ふためぼれ

少し目を瞑っているだけで
君が出てくるこの現象はなんていうのでしょう

本当はどこかで分かってて
見て見ぬふりしておいて
でもこんなに胸が騒ぎ散らすのは

君が笑う ただそんなことだけで
退屈そうにいつも刻んでた 秒針もきっと踊り出す
君の声と言葉のその全てに
意味が宿る ため息さえ こんなにも愛しい

話すことは出来るんだけど
それ以上の関係性は見出せないみたい
どこかの神様 ねえ決して贅沢言わないので
せめて夢の中で会えないか 出演料も払うので

君が笑う ただそんなことだけで
僕の頬は次第に緩みだす 頭には花が咲いている
君の声と言葉のその全てに
意味が宿る ため息さえこんなにも

君に会える可能性があるだけで
退屈そうにいつも迎えてた
明日が待ち遠しくなっている

そんなことを考え また今日が過ぎんだ
苦しいのにさ 切ないのに こんなにも嬉しい
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