GET FREE山口百恵 | 山口百恵 | 来生えつこ | 来生たかお | B.Fasman | ベネチアのガラス細工に 異国の光が漂う 飾り窓 のぞき込んでは 時を超えてく 夢とイマージュ 私を連れてって 見あきたこの町から ブギウギのリズムも 踊り疲れたから ロックンローラーの シャウトさえ聞きあきたわ 壊れてる時計はそのまま 引き出しの中にしまって 灰皿の 吸いがらの山も 汚れた部屋に 置きざりにして 私を連れてって どこでもかまわないわ 気ままな道行きは あなたがリードして 気ままな旅立ちに 手を振り Take off my city 時間もモラルも 忘れて We are drifter tripper 世界中 ややこしい地図なら 無くてもかまわない 行き当たりばったり 自由なら HAPPY,HAPPY ルーラ・ルーラ 私を連れてって 見あきたこの町から 所詮かなわなくて 夢の旅路だって ほんの数キロだけの 旅でもいい Take off my city Woo――― |
喪服さがし山口百恵 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | B.Fasman | スパンコールは ダメだわ 光るビーズも 派手すぎる 足を棒にして 歩きまわるの 涙色した ドレス探しが 赤やピンクに目移りばかり (Why don't you cry) ブティック デパート 貸衣装 泣いてるひまなど今はないの (Why don't you cry) レース シルクに ベルベット 知らせは突然 喪服さがし 渡る世間の 嘘だわ 人の噂は 色眼鏡 喪服の女が 綺麗だなんて ルージュ落として マニキュアもせず 黒いベールでうつ向くばかり (Why don't you cry) 人の集まる時だから お祭り事には変わりないわ (Why don't you cry) そうよ 出来れば華やいで 陽気な調子で 喪服さがし (Why don't you cry) 地味が取り柄のドレスなど あなたが居たらば笑うでしょう (Why don't you cry) だから せめても泣かないで はしゃいだ素振りで 喪服さがし |
A GOLD NEEDLE AND SILVER THREAD山口百恵 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | A gold needle and silver thread これさえあればどんなものでも繕えますか あなたの突如のさよならは 私の心を引き裂きました A gold needle and silver thread 静かにすれば切れた月日も繋がりますか あれからすっかりばらばらで 明日と昨日が仲たがいです A gold needle and silver thread 例えばかなり壊れたものでも直せるかしら ばかげた言葉のやり取りで ちぎれた二人の心の絆 A gold needle and silver thread 本気になれば破れた恋も繕えますか も一度戻って欲しい人 はるかな想いで祈っています A gold needle and silver thread 天と地とは金の針で 縫い合わされた地平線 空と海は銀の糸で 結ばれている水平線 I want to be staying by your side forever I want to be staying by your side forever… |
タイトスカート山口百恵 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | B.Fasman | 気まぐれな潮風に 声をかけられた気がして 振り向けば誰もいない 泊まってるギリシャ船 昨夜(ゆうべ)の男の笑顔と 焼けた肌思い出すわ Black tight skirt 女の一生は小さなホックのかけ外し Black tight skirt 女の幸福は優しい手つきのかけ外し あゝ人よりほんの少しそれが少ないだけよ ブラディー・マリー 血のお酒 流し込む喉は渇きで 笛みたい音がするわ 眼の色や肌の色 それぞれ違う男が 移り香を残してゆく Black tight skirt 女の一生は後のファスナーの上げおろし Black tught skirt 女の哀しみは心の通わぬ上げおろし あゝ人よりほんの少しそれが多いだけよ 人よりほんの少しそれが多いだけよ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ |
CRY FOR ME山口百恵 | 山口百恵 | 横須賀恵 | 波田野純 | | 身じろぎもせず 部屋にひとり 貴方の手紙を 何度も何度も… 思いもかけない 別離もあるのね 夜汽車ですぐ とんで行っても もう遅いのね まにあわないわ 美しすぎる 愛の日々は アニスのグラスに ゆれては 溶けてく 青く燃える火よ CRY FOR ME CRY FOR ME 意気地無しよ 本当の事 背中を向けて 夢にしたいの めぐり逢いは 晴れた午後 街はずれの カフェテラス 気のない視線 投げて独り 火もつけず タバコ衡えて 笑いもせずに… 人の心 季節のよう 移り行くもの 止められないのよ 貴方がいつも 言った科白 自然なふりして 歌うの 私が… そんなに 優しくしないで お願い 重ねた日々 今はすべて 戻らない 想い出なのね |
