仄めく

冷たいベッドに 体まかせては
気怠いひととき それも最後だと
君から離れた 小さな街の
ホテルにひとりで 僕はまどろむ
月の写る窓ガラスには君の顔が重なり合った
わがままな僕は君との愛に少しだけ
まわり道してた 心の中で……
君のもとへ 明日帰るよ きっと
君のもとへ 明日帰るよ きっと

部屋の灯今 消してみたけれど
つのる思いでは 消し去れはしない
気ままにこの街 訪れたけど
行き交う人達 心優しい
出てゆく時君に頼んだギターも今懐しすぎる
ふたりでいつしか見たあの映画のように
笑って涙を流してみたい
君のもとへ 明日帰るよ きっと
君のもとへ 明日帰るよ きっと
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