まふまふ「神楽色アーティファクト」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
忍びのすゝめまふまふまふまふまふまふまふまふどれだけ歩めども 道はなく 彷徨うは千里先 それが人の世だと 笑う君だったんだ 然れど散りゆく定め  この一世を例えるなら 止まず 頻る 遣らずの雨 消える夜鳥に夢花火 水面に映る月を求めて 悔やむことは もうやめた  忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ 鏡越しに隠していた ボクが泣きじゃくっている間に  先見えぬ夜に紛れましょう 悟られぬよう口を噤みましょう 最愛も 恋情も 朋友も 友情も 手に掛ける覚悟はあるか?  暗がりの向こうに潜む忍者になって あの日の夢まで 切り捨ての免罪符  誰そ彼時までは身を隠して その陰に今日を置く 二世も契れぬまま 彷徨えるボクは ひどく醜い『手の目』  徒花のその姿に 心惹かれても 現世だって朧月 何もかもを閉ざした矢先に 君に恋するという報い  片恋の行く先を知りたい その手負いの心を救いたい 返り血の装束じゃ 何を望もうと値打ちない  書き違えた「辛せ」の行方 読み違えた為体が所衣 生涯は滑稽な 憂愁の証明か 未だ十字架を背負いこんで  鵜の真似をしていちゃ それが千慮の一失 覚悟もないなら 御帰りになって頂戴  いつか物心で捨てた心根 わかり合えるなんて夢のまた夢 破れ果てた友の骸に 今日も立っている  ―――お別れです。  忍び偲べ 心隠して 踊り踊る世界を回せ 鏡越しに涙した 君は誰だっけ ボクは誰?  空になった心なら捨てたんだ 優しくしないでよ この小さな覆面も 塗り固めた強がりも 剥がれ落ちて泣いてしまう  暗がりの向こうに潜む忍者になって あの日の夢まで 切り捨ての免罪符
自壊プログラムまふまふまふまふまふまふまふまふ取り囲んで今日の判決 役立たずはいらない 隣の椅子まで奪い取れ  決を採っちゃ列を成して 右に倣うだけ めでたく死刑執行の日だ  不要とされたひとつの人格は 枝葉に分かれていく そんなの そんなの ボクら互いに詰って 踏んでねじ曲げられたシナリオ  鳴り響く警鐘 エラーするノイズ 自壊性のプログラム ボクがいない ボクがいない 身体が痛みたがるのに  この自尊心が 虚栄心が ココロを侵していく 全部お前のせいなんだ 一生したり顔で見下していろ  「もう世界を嫌うこともない。」 リファレンスは画面越しの顔 流行りに沿った仮面以外は 標的となる  『手さぐりの暗闇 むせ返るどよめき 無数に飛び交う言の刃 血眼になって刺し返したその顔は ボクによく似ていました。』  セカイ系空想 機能停止アンドゥ 姿見 乖離して 何度でも 何度でも 飛び起きて咽び泣くだけ  ねえ叱ってくれ 叩いてくれ 壊すほどに愛してよ きっと頭じゃわかってるんだ この空白は初期の仕様だろう  どうして?どうして? 弾き合っては気づいた あいつもこいつも疑う余地もなく自分だ  鳴り響く警鐘 エラーするノイズ 自壊性のプログラム ボクがいない ボクがいない 身体が痛みたがるのに  この自尊心が 虚栄心が ココロを侵していく 全部お前のせいなんだ 先天性の自我を呪って 一生したり顔で見下していろ
サクリファイスまふまふまふまふまふまふまふまふ果てしない悲哀の環状線 奪い合いの連鎖 終幕はどこで見られるだろう  命を預けた天秤は推定無罪を要して その正義も 猛る勇姿も 不用品となってしまった  ―――どうして?―――  この手じゃ そんな小さな心にうまく触れない  歪んだ運命は 幾つもの禁忌の翼 望まれかざした刃が 手のひらを返して罪と成る それは 辻褄が神に背きだすカルマ たとえ狂いない未来としても 正鵠に射かける  どうして ボクの名前を呼んでよ まだ脳裏に焼きつく 憧憬  くだらない夢の続きや あの丘目指して ボクらは笑えたはずだったのに  疑い 疑われては鍵かける今日だ 爆弾でしか戸を叩けずに どこかで間違えていたんだ  ―――どうして?