小室等「小室等BOX/デッドヒート74年ライブ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
都会の朝小室等小室等白石ありす小室等厚いガラスのむこうに 白い河のような高速道路 音を刻まない街のかなたに 今日がただ急ぐよ 心のままに愛して 心のままに振舞う 悲しみなんか忘れたように 都会の朝はいきづく 淋しいからこそ微笑み 始発のバスにゆられてみれば やがてざわめきとかわる街に やさしい人々がよみがえる 心のままに愛して 心のままに振舞う 悲しみなんか忘れたように 都会の朝はいきづく  赤錆びた橋の上をふたり 今日もわかれる人がいる 鳥は又いつか飛んでくるよ この空を見直したときに 心のままに愛して 心のままに振舞う 悲しみなんか忘れたように 都会の朝はいきづく
雨が空から降れば小室等小室等別役実小室等雨が空から 降れば オモイデは 地面にしみこむ 雨がシトシト降れば オモイデはシトシトにじむ  黒いコーモリ傘をさして 街を歩けば あの街は雨の中 この街も雨の中 電信柱もポストも フルサトも雨の中  しょうがない 雨の日はしょうがない 公園のベンチでひとり おさかなをつれば おさかなもまた 雨の中  しょうがない 雨の日はしょうがない…‥ しょうがない 雨の日はしょうがない
流星花火小室等小室等及川恒平小室等「下町は田舎みたいだ」って 車に乗り合わせた女の子が言う 下町育ちの小室さんは 「成程……」 と、うなずく 道産児の僕は 「そうかな……」 と、首をかしげる  田舎の縁日には 肌寒い夏の空を 流星花火が 飛び交っていた そいつが違うと 思うのだ
流星花火小室等小室等及川恒平小室等「下町は田舎みたいだ」って 車に乗り合わせた女の子が言う 下町育ちの小室さんは 「成程……」 と、うなずく 道産児の僕は 「そうかな……」 と、首をかしげる  田舎の縁日には 肌寒い夏の空を 流星花火が 飛び交っていた そいつが違うと 思うのだ
かげろうの唄小室等小室等和田夏十小室等誰にも叱られず 誰にも知られず 誰にも罰せられず 自分だけのものがほしい  何処にでもあって いつでもあって 誰のものでもない 自分だけのものがほしい  もしも空のように もしも水のように 土のように そんな 自分だけのものがないなら  一日のうちに生まれて 生きて 死んでいく かげろうに生まれかわりたい  一瞬の愛が 永遠に続き 永遠の愛が 一瞬に盡きる  もしも空のように もしも水のように 土のように そんな そんな自分だけの愛がないなら  一日のうちに生まれて 生きて 死んでいく かげろうに生まれかわりたい
逃亡の河小室等小室等田槙道子小室等高いあの山への道 通い道 愛、愛 遠いふるさとの河 氾濫河(あばれかわ) 夢、夢 三つの顔をもつ俺たち  今日の寝ぐらはあの娘の胸 肩に背に乱れる山桜  高いあの山への道 通い道 雨、雨が降る 遠いふるさとの河 氾濫河(あばれがわ) 霧、霧にかすむ 明日にはぐれた俺たち 誰白波の無縁仏 風に風に揺れる母子草  明日にはぐれた俺たち 誰白波の無縁仏 風に風に揺れる母子草
フライング小室等小室等田槙道子小室等山脈はるか 高原のかなた ひとり旅するところ 古はるか 潮騒のかなた 幻の奇しき都 沙羅双樹の木蔭に憩う 老いたひとりの男に出会った 日暮れし里へのその道を聞けば 遠く指さし 静かに笑った  初めてぼくは知ったのさ 人の命の哀しさを 初めてぼくは知ったのさ 白く続く道の涯てを  山脈はるか 高原のかなた ひとり旅するところ 古はるか 潮騒のかなた 幻の奇しき都 緑の樹々に陽はそそぐ 光りの中でぼくは飛ぶ 梢を渡って風が吹く 風の背中でぼくは走る  山脈はるか 高原のかなた ひとり旅するところ 古はるか 潮騒のかなた 幻の奇しき都 石の温もり 夕べの市場 行き交う人々の賑わい 呼び声きいて 翼返せば 光と影がまどろんでいた  初めてぼくは知ったのさ 人の命のみじめさを 初めてぼくは知ったのさ 風と語る石の言葉  山脈はるか 高原のかなた ひとり旅するところ 古はるか 潮騒のかなた 幻の奇しき都
デッドヒート小室等小室等田槙道子小室等全体 何が欲しいの 一体 何が欲しいの 街角のごみ箱あさって こねくりまわした おとぎ話 それとも 唇あわせて ぬりたくる嘘に嘘 またひとつ嘘が欲しいのかい? でも見ておくれ 僕のポケットからは もう もう何も 何も出てこない ぼくの頭は ディンドン ディンドン 逃げて追いかけて ディンドン ディンドン  全体 何が欲しいの 一体 何が欲しいの 覚めてくりかえす 昨日の夜の夢のつづき 3121、1234 (真夜中の扉の鍵の番号) 3212 (真夜中の扉の鍵の番号) 明日はどうにかなるだろうって でも見ておくれきっと ゼンマイがきれてるんだ  僕の時計はとまったきり 僕の頭は ディンドン ディンドン 逃げて追いかけて ディンドン ディンドン
独り立ちの歌小室等小室等田槙道子小室等遠い空が晴れた朝には 地平さして 鳥が飛ぶよ ふるい友よ 君にさよなら 雨の日には 手紙書くさ  涙をぬぐい 訪ねてゆこう はるかな空の まだ見ぬ あの人  長い夜の 夢に目覚めて 出かけようと心に決めた 遠い空が晴れた朝には いつもの山脈 ひときは高く
12階建てのバス小室等小室等小島武小室等どこからやってくるのだろう 約束のように バスがやってくる 12階建てのバスがバスがやってくる あれは昨晩おそく 彼女に会いたくなった だから会いに行った 彼女は明るく言った あたしに何ができるの おしえてほしい 私達は花火のようになった  どこからやってくるのだろう 約束のように バスがやってくる 12階建てのバスがバスがやってくる  今朝 いつもの時間に 私は新聞を読んでいた 電話のベルがなった やさしい彼女からだった そっとしておいてほしい さようなら 私はなんにも答えなかった  どこからやってくるのだろう 約束のように バスがやってくる 12階建てのバスがバスがやってくる  午後はコーヒーを入れて 数枚の手紙をかいた きのうのことや 今日のことや 彼女にこう書いてやった こんにちは 君は美しい それから私は街をでた  どこからやってくるのだろう 約束のように バスがやってくる 12階建てのバスがバスがやってくる 知ってる人や知らない人 色んな人が乗っている 12階建てのバスが 12階建てのバスが 12階建てのバスが 12階建てのバスが バスがやってくる バスがやってくる
無題小室等小室等小室等小室等いつも いつも ぼくが きみを 見ててあげるから 安心して おやすみ  傷つけあうことに 慣れてしまった この世界 そこで ぼくらは 生まれ 育った
私は月には行かないだろう小室等小室等大岡信小室等私は月にはいかないだろう わたしは領土をもたないだろう わたしは唄をもつだろう  飛び魚になり あのひとを追いかけるだろう わたしは炎と洪水になり わたしの四季を作るだろう  わたしはわたしを ぬぎ捨てるだろう 血と汗のめぐる地球の岸に わたしは月にはいかないだろう
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