美し過ぎるミステイク

さよならは
いつでも少しミステイク
そうでしょう

おたがいの
しあわせ祈るミステイク
思い違いがあとからわかる

もう二度と あんな
あやまちはしないと誓って

もどかしいまわり道ばかり
何年もせつない思いで
泣いていたおバカさん

さよならは
美し過ぎるミステイク
誰でも

いつわりの
言葉に酔ったミステイク
ひとり芝居で涙を流す

想い出の中で
悔やむのは終わりにしましょう

いつの日もふり向いてばかり
さよならにくちびる噛んだら
もっとおバカさん
二度と逢えなくなるわ
さよならは
美し過ぎるあやまちを誘ってしまう
云わないで
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