Wind that blow to Bikal

朝の光にむせて 今日もひとつ咳払い
君の名前叫ぼう こんな人込みの中で

いのちの果てが 怖くなくなって
優しくなれた こんなにも

午後の雨だれに見とれ
二杯目のお茶を入れた

一人ぽっちが 心地好くなって
優しくなれた こんなにも

この風はきっと バイカルに抜ける
遥か古代に 誰かが
キスして 君が生まれた
愛し合って 僕が生まれた

夜は伸びすぎた僕の 影を踏まないでおくれ

還れる場所が ボンヤリ見えて

優しくなれた こんなにも
笑顔がもれた こんなにも
優しくなれた こんなにも
×