはじに沈む 昨日とよく似てる 手間をはぶく夜には 笑いだして 何もしない 知ってるさ そんな事 KARA-KARAと 音がする 僕のハートからは ケチャップが こぼれた タバコに荒れた舌で いつもの薬 飲む 今日は眠くて 誰も相手にしなかった 色褪せてく夜には 夢の外へ うろつきだす 知ってるさ そんな事 KARA-KARAに 乾いてる 手のひらに残ってた ケチャップが こぼれた 知ってるさ そんな事 KARA-KARAと 音がする 僕のハートからは ケチャップが こぼれた |
白い森に帰る矢萩渉 | 矢萩渉 | 東純二 | 矢萩渉 | | 未来を泳ぐ様な 魚たち 悲しいシルエット ふと振り向いた 恋人は 手を取りあい 風を 探した 雨上がりの ビルの向こう 地平線にぶらさがった あの日 やさしく崩れだす 街なみを 静かに 月の影 踏んで歩けば 何もかも うまくいくと 風が 教えた 人は雨に 流れてゆく 僕は一人 白い森に帰る |
クジラ笑った矢萩渉 | 矢萩渉 | 松井五郎 | 矢萩渉 | | スミレの お気にいりの 5月の丘の上で 寝ころんだ 大きな空を まぶしい雲が フワフワと浮かんで そのとき クジラを見た 南の遠い空から やってきた きみは突然 手を振りながら キラキラとはしゃいだ そんなきみは風のなかの小さな光 つかまえてみたいけれど なんだかできない そしてクジラが笑った 誰にも 言えないけど 散歩のおじいさんなら 言えるよと 空飛ぶクジラ ほんとの話 ドキドキの瞳で そんなきみは風のなかの小さな光 つかまえてみたいけれど なかなかできない そしてクジラが笑った |