キセキノホシ

幾千の希望が 闇を照らす夜に
刹那に燃える 二つのヒカリ
半分のヒトミと 半分のココロが紡ぐ
宙(ソラ)の物語

広がる世界に 手を繋いだ
冷たい雨が 星の砂で作る城を 溶かしてゆく

流れる (流れる) シルシが (標) 今ボクに語りかける
消えない (小さな) 傷痕 (嘘) キミとボクのさだめ

眠る星を包む 流星の旋律
繋いだ手に 微かな温もり
「許された命を導く橋になれ」
ヒトミ閉じ 天(てん)を仰ぐ

霞んだ世界に 宙(ソラ)の雫
下弦の月が揺れる 水面の中で 泣いていたんだ...

教えて (キミと) 真実(ほんと) の (ボクの) 星が紡ぐ物語
奇跡を (煌りを) 集めて (集め) 還ろうあの宙(ソラ)へ

先急ぐ足に 絡みつく茨の森
たとえ傷ついたとしても ボクは行かなきゃいけない
星屑が奏でるワルツ 震えるココロ
許された刻(とき)
キミの欠片を 抱いて走れ
ボクは天(そら)と誓約する

軌跡を (軌跡を) 描いて (描き) ボクらが生まれた場所へ
奇蹟よ (奇蹟よ) 赦して (今) 夜へ導いて

幾千の輝き 見失わないよう
小さな子どもたち ヒカレ
光に誘われて 寄り添う蝶のように
ウタウキセキノホシ
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