ココロのフィルム

透明な水みたい
見透かされてるような気分
冬の空 高く澄んで
ごまかせないものを知る

涙は落とすまい
本当の孤独なんて知らないのだから
でも今はただ
あなたの匂いを辿ってる

言葉にならないココロ投げつけて
子供みたいだった
本当は何を分かって
もらおうとしたんだろう
あなたが遠くなってゆく
あのシーンを何度も思い出すのは
ここにココロがあって
あなたを映すフィルムだから

引き止める言葉なら
きっときっとあったのに
説明もろくにしない
馬鹿な私を 自由にした

涙は落すまい
記憶は美化されてゆくものだから
でも今はまだ
あなたの笑顔が 巡ってる

独りになれば自分の生き方を
愛せると思った
本当の独りになんて
なれぬはずなのに
同じ空見ていなくてもいつでも
ココロはフィルム回して
独り言の全てが
あなたへのメッセージだから

言葉にならないココロ投げつけて
夢だけを見ていた
本当は独りでなんて
歩けるはずないのに
いまなら言葉に託して飛ばすよ
あなたのいないこの空に
独り言の全てが
あなたへのメッセージだから
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