真夜中の交差点フィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | あのね、大人にはなれた 事にしておこう 夢を見失っていても 変わらない街並みがあって 急に懐かしい気持ちになって 笑ってみせた 真夜中の交差点 青く光った 信号が赤に変わった いつからだろう 当たり前の様に 足が止まったのは あの頃自由なフリして 優しさに触れるのを避けたのは 明日より今日を 誰よりも自分を 愛してたから いつか 全てを 忘れてしまう時が来るならさ 退屈な些事や 窮屈な細事は どうだっていい 冷めたコンビニの弁当を 毎日温めているのは 寂しい夜を1人越える為の まやかしなんだよ 街の停留所 古くなっても ずっと頑張っているよな 溶け込まずに そのままでいいよ 変わらない場所だ あの頃と日々が変わって 守らなきゃいけないものばかりだ 全てを賭けて 手に入れた青は 灰になってた あの頃自由なフリして 優しさに触れるのを避けたのは 明日より今日を 誰よりも自分を 愛してたから いつか 全てを 忘れてしまう時が来るならさ 退屈な些事や 窮屈な細事は 気にしないでいいよ いつか 僕らも |
Be Kindフィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | 扉の前で耳を澄まして ぬるいサイダーを飲み干した 誰かが歌う そのフレーズに 気付けば満たされていた 鼓動を辞めない僕だけの心臓 優しさの意味を求めている どんな時も 笑っているなんて 願わなくたっていい そのままで感じる 想いが幸せへと このまま1人 これからのストーリー 考え込んで落ち込んだ 右も左も わからないから 自分自身を投げ出した 眠れなさそうな 夜の心情 頭の中こびりつくけど なんてことない言葉に救われた 1人ぼっちでも 見渡せばすぐ側に あなたをずっと必要な人がいる 明日になったら この世界が 変わっていたらいいけど どうせこのままなんでしょって どこかで引いてた 下らないな そんな日々でも 優しさの意味になりたい どんな時も 笑っているなんて 願わなくたっていい そのままで感じる 想いが幸せへと繋ぐ 不安定でも どこかで支えてる そんな存在に なれた時のあなたは 誰かにとって大切な人になれる |
1970フィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | 午前10時58分鐘が鳴った 伝えたい思いが溢れた 白いシャツ胸ポケット血が滲んだ 暖かい笑みが溢れた 妬んでいるよずっと 美しくも儚く 愛されているという意識で 残酷になってる この丘の向こう側 ずっと生きていけるから 光に背を向けて俯くと 自らの影に気付いた 皮肉が湧き上がって浮かんだ思想 半世紀後に託した 届いているよきっと 誇らしくも切なく 知識人という奴らに 芸術を見せつける この街の向こう側 誰が生きていれるかな この街の外には 僕らみたいじゃない人で溢れてる だから僕ららしくありたい 美しくも儚く 愛されているという意識で 残酷になってる この丘の向こう側 ずっと生きていれるから 届いているよきっと |
ワンルームヒストリーフィルフリーク | フィルフリーク | 松本幸子・広瀬燈喜 | 松本幸子・広瀬燈喜 | | 2人の為の 部屋の灯りは 灯されはしないけど 赤い丸つけた 壁のカレンダー 寂しそうに見える 心をずっと 独り占めして 本当にごめんね 口紅の色がそんなにも 濃くなっていたんだね 大声で笑うとこも あくびをする顔も 今 目の前には無いけど 髪に触れる 白い雪が綺麗すぎたんだ 忘れられそうもないから 雪が降って君を思い出す 積もった思いは溶けだす 薄れていく記憶 心に残ったままで 寒いねって君が笑い出す かじかんだ心が解け合う そんな日々が懐かしい 飲みかけの紅茶 寂れたギター 埃まみれの靴 破れたレシート 脱いだままのシャツ 君の匂い この部屋も君の事も残っているから 今夜は冷えたな 季節外れの 初雪が 僕の街に降った 君の住む街は どうだい? 君が笑っていればいいんだよ 幸せならそれが全てだよ その横に僕が似合わなかっただけだ 2人で買った 家のシャンプーが 1人だと少し 多いから 君の匂いが抜けない 夢が叶って君が笑ってる 画面越しでそれを知る僕 左手の薬指が気にはなるけど 雪が降って君を思い出す この部屋にはもう さよならしようかな 今宵も雪が綺麗だ |
キャンディーフィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | さようなら 描いてた 未来の僕へ 現状では 目の前の今に夢中だ 飲みきれない缶コーヒーと やりきれない週末が こちらを見てよと睨んでいる 頼りなくてごめんな 退屈な毎日を過ごしている その繰り返しの様だ もう何度も叫んでも 誰にも気付かれず さようなら するのは 嫌だから 行く宛もなく走った 画面が割れてるスマホと 薄汚れたイヤホンが いつまで使うのと笑っている 保証なんてもう期限切れ 缶に入ったキャンディー ハッカが残る 似たもの同士の様な 人混みに溶ける 黄昏時こそ寂しくて ふと我に帰る時 行く宛もなく泣いていた 焦るなと言っていた大人はどこへ いつまでも僕らは子供じゃないんだと 投げつけてた言葉が 自分にキズを作る 変わっていく 街並みに残されて 変われないまんまの僕がいて もう何度も 叫んでも 誰にも気付かれず さようなら するのは 嫌だから 離さない様に ずっと側にいてよ |
道端日和フィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | 書き溜めた日々が白くなる もう思い出せないな 昨日の事なんか 失う事が 当たり前に なっているのは 信じたくはないけど 思い出は浅くなったと思うの それでも君の匂いは覚えているよ 幸せの意味さえも知らずに 足された黒だけ残ってる どんなに素晴らしい1日でも 明日には元通り 色付いた日々がいなくなる 考えたくないな 明日の事なんか どれだけ足掻いて 苦しくても 失う事はもう 分かっているけど 満開の枯れ木なんてものはないけど それでも春の匂いを期待してるの 世界で独り取り残されて 周りの人だけ進んでいる 優しそうで怖いものばかりで 溢れてる世の中だ 幸せの意味さえも知らずに 足された黒だけ残ってる どんなに素晴らしい1日でも 明日には元通り 失う事すら失って 好きになったものは守れないで どんなに素晴らしい1日でも 幸せとは程遠いから |
朝日を待つフィルフリーク | フィルフリーク | 広瀬燈喜 | 広瀬燈喜 | | 日々に置いてかれていたから 乗り遅れてた様な 不安な感じで 希望なんてもてないや 朝が来て 夜を待つ また朝が来て 夜を待つ 景色は変わらないもんだな 光に映っている 部屋の埃を 思い切り吸い込んだ 綺麗なものに 嫌気がさす 不誠実なほど 心に魔が刺す 忘れられるなら 嫌われた方がいい そんな勇気はない 怖いくらい 痛いくらい だらしない 知りたくはない そんな日々だ 朝が来て 夜を待つ また朝が来て 夜を待つ 朝が来て 夜を待つ また朝が来て 夜を待つ |