長渕剛「ふざけんじゃねぇ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
いのち長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛雨が降っていた どしゃぶりの晩 ぬれた地べたに 傘を突っ立てた  しゃくり上げた瞬間 喉をかっ斬り悔しさを幾度も タバコの火で焼っきった  海になりてぇ 激しくうねり狂うほど 海になりてぇ あれは確か俺、19の冬だった  中途半端の親切よりもっとしゃにむに生きた 中途半端の慰めなどに振り向かず走り抜く命が好きだった  風が言葉になった 吹きっさらしの言葉から 心という響き探した  うら優しい母の愛より 物言わぬ親父の背中に 甘え抱かれたかった  正義に倒れ死んでいった者達の墓の上に こっそりつばを吐き弱者を気取る大馬鹿野郎  刑務所(むしょ)や娑婆(しゃば)も流れる水はやっぱり同んなじだった うら寂しい人情の陰の荒くれた厳しい命が好きだった  道は後ろにあった 過去という名の貧弱な俺の 足跡があった  逃げても追いかけた 逃げる自分を許さぬ もう一人の俺が  強い者ほど細やかな風に泣き みっともないくらいの恥を誇りに思うものだ  すたれて貧しくたかるよな大胆不敵より 乱拍子で脈打ちながら希望へかじりつく命が好きだった  すたれて貧しくたかるよな大胆不敵より 乱拍子で脈打ちながら希望へかじりつく命が好きだった

上を向いて歩こう

英二長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛瀬尾一三・長渕剛くそまみれの公衆便所 鼻をつんざくアンモニア ジッパーおろし、たれ流しゃ 真っ赤な血のしょんべん こびりついた 不良少年の落書き ひきちぎられたエロ雑誌 丸めこまれた 黄ばんだちり紙 そろそろ腹わた 煮えくり返る 叩き割った鏡に うすら寒い俺の面 ぐらんぐらんの糸きり歯 引っこ抜こうか どうしようか 外はどしゃぶり  英二 こみあげるぜ 英二 飲めねえ酒を飲み 英二 抱けない女抱き 英二 残るあと味噛んでみた  天気予報は あてにならねえ 傘もねえ希望もねえ 真っすぐだった、あの道も あの時も、あの日々も 泥にまみれ ふたをしやがる ひん曲がる優しさたちよ 昔なじみのゴロツキも 今じゃ偉くなったもんよ しのぎを削りたおれ もう一度 這い上がってやれ! ふぬけなこの街“花の東京” 空っぽの街笑い散らかせ 花火よ 上がれ!  英二 むなしすぎるぜ 英二 お前に逢いたい 英二 肩で風、切り 英二 この街を歩こう  英二 くわえタバコに 英二 俺がマッチで火をつけよう 英二 花火を上げたら 英二 二人、あの町へ行こう  英二 二人、あの町へ行こう
ひまわりGOLD LYLIC長渕剛GOLD LYLIC長渕剛長渕剛長渕剛笛吹利明・長渕剛北へ南へ東へ西へ 人は流れ流れて河川を下る 北へ南へ東へ西へ たどり着くまでに太陽が笑う  もしも私が風ならば 真夏の空へひまわりを咲かせたい そんな風になり種を運ぼうよ 一人ぼっちの小さな土の上  見上げる空からしあわせが降る しあわせはやがて水になってくれるだろう  北へ南へ東へ西へ 人は流れ流れて河川を下る 北へ南へ東へ西へ たどり着くまでに太陽が笑う も しも私が土ならば 真夏の大地であの風を待ちたい たとえ飢え渇きひび割れても 一人ぼっちの小さな土でいい  見上げる空にはひまわりが咲き ひまわりはやがて土に抱かれ眠る  北へ南へ東へ西へ 人は流れ流れて河川を下る 北へ南へ東へ西へ たどり着くまでに太陽が笑う  北へ南へ東へ西へ 人は流れ流れて河川を下る 北へ南へ東へ西へ たどり着くまでに太陽が笑う
かりそめの夜の海長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛月が落ちてくるまで 心静かに君を見てる 銀色の鏡に流れる とりとめのない優しさよ  君は今、僕の中の何を 探しているの?  悲しいのは君だけじゃない 涙するのは君だけじゃない  いつか君と二人で見た 僕はあの海に帰るだけだよ 泣きたい夜はそこへ駆けてこい  君が結わえた黒髪 やがて艶やかな波にゆれる かりそめの夜の海を 夢枕にして眠ろう  凍える冬を春にすりかえないで 誰かの名をのどが裂けるまで叫んでごらん  悲しいのは君だけじゃない 涙するのは君だけじゃない  いつか君と二人で見た 海の広さに負けぬよう 泣きたい夜はそこへ駆けてこい
