MADDERGOLD

窓から飛び降りた
日差しはどこに向かうのかな
景色はひとねむり
街灯が今日も咲き始めた

つま先を踏まれて
少しだけ目を開けた
押し潰してた嘘を積み上げて
ゆっくりと間違うのだろう

夢から覚めても
君のことを探して
置き去りになっていく
気がしているよ

模様替えの前に
借りてきた映画でも見ようぜ
変わっていくことは
何も悪いだけじゃないだろ

日めくりの思い出も気持ちも
神様の気まぐれで安い手品でもいい
それでもあたたかいから

胸に空いた穴の向こうを見ている
瞬きを忘れて
瞼の裏側で

思い出を運んで浮かぶシャボン
このままどこまでいけるかな
まだゴールじゃない

ハロー、
いつか叶うならば
もう一度同じ約束をしようぜ。
窓から飛び込んだ
日差しが僕を貫いている
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