―――  この手は 奪うことばかりであやせもしない  空は青より灰色と記憶した翼 祟り目 奪った代償に もうボクはボクでいられない それはかつて名を持った 贖罪と輪廻 以後いかなる幸せでも この手では触れない  どうして 君と会ってしまったの 喉元に焼きつく 硝煙  これだけの苦痛を抱え込んで 生まれた意味などはないと知った 血塗られた今日日を血で洗って 生まれた意味などはないと知った  何ひとつも救えないくせして 十字架ばかりを背負っていこうと 何者にもなれないと知った 処刑台が嗤い 手招いている  歪んだ運命に敗した 仮初の翼 望まれかざした刃が 手のひらを返して罪と成る それは 辻褄が神に背きだすカルマ たとえ狂いない未来としても 正鵠に射かける  どうして ボクの名前を呼んでよ まだ脳裏に焼きつく 憧憬
ジグソーパズルまふまふまふまふまふまふまふまふ損失 利得 体裁 気にするたびに 右も左も差し出していく 穴ボコ開いた ジグソーの模様 パズルピース  あの子と手を繋げるために 余り物にならないために 切り取って すいて 貼って 何もハマらない 心のトコ  足りないのだ 足りないのだ 足りないのばっかで何にもないや 優しさは 3ピースもないなあ  砕けた強がりの欠片  ジグザグの無感情がボクを作り上げる いつだって心から笑えないの どうして? ズタズタに切り裂いた ハート型のパズル どこを探しても埋まらないや アイノウ 愛ノー もう足りないよ ジグソー  「敗戦」「錯綜」「平行線」「論争」「逃走」「再公演」 ただ共通項を見い出して 言葉に意味を宿した  出来損ないと紐付いた この上下左右は閑散と 貴方の帰りを待っている ボクに触ってほしくて  誰にだって当てはまるように どの色も混ぜてみたのに 誰にだって侵されてしまう 染みてついた透明の色  哀 楽 忘却の数ピース 愛憎 渇望のスパンコール 嫉妬 絶望のアンコール (見ない 見ないフリ)  ああ 何処かにやってしまった...  そして何もが  足りないのだ? 未だ足りないのだ メスフラスコ使っていっぱいに満たして? 優しさは 一滴もないなあ  穴空くほどの心もない  ジグザグの無感情がボクを作り上げる 今日だって 完結した光景をただ切り取るだけの  人生だ  ジグザグザグ もういいよ ボクを切り刻んで いつだって心から笑えないの どうして? ズタズタに切り裂いた ハート型のパズル どこを探しても埋まらないや アイノウ 愛ノー もう足りないよ ジグソー  嘘吐きの世界は 泥んこの未来は 空っぽの心は ジグザグジグザグに切り裂いて  ジグソー
マルファンクションまふまふまふまふまふまふまふまふ不定形未来 沸いた脳内 蒙昧 自己否定 快打ローライフ ファインダー越しの怠惰 ご指導 敗者の思考 書いたら死のうぜ こんなんで息巻いて 懇談で It's like this. 罵詈 暴徒 愛憎に該当が解答 どうかしてんだ  衝動で言っちまいな 創業家 倫理ファイター 塔の上 ヒッピー 外患 気張って見下ろしている  「金輪際、君のことなんて愛しはしないよ。」 想像の何倍だって奪い合え  意味もないまま 浮かぶ今日のフェイクショーに 爪噛むほどに感情が この惨状が 互いにひしめき合う  この人生はフィクションでいい ガラクタ未満のスクラップだっていい 薄い紙切れで指を切るような この感覚を止めてくれたらいい  耐えられない恐怖なんてない ただ君の数分を奪っていたい あの日に抱えた夢を焼べて 作為的にマルファンクションしていく  Ready fight 手痛い 遠目に排除 果てしない小競合いを 敵対脳的体様 エキサイト ひよっていちゃ生きていけないぞ? 完全にシラ切って ランペイジしたいって そんなんじゃ白けない?  トリミングすりゃ 歪みきった生涯も 斜に構えたハイセンスに ただ無愛想に 余さず変えていける  狂えない主役なんていい 笑われる滑稽なトリックスターがいい だからこそボクは記された通り この台本を読み違えたらいい  火をつけりゃ 道理なんてなく 灰も残らない歌だっていい どうせもうボクは戻れやしない どうせ何もない夢の末端だ  作為的にマルファンクションしていくだけ
