鳥と熊と野兎と魚BBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | 盛んに餌を欲しがった かさんだ餌代を惜しんだ ギブミー ギブミー 目に映える仕草を 繰り返すよ キルミー 薄れた野性味 二足歩行でセイミー 今や異種同士 くっつきあってるどうしよう お花が咲かない女なんていない みんな美しいってことだね ギブミー ギブミー |
夕日BBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | うつむかずにいて 手放したものを見て 昇ってゆけば いつかは落ちていく 受け止めてみるよ やってきたすべてのこと 安い薬で 僕らは落ちていく |
僕らの生活BBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | 僕らが見つけた 冷蔵庫のドア 間延びした夢 消せない日々の匂い 取っ手の取れた愛からこぼれた情に 湧いた虫は翼でどこかへ飛んでいって 幸せになる うつくしき僕らの生活 仲間たち 焦らされ せつかれて 喜びを分かち合える いとしいひと カラオケにいこう! 穴埋めにいこう あんまりにも平坦すぎて どこなのかもわからん道を 走る 走る 消し炭になるまでの一瞬の瞬き 見せつけあっていたよ 悲しい重ね合いで 二度と戻らぬように蓋した感情 このままでもいいのか 問いただすより僕らは 癒してほしい うつくしき僕らの生活 子供たち 認め合って 慰めあって 喜びを分かち合える いとしいひと カラオケにいこう! 穴埋めにいこう あんまりにも優しすぎて どうなのかもわからんままで 走る 走る |
疲れてくBBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | 自由になれる瞬間 どん底に突き落とされる瞬間 いつだって目を見張って 向き合い続けてた 僕が楽しそうなのは 簡単なことじゃないよ 自分自身の心を どうにか一色にとどめてる 優しい君が好きだった 君といる自分自身のことも でもすべてが変化していく それ自体 僕だって気づいていたんだ でもわからない 愛するほど 君がわからないように 僕もわからない 愛するほど 疲れていく それでも僕らは 君の振り回すハンマーで 壁が壊れていく瞬間 向こう側から 木漏れ日を二人で浴びた でも今はただの凶器 僕の感情を打ち砕き 自分すら傷つけて 闇の奥へと逃げ込んで 変わったのは僕じゃない 変えたのは君でもなくて そしてすべてが転がっていく それ自体君だって楽しんでたんだ でもなおせない 愛するほど 君がなおせないように 僕もわからない 愛するほど 疲れていく 僕もわからない 愛するほど 君がわからないように 僕もわからない 愛するほど 君といる自分自身のこと 僕といる君自身のこと |
君はさせてくれるBBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | 黄金の輝きの中で 君が振り返るたびに言葉を失う この一瞬をなんて呼ぶのか さぁ今すぐベッドにもぐりこんで ロマンスはきっと (キザじゃない僕らにも) 降り注ぐはず そんな気に 君はさせてくれる 悪いことをしてると感じても あぁ君とならそれすら美しくて(だめだ) みくびられてた (日陰に居続けて) ほんとうの自分 そんな気に 君はさせてくれる 君の隣で目覚める時 ああどうか終わらないで ずっとこうやって生きていたいって そんな気に 君はさせてくれる |
フリントストーンBBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | 誤誤ちに気づいたとき 大体が手遅れ 壁は穴だらけ ドアにはチェーン 火は放たれ そして結局は 窓から飛び降りるしかなくなるんだ 無事を祈って 空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してもうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩 引きずられても上昇する凧揚げになる そんな関係でいられるのはごくはじめだけ そして結局は 僕らが飛び降りるしかなくなるんだ 無事を祈って空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してそうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩 たたらを踏んで バカみたいな音をたてて 石器時代の車を漕いでた 漕いでたんだ あとはずっと真っ逆さま 自分を失い 死ぬまでずっとババを引き続ける そんなのはごめん ハンカチを振って 別れを惜しんで あとはずっと真っ逆さま 無事を祈って 空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してもうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩 |
YoHoHiHoBBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | ブランコから靴投げ 水たまりに落としたカード 盗まれたシール 誰がやったのか知ってても どうでもよくなる ゆっくり過ぎてく時間の中 地球を歩く 花に囲まれた藪をおり 進み続けた ハロー 生きるだけで全身が満ち足りてた 過去などなく 未来も見えず それから君と友達になった 簡単だった そして今日も朝から 僕は仕事に向かう Yo Ho Hi Ho 怒鳴って 複雑にからみあった鋼鉄のワイヤーを Yo Ho Hi Ho 背負って 君と 君と 君との関係もあの頃に戻せたら 僕はベイビー 僕はベイビー 何も変わっちゃいないのかも ひっきりなしに靴投げ 死をも恐れぬ無意識 登り続けて 上から見回した違う景色 息を飲む ソーダみたいに弾けていく音がきこえた 君に会うため道をそれて 曲がりつづけた ハロー 笑うだけで心臓が飛び跳ねてた さぁ明日は何をしよう いつしか君と話せなくなった 悲しかった そして今日も朝から 僕は君と喧嘩して Yo Ho Hi Ho 言い合って 複雑にからみあったダイヤ製の留め金を Yo Ho Hi Ho 砕いて 君に 君に 君に謝って面と向かって言わなくちゃ 僕はベイビー 僕はベイビー 変わる時がきたのかも |
太陽BBHF | BBHF | 尾崎雄貴 | 尾崎雄貴 | | ススキ畑に横たわり 親の目を盗んではする ススキ畑に横たわり 親の目を盗んではする 生かしたり殺したり 気まぐれ 気紛れに できるんだ 僕らは太陽 だってさ はだしの体温 氷河を溶かして 落ち着けないよ だってさ ここにいれないよ ずっとは ぶつけて欠けた月の石 暗がりで碧く光ってる ススキ畑のすぐ隣 高速道路の騒音で 歌ったり踊ったり したいね いつだって できるんだ 僕らは太陽 だってさ はだしの痛みで 涙を流す 僕らは太陽 だってさ 前の時代の 氷河を溶かして みつけて |