I Need You ~夜空の観覧車~

「ねぇ、私のことどう思ってる?」
「あなたに訊きたいことは、ただそれだけ。」
「なのに今日も、言葉は遠回り。」
「あなたも同じ気持ち?教えて、ねぇ?」

もうすぐで閉園の時刻
二人は海辺に臨んだ
虹色の時計を見上げた
いざ観覧車に乗り込む時は
少しだけ足がすくんだ
何故だろう
予感がしてた

夜の遊園地 無数の光の粒が
宝石みたいにキラキラ揺れてた

今 恋がゆっくりと回り出したら
この夜に満開の花が咲く
想いはあなたから口にしてよね
「I need you...」
Oh 世界中が輝くようなLOVE

もうすぐで頂上の地点
ソワソワし出したあなたは
窓の外 ずっと見つめてた
そんな弱気なあなたの背中を
押すように隣に行った
恥ずかしいね
顔が赤くなる

ミニチュアの街を 見下ろす空の上は
三日月に指が届きそうな距離

今 恋がゆっくりと回り出したら
この夜に満天の星が降る
私をまっすぐに見つめて言ってよね
「I need you...」
Oh 世界中が羨むようなLOVE

今そっと地上に舞い戻る頃
やっとあなたが言った「好きです」が
一生懸命すぎて 不器用すぎて
笑って 笑って 泣いた
今恋がゆっくりと回り出したら
この夜に満開の花が咲く
今度は夜空の上で抱きしめて
「I need you…」
「I need you…」
「I need you…」
Oh 世界中が輝くようなLOVE
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