朧月まふまふまふまふまふまふまふまふ馴れ初めを知らぬまま 薄紅点した宵時雨 朔日に洗われて 真白になれたら  幼き日々は貴方の傍 悠々 夢の果て  今宵は誰がために踊るのでしょう 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷の糸口よ 貴方に続けと願う  華やかな景観に 当てられ世人は列なる 愛しみは幾匁 花は一匁  知らぬ吐息を浴び 軋む帷 今は不香の花でありたい 顔の無い人影に絆されて 手折られてしまうのなら  袖口の手毬は転ぶ 暗がりの方へ ねえ お願い ひとりにしないで 雲間に消える  愛しい 愛しいよ と木霊した 日々は想うほどに遥か 冷めぬ心に霏霏と 六つの花 芽吹きと共に あの人のもとへ 帰ろう  遊里に咲く雪月花 霞む 私は朧月 手繰り寄せる 朱殷の糸口よ 貴方に続けと願う  千切れぬ明日に 契りなどない 薄月の色
すーぱーぬこになれんかったまふまふまふまふまふまふまふまふやっぱりぬこになれんかった  ~キャットショッピング~ 「もしかすると、生まれる世界を間違えたのかもしれない。」 そんな貴方に!いつでもぬこになれる新商品をご紹k(ry  寄せる人波 葉っぱホレホレ どっかに隠れてやり過ごし隊 人の目に触れたくない  理想の大人になったつもりが きっと見世物の傷増やして 道をそれ 気づけばこんなポンコツになっていた  ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 君になりたいにゃ!  にゃ にゃ にゃ にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び  何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう  やっぱりぬこになれんかいにゃ? な?  血統 生い立ち その他もろもろ そんな紙ペラが値踏みをした ふざけるな ふざけるな  あっちの公園 ペット売り場に 地球の裏側 古今東西 君はいない 君は君以外にはいないんですよ!  ぬこになりたきゃ手を叩け はい! ぬこになりたきゃ手を叩け はい! 何でもするから!  にゃ にゃ にゃ にゃーっと丸まってもぐり込め 人の寝静まる夢の隙間 何と素敵な物語 こそこそつまみ食い  お叱りは専門外 受付中止の永年休業中 まばたきの隙を見て あくびをかましましょう  やっぱりぬこになれんかいにゃ?  あっちへ行こう こっちへ行こう どこへ行こうとボクの未来 邪魔をするなら容赦はできないなあ 爪立ててやる!  にゃんちゃって♪  にゃーっと戦いて走り出せ 金輪際知りたくない世の身勝手に 愛も希望も七転び よろけて八転び  何食わぬ顔をして 大人の事情ならどっかに放っぽって 今日の寝床と明日の朝ごはんを探しませう  こんな世界とおさらばして やっぱりぬこになれんかいにゃ?
女の子になりたいGOLD LYLICまふまふGOLD LYLICまふまふまふまふまふまふ・田中秀和(MONACA)ねえ 女の子になりたい お願いいいですか?  チョコレートの森をくぐる オレンジかぼちゃの馬車に 乗せられて 連れられて ミルク色のお城  みんなきっと憧れている 童話の中のヒロイン いつか見た 夢に見た ガラスのハイヒール  ナイショの気持ち ホントの気持ち ちょっと話しちゃおう ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い!  やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな フリルドレスを召しませ 世界でひとりのシンデレラ  ちっちゃなユウキとおっきなハジメテ きっと怖くなって震えちゃうけど 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか?  大人になれど下がらない 可笑しな声のトーンと 何しても 何しても うまくいかない今日だ  ならば! 束の間でも夢の中に ボクを見つけてみようかな 少しだけ 少しだけ 変われる気がする  ドキドキして ドキドキして 眠れない夜 ワンツースリー 勇気を出せば 童話に続く入口はもうそこだよ  上目遣いで太陽が昇って ウィンクのひとつで喧嘩が収まる 小さなリボン結んだら 世界もひとつに シンデレラ  花も照れて恥ずかしがるような もう少し君をひとり占めできるような 女の子になりたい! 