東京子守唄

遊び疲れて集まる
人の背中の淋しさ
歌もいつしかアカペラ
自分寝かせるララバイ

もぐり込むベッドよりも
きみの膝まくら
やわらかい あったかい
時のたつのを忘れそう

店の灯りが消えたら
朝が眩しく迎える
だけど やさしい東京
知らん顔してくれるよ

愛に背いてあの娘は
他人みたいな顔する
人の流れで手を振る
白い指先見えたよ

DJと掛け合いして
笑い転げてる
しょうもない かったるい
眠りたくなくなりそう

少小股の足どり
思いなおして早める
やはり やさしい東京
知らん顔してくれるよ
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