虹のオモイデ

胸の奥から 引っぱり出した
虹のオモイデが 夜明けの空色を複雑にして困る

前触れもなく 現れた君と
なすすべもなく いざ混沌(カオス)の中へ

貼り付けた虹 びゅうと 風が飛ばした
たとえそれが君に 関係なくても 大事なモノ


都合のいいように いじくりすぎて 
虹のオモイデが てのひらで汚れてく

もう一度君と キヲクを作んなきゃ
あの頃のままの空は どこにもいないなら

唾つけた指 びゅうと ページ飛ばした
物語は続く 君の決めた その場所から  


もう一度ひとり キヲクを作んなきゃ
明日また早く起きて 真っさらな空見て

突きつけた虹 びゅうと 越えてくれたら
たとえそれが哀しい 結末でも 構いやしないさ

唾つけた指 びゅうと ページ飛ばした
物語は続く 君の決めた その場所から
×