隣にいいですか?  当たり前のものどれもが 違って見えたんだ ワンツースリー 魔法をかけて 新しいボクになりたいのです お願い!  やっぱりボクも可愛くなりたいな あの子みたく可愛くなりたいな 小さく首を傾げたら ボクも今だけはシンデレラ  大事な今日を隅っこに隠れて 自分のこともわかんなくなる前に 女の子になりたい! お願いいいですか? 可愛くなっていいですか?  ナイショだよ
動かざること山の如しまふまふまふまふまふまふまふまふ読めぬ空気は読まぬまま 舞台にあがる軽はずみ 幾万を超えて列を成し 並ぶ 並ぶ  のっぴきならない戦況に 逃げ腰は元の木阿弥 然れど心のひきこもり 終わり\(^o^)/ 終わりは刹那  ただいつか見た夢を その夢を叶えるために 勘違い哀れ 殻破る決定打  やだやだ そんなの関係ない 心に刻み込んだ合言葉 はなから言うなら敗戦だ 見栄はっては強がれど四面楚歌  でもでも やんなきゃなんないない 固まっては裏返ってこの仕打ち やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し  明け方に寝て 夜起きて 口も開けずに明日を待て 耐えて忍ぶが前半生 独り 独り  ココロひとつを交わすだけ そんなのも出来ずに十数年 逃げて隠れて天手古舞 終わり\(^o^)/ 終わりは刹那  ねえいつか見た夢の その続きを歩くはずが すぐ折れるココロ 型破り最底辺  やだやだ そんなの関係ない 身の丈に合わなかった軒提灯 どうしてどうして こんな身勝手が 許される挙句に拍手の雨  引いて引いて 引いては引いて 引くばっかで押しはしないが座右の銘 やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し  抜き足 差し足 あー こんな幸せにゃもうバイバイ 期待 期待 しないで頂戴 そんなの疾うにわかってんだ  あれこれ あれこれ もう嫌になる言葉も無問題(もうまんたい) 期待 期待 しないで頂戴 一生殻にこもっていたい  やだやだ そんなの関係ない 心に刻み込んだ合言葉 はなから言うなら敗戦だ 見栄はっては強がれど四面楚歌  でもでも やんなきゃなんないない 固まっては裏返ってこの仕打ち やだやだ そんなの関係ない 動かざること山の如し
君のくれたアステリズムまふまふまふまふまふまふまふまふ小さく震えてアンコール お招きされて90度 ファイティング仕立ての最終回さ 言うなら風まかせ  星の煌めく滑走路 くるり 360度 こっちの隅からあっちの海まで 満天の星空  何の夢? 何の夢? うなされるだけねむれるレプシー いつか見た恐怖でも 震える手足でも  ―――君の声がした。  歓声とピンスポット パステルのティアドロップ ソーダの雨とジェラート 銀河に盛りつけて きっとこの物語は誰かの夢  君がくれた答えだったの? アステリズム どんなかけ違いも間違いじゃなかったこと もうひとりぼっちじゃないこと  空に落ちて その空も落ちた 潮騒が静を薙ぐ  いつまでも いつまでも 失ったものに泣いているメロディ こんな独りよがりを愛してくれる声...  ―――君の声がした。  大切なものほど 両手におさまらない 今日くれた景色は いつまでも続かない 瞬きの間に消えた星屑みたい  君も何処かへ行っちゃうの? アステリズム 目を覚ましたノワール 闇夜に巻き戻る世界 まだ聞きたいことがあるのに  未だ見えない 未だ見えない ここは? 雲のかかった夢のないボクが 絆されて 照らされて そして世界へ向き合える時まで  歓声とピンスポット パステルのティアドロップ ソーダの雨とジェラート 銀河に盛りつけて きっとこの物語は誰かの夢  君が変えてくれたんだよ アステリズム どんなかけ違いも間違いじゃなかったこと もうひとりぼっちじゃないよね
