Sunny~朝陽はそこに居たよ~

浅い 眠り続き 朝が滲む
鳥や風や 子供の声
録り溜めたディスクのように 平積みの毎月
窓を開けて 街見おろす
咳き込む胸 こぼれる夢

求め合って 抱きしめても
心の前 見えない壁
遠い日々の愛の傷に 君は怯えているの
僕は僕さ 傍にいるだけ
誰の役を 演じてるのか

やすらぎ望めない 僕らの愛は
遅すぎた出逢いなの 癒せない傷を 君は

走り出した バスの扉
叩いてた君 乗り込んで来た
雨に濡れた長い髪を ハンカチで拭っていた
二人掛けの 僕の横に
君はおじぎ 恋を運んだ

ビデオ借りた 週末には
夜を明かし ふたり観てた
カーテンは閉ざされていても 朝陽はそこに居たよ
あのディスクは 胸の奥の
戸棚の中 思い出の中

やすらぎ望めない 僕らの愛は
遅すぎた出逢いなの 癒せない君を
逢うたび 遠ざかる ふたつの心
今さら 一人では 生きれない 日々を 明日を

Sunny…
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