友…そして人生

ふりかえれば 遠くて長い 道だったと思うけど
束の間なのさ 人生なんて だいぶ白髪も増えた。
頑固(かたく)なまでに 心のままに 生きてきて 現在、想う
いまさら 悔いなど ひとつも ありはしないと。
子供(がき)の頃から、汗にまみれて 働いたことも 夢のよう
だけど いつでも 忘れはしない 青春のときめきを。
つまずきながら 力の限り 生きてきて 現在、想う
優しい人に かこまれ 倖せだった。
よき友のあたたかな ぬくもりが 心にいつも 溢れてる

義理人情 なんていうのは 今の時代にゃ 合わないが
少しは いるのさ 熱いおもいの ふるい仲間達が
気がつけば 六十余年 生きてきて 現在、想う
自分の歩いた道は 間違ってなかったと。
明日から もう一度 歩いてみよう、愛する人達と 共に。
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