リライトザサーガまふまふまふまふまふまふまふまふただ変わらない日々を求め ただ譲れないものを守り 交えた夢を 行く先を 静寂が包み込んでいく  そうして 色めく群衆の声 どうして? 飛び交う凱歌を前に 心に空いた白い隙間が あの丘へ連れ出すんだ  子供の夢と誤解しそうな物語が 手招くのは偽りじゃない 遠くに響く貴方の声 それだけでまだ 抗える  夢見たあの未来とは 何ひとつ似つかないけど これから先の光景は誰だってわからない それだけがこの背中を叩いた  運命だって ねえ Rewrite the saga もう一度描きなおせたら どこまでも遠くへ行こう  いつかくだらない話に耽る そんな他愛ない日々を求め 胸のナイフも 錆びつくほどに 置き忘れる日へ行きたい  心にあった感情は ひびのひとつも書き残す未来 傷つけあった後悔も 胸の痛みも 零したくはない  呼吸を止めれば 苦しくなる胸を 偽る理由もないのだろう そしたら そしたら 貴方の声を聞いた それだけでまだ 抗える  世界が逆さまになる 時間を飛び越えていく 無色になった存在を あの日々の痛みを どこにも置き忘れたくはないよ  運命だって ねえ Rewrite the saga もう一度描きなおせたら いつまでも隣にいたい

曼珠沙華

とおせんぼうまふまふまふまふまふまふまふまふ笑われないように息をひそめて どこかに消えた黄昏の空 明日は鬼の手の鳴るほうへ 上手に生きていこう  もうちょっとボクを嫌って うんいいよ 強くたたいて 嫌われるより 嫌われ未満が怖い ボクはここにいるよね ね?  とおせんぼ とおせんぼ ここからボクはとおせんぼ 溢れてひとり 影踏むばかり  かくれんぼ かくれんぼ 誰も見つけてくれないの? いないないないない ボクがいないないなあ  透明色の雲になるより 嫌われ者の名札をください 擦りむいてわかる ひざの痛みが ボクを数えてくれる  そんなんじゃダメだと言って うんいいよ 強くたたいて この白線の内側に押し寄せる 空白だけは怖いな な  わすれんぼ わすれんぼ ボクのことはわすれんぼ 手を振ってひとり 塗り絵の中で  知らないよ もういいよ 君もどっかに行っちゃえよ いたいたいたいたい 胸がいたいたいなあ  とおせんぼ とおせんぼ  「みーつけたっ」  とおせんぼ とおせんぼ それなら君はとおせんぼ! 騙されないように...巻き込まないように  優しくしたら泣いてしまうよ? いたいたいたいたい 胸がいたいたいなあ  いないいないばあ
傀儡の心臓まふまふまふまふまふまふまふまふ指先ひとつから 深く縫いつけては 辿れば心まで 溶け込むような蜘蛛の糸 それは殺さぬように されど生かさぬように 翅を啄んでは 囁く道化 甘い嘘  貴方に縋る惨めな夢に そのどれも疑わしいほど 魅了される  この身を縛る苦しみが 愛と感じてしまうの 貴方の指先に 頷いているだけ  泥と雨粒に反射した 物言わぬ薄汚れた人形 操り糸の言うままに 影を踏む  不意に手放されて 羽ばたけたとしても どうせ変われやしない 望む未来は蜘蛛の糸  止まない雨に 病める心が 手招くまま遠ざかる背を探している 貴方はどこ?  私の指先に 私の明日があっても 触り方を知らない 行く宛ても知らない  苦しくてどうしようもない 愛に溺れていたいの 貴方の指先に 頷いているだけ  泥と雨粒に反射した 物言わぬ薄汚れた人形 操り糸の言うままに 影を踏む  私をよく見て 私だけを見て 私の身も心も食べてしまって
廃墟の国のアリスまふまふまふまふまふまふまふまふ曇天を揺らす警鐘と拡声器 ざらついた共感覚 泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理 昨夜の遺体は狙い通り 誰かが持ち去っていった 砂風味の黄金林檎 廃墟になった街  こんな灰被りの現状はボロ布で着飾って いつかこの檻の向こうに いつかこの檻の向こうに 昨夜の願いは期待通り この銅貨2枚ちょっと 血生臭い両手洗って 愛を謳っている  合法的妄言の烟草 愛情失調症恋情 38口径の拳銃 逃がしはしない 損得と体裁の勘定 一方通行の干渉 排水溝で腐敗していた共感覚  醒めない夢のような感情が 泥まみれに落っこちて 見たことない惨状が 現実だと知ったんだ ノスタルジア環状線 雲の上を半回転 