センチメンタル・ハリケーン山口百恵 | 山口百恵 | 山川啓介 | 梅垣達志 | B.Fasman | 嵐の前の海は くもった鏡みたいね ふたりの愛に どこか似ている 先が見えない 体をかけめぐる 胸さわぎは やっぱり今夜 あなたを失くす 前ぶれでしょうか Ah――― 港へ帰る船を カーテン越しに数えて 黒いシルクの 服に着がえて あなたを思う ありふれた恋なら 笑えるけど はじめて明日を 賭けた人よ それだからつらい Ah――― 雨の匂い 雲の色 涙の予感 センチメンタル・ハリケーン 今夜は荒れそう 嵐の前の街は 寂しいゴースト・タウンね 無理やりドアを 開けてもらった いつもの酒場 あなたが来なければ 雨のシャワー 激しく浴びて そして泣いて 忘れるつもりよ Ah――― 風の叫び 雨の音 よろめく心 センチメンタル・ハリケーン 今夜は荒れそう |
BACK TO BACK(背中合わせ)山口百恵 | 山口百恵 | 篠塚満由美 | 浜田省吾 | | 口紅のついたカップを あなたのシャツに 投げつける 鼻歌に悪口のせ あなた待ってやるつもり おきがけの言葉は あまりにも あたしを傷つけ だめよ! それきり放っておくなんて このままじゃ(なきそうよ) 許せない(さみしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― あの頃のあなたは まだかけだしだった ギタリスト 歌うこと忘れたシンガー それがあの頃の私 そのうちにきっと いいことが も一度あるさと あなた私に 今をくれたけど つかれたわ(どこまでも) 歩けない(つれてって) 愛し方 うらおもて Woo――― 流されて泣きつかれて マジなあなたに 抱かれたこと 忘れてるわけじゃないわ とぼけていたいだけなの 野放しのわがまま ふるまって あなたをなめてる だめよ! かかとで蹴ってしかってよ 欲しいなら(おねがいよ) こわしてよ(やさしさで) 愛し方 うらおもて Woo――― |
猫が見ている山口百恵 | 山口百恵 | 小谷夏 | 芳野藤丸 | B.Fasman | 今夜も灰色の猫が だまって私を見ている トタン屋根に寝そべって のぞいてるわ 私の心を あんたに言われなくたって わかるわ こんな毎日が よくないこと それなのに 笑ってるわ 私の姿を 今日も うその涙を流し 実はおなかの中で笑い 男(ひと)の優しさを手玉にとり いざというときに逃げた私 あんたみんな見てたのね あんたも女の猫なら すこしはわからないかしら 不幸せが人間を いつのまにか変えることぐらい 髪をとかすその手を休め 胸にぽっかりあいた穴を やせた手のひらで押えてみて わざとほがらかに笑う私 あんたじっと見てるのね |
WIND & WINDOW山口百恵 | 山口百恵 | 篠塚満由美 | 波多野純 | B.Fasman | 窓開けて 風をチョット おくってよ 洗ったまんまの 髪を梳(と)かすだけだから おくれ毛に頬摺りを くりかえしくりかえし おしゃべりつづけて だるそうなくちびるで バーボンの 酔いをモット 下さいな あなたは酔わずに いつものジンロック 町へは行かないで お願いよここに居て よくない事がある 占いが出たからよ お膝を貸して 横たわらせて 私は愛に抱かれて 抱きかえしたい 眠るふり だけでヤット…眠れない いつもと同じ かたちの夜なのに 離れたらおしまいと 私から手をのべる よくない事がある 占いが出たからよ 靴を隠して しまいましょうか 私は愛に抱かれて 抱きかえしたい 出てゆくの? あなたはキット 帰らない 隣りの町で 私より昔に あなたに 出会ってしまったひとが待つ 良くない事がある 占いが出たみたい 病気のふりしても駄目なの 私は愛に抱かれて 抱きかえしたい 私は愛に抱かれて 抱きかえしたい |
DANCIN' IN THE RAIN山口百恵 | 山口百恵 | 横須賀恵 | 浜田省吾 | 萩田光雄 | Dnacin' in the rain 霧のような 雨に流れて街は 哀しい程 静けさだけ 漂っていた Dnacin' in the rain 終ったのね 暖めあった夢 言葉もなく 見送るしか 出来ない 今では 旅に出るわ 私ならば 気づかいなどいらない 倖せな想い出も 抱きしめれば 独りでも生きて行けそう お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と Dnacin' in the rain 幕切れには 似合いすぎる雨だわ 軽くほゝを つたわるのは 涙じゃないの Dnacin' in the rain 道行く人 ふり返る事もなく 取り残され 歩けなくて すがる場所もない 朝が来れば 涙だって 乾いて行くものだわ 悲しすぎる別離も 夢のように通りすぎた 過去のひとコマ お願い たったひとことでいいの あの人に伝えて “愛していたかった”と |