昼顔

それが気休めでも それがなぐさめでも
逢えるだけでいい そっと抱きしめる
咲いて咲いて咲いて 僕の腕の中
咲いて咲いて咲いて 昼顔の花よ
心の傷跡に 口づけるように
背中のほくろに くちびるを寄せる

めぐり逢わなければ ずっと知らずにいた
こんな切なさも こんな苦しみも
抱いて抱いて抱いて 君の悲しみを
抱いて抱いて抱いて 忘れさせたいよ
はかなく絡みつく 昼顔のように
何かにすがって 暮らしてきたんだね

いつか嫌われても 二度と逢えなくても
忘れたりしない ずっと信じてる
泣いて泣いて泣いて 僕の腕の中
泣いて泣いて泣いて 昼顔の花よ
心の傷跡に 口づけるように
あふれる涙に くちびるを寄せる
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