格子状に咲く天井を今日も見ている  疑うことなく箱庭で踊るアリス 天空に広がる鳥籠のアリス 数えきれぬ感傷と忘却の夜に 澄みきった瞳でボクを見ないでくれ  カラスが手招く 際限ないデフォルメと廃棄のリリック ストロボで化けた鉄格子 ここに来ちゃいけない  曇天を揺らす警鐘と拡声器 バグ塗れの共感覚 泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理 オーロラ 無愛想にエラッタ ペンキの落書きはどうだ 塗りたての黄金林檎 廃棄になった夢  洗脳と堕落の象徴 愛情失調症恋情 深謀遠慮の参謀 錯綜 救えない 派閥 論争 同族嫌悪 血塗られた惨状 どうか君だけは  明日が来れば明日を求めてしまうように 満たされない心情と表裏一体の幸福感 どこへ行けば此処以外の所に行けるの? どこへ行けば単純な愛に触れるの? 愛されるの?  鮮血の雨 弾いたアスファルト 疑わしきは罰せられた 催涙 或いは瞞し 沈む夜を 3 2 1 で走り出して  そんな果てで辿り着いた 誰かが捨てた夢の上 きっとこれは悲しい戯曲さ 「君もそうなの?」  どんな夢も壊れて くずかごに集めた 最底辺の惨状がこの世界の心臓だ ノスタルジア環状線 雲の上を半回転 格子状に咲く天井を今日も見ている  疑うことなく箱庭で踊るアリス 天空に広がる鳥籠のアリス 数えきれぬ感傷と忘却の夜に 澄みきった瞳でボクを見ないでくれ  カラスが手招く 際限ないデフォルメと廃棄のリリック 君を飼い殺す鉄格子 ここに来ちゃいけない
生まれた意味などなかった。まふまふまふまふまふまふまふまふ厚紙の箱に捨てられた 命ならば値打ちはないか? バス停 待合に渦巻く 見て見ぬふりの雑踏 書き損じはどうしようもないが それに勝る反吐が出ないか? その行方は今日日じゃ 誰も知らない  母の手を零れた 小さな命は 後部座席に勝る価値もない  何者にもなれる命で 救えるものひとつもないのだ これほどに器用な手先で 救えるものひとつもないのだ 僕たちは  底知れた愚鈍な世界だ 書き物に筆を取れども ぶちまけたインクのそれが ひどく適切ではないか? 死にたいかと言われりゃ 特に死ぬほどの孤独でもないが 生きたいか問われたら 何も言えない  虚しさに適した表情はどれだ 書き始めの言葉は  『生まれた意味などなかった。』  先見えぬ小説を読めば 捲り終えぬ世界があるのか? 振り向けば崩れる足場で 明日から何処へ向かうのだろう 僕たちは  アンノウン 「私は誰だ」 「貴方は誰だ」  アンノウン 消しては書いて 丸め捨てては  アンノウン 自分ひとつが未だ書けない  生まれた意味などないのか?  生まれた意味などないのか?  ―――生まれた意味などないのだ。  事切れぬものなんてないのに 救えるものひとつもないのに この命に意味などないのに 優しい明日なんてないのに  行かなくちゃ たとえ死に向かって歩いていたって 書かなくちゃ 当然余白も残っちゃいないが 知らなくちゃ 明日を この途方もない暗晦を  生きなくちゃ 生きなくちゃ  生きなくちゃいけない
アートを科学するまふまふまふまふまふまふまふまふ寂しいまま今日を終わらせないから お決まりに辿る IIm7→V7 ループして 何度でもまたループして ほんの3分半 夜を埋めた  ないしょばなしが聞こえてくる I#dim の夢  ボクとアートを科学しよう ぶつけ合うほど帰納して 心と君の半球体へクリシェしていく  在り来りな世界なら 斜め下からいじっちゃえ 爪先立ちで歩く五線譜  リタルダンドで今日も夜を終えたら 3度転調して もっと遠く フォルテ フォルティシモでもどうして リフレインしないボクの言葉  ちょっとでも届けばいいな  君とアートを科学したい 夢の夢でもバウンスしたい どれだけ音を紡げばまた会えるの?  続くコードはクリッピングノイズ でも終わらないでフェルマータ 爪先立ちで歩く五線譜
