靴を鳴らそう

燃え尽きてしまったら
感じる心が色褪せたら
遥か遠い街まで
自由の風追いかけて行こうよ

紫色の空は
いつもとは違うその姿を
誰に見せようとして
今も夜を待たせているのだろう

明日また
小さな情熱の種を 探しに行こう
この旅が
囁いてくれる喜び
聞こえるように 耳を澄ましては
靴を鳴らそう

冷えきった三日月は
それでも騒がしい朝を待つ
何度繰り返しても
それでも朝はいつも新しい

もう1度
あなたが迎えにくるまで 靴を鳴らそう
広がった
大地が教える先には 帰るべき場所
もしもまた
小さな情熱が燃えて そして消えても
いつだって
自由の風辿ればほら こんなに優しく笑えるから
手を振って 足下を見つめ 今靴を鳴らして
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