花瓶に水

時計の秒針に追い回されるように息継ぎもできず走る
今日の出来事も未来予想図も残せないままに消えた

葉が落ちてく木々に重ねた 僕の日々も枯れてくのか

もう諦めるか 想像すらできない 足踏みしてるのわかってても
ただやり過ごす 繰り返しの中 僕の青い春 溢れた

ふいに立ち止まる 息切れはないな 周りの景色も見えて
今日の出来事も未来予想図も描ける 微かな呼吸

重ねた時が体に溶けて 新たな僕を作ってた

もう諦めてた 愛想が尽きてた 残り時間も無意味だと
でも無駄じゃなかった 糧になってた 花瓶に水をやるように

春に芽吹く木々に重ねた 僕の日々はまた始まる

もうじき咲くだろう 妄想じゃないんだ 起こる全てが糧になる
有限の時の全てを活かすよ 花瓶に水をやるように
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