red song

どうしても忘れられなかった恋をいつか
心の片隅でざわめくのを待ちながら くりかえし
心奪われてしまう すべてを受け止めて 裸になれれば
この海を超えていけるはず 風が舞うように 鳥が鳴くように

砂で思いを飛ばせ 地平線の向こうまで
膝を抱えた迷い子に笑顔が戻るように 空を見た

潮風が立ち止まって 戸惑いを呼びさましにきた瞬間に
涙おさえきれずに 溢れだした こぼれ落ちた 砂に染みこんだ

太陽を追いかけて そして海で追いついた
悲しみと情熱が出逢う まぶしい赤へと

心を映しだす鏡があったなら
喜びも真実も奪われる前に どうか壊してよ
なぐさめの言葉たちさえも 今はすでに溶け 幻に呑まれ
人混みでは見えなくなるから 波の響きへと身をまかせていた

夕立ちが通りすぎた あきらめを呼びさましにきた瞬間に
空はかたむきだした 時を止めて 見つめていた 落日の瞬間を

太陽を追いかけて 永遠を抱きしめたら
悲しみと情熱が出逢う 空は赤く
太陽を追いかけて 永遠を抱きしめたら
未来へあなたが連れていって まぶしい場所へと

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