栞をはずして

ささやかと言うには
騒がしい日々が終わりを告げてく

好きな季節なのに
桜も散って 君もいなくなって

よそ見も上の空も視線を繋いでくと
いつも君の思い出に辿り着いてしまうよ

どれだけ君がいなくても
一途だった自分に自信を持っていよう
なんて今は思える様 僕なりに上手くやってる

別れる為の嘘
自分の為に飲み込んでみたけど
疑問が残りすぎて
噛み砕けなくて
君に会いたくなって

貸してたものは全部、これで全部揃ったよ
でも 気持ちは 心までは 返さないでおいてよ

これまで続いてたのも
好きな人の好きな声での “さよなら” で終わる
なんて胸が苦しいよ
無駄だけど考えてしまう

長く居すぎたから増えていった
2人の理想とか未来もどこに捨てれば良い?
僕じゃ叶えられない
それでもまだ今も

どれだけ側にいたくても
今は君の横にいる為の名前がない
なんて分かりきってるよ
言わなくても 言われなくても

どれだけ君がいなくても
一途だった自分自身に胸を張れるよ
なんて今は思えるよ
僕なりに上手くやってく
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