今、カメラ女子がトレンドに!“写真”で思い浮かぶ曲と言えば…?

 早いもので、今日からもう6月に突入!そんな6月1日は「写真の日」と言われているのはご存知ですか?なんでも1941年のこの日に、日本初の写真が撮影された記念日だとか!(のちの研究ではそれ以前にも写真撮影が行われていたことがわかっているそうですが…) ちなみに、写真を撮るときの掛け声が「はい、チーズ!」であることから「チーズの日」とも言われています(笑)。

 今はスマホで簡単に写真を撮ることができる時代なので、カメラ文化は廃れているかと思いきや、意外にも最近は「カメラ女子」がトレンドに!一眼というと、黒い・重い・ゴツい、イメージがありますが、現在ではコンパクトで軽く、カラフルなオシャレカメラが増えているため、若い女性にも一眼が人気なんだそうです!たしかに、CMで宮崎あおいや綾瀬はるかが写真を撮っている姿にもなんだか惹かれますよね。

 J-POPで“写真”と言われて思い浮かぶのはやはり、ユーミンこと松任谷由美の「卒業写真」でしょうか。“悲しいことがあると開く皮の表紙 卒業写真のあの人はやさしい目をしてる”…。30組近くのアーティストにカバーされている不朽の名曲ですね。また、歌ネットでは大塚愛の「恋愛写真」も人気が高く、ゴールドリリックとして認定されています。

 このどちらの曲も、あの頃の写真を眺めることで<過去>の想いや記憶を<今>の自分の気持ちがなぞっているよう…。つまりJ-POPの歌詞のなかに“写真”というワードが登場した場合の多くは、その写真が語る<過去>と、それを見つめる<今>の二つの物語が見えてくるということなんですね!

 でも、時には“写真”というワードが<未来>を表すことも!それは「青写真」と呼ばれる言葉で登場します。青写真の本来の意味は、設計図を青地に白く焼き付けて写真にすることですが、歌詞の中では“未来予想図”や“夢の構想”という意味で使われていることが多いんです。

“朝へたどり着いたら2人は1人ずつになる。
誰も邪魔はできない小さな幸せのなかで
僕らは背を向けて歩くよ。
その手には青写真を。”
「青写真」/cinema staff

 “写真”という言葉一つにもいろんな意味が込められているのは面白いですよね!あなたの写真には、過去・今・未来、どんな物語が込められていますか…?