あなたとわたしの物語長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛あなたもわたしも今を泳ぎきらねば もともと自由な一匹の魚だったはず あんなに優しく美しい物語の 始まりを深く暗い海に沈めてはいけない  波に逆らったり荒れ狂ったり 身をそらしよじり甘えもがき泣きじゃくっても 乙女の祈りにわたしは決して いどみかかるほど汚れたくないのです  恋というにはうしろめたくて 愛というには行き場がなかった 折り重なる堕落の果てに私は “希望”ただそれだけを見つめていたのです  苦しすぎるよね悲しすぎるよね 死にたいよね生きてゆけないよね こんなに互いが互いを試しあっても いとおしく叫ぶ声だけが真実だった  暮らしにまみれ豊かさの裏側で どうしても忘れきれぬ事がひとつだけあった 忘れきることは罪じゃないけれど あなたもわたしも明日を嫌になっていたのかもしれないね  一人だと認めるにはやりきれなくて 二人だと思うには許しきれなかった あなたの無言の丸い背中を抱きしめたら わたしがわたしでいることを忘れられたのでしょう  恋というには物足りなくて 愛というにはせつなかったから わたしの胸の中でたとえほんの一瞬でも あなたがあなたでいることを忘れられたのでしょう  だからあなたの傷口に今わたしは わたしの傷口に今あなたが そっと触れ合いくちづけをしよう  永遠にあなたとわたしでありますように 永遠にあなたとわたしでありますように
しあわせの小さな庭長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛笛吹利明気の病に犯された夢遊病者のように 幾日も四畳半に閉じこもりっぱなし 引きちぎった電話線をてめえの首に巻きつけ 『死にてえ』などとお茶目にかわいぶってみた  やっと手に入れた“花の東京”200坪の土地 適当な家をおっ建てた 隔離されてる俺の部屋の窓から みごとな咲きっぷりの赤と白の花々たち  ひと群れの太い木々たちが織りなす花々は 黙ったまんま腐る俺をいやしてくれる そして俺は不安と恐怖からとき放たれる  我が家の庭先に小さな畑を 妻と三人の子供と耕し造った いっしょに汗をかきかき種をまいた 『しあわせの花がどうか咲きますように…』と  お祈りしてからひとつ目の夏の終り やっと花を咲かせた天高い向日葵 俺たち東京 五人家族の土の上から 灰色の空に垂直に向かう五本の向日葵たち  明日、俺 40回目の誕生日だ 花を見上げる俺たちはなぜか黙っている 瞳たちよ、このまま真っ直ぐはるか天まで届いてゆけ  やがて咲いたばかりの背い高ノッポの向日葵も 朽ち果て、しおれ、うなだれ、腐り、土にかえる その時花の命の短いはかなさを 天を仰ぐ我が子は初めて知るのだろう  “希望”という名の裏側の絶望に 叩き落とされ死にたくなる時もあるさ いつか家族で見上げた空の高さを想い出して 人より傷つき優しく厳しい人生(みち)をひたすら願うのだ  許してやろう、よっぽど辛かったんだろう ほっといてやろう、よっぽど痛かったんだろう ほめてやろう、よっぽど悲しく淋しかったんだろう  妻よ、君もいつの間にか三人の母親になった 君の立つ台所からはしあわせが見えるかい 庭先で餌をついばむ雨にぬれた五羽のニワトリを 老いた俺の親父の背中が必死で追いかけてる  きっと遠い昔、君も少女だった ささやかな暮らしでも大切な人がいたはず 今、君の寝室に立てかけてある死んじまった 君の親父の写真から何か聴こえるかい?  悲しい瞳で子供たちのしあわせを語ろう 悲しい耳で子供たちの優しさを語ろう そして口は、ただただ物を喰らう為だけに努めるのだ  悲しい瞳で子供たちのしあわせを語ろう 悲しい耳で子供たちの優しさを語ろう そして口は、ただただ物を喰らう為だけに努めるのだ  しあわせの小さな庭で 天まで届け向日葵たち
