グラスの底までついたストローに
最後の音がしても氷溶けたうっすいのまで飲み干したい
これは諦めきれぬ夢
愛をもっても補えない私だけのもの
納得しかけてはまた涙
頭ん後ろついてくる靄
櫛で静かにとけばツヤめく
血筋だとか感謝だとか期待だとかには
決して産まれないひたすらに煌めくもの

唄って

雲貫く飛行機
あの言葉が私をそうしたように
悲しみは何かの伏線になんてならないんだな
あぁ清々しいほどに痛い
この胸に抱く煌めくもの

唄って 唄って
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