酒場えれじい

かくしきれない こころの傷を
隠す酒場の 薄灯り
好きなあなたに あげた夜
かえる過去では 今さらないものを

見栄も誇りも のぞみはしない
だから あなたと 暮したい
それも叶わぬ 女には
別れ話が いつでも待っている

帰るアパート 待つ人もない
酒場ぐらしの ひとり花
化粧落して いつの日か
妻になりたい 女の夢をみる
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