それは恋の終わりまふまふまふまふまふまふまふまふ汗ばむ温度を風に乗せて この夏最後の花火を見るんだ 夕日の影が夜を連れた この夏最後のボクらの夢  不意の視線と黒い長髪を結わいた 浴衣姿と華奢な背中 黄昏時の向こう ぱーっと あの空に  花火が上がって 君が微笑んで その有り触れた日々が全てで それだけだった  夜空を着飾る光の粒に 遅れて音がする それが恋の終わりと知らずに 君に笑いかけていた  心がどこか漫ろなのは 下駄が擦れて痛むからだっけ 歩幅も何も合わないのは 人目を避けて歩いたから?  空っぽの手すら埋められない 意気地なしの最終列車 ラムネの呼吸に閉じこもる このビー玉みたいに  あの海の向こう側よりも ずっとずっと遠い一歩 たとえどれだけ近づいても その願いはもう遠すぎる  花火が可憐に色付いてみせる その暗闇の深いところに 気づけなかった  ふたりの隙間を照らす残り火 遅れて音がする  打ち上がっては賑わう人波 今日は8月の空 それが恋の終わりと知らずに 君に笑いかけていた  あと少しの もう少しの 埋まらない距離と夏 届かない 触れない あの花火のように
拝啓、桜舞い散るこの日にまふまふまふまふまふまふまふまふ春色に染まる校舎 これから置き忘れる世界 長髪ゆらす君はつぶやく 「遠回りをしよう?」  花びらが散るみたいに ひらひら離れ 近づいて ただそうして ボクらここで繋がったんだ  季節が急かしたように 背中を押した通学路 将来の夢 未来像 君の設計図 テストによく出るよ  許されたいことばっかで 見失うことばっかのこの手に 未来なんてまだ託せないのに  ボロボロになったペンと教科書 予鈴逃した自転車 君を傷つけたあの落書き  大嫌いなはずなのに 目を塞ぎたいわけでもない 書きかけの御話は いつもあの放課後の向こう  おとぎの話みたいな 奇跡は持ち合わせちゃいない ただ不確かな今日とそれに続く明日が あったくらいの世界  「ろくな思い出もないや」 君を寂しそうにさせる でもこれがボクに言える精一杯なんだ  誰かの投げやりなものさしで 狂いない直径を計るんだ この世界の定めたい基準と 行き場ないボクたちのズレた未来を  そしたら言葉が自由に使えなくなったっけ 喉から出られない 「寂しい」  鳴り止まぬ後悔とリコーダー 鞄の奥の通信簿 屋上で踏みつぶした三限目  素直になれない心を捨てられぬまま 言えなかった言葉は 君とふたり歩き出す未来  傷つけ合った 苦しめ合った 数えきれないほどに悔やんだ ひとりになった 君と出会った 大人になっていた やり直しなんてない もう戻れもしない 桜色 新しい景色を染める  ボロボロになったペンと教科書 予鈴逃した自転車 素直になればそばにいられた?  さよなら ボクらの ボクらだけの1ページ これからの御話は この扉を開いた向こう
あさきゆめみしまふまふまふまふまふまふまふまふ元日過ぎてから 指折る年の瀬も 余さず季節を君と紡いで 幾年(イクトセ)過ぎただろう 心はずっとあの日でも 大人になったよ 君の分まで  長胴の太鼓叩いて 提灯は五日灯った 明年の門を潜って 百八つの鐘を聞いた 行く年の中 手を振っている  あさきゆめみし 君を想う 君を失くして 君を強請る 朝日昇るは明くる年 君を置き去りにして  こんな叶わないことを詠う ボクを笑ってくれるかな 浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい  浴衣に粧しして 見知った神社まで 橙色の連なる年の瀬 幾年(イクトセ)過ぎようと 見惚れてしまったあの日から 探してしまうだろう 夢の中まで  もういくつ寝て待とうと もういくつ寝て待とうと 君行きの未来なら 全部 あの日に乗り換えていた 行く年の中 手を振っている  あさきゆめみし 君笑う 時の止まった花氷 瞼の裏に映写して 何時何時何時迄も  こんな叶わないことを詠う ボクを笑ってくれるかな 浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい  あさきゆめみし ゑひもせす 叶わぬ今日を知ろうとも するりと抜ける指先に 頬を濡らすばかり  心ひとつが立ち止まり 未だ越せずにいるボクを 君が叱ってくれる日まで 君を探しに行きたい  浅く眠れる枕元に 君を探しに行きたい
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