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悲しい事は全部、正しい事に気付いた。
あの日の朝4時に見ていた景色忘れてく。

流した涙全部手のひらで掬っても、
何も無かったなんて、知られないまま過ぎてゆく。

それは誰も知らないの。夢の中では無くして。
苦し紛れの嘘とか。きっと救われない。

いつかの声を聴かせて。
くらやみの中、耳澄ませて。
夜が明けてく町並み。2人を照らす光の隙間に。

壊したことはきっと、意味の無い暴力で。
冷めた目が突き刺す。目の前の色消し去った。

叶えたかった夢とか。感じた事も無かった。
イメージだけが廻るよ。屋上から見てた。

雨はもう止んで空には、灰色の雲が傘を刺す。
くだらない現実のなか、僕たちは何を求めているの?
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