金色に輝け50年 〜師、西村公朝先生に捧ぐ〜長渕剛長渕剛西村公朝・長渕剛長渕剛そうだ、そんな事もあったっけ お前に初めて会った時 お前の顔より先に私が見たのは あの畳の上に揃えた両手だった  白くて細くて美しい指だった それはしなやかでどこまでも静かだった その時私は心ひそかに決めた この女性(ひと)と絶対結婚しようと  あれから50年たち 懸命に私は貧しい愚痴をたたいた それでも貴女はいともつつましやかに 優しく私を見ていてくれたっけ  ありがとう、ありがとう 金色に輝け50年! ありがとう、ありがとう 金色に輝け50年!  そうよ、そんな事もあったわね 貴方と二人で登った比叡の山 あの時の貴方の大きな黒い靴と 力強い後ろ姿がうれしかった  それから30年目の秋でした 初めて私に買ってくれましたね 紫水晶のささやかな指輪 今でも私のささくれだった左指で笑う  あれから50年たち 貴方の瞳は深く悲しい瞳になりましたね だからこそ貴方はいともたやすく 強く弱く私の肩を抱いてくれるのですね  ありがとう、ありがとう 金色に輝け50年! ありがとう、ありがとう 金色に輝け50年! 金色に輝け50年!
ふざけんじゃねぇ長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛笛吹利明・長渕剛いらつきっぱなしで誰かれかまわず八つ当たりさ あゝ下手な親切や優しさもどきがとどめ刺しやがる いちかばちか転がり捨てた人生さ どうせ生きるなら泣いて血を吐くホトトギスとなる  冬のうっとりするよな暖炉の側で『愛してる』の連発 てめえの女房だまし続ける哀れけなげな野郎! たらしこむ貴様の不浄な左手は 腐ったまんまで切っても血も出まい  ふざけんじゃねぇ 勝手じゃねえか あんのじょうゆさぶりをかけてきやがった ふざけんじゃねぇ タメグチ叩くな!どけ!失せろ! じゃまだ、そこのけ!そこのけ!俺が通る人生  ぬくぬくと恩を踏み散らかしおまけにトンズラ さも几帳面で神経質な顔をよそおい 調子づいた貴様のもつれた舌の根本にゃ ちぢれっ毛がじめじめ生えてくるだろう  生臭い息でくすねた共犯者たちよ 悔しかったらてめえに居直り俺の前に出て来やがれ! 貴様がまばたきするほんの一瞬 俺の拳でドス黒い腹わたえぐりさらしてやろうか!  ふざけんじゃねぇ 勝手じゃねえか やぶれかぶれの日の丸の旗ぶら下げて ふざけんじゃねぇ 泣くな!わめくな!はじくな! じゃまだ、そこのけ!そこのけ!俺が通る人生  A HA HA HA HA! 喉をかっ斬っても A HA HA HA HA! 刹那のゆりかごにゆられ たとえ瞳閉じても泣きやまねぇ赤子の 魂に俺は意地を見つけるのだった  A HA HA HA HA! A HA HA HA HA! ふざけんじゃねぇ!!
涙は大切な君の友達だから長渕剛長渕剛長渕剛長渕剛笛吹利明がまんできないほど 悲しかったりしたら 声を出して子供のように泣いてごらん しょっぱい涙は君の 大切な友達だから きっとやさしく頬をなでてくれるよ  どうしようもない 苦しい君の時もあるさ どうしようもない ひとりぼっちの君の時もあるさ  泣かない 泣けない わかるけど 泣かない 泣けない わかるけど 涙は大切な 君の友達だから 忘れないでね 友達がいることを  がまんできないほど 悔しかったりしたら 声を出して子供のように叫んでごらん かすれた声は君の 大切な友達だから きっとやさしい勇気の唄にかえてくれるよ  どうしようもない 苦しい君の時もあるさ どうしようもない ひとりぼっちの君の時もあるさ  泣かない 泣けない わかるけど 泣かない 泣けない わかるけど 涙は大切な 君の友達だから 忘れないでね 友達がいることを  どうしようもない 苦しい君の時もあるさ どうしようもない ひとりぼっちの君の時もあるさ  泣かない 泣けない わかるけど 泣かない 泣けない わかるけど 涙は大切な 君の友達だから 忘れないでね 友達がいることを
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