谺する

いつかは霞むその瞳に
いつまでも 一度でも
見えない光りには何度でも
灯りに変わりゆくまで

優しい声でただ
「おかえりなさい」の一言で良かった
ほんとなら
祈るようなことはたった一つもなくて
いつもの通りに「ただいま」
陽だまり 空もなんだか嬉しそうなのに
もう涙こぼれないで

世界に何を願う
もう戻らない日々の中
変わらないあなたの叫び声
愛を謳っていて

再会、別れ、旅立つのは
何気ない日々だけど
あなたは一人ではないから
わたしに微笑みかけて

明るい声でただ
「見ていてね、ほら」と
雲をつかんでる 小さな手
触れられないものはたった一つもなくて
ふざけ合った「おやすみ」

静まる夜が谺しそう
永遠にまで今約束していいかい

世界に何を願う
もう聴こえない日々の中
最期が変わりはしないけど
愛を信じていて

いつかは届くこの声が響くまで
生きる誓いのしるしに

消えない涙のあと
そのぎこちない笑顔なら
小さな夢の続きを今騒がしく放て

世界が終わるその日から
光りだす魂で
繋いだ命への証明さ
未来に変わりゆくまで
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