流れ三度笠

惚れて尽くして そっぽを向かれ
男 五尺の 泣き笑い
崩れてなるかと 誓ったものを
渡る世間が 狭すぎた
今はアンアアンアアン
身に沁む 三度笠

(セリフ)たかが恋だとおっしゃいますが、
惚れたら命をかけるもの、
恋は男の命取りでござんす。
今じゃこんな やくざ姿になりやした。

何時か覚えた 賽ころいじり
飯の種には 荷が重い
気まま 気晴らし
木曽節聞かしゃ
色目 気になる 茶屋娘
惚れちゃ アンアアンアアン
ならねえ 意地がある

仁義 一宿 啖呵を切って
ねぐら定めぬ 渡り鳥
夢に出てくる おふくろさんに
何と詫びたら よいのやら
明日はアンアアンアアン
何処やら 三度笠
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