1989年にリリースされた2ndアルバム「LOVE GOES ON…」に収録され、翌年にリリースされた5thシングルの「笑顔の行方」のカップリング曲としてリカットされた名曲が2位に輝いた。1989年といえば、バブル景気の時代であり、誰もが大きな夢を描けた時代である。今はバブルが崩壊し、大きい夢を持つことは難しいとも言われるが、本当は誰もがヒロインになりたい。ブレーキランプを点滅させてくれる人に出会いたい。この曲を聴くと、自分の人生に、恋愛に対して希望を持つことができる。まさに“DREAMS COME TRUE”を象徴する楽曲なのである。
2001年以前にリリースされた楽曲のなかで、プラチナリリックを最も多く記録したアーティストは、Mr.Children。「終わりなき旅」「名もなき詩」「Tomorrow never knows」「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」「抱きしめたい」「innocent world」「口笛」のシングル7曲がプラチナを獲得しており、いずれも誰もが口ずさめるヒット曲である。それに続くのが、スピッツ、aiko、ポルノグラフィティで4曲。スピッツ、aikoは先の楽曲別で紹介した通りであり、ポルノグラフィティは1999年にデビューし、デビュー曲から4曲がランクインしている。その他、DREAMS COME TRUE、サザンオールスターズ、GLAYなど、国民的ヒットソングを持つアーティストが続いているが、上位にランクインしているアーティストの共通点を挙げると、いずれも現在も活動しており、自分で作詞作曲しているアーティストであることが分かる。→Mr.Children曲目一覧